【SS速報VIP】【モバマス】未央「ではこれより、かれん対策会議を始めます」
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【モバマス】凛「……もう加蓮は駄目みたいだね」 未央「日に日に酷くなる一方だよ」
【モバマス】加蓮「……もう無理、限界」
【モバマス】未央「ではこれより、かれん対策会議を始めます」


1 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:09:29.97 :hYwV+qJJ0

※百合注意


【モバマス】加蓮「……もう無理、限界」

これの続きです


2 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:10:20.72 :hYwV+qJJ0

―――アイドル寮 共同スペース

未央「ではこれより、かれん対策会議を始めます」

みく「前回の逆イチャ作戦も大失敗。またしてもみくたちの心に深い傷を残したにゃ……」

奈緒「だから、一番深い傷を負ってるのはあたしなんだよ! あれ、トラウマものだぞ!?」

幸子「というか奈緒さん、あんなことがあったのに、よく今も加蓮さんと一緒に寝られますよね」

奈緒「だって……か、加蓮が一緒に寝ないと寂しいって言うんだから、仕方ないだろ」

みく「幸子チャン、バカップルにそんなこと聞いても無駄にゃ」

奈緒「だ、誰がバカップルだ!」

みく「どこからどう見てもバカップルでしょ!? 鏡見てみれば!?」

未央「静粛に静粛に! 今は会議中だよ!」


3 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:11:04.37 :hYwV+qJJ0

奈緒「くっ……それで、今日はどうするんだ?」

未央「実はね? 今回は外部からアドバイザーを呼んでるんだよ」

奈緒「アドバイザー?」

未央「それでは出てきてもらいましょう!……恋愛マスター、美嘉ねーです!」



美嘉「やっほー★」



周子「あ、チェンジで」

美嘉「ちょっと!? 出てきて早々それは酷くない!?」

周子「だってさー……人選ミスだよね」

フレデリカ「奏ちゃんの方が良かったかな~」

志希「にゃははー、お帰りはあちらだよー」ユビサシー

美嘉「アンタたち、それでも同じユニットのメンバー!?」

周子「うーん、それは今関係ないから」

美嘉「どれだけアタシに冷たいの!?」


4 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:11:44.31 :hYwV+qJJ0

未央「もう、何言ってるのみんな! 美嘉ねーはこの中の誰よりも恋愛経験豊富なんだよ? ね、美嘉ねー?」

美嘉「え!?……も、もちろん」

周子・フレデリカ・志希『……』ジトメー

美嘉「何その目!」

周子・フレデリカ・志希『別にぃ~』

美嘉「む、むかつくぅ~!」

未央「それで美嘉ねー、この寮の現状はさっき話した通りだよ」

美嘉「あ、うん、まさか加蓮がそんなことになってるなんてね」

奈緒「そっか。美嘉は知らなかったんだな」

美嘉「付き合ってるのは知ってたけどさ。そこまで奈緒ちゃんにデレデレだったとはね」

奈緒「で、デレデレ言うな!」

未央「美嘉ねー、そのデレデレをなんとかしたいんだよ。どうにかならないかな?」

美嘉「そうだなぁ…………さっき聞こえたんだけど、奈緒ちゃん、加蓮と一緒に寝てるんだって?」

奈緒「ま、まあな。それが駄目なのか?」

美嘉「問題はそれ自体じゃなくてさ。奈緒ちゃん、加蓮に甘すぎるんじゃない?」

奈緒「甘すぎる?」


5 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:12:23.66 :hYwV+qJJ0

美嘉「だって、加蓮に寂しいって言われただけで、一緒に寝るのOKしたわけでしょ?……どれだけ加蓮に甘いの」

奈緒「ぐっ!?」

未央「なるほど、確かにそうだね」

みく「奈緒チャン、加蓮チャンにお願いされると、大抵OKしてる気がするにゃ」

奈緒「そ、そんなことないよ!」

まゆ「まあ全部ではないでしょうが……」

ありす「大分甘やかしてますよね」

美嘉「やっぱりそうなんだ」

奈緒「うぐぅ……」

美嘉「甘やかすから、加蓮も際限なく奈緒ちゃんに甘えるんじゃないかな」

奈緒「そ、それは……」

未央「じゃあ、かみやんがかれんを甘やかさなければいいんだ」

美嘉「うん、そういうこと。だから厳しく……いや、むしろ冷たくするぐらいがちょうどいいんじゃない?」

奈緒「冷たくって……そ、そんなことしたら加蓮が可哀想だろ!?」

美嘉「だからそれが甘すぎるんでしょ!? ここは心を鬼にして、加蓮に厳しく接してみるべきだって。今後のためにも」

奈緒「で、でも……」

みく「……なんか子育ての話みたくなってきたにゃ」

未央「かみやん、試しにやってみようよ。別にずっとそうしろとは言わないからさ」

奈緒「……。……分かったよ。やればいいんだろ」


