楓「ここなんかはどうでしょう?ご要望にぴったりだと思いますが…」

P「ふむふむ…。近場だし、良さそうですね」

楓「はい。それに、なんと言ってもここの地酒が絶品で。頼んでおけば夕食にも付けてくれるんですよ」

P「ほー。それは楽しみだ。………ところで、ですね?」

楓「?」

P「他が居ないのに何でわざわざ真横に入ってきてるんですか?狭いし」

楓「ふふっ。どきがムネムネしますか?」

P「今の一言で台無しですがね」

楓「あらあら」

P「それにそろそろ…」


2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/09(水) 01:03:17.40 :aouSYLZmO

ガチャ

泰葉「ただ今戻りまし……た…!?」

杏「疲れたー。プロデューサー、飴くれー……ん?」

イヴ「うふふ。楽しかったです~♪……あら?」

P「おう、お帰り」

楓「お帰りなさい、泰葉ちゃん、杏ちゃん、イヴちゃん」

泰葉「う………う………う……」

P「ん?どうした?泰葉?」

泰葉「浮…気…!?」ポロッ

P「はぁ!?」


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/09(水) 01:27:53.66 :aouSYLZmO

杏「イヴ!証拠写真!」

イヴ「は~い!…えっと…泰葉さ~ん」

泰葉「ここを押して起動して、こっちがシャッターで…」

イヴ「ふんふん」

P「………」

杏「………」

イヴ「いきますよ~」カシャ

楓「ぴーす♪」ブイ

P「えーっと…」

泰葉「ふええぇぇぇん」メソメソ

P「泰葉!?」

楓「ふふっ」


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/09(水) 01:42:51.74 :aouSYLZmO

泰葉「ひどいです、Pさん。頑張ってお仕事をして帰ってみれば、楓さんと…」モゾモゾ

イヴ「今年のPさんはプレゼントおあずけですね~。はぁ~。あったか~い」ゴソゴソ

杏「まさかプロデューサーにそんな甲斐性があったなんてねー。杏ちゃんびっくり」ゴロン

P「杏、せめて上着は脱ぎなさい」

杏「えー…」

楓「ふふふのふ。バレちゃいましたね、プロデューサー♪」

P「あなたがややこしい場所に入ってるからでしょう」ペチン

楓「ふにゃっ」

泰葉「でぃ………」

P「今度はなんだ?」

泰葉「でぃーぶい!?」


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/09(水) 01:59:27.83 :aouSYLZmO

泰葉「くすん。私と言うものがありながら。あの日のキスは嘘だったんですね…」オチャ

杏「ズズッ……ほぅっ…。せめてさぁ、バレないようにやりなよ。なんでよりによってここでやっちゃうかなあ」

P「だから無実だってば…。あと泰葉、あまり言いふらさないで…」ズズッ

イヴ「なんでしたっけ~?けんたいき?…あ、ブリッツェン、おみかん~」

ブリッツェン「ブモ~」

楓「まったく。プロデューサー、浮気はダメですよ?」メッ

P「このタイミングで貴方がそれを言いますか?」

泰葉「実家に帰らせてもらいます!」ミカンムキムキ

P「最近日が暮れるの早いから気をつけてな」


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/09(水) 23:01:19.45 :aouSYLZmO

泰葉「あとはえっと…」モグモグ

楓「泰葉ちゃん、泥棒猫がまだだよ?」

泰葉「それがありましたね。…この泥棒猫っ!」ビシッ

楓「ふふっ。取られる貴女が間抜けなのよ」オホホノホ

泰葉「Pさん。私とこの人、どちらを取るんですか!?」

P「ほら、ハンガー」

杏「んもー。仕方ないなぁ…」ヌギッ

楓「…あ、泰葉ちゃん、このみかん美味しいしね」モキュモキュ

泰葉「キャシーさんの折り紙つきですから」フフッ


12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/09(水) 23:09:50.74 :aouSYLZmO

泰葉「はふぅ…」

P「あ、満足した?」

泰葉「はい。それで何してらしたんですか?」

杏「ホントに浮気?」

イヴ「めっ、ですよ~」

P「だから違うって。相談に乗ってもらってたんだよ」

杏「相談?」

楓「ええ。静かで景気のいい旅館はどこが良いかな、って」

P「最近泰葉には色々無理させたからな。ご褒美も兼ねてどうかと思って」

泰葉「新婚旅行ですか!?」ガタッ

P「違います」

杏「そうだね。婚前旅行だね」フヒヒ

泰葉「あ、そちらでしたね」ポン

P「だから違いますって」


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/09(水) 23:18:21.82 :aouSYLZmO

杏「まあ、確かに運動会からこっち泰葉引っ張りだこだったもんね」

泰葉「ふふっ。私はずっと楽しんでただけだったんですが…」

P「それでも、芝居の主役とソロライブが重なったのは大変だっただろ」

イヴ「うふふ。ソロライブの時は、私泣いちゃいました~」

P「…俺も泣いた。また年末にかけて忙しくなるからな。その前に、と思って」

泰葉「ありがとうございます」エヘヘ

杏「いいなー。杏も何かご褒美が欲しいなー」

イヴ「泰葉さん、楽しんできてくださいね~」

P「え?なに?お前ら行かないの?」

杏・イヴ「えっ!?」


14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/09(水) 23:26:26.46 :aouSYLZmO

