■毒薬シリーズ
キャンディアイランドのとことん毒にも薬にもならないおしゃべり
キャンディアイランドの常に毒にも薬にもならないおしゃべり
キャンディアイランドの不思議と毒にも薬にもならないおしゃべり
キャンディアイランドのとにかく毒にも薬にもならないおしゃべり
キャンディアイランドのおおよそ毒にも薬にもならないおしゃべり


1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 11:42:37.12 :Amvr6OGh0

・「アイドルマスター シンデレラガールズ」のSSです
・概ねアニメ寄りの世界線ですが、その他のコンテンツの要素や独自の解釈を含むことがあります



-----コンビニ-----


かな子「わぁ、このシュークリーム、新商品かな? 美味しそう……!」ヒョイヒョイ

杏「えぇと、これとこれとこれとこれと……」ヒョイヒョイ

智絵里「ふ、二人とも……ちょっぴり、おやつ買い過ぎじゃないかな……?」


2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 11:43:45.47 :Amvr6OGh0

かな子「そうかな?」

智絵里「だって、かな子ちゃん。ケーキも焼いてきてるんでしょ?」

かな子「うん♪ 杏ちゃんちでお泊り会するって決まってから、もう楽しみで……つい張り切っちゃった!」

智絵里「へ、へぇ……。じゃあ、シュークリームとかはまた今度でも……」

かな子「でも、美味しそうだよ? だから大丈夫!」フンス

智絵里「あ、杏ちゃんも! ポテトチップスばっかりそんなにたくさん買っちゃって、いいの……?」

杏「えー? 夜通し遊ぶのに、お供のポテチは必須だよー」

智絵里「そう、なんだ……で、でも、もうカゴがいっぱいだよ……?」


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 11:44:36.59 :Amvr6OGh0

杏「だいじょーぶだって。余ったのはそのまま置いてってくれれば、杏の食料になるんだから」

智絵里「う、うん……」

かな子「杏ちゃん、飲み物はどうする?」

杏「あぁ、それなら昨日のうちに、プロデューサーに手伝って貰って買っておいたよ。コーラとミルクティー」

かな子「そうなんだ。優しいね、プロデューサーさん」

杏「だって重いしさ。立っている者はプロデューサーでも使えってね」

杏「……あ、忘れるとこだった。飴も買い足しとこう」ヒョイヒョイ

かな子「あっ、この杏仁豆腐、前から食べてみたかったんだぁ」ヒョイヒョイ

智絵里「……ど、どうしよう……おやつに埋もれちゃうよ……」


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 11:47:24.15 :Amvr6OGh0

-----路上-----



杏「さてと。買い出しも終わったし、うちに帰ろうか」

かな子「ふぅ、結構たくさん買っちゃったね」

智絵里「さっきから言ってたのに……」

杏「まぁ、軽いのばっかなのが救いだね。ポテチとか」

かな子「うふふっ。楽しみだなぁ……♪」

杏「はいはい。さっさと行くよー」

智絵里「は、はいっ」

かな子「……改めてなんだけど、杏ちゃん。お邪魔しても大丈夫だった?」

杏「んー? まぁ、うちは一人暮らしだし部屋もそこそこ広いから、こうやって集まるのには向いてるし……」

杏「遠慮しなくてもいいよ。きらりもよく来るしね」

智絵里「それなら、よかった。ありがとう、杏ちゃん」

杏「……まぁ、掃除しないといけなかったのは、面倒くさかったけど」


5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 11:51:44.92 :Amvr6OGh0

かな子「あっ、お部屋掃除したんだ。偉いね」

杏「まぁね。とりあえず、足の踏み場は出来てるよ」

智絵里「それって、あんまり掃除出来てないんじゃ……?」

杏「そんなこと無いよー? ちゃんと出しっぱなしの本は部屋の隅に固めたし」

かな子「ほ、本棚とかには入れないの?」

杏「それがさ、今の本棚が小さくて、もう入りきらないんだよねー」

杏「隙間とか使って詰めるだけ詰めたんだけど、もうミッチミチでさぁ」

智絵里「……なんだかすごいことになってそうだね……」

杏「あーあ。もっと科学が進歩して、無限に収納できる四次元的な本棚とか、開発されないかなぁ」

かな子「それは……難しそうだね」

智絵里「でも、もし本当になったら助かりそう」

かな子「うん。でも私は本棚よりも、無限に入る冷蔵庫の方がいいなぁ」


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 11:53:05.02 :Amvr6OGh0

杏「ねぇ、かな子ちゃん。かな子ちゃんの力で、ちょっと開発してみない?」

かな子「えぇっ!? な、なんで私?」

杏「スイーツならいくらでも食べられるかな子ちゃんのメカニズムを分析すれば、開発の糸口になるかなって」

智絵里「なるほど……!」コクコク

かな子「い、いやいや! それとこれとは話が違うよぉ!」

かな子「……ふぅ、大きな声出したら暑くなっちゃった」パタパタ

杏「ていうか、騒がなくても普通に暑いよ……」

智絵里「もうすっかり夏だね」

かな子「ほんと、日に日に日差しが強くなるよね……」

杏「蘭子じゃないけど、煩わしい太陽だよ……」グデー

智絵里「杏ちゃん、袋が地面に着きそうだよ」