6 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:12:53.77 :hYwV+qJJ0

―――会議終了後 奈緒の部屋

加蓮「あ、奈緒、おかえり! 布団敷いておいたよ」

奈緒「お、ありがと―――じゃなくて!」

加蓮「?」

奈緒「……か、加蓮、自分の部屋で寝てくれ」

加蓮「……え?」

奈緒「自分の部屋があるんだから、自分の部屋で寝るべきだろ」

加蓮「な、なんで今さら、そんなこと言うの?」

奈緒「い、今さらでもなんでも! ほら、布団を自分の部屋にはこ……は、運んでやるから! あっちで寝ろ!」

加蓮「えぇ!? や、やだよ! 奈緒と一緒じゃないと寂しい!」

奈緒「元々は自分の部屋で寝てただろ!」

加蓮「それは付き合う前の話でしょ!? 今はもう奈緒と一緒じゃないなんて考えられないの! いつもみたいに一緒に寝よ? ねっ?」

奈緒「うぐっ……だ、駄目っ! さあ、運ぶからどいたどいた!」

加蓮「な、奈緒~っ!」


7 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:13:27.42 :hYwV+qJJ0

―――加蓮を自分の部屋へ追いやったのち、未央の部屋

奈緒「良心の呵責がやばいんだけど! これ本当に明日もやるのか!?」

未央「さっきのだけで終わりじゃ、ほとんど効果なんてないでしょ!」

美嘉「ていうか、まだ大分甘かったよね。布団、自分で運んでたし」

奈緒「聞いてたのか!?」

未央「そりゃ隣の部屋なんだから、壁に耳を当てれば聞こえるよ」

奈緒「ふ、普段から耳当ててないよな!?」

未央「当ててないよ! なんでわざわざ聞きたくもないもの聞かなきゃいけないのさ!」

奈緒「そ、それならいいけど」

美嘉「とにかく、もう少し続けてみて。それでも効果なかったらやめればいいしさ」

奈緒「……これ、ある意味前回の甘えるやつよりきついな」


8 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:14:01.43 :hYwV+qJJ0

―――翌朝 奈緒の部屋

加蓮「奈緒、朝だよ。ほら、起きて」

奈緒「うにゅ?……ふぁぁ……おはよ、加蓮」

加蓮「おはよ、奈緒」

奈緒「……。……なんでいるんだ? 自分の部屋で寝たんだよな?」

加蓮「うん。仕方ないから自分の部屋で寝たけど、起こしに来るのはいいでしょ?」

奈緒「……じ、自分で起きれるから、起こさなくていいよ」

加蓮「え……」

奈緒「ほら、着替えるから先に食堂行っててくれ」

加蓮「あ、うん……着替え、そこに出しておいたからね」

奈緒「……あ、ありがと、加蓮」


9 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:14:42.77 :hYwV+qJJ0

―――食堂

加蓮「あ、奈緒ー! はい、ご飯用意しておいたよ」

奈緒「ありがとな、加蓮。じゃあ、いただきます」

加蓮「いただきます。……はい奈緒、あーんっ♪」

奈緒「流れるようにあーんするな!」

加蓮「あーんっ」

奈緒「自分で食べられるから!」

加蓮「もう、またそんなこと言って……じゃあ、口移しにしちゃうよ? いいの?」

奈緒「いいわけないだろ!」

加蓮「じゃあ、あーんっ」

奈緒「……だから、自分で食べられるって」

加蓮「えぇ!? い、いつもだったら、こう言えば食べてくれるのに……ほ、本当に口移ししちゃうよ?」

奈緒「やれるもんならやってみ――」

加蓮「ぱくっ……んーっ♪」


10 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:15:09.65 :hYwV+qJJ0

奈緒「躊躇なくやるのかよ! く、口こっちに向けても受け取らないから! ほ、ほら、そのまま噛んで飲みこめ!」

加蓮「んんっ……ごくん。な、なんで? 奈緒、変だよ?」

奈緒「今のはどう考えても普通の行動だろ!? 厳しくとか関係ないだろ!?」

加蓮「厳しく?」

奈緒「……なんでもない。と、とにかくご飯は自分で食べるから、あーんとかやめろ」

加蓮「……じゃ、じゃあ、私にあーんして?」

奈緒「自分で食べれるだろ」

加蓮「…………」ボーゼン



未央「かれん、目を見開いてるよ」

美嘉「あーん拒否されただけで、そんなにショック受ける?」

みく「あの2人、毎日やってたから」

美嘉「そ、そうなんだ……」


11 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:15:37.97 :hYwV+qJJ0

―――事務所

加蓮「……」

凛(また加蓮の様子が変だけど……話しかけるべきか、触れないでおくべきか……)

加蓮「……あ、凛」

凛(気付かれた! じゃあ仕方ないか……)

凛「加蓮、様子が変だけど、どうかしたの?」

加蓮「……奈緒がね……」

凛(うん、やっぱりそうだよね。学ぼう、私)

