【SS速報VIP】佐藤心「ばくおん!」
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モバP「ばくおん!」
佐藤心「ばくおん!」


1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 18:55:48.80 :+KUXOnRt0
アイドルマスターシンデレラガールズです。
おりもとみまな氏の1~7巻が絶賛発売中の漫画「ばくおん!!」とは一切関係ありません。
私はホンダ党。

モバP「ばくおん!」

の続きです。


2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 18:56:26.56 :+KUXOnRt0

CGプロ

心「ねぇねぇ、拓海ちゃん☆」

拓海「あ、心姐さん。お疲れ様っス!」

心「姐さんじゃなくてはぁとだって言ってんだろオルァ☆」

拓海「す、すんません!」

心「気を付けろよ☆」

拓海「ウス!」

拓海「ところで、アタシに何か用ですか?」

心「うん♪ ちょっと聞きたい事あって☆」

拓海「アタシに答えられる事なら何でもお答えします!」


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 18:57:04.53 :+KUXOnRt0

心「そんな気合入れなくていいから☆」

心「バイクの免許取りたいんだけど、どうすればいいのかなって☆」

拓海「免許?」

心「そ☆ はぁともバイク乗りたいんだぞ☆」

拓海「大型、普通、小型とあるんですけど、どれを取るつもりっすか?」

心「? だからバイクの免許だぞ☆」

拓海「ウス。バイクっす」

心「?」

拓海「?」

麻理菜「心……、あんたね。バイクにも大型自動二輪、普通自動二輪、小型自動二輪と種類があるのよ」

心「あ、マリナルおはよ~☆」

拓海「おはようございます! 麻理菜姐さん!」

拓海「おはよう。あと拓海ちゃん、姐さんはやめてね?」

拓海「ウス!」


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 18:57:48.53 :+KUXOnRt0

心「バイクの免許にも種類あるのか」

拓海「ッス。免許の種類によって乗れるバイクの排気量が変わります」

心「おおぅ……全然わかんねぇ☆」

拓海「えっと、大型さえあれば好きなバイクに乗れます」

心「じゃあ大型取るか☆」

麻理菜「大丈夫なの? 大型って大変なんでしょ?」

心「そーなの?」

拓海「やっぱ大型だとでかくて重いんで、人によってはしんどいって言いますね」

拓海「最近はやらないところもあるらしいですけど、引き起こしで挫折する人も居るらしいっす」

心「引き起こしってなんだ?」

拓海「倒れたバイクを起こす事っすね。バイクは車と違って転ぶと自分で起こさないといけないんで、倒してあるバイクを起こすってのが必須なんです」


5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 18:58:37.10 :+KUXOnRt0

麻理菜「という事はバイクに乗る人は自分でバイクを起こせるってわけね」

拓海「ッス。そもそも引き起こしが出来る物に乗るのが良いって言いますんで」

心「まぁ、バイクだし余裕だろ☆ チャリみたいなもんっしょ。楽勝楽勝☆」

拓海「甘く見ない方がいいっすよ。バイクって結構重いんで」

麻理菜「どれくらいあるものなの?」

拓海「車種によって違うんすけど、大型だと250kg以上あるやつもありますね」

心「250!? チャリって何kgくらい……?」

麻理菜「ママチャリで20kgとかじゃない……?」

拓海「アタシもチャリはわかんねっすけど、里奈の原付でも90kgくらいはあるはずっす」

心「まじか……まじか☆」


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 18:59:04.34 :+KUXOnRt0

麻理菜「軽いバイクもあるのよね?」

拓海「基本的には排気量が小さければ軽くはなります」

拓海「小型自動二輪なら150kgぐらい、普通自動二輪なら200kgぐらいのはずです。車種にもよるんで前後はしますけど」

麻理菜「軽いって言っても案外重いのね……」

