1 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 22:58:19.10 :l0BMWBy60

モバマスSSです。たぶんSSです。
プロデューサーはP表記。


2 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:00:23.26 :l0BMWBy60

「藤原肇と甚平の関係についての一考察」
2017年7月13日
報告者:モバ P



はじめに
1節 各要素の概要
 1-1 藤原肇について
 1-2 甚平について
2節 比較分析
 2-1 藤原肇と作務衣の関係
 2-2 甚平着用による効果
3節 シミュレーションによる考察
 3-1 ハジメニウムを使用した分析
 3-2 分析手法
 3-3 分析結果
結論


3 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:01:35.24 :l0BMWBy60

はじめに

 本報告書は、藤原肇と甚平の関係について考察したものである。具体的には、藤原肇が甚平を着用することで生じる魅力について分析した。
 作務衣を着用することで知られる藤原肇だが、類似性の高い甚平を彼女は着るのかどうかという関心はかなり高い。藤原肇が甚平を着ている姿を見てみたいかというアンケートでは、「(藤原肇が甚平を着る姿を)非常に見ていたい」という意見が圧倒的であった(図表1)。一方で、今回のアンケートでは甚平の知名度不足も一定数確認された。
 今回、藤原肇が甚平を着ることで生じる効果、可能性について考察する。まず1節では、藤原肇と甚平の概要について説明する。次に、作務衣を着用した藤原肇との比較分析(2節)、およびハジメニウムを用いたシミュレーション(3節)をもとに、藤原肇と甚平の関係をより有機的に検討する。これらの検討をもとに、藤原肇が甚平を着用することの可能性を提案することが、本報告書の目標である。
 本報告書は、346プロダクションアイドル事業部、第80回新規プロジェクト設立会議における会議資料である。346プロダクションの公式見解ではないことを、ここに付記する。


4 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:02:40.52 :l0BMWBy60

(図表1)藤原肇と甚平の関係性アンケート結果

01


(出典)報告者調査より。
(注1)調査はTwitterで実施。投票数は231。アンケート期間は2017年7月7日~11日の5日間。アンケート結果の中立性を高めるため、4つの選択項目はAIを使用して項目を抽出した。


5 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:03:26.18 :l0BMWBy60

1節 各要素の概要

1-1 藤原肇について
 藤原肇は346プロダクションに所属する女性アイドルである(※1)。岡山県出身の16歳、趣味は陶芸と釣りである。一般的には陶芸アイドルとして認知されており、造詣の深さから美術番組(主には陶芸関連)への出演も多く、それゆえ知名度は老若男女幅広い。2017年に開催された第6回シンデレラガールズ総選挙では第3位に入り、CDデビューが決定した。


(※1)藤原肇のこれまでの経歴等を詳述するには今報告の紙幅が尽きてしまうので、詳細は別冊資料(拙稿、「藤原肇の軌跡」『346クオータリー』夏号、pp.1-615、2017年6月1日)、または「はじめディア」(http://seesaawiki.jp/hajimedear/)を参照。以降、別冊資料からの引用は「拙稿」とする。


6 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:04:30.16 :l0BMWBy60

1-2 甚平について
 日本国語大辞典によると、甚平は以下の通り。

じんべえ[ジンベヱ]【甚兵衛・甚平】
袖無し羽織。甚兵衛羽織を着物仕立としたもの。丈はやっと膝がかくれるくらいで、前に付け紐がある。夏の室内着に使う。なお、現在はもっぱら夏の男子の家庭着をいい、半袖または筒袖のひとえ。じんべい。じんべ。じにべ。<季・夏>
(引用元)日本国語大辞典。
 
 甚平はしばしば作務衣と混同されるケースが多いが、その違いは和粋庵ホームページが詳しい(※2)。作務衣は「禅宗の僧侶が日々の雑事(作務)を行うときに着る衣」が由来である。一方で、甚平は江戸末期に庶民に普及した羽織であり、「武家の用いた陣羽織に形が似ていたこと」に由来する。両者の構造的な違いも挙げられ、作務衣は袖・ズボン丈が長い一方、甚平は半袖半ズボンである。そして、甚平は風通しを良くするために脇をタコ紐で緩く編んでいることが特徴である(図表2)。


