【SS速報VIP】モバP「女神が来た」
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まゆ「あやめの御前」
モバP「女神が来た」


1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:45:19.82 :sEtEiY8D0

二作目です
地の文多めです
そして非常に稚拙な文章です
多めに見ていただけると幸いです


2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:46:29.04 :sEtEiY8D0

カタカタ…カタ…
むーーーーーん……はぁ…

時計を見やる
現在深夜2時半、これだけ片付ければ明日の業務に影響を与えないレベルには片付いた
気付くと終電はあたりまえだが、とっくのとうに過ぎている

「また今日もか」

日は変わっているので今日は金曜日、今週5日目、つまりは今週は全ての日が泊まり込みである
翌朝の6時には起きるとして3時間半、いつもより長めの睡眠、というより仮眠をとる


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:47:28.87 :sEtEiY8D0

現在6時、彼は目を覚ます
シャワーを浴び、身だしなみを整える

ToDoリストの作成、予定の確認、その他諸々を終わらせ、事務所を軽くお掃除、そして8時半

今日、初めて受ける言葉は女神の労いか、悪魔の叱責だろうか、くだらないことに思慮を向ける

しばらくして扉の開く音がする

ガチャ

「おはようございます。プロデューサーさん」
「また、今日も泊まり込みですか?頑張って貰うのは構わないですけど、電気代もタダじゃないんですよ!」

悪魔だった


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:48:07.74 :sEtEiY8D0

「朝の目覚めに一本!スタドリはいかがですか!今なら10本を買うとおまけで5本!お安くしますよ!」

朝の目覚めの"一本"……?

事務員であるちひろさんとのコミュニケーションという名の押し売りをこなしてから暫くすると再び、ドアと開く音がする

「おはようございます。Pさん、ちひろさん」

此度は女神だった


5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:48:48.46 :sEtEiY8D0

女神は今日も女神である

「Pさん?正直に答えてください」

ジッとした視線がこちらに向けられる

女神はすこし怒っているみたいだ

「昨日もお家に帰られてないですよねぇ?」
「ちゃんとおやすみしてくださいって、まゆ言いましたよねぇ?」


今日はいつもより1時間は長く睡眠は取ったのだ

「そもそもお家に帰れてないのが問題なんです。」


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:49:46.42 :sEtEiY8D0

Pは思った、光熱費のことでなく自身のことを考えてくれるこの子はやはり女神である、と

「ちゃんとPさんには明日おやすみしてもらいますから。Pさん明日はお休みですよねぇ?」

たとえ悪魔ちひろさんであっても、純粋なアイドルの提案には敵わない
女神が悪魔に勝ったのだ、女神の国に近づいたのである


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:50:23.27 :sEtEiY8D0

なお、朝ごはんはスタドリだけであった

ちひろさんコミュの成否は購入本数に依るらしい


NORMAL COMMUNICATION


何本買えばパフェが取れるのだろうか


8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:51:00.52 :sEtEiY8D0

今日の仕事はPの番組の打ち合わせを2件、そして雑誌の撮影を終えた彼女のお迎えであった

彼女に労いの言葉をかける

「まゆはPさんが褒めてくれたらいくらでも頑張れちゃいます♪」
「まゆ、一つPさんにお願いがあるんですけどいいですかぁ?」


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:51:33.19 :sEtEiY8D0

可能な限りなら彼女の要望を満たすのはPとしての仕事のうちであるだろう

「Pさん、明日おやすみじゃないですかぁ?まゆ、Pさんにお家できちんとおやすみしてもらいたいんです。」
「だから明日、お家にお邪魔させてください。いいですかぁ?ねぇ…ねぇ?」


10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:52:18.38 :sEtEiY8D0

彼女のおねがい、女神の神託に首を横に振れるPは存在するのだろうか

まゆのおねがいより強力な武器はない、と
我、リスクを恐れる。それ以上にまゆを愛す、と


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:53:28.86 :sEtEiY8D0

その後帰宅して翌朝を迎える
彼女のやってくる朝だ

ドアベルがなる

「まゆですよぉ。Pさん一旦お外にでてもらえますかぁ?」

……表に出ろ…?

彼女はグレてしまったのでしょうか…?

「やってみたいことがあるのでちょっと先に入らせてもらえますかぁ?」

頷かざるを得ないだろう

「いいですよって言ったら入ってきてくださいねぇ」


12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:54:03.41 :sEtEiY8D0

「いいですよぉ」

ガチャ

「お帰りなさいあなた。ごはん?それともお風呂?それとも…まゆですかぁ♪」
「うふっ、一度やってみたかったんです♪未来へのれんしゅう、ですっ」



女神が来たのだ


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/22(木) 00:57:50.36 :sEtEiY8D0

最後のシーンだけを書きたくて勢いに任せて書いてみました
非常に短い文ですがお目汚し失礼しました。
また、読んでいただけのたのならほんとうにありがとうございます。


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