拓海「ある程度コツはあるんすけど、それでもそれなりに力は要るんで、引き起こしが出来なくて大型取るの諦める人もいるくらいっす」

心「うーむ……」

麻理菜「200kgとか想像もつかないわね……」

拓海「姐さん方なら大丈夫だと思いますけど、不安なら普通自動二輪にしとくのをおススメします」

心「そうだなぁ、最低限乗れれば良いし大人しく普通自動二輪にしておくか☆」

麻理菜「私は最初から普通自動二輪取るつもりだったしそれでいいわよ」


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 18:59:38.85 :+KUXOnRt0

麻理菜「まぁ、私も心も非力ではないと思うけど」

心「おうコラ☆ だれが怪力だオルァ☆」

麻理菜「言ってないわよ」

拓海「ところで、姐さん方はどっちで免許取るつもりなんすか?」

心「どっちって?」

拓海「教習所か一発試験かっす」

麻理菜「私は教習所のつもりだったけど」

心「というか一発試験ってなんだ?」

拓海「教習所に通わずに運転免許試験場で試験受けて合格出来ればOKって奴です」

心「お☆ 良いなそれ☆ それで行こう♪」


8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:00:22.37 :+KUXOnRt0

麻理菜「試験って実技もあるんでしょ? そもそも運転出来ないと駄目じゃないの?」

拓海「そっすね。しかも試験が超厳しいんで何回か受ける羽目になります」

麻理菜「ほら。あんたも大人しく教習所にしときなさいよ」

心「えー☆ だるーい☆」

拓海「運転出来るなら一発試験も悪くないかもしんないすけど、結果的に教習所の方が楽だと思いますよ」

心「ぐぬぬ……☆ 拓海ちゃんまでもそう言うなら……」

麻理菜「そうよ。とりあえず今日の帰りにでも教習所申し込みましょ」

心「だな☆」

心「色々教えてくれてありがとね☆ 拓海ちゃん☆」

拓海「いえ! 姐さん方の力になれたなら嬉しいっす!」

麻理菜「また分からない事あったら聞くと思うけど良いかしら?」

拓海「任せてください! 夏樹にも話しとくんで、出来る限りお手伝いするっす!」

心「頼もしいな☆ それとだが……」

拓海「?」

心「『姐さん』じゃなくてはぁとだって言ってんだろオルァ☆」

拓海「いってぇ! 痛いっす! 姐さん! やめて!」


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:00:50.52 :+KUXOnRt0

後日 教習所

麻理菜「~♪」

心「ご機嫌だね☆」

麻理菜「あら、おはよ。一緒だったのね」

心「おう☆ マリナルと一緒で心強いぞ☆」

指導員「はい、じゃあ時間なんで教習始めますねー」

指導員「えー、ではまず引き起こしからやってもらいます。手本を見せるので同じようにやってくれれば大丈夫です」

指導員「腕の力だけで持ち上げようとしないでください。このように腰を落として、身体全体の力を使って押すイメージですね」

麻理菜「なんだ。拓海ちゃんに聞いてたよりも簡単そうね」

心「だな☆ やっぱり大型にしとけばよかったかもな☆」


10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:01:23.91 :+KUXOnRt0

指導員「じゃあ次、佐藤さんお願いします」

心「はぁ~い♪」

心「フンッ……! んぐぐ……! あれ……案外重いぞ……!」

指導員「腕の力だけじゃなくて下半身全体をもっと使ってください」

心「下半身……下半身……!」

心「オルルルルァァァァァッ☆」

指導員「はいオッケーですね」

心「ふー……☆ このくらい軽いぜ☆」


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:01:50.68 :+KUXOnRt0

指導員「じゃあ次、沢田さんどうぞ」

麻理菜「心で大丈夫なら私も大丈夫よね」

麻理菜「んっしょ……! んん!? あれ……案外重い……!」

麻理菜「んぬぬ……!」

指導員「腰でタンクの部分押す感じで。向こう側に倒してやるくらいのつもりでも大丈夫ですよ」

心「マリナル、ファイト♪」

麻理菜「やってるわよ……!」

麻理菜(なんで……こんなに……重いのよっ!)

麻理菜(心に出来たなら……! 私にも出来る……はずっ!)