杏「まさかの!?」

イヴ「行ってもいいんですか~?」

P「どうせ付いてくるだろうからと思ったんだけど…。じゃあいいや」

杏「行く!」

イヴ「行きます~!」

泰葉「流石Pさんですね」

イヴ「ああ、でもブリッツェンはどうなんでしょうか~…」

杏「あー。流石にねー」

楓「なるほど。ブリッツェンの為だったんですね」ナットク

イヴ「ふあ?」

P「楓さんにな、野湯の多い場所ってのも教えて貰ったから」

イヴ「おおーっ!」

ブリッツェン「ブモン♪」


15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/09(水) 23:32:58.06 :aouSYLZmO

P「旅館には入れないから、向こうでは別行動になっちゃうけど…」

ブリッツェン「ブモモッ!」

イヴ「喜んで~。だそうです~」

P「そりゃ良かった」

楓「ふふ。無駄にならずにすみましたね」

泰葉「楓さん、ありがとうございます」ペコリ

イヴ「ございます~」ペコリ

楓「いえいえ。ちなみにプロデューサー、私お土産には樽をお願いします」

P「樽?」

楓「はい♪」

P「はあ…。まあ、わかりました…」


16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/09(水) 23:41:43.85 :aouSYLZmO

杏「温泉回だー!」

イヴ「だ~?」

泰葉「ふふっ。今から楽しみですね」

イヴ「はい~。温泉♪温泉♪」

杏「杏達はともかく、プロデューサーよく休み取れたね」

P「まあな。無理矢理有給ぶち込んだ」

杏「うわあ…」

P「ま、杏も精々英気を養えよ。今年はこれが最後の休みになるだろうし」

杏「は!?」

P「去年に続き今年も杏サンタには各所を回ってもらう予定だから」

杏「 」パクパク

P「いやー。売れっ子は大変だなー」


18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/11(金) 22:58:09.04 :aHzJZl8sO

ーin旅館ー


P「とうちゃーく」

杏「………寒っ!」

泰葉「今夜は雪かも知れませんね…」ハァー

イヴ「すっかり冬って感じですね~」

杏「うー…。プロデューサー、早く旅館入ろうよ…」

P「ん。車停めてくるから先に入ってな。ブリッツェンは待機」

泰葉「はい」

ブリッツェン「ブモ!」

泰葉「ブリッツェン、今夜は一晩外ですけど大丈夫ですか?」

ブリッツェン「ブモブモ」

イヴ「温泉もあるし、地元はもっと寒かったですからぁ。平気だそうですよ~」

杏「二人ともはやくー」

泰葉「は~い♪」


19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/11(金) 23:11:04.33 :aHzJZl8sO

杏「ほーん。良い雰囲気の場所だね」

泰葉「さすがは楓さんオススメですね」

イヴ「くんくん…うふふ。いかにも温泉宿な良い匂いです~」

P「気に入ってくれたみたいだな。宿帳書いてくるから適当にしてて」

泰葉「あ、出来れば私の苗字はPさんので…」

P「書きません」

杏「いいじゃん。時間の問題なんだし」

P「あのなぁ…。ほら、館内図でも見とけ」

泰葉「はぁい」

イヴ「泰葉さん、杏さん!露天風呂がありますよ~!」

泰葉「混浴ですか!?」

杏「この寒いのにわざわざ外で入らなくても…」


20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/11(金) 23:19:36.97 :aHzJZl8sO

P「おまたせー」

泰葉「Pさん、大変です!」

P「どうした?忘れ物か?」

泰葉「ここの露天風呂、男女別だそうです!」

P「…………そうか」

泰葉「せっかくPさんの背中を流そうと思ってたんですが…」ショボン

P「……イヴ。この辺の野湯の地図貰ったからブリッツェンに渡してきて」

イヴ「は~い♪ふわぁ。いっぱいありますね~」ウズウズ

P「くれぐれもイヴは行かないように」

イヴ「はうぅっ」

杏「旅館ので我慢しようよ…」

イヴ「そうします~」


21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/11(金) 23:32:29.87 :aHzJZl8sO

P「じゃ、これがお前らの部屋の鍵な」

泰葉「?…Pさんは?」

P「流石に同じ部屋ってワケにはいかないだろ。三人部屋で頼んだから」

泰葉「私は一向に構いませんよ?むしろばっちこいです」

杏「杏も。いざとなれば耳栓するから安心して」

P「何を心配してるのか知らないけど、そう言う訳にはいきません。料理はそっちに運んでもらうからそれで我慢しなさい」

泰葉「むぅ…。お風呂もお布団も別だなんて…」

杏「せっかくの婚前旅行なのに」

P「だから違うってば」


23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/11(金) 23:50:00.94 :aHzJZl8sO