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 12:05:36.20 :Amvr6OGh0

かな子「あっ。蘭子ちゃんみたいに、日傘を持ち歩いてみるのはどうかな?」

杏「えー? 荷物が増えるのはそれはそれで面倒だしなぁ」

杏「それにさ、蘭子の日傘って半分はキャラ付けのために持ち歩いてるよね、絶対」

智絵里「でも、実際蘭子ちゃんって、すごく肌白いし……」

かな子「スタイルもいいよね。私たちより年下なのに……」

智絵里「お人形さんみたいだよね」

杏「ああいうキャラが成り立つのは、あのビジュアルがあってこそなのかもねー」

智絵里「そうかも」

杏「…………駄目だぁ、喋ってると暑いや」

かな子「あはは……へとへとだね、杏ちゃん」


8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 12:07:32.77 :Amvr6OGh0

杏「ねぇ、智絵里ちゃん。なんか一発、周りが涼しくなるようなことでも言ってよ」

智絵里「えぇ……? 杏ちゃんったら、またそうやって無茶振りして……」

智絵里「……あっ。強いて言うなら……」

かな子「なになに?」

智絵里「……今私たちが持ってるおやつ、全部でカロリーどれくらいなんだろうね」ボソリ

杏「あー、それなら大丈夫だよ。杏、そうそう太らない体質だし」

智絵里「確かにそうだよね。いいなぁ」

かな子「…………っ」サー

杏「……まぁ、約一名効果バツグンみたいだけど」

かな子「うぅっ、智絵里ちゃん……考えないようにしてたのに……」ウルウル

智絵里「あわわっ、ご、ごめんなさい! なんというか、つい……!」

杏「……この袋の重みが、明日は我が身に……」

かな子「わーっ! だめっ! 聞こえません!」

杏「カロリーに飲まれよっ!」バァン

かな子「やめてぇぇぇ!」


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 12:34:39.25 :Amvr6OGh0

智絵里「だ、大丈夫だよ! オフが明けたらレッスンをうんと頑張れば、これくらいすぐに帳消しだよ!」

かな子「あう、それはそれで気が重いよ……」

杏「右に同じー」

智絵里「じゃあ、食べた後に少しだけ筋トレするとか……?」

杏「いや、何が楽しくてお泊り会で三人揃って筋トレしなきゃいけないのさ」

かな子「……よしっ、決めた! とりあえず、あとのことはあとで考えるよ!」

かな子「こんな気持ちでおやつを食べても、美味しくならないもんね!」

杏「おー。それでいいんだよ、かな子ちゃん。後は野となれ山となれってね」

智絵里「あはは……。うん、まずはパーティーを楽しまないとねっ」

智絵里「…………あっ」シャガミ

かな子「智絵里ちゃん? どうしたの? 何か落し物?」

智絵里「ううん。そうじゃなくて……ごめんね、少しだけ」ガサゴソ

杏「……なんだろね」

かな子「さぁ……?」


10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 12:45:29.63 :Amvr6OGh0

智絵里「……見つけたっ!」

智絵里「四つ葉のクローバーですっ! ほらっ♪」

かな子「あっ、本当だ! さすが智絵里ちゃん!」

杏「横を通りがかっただけで気付くとは……智絵里ちゃんの四つ葉センサー、高性能すぎじゃない?」

智絵里「えへへ……今日もいいこと、あるといいな」

かな子「うんっ! きっとあるよ!」

かな子「だってほら、これから三人でこんなにお菓子を食べられるんだもん。それだけでもう、幸せだよ~!」

杏「……それでいいのなら、かな子ちゃんは毎日幸せの宝庫だね」

智絵里「私も、こうして三人で一緒にいられる時間、好きですよ?」

杏「杏の幸せは、クーラーの効いた部屋でだらだら過ごすことなんだけどなー」


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 12:47:01.03 :Amvr6OGh0

杏「……とりあえず、早く屋内に入りたい」

智絵里「もう少しだよ、杏ちゃん」

杏「なんかもう、そのクローバーが扇風機に見えてきた」

かな子「えぇー……? 見える……かなぁ……?」

智絵里「クローバーの形の扇風機、いいかも……ちょっと欲しいなぁ」

杏「前に通販サイトで見たことある気がする」

智絵里「ほんと?」

杏「うん。家に着いたらちょっと検索してみようか」

かな子「扇風機といえば、小さい頃、よくあれやったよね」

智絵里「あれ……?」

杏「……あぁ、あれね。定番中の定番」


12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 12:48:11.89 :Amvr6OGh0


卯月「……あれ、あそこを歩いてるのって……?」



かな子「われわれはー」

杏「宇宙人だー」

智絵里「地球をクローバーで覆い尽くしにきたー」

卯月「えええっ!? そ、そうだったんですかぁ!?」



おわり


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 12:48:58.17 :Amvr6OGh0

以上、お付き合いありがとうございました。
お泊り本編をやるかどうかは、いつかネタが出るかどうか次第ということで。

前回
輝子「シャイニングゥ!」奈緒「ゴッデス!」美波「ミナミィ!」

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