【SS速報VIP】ありす「お鍋が美味しい季節……ですか」
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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 21:56:45.81 :6q1Sp8uL0

飛鳥「あぁ」

ありす「……」

ありす「……突然うちまで押しかけてきたかと思えば、急に何を言い出すんですか」

飛鳥「いや、春先に少し冷えた身体を温めるには丁度いいかなと思ってね……」

飛鳥「……」

ありす「……」


2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 21:57:44.38 :6q1Sp8uL0

飛鳥「……奏たちから、何も聞いていないのかい?」

ありす「奏『さん』」

飛鳥「……奏さんたちから」

ありす「あの、さっきから何を言ってるんです?おかしいですよ」

飛鳥「おかしい…?いや、そんなはずは…まさか、はめられた…?」

ありす「何もないなら、帰ってもらえますか?冷やかしのつもりですか」

飛鳥「いやっ、ちょっ、ちょっと待ってくれ!違うんだ、そういうわけじゃ…」


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 21:59:06.97 :6q1Sp8uL0

ありす「……ぷっ」

飛鳥「え?」

ありす「あははは…!」

飛鳥「なっ、なんだ?」

周子「もー、ありすちゃん。笑ったらあかんやーん」

文香「すみません…困らせるつもりは、無かったのですが…」

奏「まぁ、飛鳥の珍しい表情が拝めたことだし、良しとしましょうか」

飛鳥「ボ、ボクで遊ぶのはやめてくれないか…」


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 22:00:15.32 :6q1Sp8uL0

飛鳥「…ふぅ、それで?鍋はするんだろ?」

奏「えぇ、もちろん」

文香「材料は、来る途中で買っておきました」

飛鳥「全く……流石のボクも少し焦ったよ。……ありす、キミもいつまで笑ってるんだ」

ありす「だって…ふふ、困った顔の飛鳥さんがあんまりおかしいから…」クスクス

ありす「…あ、そうだ。それから、周子さん」

周子「んー?」

ありす「ありすじゃなくて、橘です」

周子「え、そこ?」


5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 22:07:03.33 :6q1Sp8uL0

周子「別にいーじゃん今更ー」

ありす「ダメです!」

飛鳥「何鍋にしたんだい?」

奏「無難にちゃんこよ。初めはチゲ鍋もいいかと思ったんだけど…文香がね」

文香「かっ、奏さん…」

飛鳥「そうか、ちゃんこか。良いね…」

奏「飛鳥も辛いのはダメだったかしら」

飛鳥「まぁ、ダメということもないけどね……ボクの味覚が、どうにも受付けなくてね」

奏「前にコーヒーを飲んだ時も、そんなこと言ってたわね」

飛鳥「そうだったかな」


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 22:14:32.80 :6q1Sp8uL0

奏「ありすも、場所を提供してくれてありがとうね」

文香「急に押しかけてすみませんでした…」

ありす「いえ!いいんです、うちは基本、ずっと私一人ですし…」

文香「あ……」

文香「……す、すみm」

周子「それにしても、このメンバーで集まるの、遊園地の打ち上げ以来じゃない?」

奏「そうね。ありすがお化け屋敷で怖がって…」

ありす「こっ、怖がってなんかいません!」

奏「あら、そうだったかしら」


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 22:28:25.08 :6q1Sp8uL0

ありす「それじゃあ私、食材切ってきますね」

周子「あ、手伝う手伝う~……飛鳥ちゃんが」

飛鳥「ボクかい?!」


文香「……あの、周子さん、先程は…ありがとうございました」

周子「んー?何が?」

文香「……私、ダメなんです。空気が、読めなくて……」


8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 22:30:57.32 :6q1Sp8uL0

周子「本は読めるのに?」

奏「周子」

周子「あはは、ごめんごめん。冗談冗談……までも、ありすちゃんもそんなこと気にしてないと思うよ?」

文香「そうでしょうか…」

文香「…もし私のせいで、ありすちゃんに悲しい思いをさせていたらと…」

周子「もう、文香さんまで暗くなってどーすんのー。それにほら、なんか楽しそうだよ?」

ありす「飛鳥さん!猫の手!猫の手です!」

飛鳥「う、猫か…ニナのステージを手伝った時の仮初めの姿を思い出して…」

ありす「カワイイポーズして何言ってるんですか!」

