1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 22:19:07.93 :zvSpQiGG0

P「普段はイケメン王子とかでまかり通ってるwwwお前がwwwwww」

P「おwwwwwwひぃwwwwwwめぇwwwwwwさぁwwwまぁwwwwww」

P「こんなイケメンで男勝りなお姫様がおるかっつーのwwwwwwつーのwwwwww」

真「い、いいじゃないですか!どんな夢みたって!///」

P「えwwwwwwなになにwwwwww?」

P「お姫様になりたいって事はwwwwwwもしかしてよ?wwwもしかしてよ?www」

P「素敵な王子様とかに憧れてたりしちゃってたりしてる系?wwwwwwwww」

真「うぅぅ……そ、そう、ですよ……///」

P「王子様って言われてる奴が王子様求めるてwwwwwwwwwM字ハゲのサイヤ人の王子でも待ってんの?wwwwww」

真「も、もう!ほっといてくださいよ!///」


2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 22:24:00.84 :zvSpQiGG0

P「王子様てwwwwwwカボチャパンツのwwwwww白タイツ着た奴のどこがwwwwwwいいんだwwwよwwwwww」

真「お、王冠とかカッコイイじゃないですか!///」

P「王冠wwwww王冠てwwwwwwwwwwwwwww」

P「あのカボチャみたいな形した王冠か?wwwwwwカボチャパンツにwwwカボチャ王冠wwwwww」

P「そんでトドメに白タイツwwwwwwwwwがっひぃwwwwwwwww」

P「そんな年柄年中カボチャ尽くしな奴がwwwいいのかwwwwwwブフュヒュヒュwwwwww」

真「も、もう!プロデューサーなんて知りません!ふーんだ!///」プイッ

P「王冠wwwwww王冠てwwwwwwアルキメデスwwwwwwヘウレーカwwwwww」

P「ひwwwひーwwwwwwウヒヒャヒャヒャwwwwwwブフュッwwwフゴッ」

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3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 22:28:38.39 :zvSpQiGG0

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真「……なんて言って、からかって来るんですよ!?」

真「本当、許せませんよ!プロデューサーは!」プンプン!

小鳥「小学生みたいね……プロデューサーさん」

真「帰る直前になっても、『王冠がいいんだよなwwwドリュリヒヒwww』とか言って来て……」

真「本当酷いですよね!小鳥さん!」

小鳥「まぁ……確かに、人の夢を笑うのはいけないわね」

真「ですよね!?プロデューサーは、ただボクをからかって遊びたいだけの人なんだぁ……うぅ……」

小鳥「……そういえば、関係ないかも知れないけどね」

小鳥「昨日の帰り道、プロデューサーさんを見かけたの」


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 22:32:25.77 :zvSpQiGG0

真「プロデューサーを?」

小鳥「アクセサリーショップにいてね……帽子コーナーで何か探してた様子だったの」

真「アクセサリーショップ?何でそんな所に……」

小鳥「すごく熱心に何か探してる様子でね……」

真「……あ!もしかして……!」

真「ボクに王冠でも見せにきて、またからかって来るんじゃ!」

小鳥「そ、そこまで本格的にからかってくるかしら?」

真「プロデューサーの事です……きっと、そうですよ!」

真「はぁ……それなのに、明日もプロデューサーとミーティング……からかわれるんだろうなぁ……」

小鳥「ふふっ、ファイト!真ちゃん!」

真「はい!負けずに頑張ります!」

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5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 22:36:45.34 :zvSpQiGG0

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P「ぅぇえ~いwwwwwwお姫様になりたいwwwwww真くwwwんwwwwww」

