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前回
黒川千秋「二つのアキ」池袋晶葉「見つけた」


2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:24:04.65 :7V8Wku3M0

プロダクション
事務室

大和亜季「P殿いらっしゃいますかー!」ドアバーン

池袋晶葉「ヒィッ!」ビクン

黒川千秋「きゃっ!」ビクン

亜季「おや、いないようでありますなぁ。」

晶葉「それより先に言うことがあるんじゃないか、亜季。」ドドドド

 
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:24:43.18 :7V8Wku3M0


亜季「これはこれは晶葉殿に千秋殿。驚かせてしまったようで申し訳ないであります。まさかあの音で驚く人がいるとは思わず。」

千秋「あんなに大きな音出されて驚かない人いないでしょ…。」

晶葉「むしろ助手だったら良かったのかと言いたいところではあるな。」

亜季「もちろん!P殿は鍛え方が違いますからなぁ。あの程度の音ではビクリともしませんし、気付きもしません!」

千秋「それはそれでまずいんじゃないかしらね…?」

晶葉「調べないといけない気がしてきたな。」

 
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:25:16.89 :7V8Wku3M0

亜季「それはそうとお二人は何をしていらっしゃるのでありますか?」

晶葉「ちょっとな。いや、大したことではない。」

千秋「そうね、大したことではないわ。」

亜季「むむ。そういう風に言われてしまうと気になってしまいますね…。」

晶葉「そうか、気になるか。」

亜季「ややっ!お二人の楽しい時間を邪魔するわけにはいかないであります!」ビシッ

 
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:25:55.32 :7V8Wku3M0

千秋「そんな大したことじゃないのよ?本当に。」

亜季「そうなのでありますか?」

晶葉「そうだな。」

亜季「では一体何を…?」

千秋「これ見ていたのよ。」

亜季「む?」

 
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:27:04.14 :7V8Wku3M0

晶葉「雑誌だ、雑誌。」

亜季「そうなのでありますね。」

千秋「そう、雑誌よ、雑誌。」

亜季「そうでありましたか…しかしその雑誌どこかで見覚えが…?」

晶葉「それもそうだろ。亜季が載ってる奴だからな、グラビアで。」ピラッ

亜季「あ、あー!そ、それは!」

 
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:29:08.27 :7V8Wku3M0

千秋「やっぱり大和さんっていい身体してるわよね…出るとこ出ていて、引っ込むところ引っ込んでて。」ジー

亜季「いや!あの!」

晶葉「こういうのが好まれる体型というのかもしれないな。」ジー

千秋「なかなか着られないわよ、こういう水着って。」ジー

亜季「いやだから!」

千秋「こういう雑誌に載るってこと自体が意味があるのかしらね?」ジー

晶葉「それはそうだろ、何せこの雑誌で世の男達はメロメロにされるわけだからな。」ジー

亜季「あのー!!」

千秋「メロメロってちょっと古くないかしら?」ジー

晶葉「そうか?」ジー

亜季「お二人共!」

 
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:30:06.43 :7V8Wku3M0

千秋「やっぱり大和さんっていい身体してるわよね…出るとこ出ていて、引っ込むところ引っ込んでて。」ジー

亜季「いや!あの!」

晶葉「こういうのが好まれる体型というのかもしれないな。」ジー

千秋「なかなか着られないわよ、こういう水着って。」ジー

亜季「いやだから!」

千秋「こういう雑誌に載るってこと自体が意味があるのかしらね?」ジー

晶葉「それはそうだろ、何せこの雑誌で世の男達はメロメロにされるわけだからな。」ジー

亜季「あのー!!」

千秋「メロメロってちょっと古くないかしら?」ジー

晶葉「そうか?」ジー

亜季「お二人共!」

 
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:32:09.03 :7V8Wku3M0

晶葉「どうした?」

千秋「何か気になることでもあるのかしら?」

亜季「ちょっと何が盛り上がることがありますか!」

千秋「あるわよ?こんな綺麗なグラビアの写真が載ってるんだから。」

晶葉「こういうスタイルが好まれるという研究にもなるしな。」

千秋「それに水着もファッションの一つだし、こういう水着を着られる良さがあるのねって感じたいじゃない?」

晶葉「それも合ってるな、盲点だった。」

亜季「」プシュー

 
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:33:28.73 :7V8Wku3M0

千秋「あら、止まってしまったわ。」

晶葉「なるほど、亜季もこういう風に止まることがあるんだな。フフ、いいデータが取れた。」