飛鳥「かっ、かわいくない!」


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 23:04:40.19 :6q1Sp8uL0

文香「代わります」

飛鳥「あぁ、文香さん」

ありす「!文香さんと、並んでお料理…」

ありす「どっ、どうぞ、包丁はこれを使ってください!ボウルはここで、それから大きいお皿は…」

文香「……」くすっ

文香「…頼もしいですね」

ありす「い、いえ、それほどでも…」


飛鳥「……」

奏「…あら、嫉妬?」

飛鳥「まさか。むしろ、代わってくれて助かったよ。自分で言うのもなんだが、ボクの包丁捌きは、あまり褒められたものじゃないんだ」

周子「素直やないなー」


10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 23:09:22.51 :6q1Sp8uL0

奏「それにしても文香、エプロン姿もよく似合ってるわね」

奏「…文香をお嫁にもらう人は幸せね」

文香「え//」

奏「え?」

周子「…カップル成立、おめでとうございまーす」

飛鳥「それが禁じられたものであるほど、恋というのは燃え上がるものさ……ボクは応援しているよ」

ありす「奏さん…やっぱり…」

奏「やっぱりって…!ちょっと、あなたたち?!////」

文香「…///」


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 23:12:37.52 :6q1Sp8uL0

文香「あとは完成を待つだけですね」

周子「待ってる間にゲームでもする?」

ありす「うちにTVゲームの類はないですよ」

周子「ぶーぶー」

飛鳥「なら、またしりとりでもするかい?」

奏「あら、いいわね」

周子「えー?あのしりとり偏差値高すぎやーん」


12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 23:27:25.32 :6q1Sp8uL0

飛鳥「……」

ありす「……」

奏「……」

周子「……」

ありす「…私、占い師でした」

周子「おぉ!それでそれで?」

ありす「……奏さんは、人狼です!」

奏「あら」

周子「よし、それじゃあ奏ちゃんをーーーー」


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 23:28:19.26 :6q1Sp8uL0

奏「いいわよ。吊るしても」

周子ありす「「えっ」」

奏「だって、私は狩人だもの……吊るしても、それで困るのはあなたたち。私は別に構わないわ」

周子「そ、そう言われるとなぁ…」

ありす「だ、だって、私は奏さんを見たんですよ!」

飛鳥「…いや、確かに。ありすが嘘をついている可能性だって否めない。……『いちばん嫌らしい嘘は、いちばん真実に近い虚言だ』」

文香「ジイドですね」

ありす「そ、そんなぁ…!」

文香「それでは投票してください」

 
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 23:29:43.38 :6q1Sp8uL0

奏「~♪」

飛鳥「…まさか、本当に奏さんが狼だったとは…」

ありす「だから言ったじゃないですか!!!」

周子「いや~みんな食べられちゃったね~…奏ちゃんはやっぱり女(ひと)食い狼や~」

奏「ちょっと、誤解を招くような言い方しないでくれるかしら」

文香「ふふ…お鍋、出来ましたよ」

 
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 23:37:51.05 :6q1Sp8uL0

ありす「……おいしい…」

奏「あらほんと」

文香「お出汁がよくきいてますね」

飛鳥「あぁ…たまにはこういうのも、いいものだね」

周子「お、しいたけに星型の切込みはいってるね」

文香「それはありすちゃんが…」

周子「すごいじゃんありすちゃーん」

ありす「あ、ありが……はっ、た、橘です!」

 
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 23:45:51.18 :6q1Sp8uL0

周子「はいおあげ。出汁吸ってて美味しいよー」

飛鳥「あぁ、いただくよ…」

飛鳥「……周子さんからもらうと、なんだろう、不思議とありがたみがあるね」

周子「えー?それ前に美嘉ちゃんにもおんなしようなこと言われたよー」

ありす「おあげはお狐さんの好物ですからね…!」

 
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 23:48:22.54 :6q1Sp8uL0

文香「……実は、それ、違うんです」

「「え!」」

ありす「……そうなんですか?」

文香「はい…諸説ありますが、元々、狐の色とおあげの色が似ていることからきているだけで、狐の好物というわけでもなければ、おいなりさんとの関係もあまりないんだそうです」