真「な……なんですか?」

P「いやwwwwww昨日の続きwwwwwwなんすけどね?wwwwwwね?wwwwwwwww」

P「他にさwwwwww王子様(笑)にwwwwww憧れてる部分wwwとかwwwwwwあんのwwwwww?」

P「カボチャ王冠www以外にwwwジュシュッwwwwwwポヌゥwwwwww」

真「王冠……あ、そういえば」

真「昨日、小鳥さんから聞いたんですけど、アクセサリーショップの帽子コーナーにいたらしいですね?」

P「えっ……」ギクッ

真「もしかして、王冠でも買ってボクをからかおうとしてるんですか?」ジー…

P「…………」

P「……バッwwwwww違げーしwwwwww新しいPヘッド買いにいったんですーwwwwwwwww」

真「……そうなんですか?」


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 22:40:35.40 :zvSpQiGG0

P「それよりwwwwww他に王子様に憧れてる所に言えってwwwwwwさっさと吐けwwwwwwwww」

真「い、いっぱいありますよ……例えば……」

真「外国語喋れるのって、カッコイイじゃないですか!」

P「外国語話せるのがwwwwwwカックwwwwwwイイwwwwww」

P「中学生並みのwwwwww憧れwwwじゃねーかwwwwwwバカギャルかよwwwwwwwww」

真「むー!どこが可笑しいんですか!?///」

P「外国語喋れる奴なんてそこら辺にいるってのwwwwwwルー大柴とかよwwwwww」

真「じゃあ、プロデューサーは喋れるんですか!?」

P「モチロンよwwwwww『アッポー』wwwwwwあwwwリンゴって意味なwwwwww」

真「単語じゃなくて、長文言ってくださいよ!」

P「あー………」

P「今www忙しいからwwwwwwまた今度なwwwwwwじゃっwwwwwwwww」タタタッ…

真「あ、あぁ!逃げたぁ!」

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8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 22:45:22.02 :zvSpQiGG0

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真「……なんて!又からかってくるんですよ!?」

真「最後は有耶無耶にしてどっか行っちゃうし……酷いですよね!」

小鳥「色々と酷い人ね……プロデューサーさん」

真「しかも、その後も『外国語何てなwwwいつか翻訳機が出来るから必要ねぇんだよwwwwwwww』とか言って来るし……」

真「もしかして、プロデューサーは英語喋れないんですかね?」

小鳥(明らかにそうだと思うんだけどなぁ……)

小鳥「……そういえば、関係ないかも知れないけどね」

小鳥「プロデューサーさん、最近英会話教室のパンフレット集めてるらしいの」

真「英会話教室の?」

小鳥「えぇ……いい教室はないかって、あたしや律子さんにも聞いて来て……」

真「……という事は、やっぱり喋れないんだ!」

真「へっへーん!今度、プロデューサーに会ったらそれで馬鹿に仕返そーっと!」

小鳥「ふふっ、あんまりからかっちゃダメよ?」

真「プロデューサー程にはしませんから、安心してください!」

真「へへへっ、プロデューサーどんな反応するかなー?」

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11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 22:51:34.42 :zvSpQiGG0

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P「パードゥンwwwミーwwwwwwプリーズwwwwww」