麻理菜「せいっ!」

指導員「はい、オッケーですね」

麻理菜「はぁ……はぁ……」

心「お疲れ☆」

麻理菜「ありがと……案外きついのね……」

心「だな、甘く見てたわ」


12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:02:18.41 :+KUXOnRt0

指導員「はい。じゃあ実際に乗ってみましょうか」

指導員「今日は乗車前点検とエンジンかけてコース一周して終了ですね」

指導員「まず『ネンオシャチエブクトウバシメ』をとりあえず覚えてください」

心「ねんお……?」

指導員「これは乗車前点検で行う点検項目の頭文字を繋げたものです」

指導員「点検項目は、『燃料』、『オイル』、『タイヤ』、『チェーン』、『ブレーキ』、『クラッチ』、『灯火類』、『バッテリー』、『締め付け』の9か所行います」

指導員「『タイヤ』だけ『車輪』になってますが、『ネンオシャチエブクトウバシメ』を覚えていれば点検項目を見落とす事はありません」

麻理菜「なるほどね。確かに言われれば覚えやすい気がする」

指導員「じゃあ実際に点検行ってください」

心「あー、なんだっけ。ネン・オ・シャ・チエ……」

麻理菜「ブ・ク・トウ・バ・シメっと……」

指導員「じゃあ実際に跨ってエンジンかけてみましょうか」


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:03:18.47 :+KUXOnRt0

心「キーを回して……」

麻理菜「セルスイッチを押すっと……」

心「おお!? 尻の下でどこどこ言ってる!」

麻理菜「思ってたより結構振動するのね」

指導員「はい、じゃあコースを一周してください。さっき教えた通りに半クラッチをしっかりしてれば大丈夫なんで」

麻理菜「ギヤをローに入れて……半クラッチにする……!」

麻理菜「アクセルをひねって……! あっ……おっと……フラフラするけど……これで良いのよね!」

心「ぎゃあ!」

指導員「はーい。すぐエンジン切って起こしてくださーい」

指導員「沢田さんはそのまま一周してきてください」

麻理菜「はーい♪」

麻理菜(結構楽しいわね♪ バランスとってれば転びそうにないし♪)