飛鳥「それは知らなかったな…」

周子「まぁ普通に考えて、狐がおあげ食べるんは考えにくいわなー」

奏「文香といると、何かと勉強になるわね」

 
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 23:56:53.17 :6q1Sp8uL0

周子「よーしそれじゃー洗い物はあたしがやりますかー」

ありす「あ…いいですよ、皆さんはお客さんなんですから」

周子「まーまー。こうして場所もお借りしてるわけですし。これぐらいはね?」

奏「…そうね。手伝うわ」

ありす「そんな、悪いですよ…」

周子「いーからいーから」

 
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 23:57:37.54 :6q1Sp8uL0

飛鳥「なら、ボクらはこっちでゲームの続きをしようか」

ありす「三人でですか?…というか…飛鳥さん、なんだかんだ気に入ってますよね、これ…」

飛鳥「仮初めの世界を生き抜くには、幾ばくかの嘘も必要なんだよ、ありす。例えそれがゲームであってもね…」

ありす「何言ってるんですか…」

文香「ふふ、それじゃあ三人でやってみましょうか」


27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/14(火) 21:39:45.41 :6b+ept5E0

奏「洗ったのくれる?私、拭いていくから」

周子「おーけー。…までも、たまにはこういうのもいいもんだねー」

奏「皿洗いが?」

周子「なんでやねん!」

奏「ふふ、冗談よ。周子は…フレデリカたちといる時とはまた少し違うわね」

周子「んーそうかな?」

奏「えぇ。お姉さん、って感じ」

周子「あー、曲がりなりにもリーダーやってたってのもあるんかなー」

周子「…まぁそれにほら、フレちゃんなんかは変わってるからねー」

奏「あら、フレデリカも周子にだけは言われたくないんじゃない?」

周子「ちょっとそれどういう意味ー?」

奏「うふふ、別に?」

 
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/14(火) 21:52:39.13 :6b+ept5E0

ありす「わたしの勝ちです…!」フフン

飛鳥「……参ったな…ゲームでも、死ぬと悔しい…一片の後悔もなく死ぬというのは、きっと難しいんだろう」

文香「三人でもちゃんと楽しめましたね」

飛鳥「あぁ……さて、それじゃあボクはそろそろ」

ありす「あ…」

ありす「…もう帰っちゃうんですか?」

飛鳥「あぁ。それにありす、明日も仕事があるだろう」

ありす「……」

ありす「…そうですね」

文香「……」

 
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/14(火) 21:53:46.77 :6b+ept5E0

周子「……あー、ありs」

文香「ありすちゃん…少し、いいでしょうか」

ありす「?はい…なんですか?」

文香「実は、その……ご迷惑でなければ、今日はこのまま泊めてもらえないでしょうか」

ありす「…!本当…!……いや、でも、そんな、気を遣って頂かなくても、私は別に……」

文香「い、いえ、そんな気を遣ったわけではなく、その…」

文香「…そうです。今私は…家に帰るに帰れなくて…」

ありす「そうなんですか?!」

文香「え、えぇ。ですから、今日一晩だけでも泊めて頂けないかと……もちろん、ご迷惑でなければ」

ありす「そんな、迷惑なんて!大歓迎です!」パァァ

 
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/14(火) 22:02:03.88 :6b+ept5E0

周子「……あー、ありs」

文香「ありすちゃん…少し、いいでしょうか」

ありす「?はい…なんですか?」

文香「実は、その……ご迷惑でなければ、今日はこのまま泊めてもらえないでしょうか」

ありす「…!本当…!……いや、でも、そんな、気を遣って頂かなくても、私は別に……」

文香「い、いえ、そんな気を遣ったわけではなく、その…」

文香「…そうです。今私は…家に帰るに帰れなくて…」

ありす「そうなんですか?!」

文香「え、えぇ。ですから、今日一晩だけでも泊めて頂けないかと……もちろん、ご迷惑でなければ」

ありす「そんな、迷惑なんて!大歓迎です!」パァァ

 
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/14(火) 22:02:37.20 :6b+ept5E0