亜季「お二人共、私をからかい過ぎでありますよ!!」

晶葉「すまないすまない。つい珍しいものを見てしまったから言いたくなってしまったんだ。」

千秋「でも、素敵なグラビアなのには変わりないわよ?自信は持つべきだと思うわ。」

晶葉「それは間違いない。」

亜季「ぐっ…戦況は劣勢の模様…であります。」

 
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:35:04.25 :7V8Wku3M0

千秋「たまには負けてもいいんじゃないかしら?」

晶葉「お、珍しいことを言うじゃないか、千秋にしたら。」

亜季「ほほう、そうなのでありますか?」

千秋「あらどういう意味かしら?」

晶葉「いや、前の千秋だったらという意味だ。」

亜季「前のー…千秋殿…。」

晶葉「そんなことも言えないぐらいピリついていたというだけだ。」

千秋「そうー…かしらね?」

 
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:37:40.24 :7V8Wku3M0

亜季「確かに少し近付きにくい感じはありましたなぁ…」

千秋「そんなに近づきにくかったかしら?私。」

亜季「あっ、いや悪い意味ではないでありますよ!それに前のことですし!」

千秋「ふふ、分かってるわよ。」

亜季「良かったであります…。」

晶葉「そう、前のな。」

千秋「自分のやりたい事をしたかったからじゃないかしらね…それに気が行き過ぎて縛られてたようにも…今思えばだけど。」

亜季「でも今では他の方々とも楽しそうにされていて、それに私ともこうしてお話ししてもらえて嬉しいです!」

千秋「そ、そうかしら?」

 
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:38:35.34 :7V8Wku3M0

亜季「おや?千秋殿、顔が真っ赤でありますが、どうしたのでありますか?」

千秋「な、なんでもないわよ!」

晶葉「ハハハ、亜季は本当に感情をストレートにぶつけるんだな。あの千秋もタジタジだな。あー実に面白い。」

亜季「ん?一体何が何やら?」

晶葉「いいぞ、その感じがいいんだ。」

亜季「?」

 
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:40:56.53 :7V8Wku3M0

千秋「してやられたわ…伏兵現るってところかしらね…。」

晶葉「そもそも亜季は軍人だろ?プロだプロ。」

亜季「軍人たるもの!常に強くあれ!であります!」

晶葉「いきなりやられるのは覚悟しないとな。」

亜季「そうであります!」

千秋「そうね、気を付けるわ、これからは。」

亜季「と言ったものの、何がなんだか分からないでありますが、お二人が楽しそうなのでよし!」

千秋「さすが、最後のアキね…。」

晶葉「そうだな、最後たる者、これぐらい強くなくてはな。」

 
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:44:43.64 :7V8Wku3M0

亜季「アキ?どういうことでありますか?」

千秋「三つのアキが揃ったって意味よ。」

亜季「三つのアキ…うーん…」

晶葉「ヒントはそうだな…名前…だな。」

千秋「ヒントというか、ほとんど答えよ、それ。」

亜季「あ!なるほど!そういうことでありますね!」キラキラ

千秋「そしてこの眩しい笑顔…素敵ねぇ、本当に。」

晶葉「バラバラの3人だがな。」

亜季「バラバラでもいいのであります!部隊も一緒であります!」

千秋「急にそれを持ってこられるとちょっと分からくなってしまうわね。」フフ

亜季「あーえーっと、チームワークであります!」

晶葉「あっという間に出来たチームだがな。」

千秋「そうね。」

晶葉「さて、亜季も参加したことだし、三つのアキでどこか行くか?というか、亜季は時間あるか?」

亜季「次の収録までまだ時間あるのでそれまでなら!」

 
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:47:03.88 :7V8Wku3M0

千秋「じゃあ決まりね?」

晶葉「どこがいいだろうか…。」

千秋「いい店知ってるけど、そこにする?」

亜季「いいでありますね!千秋殿のオススメとなればさぞ素敵なお店なのでしょう!」

晶葉「うむ、とても期待をしておこう。」

千秋「任せなさい!」胸トン

亜季「おー!カッコいいでありますな!」

晶葉「さすがの自信だ。」

千秋「それはそうよ?私だもの。」

亜季「痺れるでありますなー!」

千秋「い、言いすぎよ!」

晶葉「千秋の弱点かもしれないな、亜季は。」


ワイワイ ガヤガヤ

ガチャ

バタン

 
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/26(日) 00:47:50.25 :7V8Wku3M0

終わりです。
黒川千秋、お誕生日おめでとう。


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【SS速報VIP】黒川千秋「三つのアキ」池袋晶葉「見つけた」大和亜季「であります!」
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