P「じゃあ荷物置いたら行くから」

泰葉「また後で…」

杏「ういー」

イヴ「どんなお部屋なんでしょうね~」

P「…………泰葉はあっち」

泰葉「?」クビカシゲ

P「そんな何言ってんのって顔してもダメ」

泰葉「お邪魔はしませんよ?」

P「しなくてもダメだってば」

泰葉「尽くしますよ?」

P「ああ、もう…」


24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/12(土) 00:00:25.19 :Agl5edxqO

杏「おっ。なかなか立派な部屋じゃん」

イヴ「杏さん!コタツがありますよ~♪」

杏「気が利いてるね。やっぱこれだよねー」ゴソッ

イヴ「うふふ。急にいつもの感じになっちゃいますね~」モゾッ

杏・イヴ「!!!」

泰葉「くすん。追い出されちゃいました…」トボトボ

杏「や、泰葉!泰葉!」

泰葉「?…どうしたんですか?…あ、コタツです♪」

杏「そうだけど!ほら、入って入って!」

イヴ「泰葉さん、凄いですよコレ~」

泰葉「はい…?」モゾッ

泰葉「……!?」


25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/12(土) 00:12:08.84 :Agl5edxqO

P「お邪魔ー。どうだー?良い部屋だろ?」

泰葉「あっ♪いらっしゃいまし」

杏「プロデューサー知ってたの?これ」

P「これ?コタツがどうかしたのか?」

イヴ「こんなコタツもあったんですね~」

P「…?………おお!掘りゴタツになってんのか」

杏「ね。杏初めて入ったよ」

イヴ「椅子みたいに座れるから、足の位置を気にしなくても良いんですね~。素敵です~」

P「あー。確かにこれは楽だわ…」

泰葉「そちらは違ったんですか?」

P「どうだろ。コタツはあったけど荷物だけ置いてこっち来たし…」


26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/12(土) 00:22:06.39 :Agl5edxqO

泰葉「…あっ!Pさん!Pさん!」

P「だめ」

泰葉「むー。まだ何も言ってませんよ?」

杏「亭主関白はんたーい」

イヴ「はんたーい?」

P「はぁ…。どうせ事務所に掘りゴタツを、とか言うんだろ」

泰葉「どうして分かったんですか!?Pさんエスパー?」

P「泰葉の言いそうな事くらいわかるようになってきたよ…」

杏「おっ。惚気かな?」

泰葉「ふふっ。そうだったんですね♪」

P「どうしてそうなる…」


27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/12(土) 00:33:18.32 :Agl5edxqO

イヴ「ふわぁ~」

杏「お。あくび」

泰葉「朝早かったですからね。温泉に行く前に少しお昼寝しますか?」

イヴ「温泉…行きたいれふ…ふみゅぅ…」ウトッ

P「時間はあるから焦らなくてもいいよ」

イヴ「ふあい…」フワー

杏「あー。でもアレだね。寝るには適してないね、掘りゴタツ…」

泰葉「完璧と思われた掘りゴタツにそんな弱点が…!」

イヴ「………すぴー」クウクウ


31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/13(日) 00:08:30.54 :uugViLJ7O

杏「でもさー」

P「ん?」

杏「結局どこに行ってもやってる事変わらないよね。コタツに入ってダラダラするだけって」

泰葉「ふふっ。確かにそうかも知れませんね」クスクス

イヴ「…すや~」

P「まあ、いいんじゃないか?それが一番リラックス出来る空間って事なんだろうし」

杏「珍しいじゃん。いつもは勿体無いとか言って色々やろうとするのに」

P「今回はのんびりする為に来てるからな。無理に何かする必要もないだろ。こういうのは記憶に残らないくらいのが丁度良いんだよ」

杏「そんなもんかね」

P「そんなもんだ。むしろ杏からそんな台詞が聞けるとは思わなかった」

杏「………なんだよー」


32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/13(日) 00:17:41.26 :uugViLJ7O

P「明日は雪かもな」

泰葉「ふふっ。そうかもしれませんね」クスクス

杏「泰葉まで!?」

P「ほらほら、有意義に過ごしたい杏さんは館内を散策してきてもいいんだぞ?」

杏「あー、もー!知らない!杏も寝るから風呂行くようになったら起こせ!」ムスッ

P「杏?」

杏「ぐー…」

P「……やり過ぎたか?」

泰葉「杏さんも照れくさくなったんですよ」フフッ

P「相変わらず素直じゃない奴」

杏「ぐ…ぐー」


33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/13(日) 00:28:09.52 :uugViLJ7O

イヴ「ふわ~…」クシクシ

P「お。起きた?」

イヴ「ふぁい」ムニャムニャ

泰葉「ふふっ。今温かいお茶淹れますね」

イヴ「ん~…」

杏「………」ムクッ

P「こっちも起きたか」

杏「…ん。泰葉、杏にもお茶…」

泰葉「はい。ただ今♪」

イヴ「ふぅ~…ズズッ…ほぅ…」ポヤー

杏「んー。やっぱり体勢変わらないのはちょっと辛いかも…」ズズッ

P「そもそもコタツで寝るなと…」


34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/13(日) 00:37:44.36 :uugViLJ7O