凛「奈緒がどうかしたの?」

加蓮「……今日の奈緒、変じゃなかった?」

凛「? いつも通りだと思うけど……」

加蓮「そう……」

凛「加蓮、なんだか元気ない?」

加蓮「……そうかも。ねえ、凛。頼みがあるんだけど、いい?」

凛「頼み?」


12 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:16:06.06 :hYwV+qJJ0

―――事務所 加蓮から離れた位置

奈緒「……なあ、もうやめないか? 見てみろよ、あの加蓮」

未央「しょんぼりしてるね……しぶりんと何か話してるみたいだけど」

美嘉「な、なんか罪悪感が半端じゃないかも……」

みく「悪いことしてる気分にゃ……」

奈緒「だろ? だからさ――」

加蓮「奈緒」

奈緒「うおぇあっ!?」

加蓮「ど、どうしたの、そんなに驚いて」

奈緒「あ、いや、いきなり話しかけられたからさ。な、何か用か?」

加蓮「私、今日ちょっと用事があるから、先に寮に帰ってて」

奈緒「え? わ、分かった」

加蓮「じゃあ、そういうことだから」

奈緒「ああ」


13 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:16:38.74 :hYwV+qJJ0

未央「……珍しいね、かれんがかみやんと一緒に帰らないなんて」

奈緒「そういえばそうかもな」

みく「奈緒チャンに冷たくされたから、愛想尽かしちゃったのかな?」

奈緒「え……!? べ、ベベベベ別に、そ、それなら……それ、で……」

未央「みくにゃん、なんてこと言うの! かみやん、涙目になってるじゃん!」

みく「あ、ごめん! じょ、冗談だよ!?」

奈緒「な、涙目になんてなってないっ!」ウルウル

未央「うるうるしてるよ!?」

奈緒「してないって言ってるだろ……っ!」ウルウル

美嘉「ていうか、もしホントにそうだったら、アタシのせい……?」


14 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:17:11.23 :hYwV+qJJ0

―――アイドル寮 奈緒の部屋

奈緒「加蓮が帰ってこない……」

未央「確かに遅いね……」

美嘉「……」カキカキ

みく「み、美嘉チャン、ノートに『ごめんなさい』って延々と書き連ねるの、怖いからやめるにゃ」

美嘉「だ、だって、アタシのせいで2人の仲に亀裂が……!」

奈緒「亀裂……」ズーン…

未央「亀裂なんて入ってないって! 美嘉ねーもかみやんもそんなに思いつめないで!」

みく「と、とにかく、加蓮チャンが戻ってきたら、みんなで謝るにゃ」

未央「かれんなら、きっと許してくれるはずだよ」

奈緒「そうだといいけど……」



加蓮「ただいまー」ガチャ


15 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:17:57.56 :hYwV+qJJ0

奈緒「か、帰ってきた!」

加蓮「あれ? 未央たちもいるんだ」

未央「さ、さあみんな、いっせーの……ん? かれん、その持ってるの、何?」

加蓮「見て分からない? 花束」

みく「なんでそんなもの持ってるの?」

加蓮「それはね……」


16 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:18:29.15 :hYwV+qJJ0




加蓮「はい、奈緒にプレゼント♪」




17 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:19:11.29 :hYwV+qJJ0

奈緒「あたしに……?」

美嘉「プレゼントって……今日、奈緒ちゃん誕生日だったりするの?」

奈緒「いや、違うけど……」

加蓮「別に誕生日じゃなくたって、プレゼントしてもいいでしょ? ついでに言うと、その花束の花、凛に選んでもらったんだ」

奈緒「凛に?」

加蓮「つまり正確には、私と凛からのプレゼントかな」

奈緒「だ、だからなんでプレゼントなんか……」

加蓮「んー……昨日から奈緒、元気ないみたいだったから」

奈緒「え……?」

加蓮「なんだか様子がおかしかったし……奈緒、多分何か嫌なことでもあったんでしょ? だから、このプレゼントで少しでも元の奈緒に戻ったらなって思って」

奈緒「!」

未央「じゃ、じゃあかれんは……」

みく「奈緒チャンを心配して……」

美嘉「この、花束を……?」


18 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:20:02.54 :hYwV+qJJ0

加蓮「奈緒、どう? 少しは元気出た?」

奈緒「か、加蓮……」

加蓮「うん、何?」

奈緒「あ、あたしが……」



奈緒「あたしが悪かったよぉーっ!」



加蓮「えぇ!?」

奈緒「ごめん、加蓮ーっ!」

加蓮「な、なんの話!?」


19 :◆mqlRkew9nI/5 :2017/05/05(金) 19:20:54.24 :hYwV+qJJ0

未央「かれん!」

加蓮「み、未央?」

未央「今すぐ私を引っぱたいて!」

加蓮「どうしたの急に!?」

みく「みくも引っぱたいて欲しいにゃ!」

加蓮「みくまで!?」

美嘉「アタシは今ほど自分を恥ずかしく思ったことはないよ……! 加蓮、アタシにもお願い!」

加蓮「美嘉も!? 3人とも、いつMに目覚めたの!?」



奈緒・未央・みく・美嘉『ごめんなさいぃ―――――っ!』



加蓮「だ、だからどういうことなの!? なんでみんな謝ってるの!?」


 おしまい


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