―――事務所


加蓮「だよ! 食べに行こうほらほら早く♪」

李衣菜「まーた始まった。ポッキーの日でしょ今日は」

加蓮「似たようなもんでしょ?」

李衣菜「棒状ってことくらいしか共通点なくない?」

加蓮「頭文字も同じだよ? イニシャルぽ」

李衣菜「あっそう……」


泰葉「Pさん、口溶けのいいフランをどうぞ」

P「あーん。うまうま」


2 :◆5F5enKB7wjS6 :2016/11/11(金) 21:52:45.88 :8VRX3VtdO

加蓮「李衣菜はもっとフライドポテトに敬意払わないと。イモの神様が見てるよ」

李衣菜「誰なのその神様」

加蓮「私だ」

李衣菜「加蓮だったのか」

加蓮「別に暇は持て余してないけどね」

李衣菜「暇じゃなきゃこんなアホな会話してないよ」

加蓮「あは、たしかに♪」


泰葉「Pさん、Pさん。断面がハート型のポッキーですよ。可愛らしいデザインですよね」

P「んむ。これもうまいな」サクサク

 
3 :◆5F5enKB7wjS6 :2016/11/11(金) 21:54:31.82 :8VRX3VtdO

加蓮「じゃあ普通にポッキーゲームしよっか」

李衣菜「えー。加蓮とやるの?」

加蓮「私とするのイヤ?」

李衣菜「うん、絶ッッッ対やだ」

加蓮「……冗談で言ったつもりでもそこまで拒否されるとへこむなー」

李衣菜「なにが悲しくて脳内ハッピーセット女としなきゃいけないのさ」

加蓮「ひどーい! アンタこそ頭の中スッカスカのにわか女のくせにー!」

李衣菜「なんだとー!」


泰葉「Pさん、ポッキーゲームしましょう。んー……」

P「ん。……あー折れちゃったなー」ポキー

泰葉「あっわざと、今わざと折りましたっ。ふふ、ずるいですPさん……♪」

 
4 :◆5F5enKB7wjS6 :2016/11/11(金) 21:56:28.82 :8VRX3VtdO

李衣菜「で、アイドルなのに積極的に男の人とポッキーゲームしてるロックじゃないのがいるけど」

加蓮「プロが聞いて呆れるよね。粛清しなきゃ」

李衣菜「泰葉に高カロリーなご飯食べさせて太らせる」

加蓮「えぐーい」

李衣菜「ついでに加蓮にもカロリー摂らせて健康的に……ふっふふふ」

加蓮「ひっ。わ、私はジャンクフードでカロリー摂ってるから……」


P「ダメだぞ泰葉、アイドルがこんなことしちゃ」

泰葉「それをしっかり止めてくれるのがPさんですから。私なりの信頼ですよ」

P「ものは言いようだな」

泰葉「ふふ。不器用なので、私」

 
5 :◆5F5enKB7wjS6 :2016/11/11(金) 21:57:37.52 :8VRX3VtdO

加蓮「あのねぇ、不器用な人間が自分からポッキーゲーム誘う?」

泰葉「あ、加蓮。李衣菜と漫才は終わったの?」

加蓮「漫才してる場合じゃないから。私のPさんになにしてるの泰葉」

泰葉「いつから加蓮のものになったの? Pさんも迷惑だと思うけど」

加蓮「はぁ? アンタこそPさんのなんなの?」

泰葉「ふん。貴方よりは親しいと思ってるけど?」


李衣菜「はいPさん、ピュレグミですよ」ヒョイ

P「あむ。んーすっぱい……でもうまいなぁ」

 
6 :◆5F5enKB7wjS6 :2016/11/11(金) 21:59:34.02 :8VRX3VtdO

加蓮「くっ……っふ、あはは! だ、ダメダメ、修羅場なんて無理だって……!」プルプル…!

泰葉「し、真剣な目なのが余計に……! ぅふっ、ふふふふっ……♪」

加蓮「はー、こんなんじゃドラマ撮影とか苦労しそー。まだまだだなー」

泰葉「ええ、もっともっとレッスンしなきゃね。ふふふ」


P「李衣菜にもお返しだ。ほれ口開けて」

李衣菜「あー……んっ」パクッ

P「んなっ! ば、バカ、指まで食うなっ」

李衣菜「あ、ごめんなさいわざとです♪」


加蓮「さて次はあの頭すっからかんをとっ捕まえて」

泰葉「厳正な罰を与えましょうか」

 
7 :◆5F5enKB7wjS6 :2016/11/11(金) 22:01:07.30 :8VRX3VtdO

李衣菜「――許してー、毛布ぐるぐる巻きの刑はいやー」モゾモゾ

泰葉「はぁ、李衣菜あったかい……」モフモフ

加蓮「このー、サンドバッグにしてやるっ」ボフボフ

李衣菜「ぉふっ、やめへー」

P「アイドルのリンチ現場を見てしまった……!」

加蓮「PさんもPさんだよ、2人とはいちゃいちゃして私にはなんにも無いわけ?」ジロ

P「ポテロングあるぞ?」

加蓮「あぁんPさん愛してる♪♪」コロッ

李衣菜「ちょろい」

泰葉「ちょろい」

 
8 :◆5F5enKB7wjS6 :2016/11/11(金) 22:02:42.33 :8VRX3VtdO

加蓮「ポテトとお菓子のハイブリッド……最強だよポテロング」サクサク

P「ほい、もう1本」

加蓮「ぁーむっ♪ んー、しかもPさんに食べさせてもらうなんて……私今世界一幸せかも~」

李衣菜「加蓮の幸せって軽いなー」

加蓮「ふふ、そうだよ。私すぐ幸せになっちゃうから。Pさんとちひろさんと泰葉と……誰かさんのおかげでねっ」ツンッ

李衣菜「ふぐぅっ。み、身動きできない相手に卑怯だー!」


9 :◆5F5enKB7wjS6 :2016/11/11(金) 22:04:05.28 :8VRX3VtdO

加蓮「あはっ、それそれー♪」ツンツンツンッ

李衣菜「やんっ!? ばっやめ、助けてぇー!」

泰葉「加蓮、助太刀するねっ」モッフー

加蓮「助けが来たっ!」

李衣菜「そっち助けるの!? Pさーん! ヘルプミー!」ジタバタ

泰葉「んふ、抱き枕♪」ムギュムギュ

加蓮「子ども体温でほんとあったかいよね李衣菜♪ んーんー♪」グリグリ

李衣菜「いーやー!」


P「んむんむ……。うん、今日も仲良しで結構」モグモグ


10 :◆5F5enKB7wjS6 :2016/11/11(金) 22:05:44.86 :8VRX3VtdO

―――


ちひろ「なんだか買い置きのお菓子、知らない間にかなり減ってますけど……」

P「あーすみません、俺たちで食べ過ぎちゃって」

ちひろ「あら。もう、太っちゃいますよ?」クス

P「はは、ですね。じゃあトレーナーさんに頼んで、レッスンの内容ちょっとハードにしてもらいましょうか」

ちひろ「では連絡しておきますね」

李衣菜「えっ」

泰葉「えっ」

加蓮「えっ」


ちひろ「あ、もちろんプロデューサーさんも一緒ですよ、食べ過ぎたなら。――もしもし、お疲れさまです千川です。今日のレッスンなんですが……」

P「えっ」



おわり


11 :◆5F5enKB7wjS6 :2016/11/11(金) 22:06:33.45 :8VRX3VtdO

というお話だったのさ
ちょっとハード(大嘘)

 
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【SS速報VIP】北条加蓮「今日はポテトの日!」
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