P「じゃあ風呂行くか?」

泰葉「そうですね」

イヴ「おんせん!」

杏「覗くなよ」

P「誰がお前の貧相な体に興味を持つか」

泰葉「……ちんちくりん…」ペター

P「や、泰葉の事じゃないからな!?」

泰葉「はっ!揉まれたら大きくなると聞きました…!」

P「迷信です!」

泰葉「Pさん!」

P「やめなさいって…」


35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/13(日) 00:47:36.75 :uugViLJ7O

P「じゃあ、また後でな」

泰葉「はい。ふふっ。他に誰もいなければ呼びましょうか?」

P「お願いだからやめて…」

イヴ「皆でお風呂なんて久しぶりです~」

杏「普段は精々二人が精一杯だからね」

泰葉「将来は大きめのお風呂が欲しいですね」

P「話が見えないなー…」

泰葉「やっぱり親子三人で入りたいですし」

杏「だって」

P「何故こっちにふる」


36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/13(日) 00:57:57.96 :uugViLJ7O

イヴ「ふわぁ!もうここからいい匂いがしてます~♪」

杏「硫黄の匂い、ちょっと苦手…」

泰葉「誰もいないですね…」キョロキョロ

杏「杏達の貸し切り状態みたいで良いじゃん」

イヴ「ゆっくり出来ちゃいそうですね~」

泰葉「ふふっ。本当にPさん呼んじゃいますか?」

杏「ふひひ。多分来ないだろうけどね。ま、寒いしさっさと入ろ」

泰葉「はい。流しっこしましょうね」

イヴ「はい~♪」

杏「っと。その前に…」

泰葉「?」

杏「キング・クリムゾン!!!」


39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/14(月) 00:59:52.30 :xtr8YRJnO

杏「さて、行くか」

泰葉「何ですか、今の?」

杏「ん?いわゆる一つのお約束?」

泰葉「はあ…?」

イヴ「ふわあぁ!広いです~!」

泰葉「本当だ。立派なお風呂ですね」

杏「……寒っ!冷静に考えたらさあ。何故わざわざ真冬に裸で外に出ないといけないのか」

イヴ「うふふ。この寒さも温泉の醍醐味ですよぉ♪お湯に入ると溶けちゃいそうになりますから~」

杏「あー…イヴには悪いけど、杏は一生理解出来なくていいや…はよ入ろ…」

泰葉「あっ。杏さん。せめてかけ湯をしてからっ」


40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/14(月) 01:11:59.82 :xtr8YRJnO

杏「あ゛ーーー…しみるー…」フハー

泰葉「気持ちいいですねぇ…」チャプン

イヴ「はい~…」ポー

杏「ヤバい。これ一度入ったら出られないパターンだ…」

泰葉「ううっ…。確かにここからまた脱衣所に行くのは辛いかも知れません…」

イヴ「湯気凄いです~」

杏「あー。それはホラ、円盤になったら消えるから…」

泰葉「円盤?」

杏「こっちの話こっちの話」


42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/14(月) 01:24:39.99 :xtr8YRJnO

杏「はー…。でもこの分じゃ明日は本当に雪かもねー…」

泰葉「そうなったら今年初雪ですね」

イヴ「うふふ。いよいよ冬本番、って感じですね~」

杏「雪とか面倒なだけなんだけどなぁ…」

泰葉「…?お二人共雪国の出身ですし、慣れてそうですけれど…」

杏「あのね、慣れてるのと好きなのは違うんだよ?」

イヴ「私は雪好きですよ?」

杏「イヴの所と比べたらアレだけど…。杏はない方が良いなぁ。あっても年一でいいや…」


43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/14(月) 01:33:07.78 :xtr8YRJnO

泰葉「ふぅ…。ちょっと暑くなってきました…」チャプ

泰葉「はぁ……」

杏「………」ジー

泰葉「…?どうかしましたか?」

杏「いや…。改めて見ると泰葉って肌綺麗だよね」

泰葉「ふえっ!?」

杏「細いなりにそれなりにあるし、柔らかそうだし…。ふとももとか特に…」

泰葉「あ、あの…。杏さん?」モジモジ

杏「むむむ…。これがプロデューサーのものになるのか…。許せん!」ガバッ

泰葉「いや…。えっ?…ひゃっ!」


44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/14(月) 01:42:32.31 :xtr8YRJnO

杏「ここか!ここがええのんか!?」

泰葉「やっ!ちょっ…!んん……っ!」

杏「ほほう?泰葉って意外と…!」

泰葉「いっ、意外となんですか?…やあっ……っ!?」

杏「ほ~れ!ほ~れ!」

泰葉「だめで……あ、杏さん…そろそろ……んっ!お、お願いですから…あっ…」

杏「ここかぁっ!」

泰葉「ふわっ!そ、そこ…は…!……~~~~~っ!!!!」

杏「ふっ…みっしょんこんぷりーと」

泰葉「はぁ…はぁ…はぁ…」クタッ

イヴ「ふや~~~」ポケー


48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/16(水) 00:32:33.83 :M2TorilxO