P「おっーーーすwwwwww今日もお姫様になりたがってるか?wwwwwwんがかっwwwwww」

真「あっ!プロデューサー!」

真「プロデューサー、英会話教室に行くつもりなんですよね!パンフレット集めてるの知ってるんですからね!」

真「やっぱり、プロデューサーは外国語喋れないんじゃないですか!」

P「!!」ギクッ

P「……アッwwwアーホwwwwwwこれは教師バイトの募集があったから集めてたのwwwwwwwww」

真「え?そ、そうなんですか……?」

P「た、たりめーだろwwwwww教える側だっつーのwwwwww勘違いしてんじゃねぇよwwwwwwwww」

真「うぅ……すみませんでした、プロデューサー……」

真「てっきり、勉強する方かと思って……英語が出来ないなんて言われるの嫌ですよね……」シュン…

P「……………ま、まぁwwwwwwバイトや仕事も勉強するようなもんだからwwwwww当ってるっちゃwwwwwwあってるがなwwwう、うんwwwwww」

P「謝る事ねーよwwwwwwwwwぬはひひはwwwwwwwww」


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 22:57:37.99 :zvSpQiGG0

P「それよかさwwwwww他に王子様に憧れてる所教えろよwwwwww今日の王子様情報wwwwww」

真「えっ……他の憧れてる所……」

真「ん~……やっぱり、外国の人って容姿や髪の色も良くて……あっ!それよりも!」

真「白馬に乗って迎えに来てくれるシチュエーション……なんて、いいですよね!///」

P「お馬wwwwwwさwwwwwwんwwwwww走れwwwwww走れwwwwwwマキバオーwwwwww」

P「馬に乗るなんてwwwwww意味ねぇつーのwwwwww競馬で見るので充分だっつのwwwwwwwww」

真「か、かっこいいじゃないですかぁ!後ろに乗せてくれて、一緒にそのまま何処までも……なんて///」ドキドキまこまこ!

P「そんないいシチュエーションなわけwwwwwwなかろうがwwwwwwwww」

P「どうせ馬糞臭いだけだってのwwwwwwwwwんあぁwwwwwwwww」

真「もー!何でそんな事言うんですか!///」

真「プロデューサーなんてほっといて、雪歩とお喋りしてきます!///」スタスタ

P「走れーwwwwww風のようにwwwwwwwwwブルズアイwwwwwwwww」

P「くっききwwwwwwはっはwwwwwwうほほぉwwwwwwポッポwwwwwwwww」

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14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 23:02:34.71 :zvSpQiGG0

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真「……なぁんて言って!せっかくの場面を台無しにしてくるんです!」

真「プロデューサーは乙女心が分かってませんよね、小鳥さん!」プンプン!

小鳥「馬にいい思い出が無いのかしら……プロデューサーさん」

真「しかも、その後も『乗馬だったらwwwwwwマックのドライブスルーwww出来るぞwwwwww』とか言って来るし……」

真「雰囲気ぶち壊しですよ!怒っちゃいますよ!ボク!」プンプンまこまこ!

小鳥「……そういえば、関係無いかも知れないけどね」

小鳥「プロデューサーさん、最近乗馬クラブに入会したらしいの」

真「乗馬クラブに!?」

真「あんな散々馬鹿にしてたくせに……乗馬好きなんじゃないですか!」

真「なのに、ボクと話す時は嘘ついてあんな馬鹿にして……」

小鳥「……ねぇ、真ちゃん?」


15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 23:09:19.41 :zvSpQiGG0

小鳥「プロデューサーさんが乗馬を始めた理由って、もしかして乗馬が好きなんじゃなくて、真ちゃんを……」

真「……あっ!そうか!」

小鳥「わかった?」

真「プロデューサーはボクを……からかいたいから、嘘をついたんですよね!?」

小鳥「えっ」

真「本当は乗馬に興味あったのに、ボクをからかいたいが為に、好きな乗馬を馬鹿にしてたんですよね!」

小鳥「いや、あのね……」

真「む~!プロデューサーはどれだけボクをからかったら気がすむんだ!」

真「今度会ったら、最近習った柔道の寝技で……!」

小鳥「わっわ!暴力沙汰はダメよ、真ちゃん!」アセアセ

真「でもぉ……」

小鳥「あっ!そ、そういえば!関係無いかも知れないけどね……」

小鳥「プロデューサーさんが………するか知れないの」

真「………え?」

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17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 23:14:45.66 :zvSpQiGG0

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P「……………」ペラッペラッ

P「……うっしwwwwww」パタンッ!

