【SS深夜VIP】早坂美玲「ガオった!」
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1: 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/10/15(土) 21:51:12 :zVme0Aes

幸子「はひー、疲れましたねぇ」ぜーぜーっ

輝子「フヒッ、今日のレッスンは…いつもよりハードだったな…」ハァハァ

飛鳥「そうだね。小梅、生きてるかい?」

小梅「え、えへへ…死んでる、み、みたいに、ハァ、ハァ、見える…?」ぐったり

蘭子「ちょっとだけ」クスクス

乃々「もりくぼめっちゃ疲れました…」ぜーはー

美玲「あー、めちゃくちゃガオったぞッ!」


2: 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/10/15(土) 21:56:00 :zVme0Aes

飛鳥「……ガオった?」

美玲「ん?ああ、レッスンキツかったからな!ウチもガオったぞ!」

小梅「?」

幸子「あー、美玲さんはケモノ的なキャラですからね!鳴き声のような、『ガオー!』みたいな意味でしょうか?」

美玲「何言ってんだオマエら。ウチはただ『ガオった』って言っただけだぞ?」

輝子「??」


3: 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/10/15(土) 22:05:10 :zVme0Aes

乃々「ちょっと意味がわかんないんですけど…」

美玲「は?オマエらどうしたんだよ?」

まゆ「美玲ちゃん」ぬっ

美玲「おおっ!?まゆ、どっから現れたんだ!?」びくっ

まゆ「私のことはいいんです。それよりも、美玲ちゃん」

美玲「な、なんだよ?」

まゆ「『ガオる』はね……」


まゆ「宮城の方言ですよ」


美玲「!!?」


4: 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/10/15(土) 22:12:50 :zVme0Aes

美玲「ガオるが方言!?う、嘘だろまゆッ!?」

まゆ「方言ですよぉ。実際みんなに通じてないでしょう?」

幸子「何ですかガオるって!?」

乃々「原型が全くわからないんですけど…」

美玲「オマエらマジで言ってんのか!?」

小梅「ふ、不思議な…言葉…」

蘭子「キャッスルパレスに伝わりし呪文か…(宮城県の方言なんだね)」

美玲「呪文じゃねーよッ!」


5: 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/10/15(土) 22:20:02 :zVme0Aes

美玲「マジか…ガオるが通じないのか…ッ!」

飛鳥「どんな意味の言葉なんだい?」

幸子「美玲さん全然訛ってる感じしないのに、珍しいですねえ」

輝子「ガオるの語感から…意味が想像できない…」

美玲「いや、ウチはただこえぇと思ったからガオるって言っただけだぞッ」

小梅「こえぇ…?」

蘭子「美玲ちゃん、レッスン怖かったの?」

美玲「は?ウチにコワイものなんてあるわけねーだろッ!」


6: 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/10/15(土) 22:27:58 :zVme0Aes

まゆ「美玲ちゃん」

美玲「…まさか」

まゆ「『こえぇ』もね…」


まゆ「宮城の方言なんです!」


美玲「うっそだろまゆ…こえぇまで通じないのかよ!?」がくっ


幸子「ガオるの説明に対して新たな方言が出てきちゃいましたね」

輝子「無限に連鎖したりして…ヒヒッ!」

小梅「こっちも、ご、語感から意味が…あんまり、わ、わかんない、ね…」


7: 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/10/15(土) 22:35:02 :zVme0Aes

まゆ「『ガオる』『こえぇ』、どちらも宮城県の方言で『疲れた』という意味なんですよ」

輝子「まさかの同じ意味だった…」

幸子「まぁ、ガオるの説明にこえぇが出てきましたし」

美玲「ウチもまさか二つとも方言だとは思わなかったぞッ」

まゆ「同じ疲れたの意味でも、ガオるは『バテる』『参る』のような意味で、こえぇは口に出して『疲れたー』と言うような使い方なんです」

蘭子「摩訶不思議な言語!(おもしろい言葉だね)」

美玲「オマエにだけは言われたくねーぞッ!」


8: 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/10/15(土) 22:56:42 :zVme0Aes

飛鳥「美玲の珍しい一面が見られたね」

輝子「フヒ…仙台の要素、眼帯だけじゃなかったんだね…」

幸子「そういえばまゆさんも美玲さんも宮城県出身でしたね。今さらですけど」

まゆ「そうですね。私も東京に出てきたばかりの頃は少し言葉で困ったから…美玲ちゃんには私がいろいろ教えてあげますよぉ?」

美玲「……しずねっ!かっちゃぐぞ!(うるせーッ!ひっかくぞ!)」ぷいっ


10: 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/10/15(土) 23:18:27 :zVme0Aes

まゆ「もう、美玲ちゃん。わざと訛ったりしてますね?」
まゆ「なじょしたっちゃ?むつけたんすぺ?(どうしたの?スネちゃった?)」

美玲「んだ!(そーだよ!)こいづらウヂがあぺとぺだっづっでバカにすて!(コイツらウチがわけわかんねーこと言ってるってバカにしやがって!)」

まゆ「すてねーっちゃや(してないよ)言葉のごだすがだねーすて直すすがねーでがすぺ?(言葉の事は仕方ないんだから直すしかないでしょう?)」

美玲「おもしゃぐねー!ウヂのごどごしゃぐな!(おもしろくねー!ウチに説教すんな!)」ぷいっ

まゆ「きがねなや…(強情張って…)」


全員(まったくわからない…)


11: 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/10/15(土) 23:28:47 :zVme0Aes

美玲「オマエらおだづなよ!(オマエら調子乗んなよ!)バーカバーカ!!」ダッ

まゆ「あっ、美玲ちゃんっ!……もう、逃げちゃった」

まゆ「ごめんなさい、みんな。美玲ちゃん機嫌悪いみたいで…」

幸子「まぁ、美玲さんならいつものことですし」

小梅「き、気に、しないで…っ」

乃々「1、2時間すれば戻って来ると思いますし…」

まゆ「ありがとう、みんな」にこっ


12: 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/10/15(土) 23:36:16 :zVme0Aes

蘭子「美玲ちゃん、怒っちゃったのかな?」

輝子「ちょっとだけ、からかっちゃったかな」

まゆ「美玲ちゃん強情というか、気性の荒いところがあるから…」

飛鳥「ずいぶん気にかけているんだね、美玲のこと」

まゆ「ええ。同郷というのもあってだけど、なんだか放っておけなくて」

幸子「わかりますねー。美玲さんといっしょにいるとつい構っちゃう感じ!」

小梅「み、美玲ちゃん、か、かわいい、から…」


13: 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/10/15(土) 23:43:27 :zVme0Aes

まゆ「そうですね。私にとっては、めんこい(かわいい)妹のような子ですから」にこっ

輝子「フヒッ、良い姉妹だね」

乃々「みんなの妹みたいな存在ですよね…」

飛鳥「うん。少し世話のやける妹だけどね」

幸子「確かに!」

蘭子「あはははっ」

小梅「ふふふっ」



美玲「~~~~ッ///」


こうして、扉の向こう側に隠れたまま出て行きづらくなる美玲なのであった




 
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