杏「あー疲れた」

泰葉「うぅ…杏さんひどいです…」

杏「まあ、プロデューサーには内緒にしといてあげるから。泰葉の弱い所」

泰葉「あ、当たり前ですっ!…もう。いたずらがすぎますよ?」

杏「あはは。ごめんごめん。…さて、いい加減熱くなってきたし、上がろうかな…」

泰葉「そ、そうですね…。私もこれ以上は…」

杏「イヴはどうする?」

イヴ「………ふあ?…あ。私はもう少し入ってますぅ」

杏「ん」

泰葉「のぼせないように気を付けてくださいね」

イヴ「は~い」

 
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/16(水) 00:40:02.36 :M2TorilxO

P「良い湯だった~……あれ?泰葉だけか?」

泰葉「あ、Pさん。おかえりなさい。イヴさんはまだお風呂で、杏さんはレア物を見付けたー、とか言ってましたが…」

P「ふーん。夕飯までまだ時間あるし大丈夫か」

泰葉「そう…ですね…」

P「?……泰葉どうかした?なんか顔が赤いけど…」

泰葉「そ、そうですか!?ちょっと長く入り過ぎたでしょうか…」

P「ふむ…」

泰葉「あ、あの…そうじっと見られると…」

P「いや、髪を上げた泰葉ってあまり見ないな、と思ってさ」

泰葉「ああ…そう…ですね…」


50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/16(水) 00:47:26.83 :M2TorilxO

泰葉「ふふっ。色っぽいですか?」

P「………そうだな。……なあ、泰葉」

泰葉「はい?」

P「今回四人で来たワケだけど、泰葉は二人の方が良かったりしたか?」

泰葉「…………」ンー

泰葉「そうですね。…勿論Pさんと二人きりでの旅行も魅力的ですけれど、今はまだ皆で一緒に色々したいな、とも思います」

P「そうか…」

泰葉「それに……二人での旅行はこれから先沢山出来ますから…ね」

P「……いずれ、な」

泰葉「ふふっ。はい♪」


51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/16(水) 00:54:37.60 :M2TorilxO

泰葉「そうだ。Pさんこの後やる事ありますか?」

P「いや。だらだらしようと思ってただけだけど?」

泰葉「よければ、一緒にお土産を見に行きませんか?」

P「今から?帰りで良くないか?」

泰葉「沢山あるので、今のうちに選んでおきたくて…。それに、Pさんも何か頼まれてましたよね?」

P「あー、そういや楓さんに頼まれてたんだった…」

泰葉「樽、でしたっけ?」

P「ああ。何の事かは分からないけど…。よし、行くか」

泰葉「はい♪」


52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/16(水) 01:02:40.79 :M2TorilxO

P「ほー。色々あるんだな…」

泰葉「温泉卵に温泉饅頭に…温泉煎餅!?」

P「買うの?」

泰葉「勿論です♪」ドサッ

P「俺はどうしようかな…。って数多くない?」

泰葉「そうですか?…えっと、桃華ちゃんに薫ちゃんに悠貴さんに清美さんに乃々さんに…」ユビオリ

P「なるほど。……大変だな」ナデリ

泰葉「ふわっ。…はい。大変なんです♪」

P「俺はとりあえず社長とちひろさんだけで良いかなー…と、楓さん」

泰葉「?…珍しいですね。いつもは全員に、って言いそうなんですが…」

P「………まあな…」


53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/16(水) 01:24:42.08 :M2TorilxO

P「俺はどうしようかなー…」

泰葉「ふんふん………!Pさん!Pさん!」グイー

P「ん?どうした?」

泰葉「これ買いませんか?買いましょう!」

P「……夫婦湯呑?」

泰葉「はい!」

P「………………」ンー

泰葉「…ダメですか?」ウワメズカイ

P「はぁ…。事務所では使わないんなら良いけど…」

泰葉「ええっ!?それじゃあお揃いの意味が…」

P「ウチで使えば良いだろ。よく来るし」

泰葉「はいっ♪」


54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/16(水) 01:31:46.84 :M2TorilxO

泰葉「あ。楓さんが言ってた樽ってこれじゃないですか?」

P「おっ、あった?…………は?」

『地酒(樽)・1斗~』

P「……斗?」

泰葉「鏡開きの時なんかによく見るやつですね」

P「えー…マジで?よりによって何要求してんだよ、あの25歳児…」

泰葉「あの、少し出しましょうか…?」

P「いや、大丈夫。むしろどうやって持って帰るかの方が問題かも…」

泰葉「えっと…あ、無料配送もやってるそうですよ」

P「……ああ、一定以上買えば無料になるのか。泰葉のも一緒に送っとく?」

泰葉「では、折角なので…」

P「はいよ」


56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/18(金) 00:45:39.04 :PcwdwZZ7O