心「くっそー☆ すぐ起こしてやるからな☆ フンッ!」

指導員「じゃあもう一度エンジンかけてください。足元とか手元ばかり見てると転びますよ」

心「はーい☆」


14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:03:45.53 :+KUXOnRt0

教習後

麻理菜「楽しかったわね♪」

心「マリナル上手だったもんな☆」

麻理菜「そういう心はだいぶ苦戦してたみたいね」

心「アクセルひねると音がすごいだろ☆ ビビった☆」

麻理菜「確かに、思ってた以上に身体に響くものね」

心「でも次は大丈夫だぞ☆ とりあえず、ギヤは変えられないけど走れるし♪」

麻理菜「私はもう2速までいけたわよ♪」

心「なにぃっ!? はぁとだって次には2速入れてやるぞ☆」


15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:04:14.20 :+KUXOnRt0

夏樹「おーい、麻理菜さん、はぁとさーん!」

心「およ? 夏樹ちゃん?」

麻理菜「拓海ちゃんも居るわね」

夏樹「初教習お疲れ様です」

拓海「お疲れ様っす!」

夏樹「拓海にお二人がバイクの免許取るって聞いたんで様子を見に来たんですよ」

麻理菜「なるほどね」

拓海「どうすか!? 順調すか!?」

心「おうよ☆ 特にトラブル無しだ☆」

麻理菜「心は何回かこけてたけどね」

心「それを言うなよマリナル☆」


16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:04:52.47 :+KUXOnRt0

夏樹「ははっ。仕方ないですよ。路上で転ぶと命に関わりますけど、教習所なら何度転んでも大丈夫ですから」

夏樹「今のうちに転ぶ練習しときましょう」

心「おおぅ……夏樹ちゃんからイケメンオーラが……☆」

拓海「夏樹の言う通りです! それに姐さん方なら余裕っすよ!」

夏樹「二人とも運動神経良いし、ダンスやってるから体幹もしっかりしてるしな」

麻理菜「やっぱり運動神経って関係あるの?」

夏樹「致命的にってほどじゃないですけどね。運動からきしの人よりは早く乗れるようになるって程度ですよ」


17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:05:21.80 :+KUXOnRt0

夏樹「ああ、そうだ。お二人とも時間ありますか?」

心「おう☆」

麻理菜「ええ」

夏樹「一回くらいバイク乗った方が感覚掴めると思って」

拓海「迎えにきました!」

麻理菜「だからヘルメット持ってたのね」

心「あ、安全運転でな? 頼むよ? マジで」

夏樹「大丈夫ですよ。はぁとさん」

夏樹「とりあえず適当に走って事務所に行くぞ、拓海」

拓海「おうよ!」


18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:05:47.61 :+KUXOnRt0

CGプロ

モバP(以下P)「やけにご機嫌ですけど、どうしたんですか?」

心「ふっふっふー☆ あと少しだけ待ってろよ☆」

麻理菜「そうね。初めてはPくんと一緒が良いものね」

P「はぁ?」

P「拓海、夏樹なんか知ってる?」

拓海「ま、お前の望みがもうすぐ叶うって事だよ」

夏樹「プロデューサーさんは楽しみにしてればいいんだよ」

P「ますますわからん」

心「よーし、拓海ちゃん、夏樹ちゃんごはん行こーぜ☆」

麻理菜「お姉さん達が奢ってあげるわよ♪」

拓海「マジすか! ゴチになります!」

夏樹「じゃあ、アタシもごちそうになります」

End


19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:11:51.91 :+KUXOnRt0

以上です。

何故かたくみんがものすごい舎弟になってしまった。

私が教習所に行ってたのはずいぶん前になるので、もしかしたら今の教習とは違うかもしれません。
そもそも私の時点で引き起こし教習は無かったです。
でも、バイクに乗ってると引き起こしは避けては通れないので、教習所で引き起こしは練習しておくと良いと思います。
自分のバイクで引き起こしの練習なんてしようとは思わないので。

バイクに興味が出たらちょっとお金はかかりますけど、教習所に申し込んでみましょう。楽しいですよ。
もし、課金のし過ぎでお金がない場合はバイク乗りの知り合いに頼んで後ろに乗せてもらうのもありです。
バイクの楽しさは乗ってみないとわからないので、一度乗ってみてください。





20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:13:14.32 :+KUXOnRt0

書いたはいいけどあまりにも短くなってしまったので、ついでに奈緒の話を……


モバP(以下P)「奈緒。奈緒」ユサユサ

奈緒「んぬ……?」

P「昼寝中悪いけど晩飯面倒くさいからピザでいいか?」

奈緒「ひざ……?」ボーッ

P「嫌いか?」

奈緒「ううん……すきー……」

P「んじゃ注文したいからどれがいい?」

奈緒「んー……ひざでいい……」モゾモゾ

奈緒「ぐぅ……」ポテン

P「なっ!? 奈緒! なんで急に膝の上に来るんだ!」

奈緒「んえ……? だってひざでいいって……」

奈緒「ごめん……Pさん……もうちょっとだけねたい……」zzz…

P「……」

P「まぁいいか。可愛いし」ナデナデ


奈緒「んうっ……?」パチッ

P「あ、起きたか。おはよ」

奈緒「あれ……Pさん……?」

奈緒「なんてPさんが上に……?」ムクッ

奈緒「……!?」

奈緒「なななななんで! なんで膝枕なんかしてんだよ!」マッカ

P「え、だって奈緒から来たし、可愛かったからそのままにしてた」

奈緒「ば……ばかじゃねーの!」マッカ

P「可愛かったぞー。ほら、写真見る? 見る?」

奈緒「見るか! ばかぁ!」

P「あ、やべ、手が滑って凛と加蓮に送っちゃった」

奈緒「なっ!?」ピローン ピローン

P「携帯鳴ってるぞ?」

奈緒「見たくないぃ……」

end


21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/18(月) 19:14:36.61 :+KUXOnRt0

さて、では依頼出してきます。

総選挙は5月9日の18時59分までです。
本日22時には中間発表ですね。
『佐藤心』、『神谷奈緒』に清き一票をお願いします。


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