P「風のシルフィードも読んだしwwwwwwこれで乗馬はペキカンだなwwwwwwうひひwwwwww」

真「プロデューサー……」スッ

P「うおぉっ!?」ビクッ

P「い……いたのかよwwwwwwビビったじゃねぇかwwwwwwチビるってwwwwwwというかチビッたwwwwww」

真「……あの話、本当ですか?」

P「あ?wwwwwwなんの話だよwwwwww」

真「……小鳥さんから聞きましたよ」

真「プロデューサーが、外国人風に整形して、髪を金髪に染めようとしてるって……」

P「!!」

P「………………」

P「そうか……聞いたか」

真「……本気、なんですか?」

P「……あぁ」


18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 23:21:26.15 :zvSpQiGG0

P「今の顔じゃ、ある人が振り向いてくれないから……な」

真「……プロデューサー……好きな人、いるんですね」

P「……まぁな」

P「それに、顔だけじゃない」

P「俺の持ってるスキルやファッションセンス、どれも彼女の好みに沿わなくてな」

P「だから、俺は今それを変えようと奮闘中なんだ」

真「…………」

P「大丈夫、社長にも許可は頂いたし、プロデューサー業には迷惑はかけないつもりさ」

P「だから、お前は安心して……」

真「……ボクは、ですけど」

真「ボクは、そのままのプロデューサーが好きですよ」

P「!!」


20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 23:27:21.14 :zvSpQiGG0

真「王子様には憧れていますけど……」

真「何だかんだで、いつも相談に乗ってくれたり…」

真「いつも一緒に悲しんだり喜んでくれたり…」

真「いつも一生懸命ボクの事を考えてくれたり、教えてくれたり、守ってくれたりして……」

真「そんなプロデューサーの方が……大好きですよ///」

P「…………」

真「へへへ……なんて、ボクじゃなくて、プロデューサーの好きな人に言って貰わないと意味ないんですけどね///」

真「とにかく、正直ボクは整形や髪染めはして欲しくないな……なんて」

P「…………」

P「ははっww……そうか」

P「ありがとな、真」

P「おかげで、今の自分に自信が出てきたよ」

真「!」

真「じゃあ、整形や髪を染めるのは……」

P「あぁ、やめて、有りの侭の自分で勝負してみるさ」

真「そうですか……よかったぁ!安心しましたよ!」


22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 23:32:50.78 :zvSpQiGG0

P「もうちょっと準備した後、勇気を出して告白してみる」

P「だから……その時は、お前にも協力してもらいたいからよろしく頼むぞ」

P「緊張が治るまで告白の練習相手になってもらったり、デートの下見を一緒にしてもらったり、ゆびわっ……んんっ、真に受け取って欲しい物があったりするから、よろしくな」

真「任せてください!プロデューサーの為なら、なんでもします!」

真(他の人にプロデューサーを取られちゃうのは寂しいけど……プロデューサーの為だもんね)

真「頑張って、振り向いてもらって下さいね!プロデューサー!」ニコッ

P「……あぁ」ニコッ

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23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 23:38:13.47 :zvSpQiGG0

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小鳥「はぁ……もう、半年も経つのね」

小鳥「プロデューサーさんが真ちゃんに告白して、ラブラブになってから……月日が流れるのは早いなぁ」

小鳥「……それにしても、その半年の間、色々あったなぁ……」

小鳥「真ちゃんがトップアイドルになったり、新しいプロデューサーさんが来たり、社長がますます黒くなったり……」

小鳥「だけど……相変わらず、あたしの恋愛事情に変化は訪れないんですけどねー」どよーん…

小鳥「はぁ……それに、他にも前と変わらないことが……」



ガチャッ

響「あっ!ぴよ子ー!!」


24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 23:42:45.58 :zvSpQiGG0

小鳥「あら、響ちゃん。おはよう」

響「ぴよ子、また相談に乗って欲しいんだ!」

小鳥(はぁ……また、ね)

小鳥「また、あの新しいプロデューサーさんに、からかわれたの?」

響「そうなんだぁ!プロデューサーが自分を『にぃに大好き響wwwwww』って馬鹿にして来るんだぁ!」

響「自分、ブラコンじゃないぞ!なのに、プロデューサーってば、にぃいの真似して毎晩電話かけて来て、今日あった事とか相談とかを聞いてくれて……」やいのやいの…

小鳥「…………はぁ」

小鳥(あたしの恋愛相談窓口役は、変わらないのね……トホホ)





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【SS速報VIP】P「素敵なお姫様になりたいてwwwうひひひwwww」真「い、いいじゃないですかぁ!///」
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