P「まったく…。予想外の出費になった…」

泰葉「あはは…」

P「それだけ気に入ってるって事だろうし、夕食に期待しておくか」

泰葉「良ければお酌しましょうか?」 

P「むう…。魅力的な誘いだけど…」

泰葉「決まりですね♪お任せください」

P「…今日くらいは良いか。…じゃ、そろそろ良い時間だし杏とイヴ回収しに行こう」

泰葉「はい。多分杏さんはゲームコーナーにいると思いますよ」

P「イヴは…まだ風呂入ってそうだな…」

 
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/18(金) 01:06:01.15 :PcwdwZZ7O

杏「くのっ!…ここだ!…っ!あーーっ!」

P「杏ー、そろそろ飯の時間だぞ~」

杏「あっ、プロデューサー良い所に!ちょっと両替してきて!」ヒグチ

P「両替って…どんだけやってんだよ…」

杏「もうちょっとなんだよ!あと一息でクリア出来そうなのに、そのあと一息がさぁ!」

P「そんなに難しいのか?」

杏「くそぅ。レトロゲーと思って甘く見てた…。やっぱり紗南ちゃんに聞くか…」

P「…程々にしとけよ」

杏「クリアしたらねー」

P「普段はぐうたらしてるクセにこう言う時だけは元気だよな…」

杏「プロデューサー、りょーがえー!」

P「はいはい…」

 
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/18(金) 01:17:06.09 :PcwdwZZ7O

イヴ「堪能しました~♪」

P「…まだ入ってたのか」

泰葉「ふふっ。ご飯の後でまた行きますか?」

イヴ「良いですね~」

P「おう。まだ入るのか…」

杏「いよっし!クリアー!」

P「こっちも終わったみたいだな」

杏「ふう…。手強い相手だった…」

泰葉「ご苦労さまです」

杏「うむ。くるしゅうない」

P「何様だよ」

杏「で、プロデューサー夕飯は?」

P「部屋に運んでもらってるから行ったらあるはず」

泰葉「楽しみですね♪」

イヴ「ね~♪」

 
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/18(金) 01:25:05.14 :PcwdwZZ7O

杏「おー。思った以上に豪華じゃん」

イヴ「見た事ないのが沢山あります~」

泰葉「食べきれるかちょっと心配ですね…」

P「まあゆっくり食べればいいさ」

杏「むむっ。プロデューサーの席だけ何かある!?」

P「楓さんオススメの地酒を頼んでたんだよ。お前らにはまだ早い」

杏「何だ酒か。じゃあいいや」

泰葉「ふふっ。お酌は任せてください♪」

杏「ほほう」ニヤニヤ

P「なんだよ?」

杏「べっつにぃ?さ、食べよ食べよ」

 
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/18(金) 01:34:58.86 :PcwdwZZ7O

P「おっ。確かに旨いな、コレ…」クピッ

杏「何かウチの大人組見てたらちょっと抵抗あるんだよねー……うまうま」

P「あの人達は参考にするな。まあ、大人になったら正しい酒の飲み方教えてやるよ」

泰葉「私の初めて…は、Pさんとですね」

P「酒、な……」

イヴ「このお肉おいひいれす~」ムグムグ

泰葉「確かに…。牛肉とも違いますし…」モグ

P「えーと…鹿肉だって。何でもこの辺の山に生息してるらしいぞ」

杏「へー……鹿肉…ブリッツェン大丈夫かな…」ボソッ

イヴ「ブリッツェン!?」

P「こらこらこら、不安になるような事を言うな!」

 
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/18(金) 01:40:33.60 :PcwdwZZ7O

イヴ「わわわ、私ちょっとブリッツェンの様子を見に…っ!」

P「どこに居るかもわからないだろうが!多分大丈夫だから!杏も余計な事言わない!」

杏「てへ☆」ペロ

杏「って言うかイヴの小脇に抱えられた桶は一体…」

イヴ「あっ…」サッ

P「……イヴ。行かない、って言ったよな?」

イヴ「ふえぇ…」

泰葉「計画失敗しちゃいましたね」

イヴ「もう少しだったんですが~…」

 
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/18(金) 01:51:37.54 :PcwdwZZ7O

P「そもそも念のためブリッツェンにはGPS持たせてるし……うん。問題なさそうだから安心しなさい」

杏「いつの間に…」

P「一晩とはいえ山の中に放逐するワケだからな。帰りに間に合わなかったら大変だし」

泰葉「ふふっ。流石はPさんです」

P「何故かまゆが大量に持ってたからひとつ借りた」

杏「まゆちゃん、GPS…あっ」

イヴ「?……あっ、このお魚美味しいです~♪」

P「当の飼い主?はこんなんだけど」

イヴ「ふえ?」

杏「温泉>ブリッツェンだからね…」

 
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/18(金) 01:59:53.02 :PcwdwZZ7O