ありす「さっそくお布団の用意しないと…!」フンフン

周子「文香さんやるぅー」

文香「いえ…ただ単純に、もうしばらくここにいたいなと思ったので…」

文香「……それに、ありすちゃんの哀しむ顔は、見たくないので……」

ありす「そうだ、それからお風呂わかさなきゃ…!」

周子「……せやねえ」

周子「よーしそれじゃーあたしも泊まりますかー」

ありす「周子さんもですか?」

奏「私も。もちろん、飛鳥も泊まるわよね」

飛鳥「えっ」

 
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/14(火) 23:01:06.59 :6b+ept5E0

周子「せっかくだしみんな一緒に入る?」

ありす「うちのお風呂はそんなに広くないですよ…」

飛鳥「いや、待ってくれ。ボクは今日、替えの下着を持ってきていないんだ」

ありす「私のを貸しましょうか?」

飛鳥「…いや、ありすのは小さいだろう」

ありす「きっと大丈夫ですよ」

奏「大丈夫じゃない?」

周子「へーきへーきー」

飛鳥「失礼だなキミたち…」



飛鳥「…………ぴったり…」

 
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/14(火) 23:08:27.04 :6b+ept5E0

ありす「皆さんは大丈夫ですか?」

奏「えぇ…まぁ、そうなるかなとは思っていたから」

文香「私も大丈夫です」

周子「あたしもー」

周子「んで、今飛鳥ちゃん入ってるから…次だれいく?」

ありす「あ、私は最後でいいのでお先にどうぞ」

 
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/14(火) 23:08:56.34 :6b+ept5E0

周子「まーまーそう言わずに」

奏「そうよ。いいじゃない家主なんだから。そうだ、なんなら私と入りましょうか」

ありす「い、いいです!」

周子「それじゃあ文香さんは?」

ありす「え」

文香「…?私ですか…?私は別に構いませんが…」

ありす「い、いい…んですか…?」

文香「はい。私でよければ…」

ありす「ぜひ!!!」

 
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/14(火) 23:16:01.38 :6b+ept5E0

周子「奏ちゃん、フラレちゃった?」

奏「うふふ、そのようね」

飛鳥「お先頂いたよ」

奏「下着、ぴったりだった?」

飛鳥「う、うるさいな」

周子「あれ、飛鳥ちゃんエクステ取っちゃうの?」

飛鳥「あぁ……髪がまだかわいていないからね……」

 
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/14(火) 23:16:40.56 :6b+ept5E0

奏「さて、二人がお風呂の間、何してましょうか」

周子「テレビでも見とく?」

飛鳥「それとも、またゲームでもするかい」

周子「それめっちゃハマってるやん飛鳥ちゃん」

飛鳥「あぁ…アイドルもいいが、こうしてゲームの中で何者かになりきるのは楽しいよ…」

周子「ま、それでもいいんだけど……おや?」

奏「?どうかした?」

周子「ふふー。しゅーこちゃん、いいもの見つけちゃったかも」

奏飛鳥「「?」」


39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/15(水) 01:55:20.33 :WCY1vrGk0

文香「良いお湯でしたね」

ありす「は、はいっ!」

ありす「お気に召して頂けましたか…」

文香「もちろんです。あの入浴剤も、素敵でしたね」

ありす「狭くなかったですか?」

文香「十分な大きさでしたよ」

ありす「そ、そうですね…」

ありす「……」じーっ

ありす「……」ふにふに

ありす「大きかったです…」

文香「?はい…?」

 
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/15(水) 02:02:22.64 :WCY1vrGk0

