【SS速報VIP】真美「壊れてしまった?」亜美「特別な真美?」
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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 01:52:06.17 :Yz0b1JBl0
真美「なにそれ?」
P「おいおい、こないだ言っただろ?今度765プロとコラボしたゲームが発売されるって」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 01:59:54.22 :Yz0b1JBl0
亜美「あー、言ってたねー」
真美「それが『壊れてしまった特別な真美』なの?」
P「あぁ、まぁ名前は仮の名前だけどな、主役は真美に決まった」
真美「やったー!」
亜美「良かったね!真美!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:00:24.38 :Yz0b1JBl0
P「嬉しそうだな」
亜美「だって任○堂っしょ?」
真美「真美たち大ファンだもんね!」
亜美「ねーねー?兄ちゃーん?ハードはなんなの?」
真美「3○S?Wii ○?それとも次世代機?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:01:48.89 :Yz0b1JBl0
P「任○堂?何の話だ?」
亜美「え?」
真美「だって兄ちゃんそう言って…」
P「俺は黄天堂って言ったんだぞ?」
亜美「うぉんてんどう?」
真美「聞いたことないよ?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:02:19.15 :Yz0b1JBl0
P「で、ハードがこれ」
亜美「これファミコンじゃない?」
P「いや、ファンユンだよ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:03:41.38 :Yz0b1JBl0
真美「ふぁんゆん?一体なんの略なのさ?」
P「ファンシーユンピョウターに決まってるだろ?」
真美「決まってるんだ…」
亜美「亜美たち見たことないよ?」
P「あぁ…もうそんな時代か…」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:04:24.66 :Yz0b1JBl0
亜美「いや、時代も何も亜美たちんちにはファミコンとかメガドライブ、ワンダースワンまであるんだよ?」
真美「その真美たちが知らないって相当だよ?」
P「たしかにファンユンは冷却装置が甘く、4時間以上プレイすると壊れてしまうから全くはやらなかったが…」
亜美「クソゲーじゃん!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:05:55.76 :Yz0b1JBl0
P「でもゲーム自体は名作が多いんだ。とにかくやってみよう。テストプレイをしないといけないんだ」
亜美「兄ちゃんがやるの?」
P「いや、俺はストーリーのチェックをしないといけないしゲーム性に関してはお前たちの方が詳しいだろうからお前たちに任せる。俺は公式攻略本をもとにサポートする」
真美「ほいほーい」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:06:25.93 :Yz0b1JBl0
亜美「じゃあスイッチオン!」
SPECIAL MAMI BROKEN
亜美真美「「どぇえええ?」」
P「どうした?まだ始まったばかりだぞ?」
亜美「いや、兄ちゃん!どうしたもなにも!」
真美「これ完全にスーパーマリ…
P「それ以上言ってはいけない…」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:07:43.14 :Yz0b1JBl0
P「内容はちゃんとしてるはずだ、やってみてくれ」
真美「う、うーん…」
亜美「じゃあ亜美から行くね?」
P「ゲームスタートだ!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:08:21.26 :Yz0b1JBl0
亜美「あれ?真美が全然動かないよ?」
真美「ん?なんか落ちてきてる」
P「はばたいてえ!!!」
亜美「え?」
ブギュエッ
テテンテ テテンテテン
P「ほら死んだ」
真美「は?」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:10:35.23 :Yz0b1JBl0
亜美「いやいやいや、どういうこと?」
P「だから既に一機死んだんだよ。マミはスタートと同時に空から降ってくるから着地の時に両手をはばたかせて減速しないと死んじゃう…らしい」
亜美「えぇぇぇ!?こっちがマミなの!?」
真美「じゃあこっちの似たやつは?」
P「それはアミだな、アミがやってしまったいたずらでリツコが激怒、その怒りを鎮めるためにマミが代わりに謝るというストーリーだからアミは見送りをするために立っている」
亜美「亜美そんなクズじゃないよ!?」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:13:36.83 :Yz0b1JBl0
P「おい、二機目が始まってるぞ、はばたいて!」
亜美「えっ?ちょっ、ちょっと待っ…」
ブギュエッ
テテンテ テテンテテン
真美「また死んだ…」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:14:56.91 :Yz0b1JBl0
亜美「どうやってはばたくの?」
P「Gボタン連打って書いてるぞ」
真美「じ、Gボタン~?」
P「コントローラーを見てみろ」
亜美「Gボタ…気持ち悪っ!!」
真美「ボタン多っ!!なんでこんなにボタンが多いのさ!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:15:27.71 :Yz0b1JBl0
P「ファンユンのボタンはAからUまでだぞ」
亜美「絶対いらないよ!」
P「因みに方向キーは凸字キーだ」
真美「そっちは少ないの!?」
亜美「下方向は必要っしょ!?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:17:17.14 :Yz0b1JBl0