P「ふぅ…美味かった。…自分用にも1瓶買って帰ろうかな…」

イヴ「うふふ。お腹いっぱいです~」

泰葉「ちょっと食べ過ぎました…」

杏「予は満足じゃー…泰葉、デザートある?」

P「おまっ…」

泰葉「ふふっ。売店に温泉煎餅なるものがありましたので、買ってみました」

杏「温泉煎餅?…へー」

P「あれ?全部送らなかったの?」

泰葉「はい。これは部屋用に、と思いまして」

イヴ「これも美味しいです~♪」バリバリ

杏「んむ。美味いけどなにが違うのかと問われたら…」ボリボリ

P「んー……確かに。まあ、土産なんてそんなもんだろうけど…」バリボリ


65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 00:56:42.67 :CRJIHHvEO

P「はー…しっかし、たまにはぼーっとする時間も必要だな、やっぱり…」

泰葉「Pさん、いつも働き詰めですから。たまには休まなきゃ体壊しちゃいますよ」

杏「そうそう。ちゃんと杏ちゃんってお手本があるんだからさ」

P「お前は反面教師の見本みたいな奴だろうが。いつもコタツでだらだらしやがって」

杏「ふふん。駄菓子菓子、今年の杏は公然とコタツでだらける権利を得ているのさ♪」

P「は?」

杏「だって、見事『コタツの似合う17歳』に選ばれたからね」

泰葉「そういえばそうでしたね。おめでとうございます♪」

P「コタツじゃなくて冬の似合う、な」

杏「似たようなもんだって」

 
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 00:57:42.77 :CRJIHHvEO

杏「ところでさぁ…」

P「ん?」

杏「杏ときらりは分かるんだけど菜々さんって…」

P「それ以上はいけない」

泰葉「菜々さん、そろそろまたゲストにお呼びしましょうか…」フム

杏「ああ、いいね。最近奈緒が小慣れてきて面白みがなくなってきてるし」

P「手配は任せろ」

杏「…プロデューサー、これに関しては無駄にノリ良いよね」

P「そろそろイヴも忙しくなるし、奈緒と菜々さんをいっぺんに呼ぶのもありか?」

泰葉「もうすぐイヴさんの日ですもんね」

P「…………?…イヴ?」

イヴ「く~…」スヤスヤ

杏「寝てる…」

 
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 00:58:46.53 :CRJIHHvEO

P「静かだと思ったら…」

泰葉「ふふっ。最近忙しそうにしてましたから」

杏「あー。次のイベントでもリーダー役なんだっけか」

P「ああ。イヴにしても色々疲れてたのかね…」

杏「杏もろとも休みを増やしてあげると良いよ」

P「そうだな。杏は無理だけどイヴは調整してみるか」

杏「不公平だっ!」ダン!