ありす「……」

ありす「……何やってるんですか」

飛鳥「……“何”をしているか……難しい質問だ。ヒトはみんな、知らず知らずの内に、何かをしている。それが意識的にしろ、無意識的にしろ」

ありす「うるさい!じゃなくて!こたつ!こたつですよ!なかったでしょうさっきまで!!!」

周子「んー?ほら、しゅーこはコタツで丸くなるーってね」こんこーん

ありす「せっかく隠してたのに…」

周子「あはは、ごめんごめーん。ちゃんと帰る時には片付けるからさー。ね?」

ありす「もぅ…今日だけですよ?」

奏「それじゃ、次お風呂頂くわね」

 
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/15(水) 02:06:23.48 :WCY1vrGk0

奏「ふぅ…さっぱり。ふふ、今日明日はみんな一日同じ髪の匂いがするのかと思うと、面白いわね」

奏「…あら、私と同じ洗顔料…これは…ありすの?それともお母さんのかしら」

奏「何かしらね、よそ様の洗面所を見るのって、妙な罪悪感」


奏「……ありす、お風呂ありが…」

周子「そうそう。それで、美嘉ちゃんの仕返しは失敗したかに思われたんだけど、奏ちゃんの耳はしっかりと」

奏「……」

周子「しっかりと……」

ありす「しっかりと…?」

奏「……周子いらっしゃい。こっちで少しお話ししましょうか」

周子「あ、あー……いや、あたしは別に……いたたっ、奏ちゃん耳!耳引っ張っていたた…!」


43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/15(水) 02:19:05.29 :WCY1vrGk0

飛鳥「H・P・ラヴクラフト」

文香「小説家でクトゥルフ神話の創始者ですね…」

周子「次ありすちゃん、「と」だよー」

ありす「……」

周子「……ありすちゃん?」

ありす「……zZ」すやぁ

奏「…寝ちゃったみたいね」

周子「そうみたいだねー」

 
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/15(水) 02:23:32.73 :WCY1vrGk0

飛鳥「文香さん、みかんを剥くのが上手だね」

文香「そうですか?ありがとうございます」

周子「……よーしありすちゃんの寝顔、いただきー」カシャ

奏「悪い子」

周子「良い子でいるのは疲れるんよー」

奏「……そうね、そうかも」

文香「あ、あとで私にも送ってください、その…」

奏「あら、ここにも悪い子」

文香「か、奏さん…//」

奏「うふふ♪」

 
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/15(水) 02:33:24.92 :WCY1vrGk0

周子「……また、このユニットでお仕事出来たらいいね」

三人「「「………」」」

周子「……ん。ちょっとなにー?みんなしてぽかーんとしちゃって」

飛鳥「いや、周子さんがそんなこと言うなんて珍しいと思ってね」

周子「あたしだってセンチになりたい時もあるよー」

周子「……ただ、なんていうかこう、漠然といいなーって」

奏「そうね。また何か、仕事が出来るといいわね」

飛鳥「初めは正直、どうなることかと思ったよ。ユニットとしてはあまりに不揃いなんじゃないかってね」

奏「あらそんなこと思ってたの」

飛鳥「少しね。どうやら杞憂に終わったみたいだったけど」

文香「そうですね。私も…仕事もプライベートも。ユニットとして何かをするというのが、こんなに楽しいとは知りませんでした」

 
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/15(水) 02:51:15.09 :WCY1vrGk0

ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー
ーー

美優「……なるほど、そんなことが……」

文香「はい…楽しい時間でした」

奏「それでこれがその時の…」

美優「かわいい…」

周子「でしょー?」

 
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/15(水) 02:51:42.26 :WCY1vrGk0

ありす「おはようございます」

飛鳥「おはよう」

周子「お、きたきたー」

ありす「…?皆さん集まって、何を見てるんですか?」

周子「んー?ありすちゃんの寝顔」

ありす「何を見てるんですか?!」

ありす「…消してください!!」

周子「えー?どうしよっかなーリーダーやってくれたら考えてもいーかなー」

ありす「なんですかそれ…!ちょっと…!」

文香「……仲良きことは美しきかな」

奏「あれもそうなの?」

飛鳥「まぁ、いいんじゃないか」

ありす「もう泊めてあげませんからね!!!」


おわり

 
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/15(水) 02:53:36.15 :WCY1vrGk0

遅くなりまして申し訳なかったです。

ありがとうCAERULA。


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