(図表2)作務衣と甚平の違い

02


(出典)和粋庵「作務衣と甚平の違い」(http://wasuian.com/hpgen/HPB/entries/639.html)より。


(※2)詳細は、和粋庵「作務衣と甚平の違い」(http://wasuian.com/hpgen/HPB/entries/639.html)を参照。


7 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:05:59.74 :l0BMWBy60

2節 比較分析
2節では、藤原肇と作務衣の関係をまず分析する。藤原肇が作務衣を着用しているときに発生している効果、および影響をまず確認し、次に、藤原肇が甚平を着用することで生じる違いを推定する。


8 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:07:54.45 :l0BMWBy60

2-1 藤原肇と作務衣の関係
 藤原肇と作務衣の関係は非常に深い。陶芸をするときには作務衣を着用している。実家で陶芸に打ち込む藤原肇をグラビアとして使用したが(2016年10月)、その際も作務衣を着用している(図表3)。また、宣材写真も本人の希望により、作務衣を着た姿で撮影が行われている(図表4)。


(図表3)作務衣を着た藤原肇_陶芸中の風景_

03

(注)2016年10月撮影。

(図表4)作務衣を着た藤原肇_宣材写真_

04

(注)うどん職人ではない。


9 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:08:43.16 :l0BMWBy60

 藤原肇と作務衣の関係を評価した研究は散見される。久居は、「作務衣を着ているときの藤原肇のポイントは目である。…...(中略)……、作務衣を着ているときは、表現者の藤原肇である。目に最も表れるのである。そしてもう一方の穏やかな目は、表現者から年相応の少女になった時の目である」と、藤原肇の目に与える影響を指摘している(※3)。また、Caramelは「腕捲りは良いぞ」と、うら若き16歳の少女が気合いを入れる瞬間の美しさ(通称「腕捲りの美」)を挙げている(※4)。上鯖江は、藤原肇が幼少期より着慣れている服であるとし、作務衣は「「肇」を「肇」たらしめる、いわば焼き物の土」であると、藤原肇と作務衣の不可分性を指摘している(※5)。
 また、作務衣特有のゆったりとした服の構造によって一つ一つの動作に違ったシワが作務衣に形成され、そのしわが非常に美しいという点、インナーの青いTシャツをチラ見せする肇ちゃんが少し小悪魔的であるという点、作務衣を着るときに紐を結ぶ姿を想像するだけでドキドキするという点を、報告者はこれまでの研究にて指摘した(※6)。
 以上より、藤原肇が作務衣を着用することにより、藤原肇としての魅力がさらに乗数的に高まる効果を確認した。


(※3)久居央「作務衣が藤原肇にもたらす影響の分析_目を分析対象にして」『作務衣研究』、2号、65巻、pp.16-81、2017年6月より、p.75。
(※4)I. Caramel著、藤原肇を応援する会備前市本部訳『藤原肇と作務衣_腕捲りの美(第2版)』HF出版、2016年、p.55。
(※5)上鯖江久三『作務衣今昔』HF出版、2013年、p.25。
(※6)拙稿、pp.161-3。


10 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:09:39.65 :l0BMWBy60

2-2 甚平着用による効果

 では、藤原肇が甚平を着用することで、どのような効果が見られると考えられるか。そもそも似合うのかという根本的な疑問が浮かび上がるが、作務衣を着た藤原肇はとてもかわいいので、甚平を着た場合も十分似合うであろう。しかし、甚平は夏向けの衣服で半袖だということから、Caramelの挙げた「腕捲りの美」は甚平では表現不可能である。一方、香川は藤原肇が甚平を着ることへの可能性に、「少年のような活発さ」を指摘している(※7)。藤原肇の「肇」という名前は本来男性向けであるという点、藤原肇が幼少期は川遊びをするなど活動的であったという点からも、藤原肇が甚平を着ることによって、ボーイッシュという新たな側面を確認できるかもしれない。さらに甚平は半ズボンであり、着用することで膝小僧が出るということからも、少年っぽさがより高まることが予想できる。
 そして、甚平は袖が短くかつ袖口が広いため、腕を平行の高さにまで上げると、袖口から脇が見えるようになる。藤原肇は陶芸をするとき、手拭いを頭に巻く。ということは、手拭いを頭に巻くときには必然的に腕を上げることになり、袖口から肇ちゃんの脇とかブラが見えることになって、それってすごくえ○ちい(←この部分、会議前には修正すること!)ことが推定できる。また、Nummerは「甚兵衛は裾が短いのに加え、脇のところがタコ糸やレースになって……(中略)……見える」ことを実証している(※8)。脇部分のタコ糸による目の粗い編み込みは、肌やインナーを垣間見せる効果がある。このような肉感的・官能的効果は、作務衣では生じないものである。