泰葉「杏さん?」シー

杏「あう…」

 
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 01:00:17.02 :CRJIHHvEO

P「よっ、と…」

泰葉「あら?」

P「じゃ、俺ももう寝るかな…」

杏「もう?早くない?」

P「たまには日付が変わる前に寝たいんだよ」

泰葉「ふふっ。ゆっくりしましょうね♪」

杏「おやす~」

P「………泰葉はこっち」

泰葉「むう…。一緒のお布団で寝たいだけですよ…?」

P「だからダメだってば…」

杏「我慢できずに手を出しかねないから?」

P「そうそう…って杏ぅ!」

杏「うひゃひゃ」

泰葉「ばっちこいです!」フンス

P「お願いだから…」

 
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 01:00:53.47 :CRJIHHvEO

泰葉「ふう…」

杏「どうする?早いけど杏達ももう寝る?」

泰葉「そうですね…」

イヴ「んむ~…」ムクッ

杏「あ、起きた?」

イヴ「……………ふぁい…」クシクシ

泰葉「お茶淹れますね~♪」

杏「っても、杏達ももう寝ようかって言ってたんだけど…イヴはどうする?」

イヴ「ん~……私はもう一回お風呂入ってきまふ~…」

泰葉「今からですか?」

イヴ「うふふ。夜の温泉もまたオツなものなんですよ~」

杏「風邪ひかないように気をつけて」

イヴ「は~い♪」

 
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 01:02:00.32 :CRJIHHvEO

イヴ「ふあ~…あったか~い」チャプン

イヴ「本当、今日は一段と冷えます~…」

イヴ「………ん~」キョロキョロ

イヴ「誰もいませんか~?」キョロキョロ

イヴ「うふふ♪ブリッツェ~ン」

ブリッツェン「ブモッ!」ガサガサ

イヴ「あっ…シーッ!」

ブリッツェン「ブモッ…」

イヴ「えへへ。内緒だからね~?」

ブリッツェン「ブモモン♪」

イヴ「うん。ブリッツェンはどんな所に入ったの?」

ブリッツェン「ブモ、ブモモ、ブモー」

イヴ「へ~。いいなぁ」

ブリッツェン「ブモ?」

イヴ「う~ん。Pさんに止められちゃったからぁ、我慢する~…」

ブリッツェン「ブモブモ」

 
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 01:02:39.69 :CRJIHHvEO

イヴ「あら?」

ブリッツェン「?」

イヴ「見てみて、ブリッツェン。雪だよ~♪」

ブリッツェン「ブモー…」

イヴ「うふふ。積もるかなぁ。明日が楽しみだね~」

ブリッツェン「ブフー」

イヴ「そうだねぇ。今年もホワイトクリスマスになると良いね~」

ブリッツェン「ブモ」

イヴ「こ~んなに良い場所に連れてきて貰えたんだし、今年もいっぱい頑張らなきゃ~♪」

ブリッツェン「ブモン♪」

イヴ「うん。アイドルもサンタも、両方とも~」

 
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 16:23:39.02 :CRJIHHvEO

~翌朝~


泰葉「ん………」モゾッ

泰葉「……寒い…」ムクッ

泰葉「…………」ボーッ

泰葉「……………」キョロキョロ

杏「くかー…」

イヴ「すやー…」

泰葉「…………?…………ああ」

泰葉「…………ふふっ」

泰葉「……はぁ…寒い…」ハァー

泰葉「ん~……?」ノソノソ

泰葉「あ……!」

 
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 16:24:47.81 :CRJIHHvEO

泰葉「ふふっ♪」

泰葉「雪、凄い…一晩でこんなに積もるんだ…」

「あれ?」

泰葉「?」

P「泰葉?」

泰葉「あっ♪Pさんおはようございます」

P「おはよう。早いな」

泰葉「はい。寒くて起きちゃいました」

P「確かに。俺もそれで起きたクチだしな」

泰葉「綺麗ですよね。一面真っ白で…」

P「冬はつとめて、とはよく言ったもんだ」

泰葉「雪の振りたるは言うべきにもあらず、ですっけ?」

P「そうそう」

 
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 16:27:20.72 :CRJIHHvEO

杏「はぁー…帰りたくない…」

イヴ「うふふ。た~っぷりリフレッシュ出来ました~♪」

泰葉「また皆で来ましょうね」

イヴ「ね~♪」

ブリッツェン「ブモー!」

イヴ「あっ、ブリッツェン~!」

杏「おお。ブリッツェンもどことなくふわふわしてる」

イヴ「これで今年のクリスマスも頑張れますぅ!」

杏「あああ。忘れてたのに…。忘れたかったのに…」

泰葉「ふふっ。暖かいお鍋作って待ってますからね」

イヴ「わ~い!」

杏「杏は仕事なしの鍋だけが良いなぁ…」

 
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 16:28:30.02 :CRJIHHvEO

杏「……?」

イヴ「どうしました?」

杏「いや、プロデューサー静かじゃん。いつもならもっと絡んでくるのに」

泰葉「今朝は普通でしたが…。具合悪いんですか?」

P「…………お前ら、遺書は書いたか?」

杏「は?」

イヴ「衣装?」

P「自慢じゃないが、雪道運転は数える程しかしてない上にここまでの雪ははじめてだ…」

杏「なっ!?」

P「今までの人生に悔いはないな!」ヒャッハー

杏「嫌だ!杏はまだ不労所得の甘い汁を吸ってないのに!」

泰葉「Pさんとなら何処まででも…」

イヴ「何だか楽しそうですね~」

ブリッツェン「ブモー……」



サイキック!おしまい!

 
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 16:29:30.13 :CRJIHHvEO

おまけ


奈緒「で、無事に帰って来られたんだ」

杏「何度か地獄は見たけどねー」トオイメ

泰葉「ふふっ。こちらお土産です」ガサッ

奈緒「なんだこれ?温泉…煎餅?」

杏「意外と美味かったよ」

泰葉「留守の間何か変わったことはありましたか?」

奈緒「んー…ちひろさんが忙しそうにしてたくらいで……あ、何故か愛海が血の涙流しながら悔しそうにしてたっけ…」

泰葉「愛海さんが?」

イヴ「なんでしょうか~?」

杏「さあ?」

奈緒「まあ、このコタツに誰もいないってのはちょっと違和感があったな」

泰葉「ふふっ。すっかり事務所のお馴染みって感じですね」

イヴ「嬉しいです~♪」

 
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 16:30:59.39 :CRJIHHvEO

杏「んじゃあそろそろやりますか」

泰葉「オープニングは十分撮れましたね」

奈緒「ああ、やっぱりやるんだ…」

杏「むう…最近の奈緒は慣れすぎて面白みがなくなってきた」

奈緒「そりゃこう何度もやられてたらな」

イヴ「うふふ。すっかり準レギュラーですね~」

奈緒「もう普通に呼んでくれたほうがありがたいんだけどなぁ…」

泰葉「そこはこの番組のポリシーですから」

奈緒「ああ、そう…」

 
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 16:33:10.28 :CRJIHHvEO

以上、読んでくださった方ありがとうございました!
いつも通りのぐだぐだでお送りしました。来年も続くかは未定…
え?イベント?爆死だよ☆


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【SS速報VIP】岡崎泰葉「コタツのある旅館」
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