(※7)香川正和「藤原肇と甚平の可能性」『甚平学論纂』、4号、54巻、pp.2-29、2014年12月より、p.18。
(※8)N. Nummer著、藤原肇を応援する会備前市本部訳『甚平と女性』HF出版、1975年、p.48。


11 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:10:14.94 :l0BMWBy60

 以上が作務衣との比較分析の結果である。藤原肇が甚平を着ることで、ボーイッシュになるという効果、そして官能的になるという効果の2点が推定された。しかし、これらの効果は実際に起こりうるものなのか、次節ではシミュレーションによって検討する。


12 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:10:58.75 :l0BMWBy60

3節 シミュレーションによる考察
3-1 ハジメニウムを使用した分析
 ハジメニウムとは、藤原肇の周辺を包んでいるとされている微粒子である。Добровски(Dobrovski)が2012年に発見した(※9)。ハジメニウムは呼吸器系からの摂取が可能であり、催眠効果や脳の言語野への影響が確認されている(※10)。しかし、高濃度下で過剰に摂取すると昏睡状態に陥る場合があり、注意が必要である。ハジメニウムは藤原肇の魅力が増すような服装、行動をすることによってその濃度が増すことが知られている。それゆえハジメニウムの濃度測定は、甚平を着用の効果を見るという目的に合致したものである。


(※9)C. Х. Добровски著、藤原肇を応援する会備前市本部訳『ハジメニウム_その効果と抽出方法_』HF出版。
(※10)言語野の影響として、若干のロマンチスト、会話のポエム化が挙げられる(同上、p.16)。また、安らぐ、おじいちゃんのような優しい気持ちになる、熱いお茶が飲みたくなる、何だかふっくらする、などの効果も確認されている(拙稿、p.243)。


13 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:12:19.77 :l0BMWBy60

3-2 分析手法
 ハジメニウムは、346プロダクション池袋化学研究所が開発した専用の機械(通称、ハジメニウム測定器)によって、空気中の濃度を測定することができる。報告者はこれまでに、24種類の衣装を着た藤原肇からハジメニウムを測定した。具体的には、各衣装を着た藤原肇の所作・行動(全115項目)それぞれのハジメニウム濃度を、測定器でこっそり測定している(※11)。
報告者は、これまでの測定結果を基にシミュレーターを作成した。池袋化学研究所が開発したスーパーコンピューター「垓」を使用することで、より正確なシミュレーション結果を算定することが可能となっている。今回はこのシミュレーターを使用し、甚平を着用した藤原肇のハジメニウムを推定する。


(※11)測定結果の詳細は、拙稿、pp.256-298を参照。


14 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:13:38.11 :l0BMWBy60

3-3 分析結果
 分析結果は図表5である。なお、比較として作務衣の測定結果もグラフに示している。
 全体を通して言えることは、ハジメニウム濃度は甚平よりも作務衣の方が高いことが分かる。これは、中央値を見ても裏付けられる。甚平での中央値は50.1021%であるのに対し、作務衣は54.3716%であった。


(図表5)甚平・作務衣のハジメニウム測定結果
05


(出典)報告者による測定、および推定。
(注1)甚平はシミュレーション、作務衣は実測値。
(注2)縦軸は、1立方センチメートルの大気当たりのハジメニウムの濃度(単位:%)。横軸は測定した115項目の所作・行動に番号を割り当てたもの。例えば、横軸1番は「でんぐり返りをする肇ちゃん」である。つまりこのグラフは、肇ちゃんの色々な動き(横軸)によって生じるハジメニウム濃度(縦軸)を測ったものである。


15 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:14:49.14 :l0BMWBy60

 しかし、甚平には特徴的な点が見られる。それは、いくつかの項目でハジメニウム濃度が90%近傍を示している点である。作務衣の実測値からも分かる通り、いくつかの項目でハジメニウム濃度が特異的に高くなることは、これまで実測した結果からも知られている。しかし、甚平のように、濃度が90%の項目が3つも存在するというのは、これまでの24の服装では確認されていない。ちなみに、濃度が95%を超えるとかなり危険である。
 図表5を詳しく検討する。グラフ中の丸は、特筆すべき点として報告者が加筆したものである。翠丸は「陶芸に勤しむ肇ちゃん」であり、この項目は作務衣の方が高いことが明らかとなった。青丸は「子供達と遊ぶ肇ちゃん」であり、2-2(甚平着用による効果)にて推測した「少年のような活発さ」がシミュレーション結果でも確認された。赤丸は「手ぬぐいを頭に巻く肇ちゃん」であり、甚平でのハジメニウム濃度が最も上昇すると分かる。これは、2-2で推測した脇のチラリズムが、さらに説得力の増すものとなったといえるだろう。
 シミュレーション結果の中でも特筆すべきは黒丸であろう。黒丸は「縁側にて朝日を浴び、体を伸ばす肇ちゃん」であり、2-2では推定されなかった点である。なぜ、縁側で朝日を浴びて体を伸ばす肇ちゃんは、ハジメニウム濃度が高くなるのか検討する。一つ推測できることは、甚平は夏用の衣服ゆえに、生地が薄いということである。縁側の内側から藤原肇を見る、つまり逆光の中にいる藤原肇を見ると、服の生地が薄いために、藤原肇の体のシルエットがうっすらと浮かび上がることが考えられる。
 また、甚平はハジメニウム濃度を――高い数値ではあるが――安全な水準にまで抑える効果もある。その効果は、図表5の黄丸「お昼寝中の肇ちゃん」に示されている。Tシャツ着用時のハジメニウム濃度は98%を超え、大変危険な数値となる(図表6)。しかし、甚平の場合、作務衣よりも濃度は高いが、ある程度抑えられることが分かった。Caramelも、「シャツ一枚で過ごしていたら家族に「はしたない」と怒られ」そうだと指摘している(※12)。Tシャツを着てお昼寝する肇ちゃんは、見ている我々は正直すごくドキドキするがあまりに危険すぎるので、夏場の暑い時期でも快適なお昼寝タイムを過ごせるよう、昼寝時の藤原肇に甚平着用を強く推奨する。


(※12)Caramel、前掲書、p.125。


(図表6)Tシャツ着用でお昼寝中の肇ちゃん
06


(注)かわいいので長時間の観察は注意が必要。


16 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:15:49.95 :l0BMWBy60

 以上より、ハジメニウム濃度は作務衣の方が概して高く、陶芸中も作務衣着用時の方が高いことが分かった。しかし、甚平着用時には、複数のの項目で飛躍的にハジメニウム濃度が高くなることが明らかになった。また、2-2で推定した甚平着用による効果は、シミュレーションでも確認された。そして、シミュレーション結果では、日光を浴びる藤原肇という新たな側面も明らかとなった。


17 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:16:38.94 :l0BMWBy60

結論
 藤原肇が甚平を着用することで生じる魅力はどのようなものといえるだろうか。簡潔に言えば、爽やかで、しかし幾分官能的――いわゆる、え○ち――な効果を生み出すだろう。今回の研究では、これらの効果を推定し、さらにシミュレーションで裏付けた。
 さて、藤原肇は甚平を着るべきだろうか。もちろん着るべきである。絶対似合うと思うし、かわいいはずである。私は見たい。しかしながら、今回はあくまでもシミュレーションによる推定である。実際に藤原肇が甚平を着た場合のハジメニウム濃度を測定する必要もあるだろう。そのためにも、藤原肇には実際に甚平を着てもらう必要がある。この点は、今後の研究の課題としていきたい。
 以上より、報告者は藤原肇の甚平ガチャ開催を提案する。

(終)


18 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:18:25.68 :l0BMWBy60

_________
______
___


P「……よし。これで会議資料は完成、と」フゥ

肇「……」ペラ…ペラ…

P「ということで肇、よかったら今度甚平を……」

肇「いやです」

P「だめかー……」

肇「……」

肇(最近買ったけど、絶対Pさんの前で着ないでおこう……!)



おわり


19 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:22:12.60 :l0BMWBy60

甚平を着ていてふと気になったので書いてみました。肇ちゃんは甚平を着るとえ○ちくなると思います。
以上です。読んでいただきありがとうございました。


20 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/13(木) 23:23:57.67 :l0BMWBy60

ちなみに、この時期に甚平を着ると着心地良くておススメです。
皆さんもよい甚平(or作務衣)ライフを。


21 :◆kBqQfBrAQE :2017/07/14(金) 00:01:21.71 :JN8w4RSO0

ちなみに引用として使用した部分は、知り合いの方々からいただいた知見です。
提供してくださり、本当にありがとうございます。


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【SS速報VIP】「藤原肇と甚平の関係についての一考察」【モバマスSS】
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