P「さぁ三機目が始まってるぞ!」
亜美「G連打!!」
P「お!はばたいてるぞ」
真美「マミ、普通にアミの横通りすぎてったよ…」
亜美「アミの出番こんだけ?」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:17:47.33 :Yz0b1JBl0
P「ジャンプはBボタン、Cボタンを押しながら移動するとスピードが速くなるぞ」
亜美「すっごく腹立つ操作性だよ…」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:19:20.98 :Yz0b1JBl0
真美「あれ?なんか色の違うブロックが出てきたよ?」
亜美「フレッシュグリーンだね」
P「叩いてみろ」
亜美「よいしょ!」
ミキ『あふぅ~』
真美「ミキミキだ!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:19:58.12 :Yz0b1JBl0
亜美「って言うか今ボイスついてなかった?」
P「たしかに…収録なんてしなかったはずなんだが…ん?音声提供サイレントリトルバード?」
亜美真美「「…」」
P「…」
亜美「…盗聴?」
P「…否定できないな」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:21:27.48 :Yz0b1JBl0
ミキ『あふぅ~』
真美「で?なんでミキミキが出てきたの?」
P「あれはアイドルフレンドって言ってマミの手助けをしてくれる仲間らしい」
亜美「…それってドンキーコン…
P「亜美…それは違う…」
真美「いや、どう考えてもアニマルフレ…
P「真美…大人にも事情があるんだ、真美たちならわかるだろ?」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:21:58.92 :Yz0b1JBl0
ミキ『あふぅ』
亜美「でもミキミキ全然動かないよ?」
真美「攻略本にはなんて書いてんの?」
P「えーと…『ミキにはまずおにぎりを与えましょう』」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:23:29.78 :Yz0b1JBl0
真美「おにぎり?」
亜美「あ、横のブロック叩いたら出てきたよ!」
真美「運んでみる?」
亜美「うんしょ!うんしょ!」
ミキ『あふぅ!』パクパク
亜美「食べたぁ!」
真美「でも動かないよ?」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:23:58.16 :Yz0b1JBl0
P「『その後、いちごババロア、キャラメルマキアートを与えましょう』」
真美「食べ物あげないと動かないなんてチ○ヨッシーみたいだね…」
亜美「よいしょ!よいしょ!全部あげたよ!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:25:13.98 :Yz0b1JBl0
ミキ「zzz」
P「『そうすると寝ます』」
亜美「サポートは!?」
真美「ミキミキっぽいちゃぽいけど…」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:25:40.88 :Yz0b1JBl0
亜美「もう!先に進むよ!」
真美「あ、赤いブロックだよ!」
ハルカ『こんにちは!天海春香です!』
亜美「はるるんだ!」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:27:30.10 :Yz0b1JBl0
P「『ハルカはプレイヤーについてくるタイプのサポートキャラです』」
ハルカ『よろしくね!マミ!』
亜美「ミキミキとは違ってちゃんとしてるみたいだね」
ハルカ『よーし、今日も頑張っ…きゃあ!?』ドンガラガッシャ-ン
マミ『ギャアッ!』
P「『よくドンガラし、マミも巻き込まれてダメージを受けます』」
真美「使えねぇ!?」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:28:02.24 :Yz0b1JBl0
ハルカ『つ…使え…ない…?』
真美「えっ?」
亜美「会話してる!?」
P「どうやらマイク機能が働いてるらしいな」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:29:16.49 :Yz0b1JBl0
ハルカ『わ…私は…マミを助けたかったのに…』
真美「ち、違うよぉ、はるるん!」
ハルカ『私の…私の夢は…どこ?』
ハルカ『掴みかけた夢が…溢れ落ちていく…サラサラと…音を立てて…』
亜美「こんなところでアニメの音声を使うなぁ!!」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:29:55.78 :Yz0b1JBl0
ハルカ『どうすればいいの?…わからない…私にはわからない!!』
ハルカ『頑張らなきゃ…頑張らなきゃだよね…』
真美「やめろぉぉぉお!!これ以上真美たちのトラウマを刺激するなぁぁぁあ!!」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:31:25.67 :Yz0b1JBl0
ミキ『ハルカ、どうしたいの?ハルカなんか変だよ?ハルカ、全然楽しそうじゃないよ…楽しかったらそんな顔しないもん』
ハルカ『そ、そんな…変な顔…してた?変だ…ねぇ…楽しかったのに…楽しかったのに…楽しかったはずなのに…いつからなんだろう…変だねぇ?でも…私…でも…私…あれ?…どうしたかったんだっけ…?』ポタポタ
亜美「ミキミキぃぃぃ!?」
真美「サポートもせずに何してんのぉぉぉお!?」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:31:55.73 :Yz0b1JBl0
ブギュエッ
テテンテ テテンテテン
亜美「死んだぁ!?」
真美「なんで!?」
P「どうやら美希と春香は相性が悪いらしい」
亜美「そんなことないよぉ!」
真美「765プロはみんな仲良しだよ!?ほんとだよ!?」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:33:15.70 :Yz0b1JBl0
亜美「最初から行くか…」
真美「あっ?次は白いブロックだ!」
亜美「ってことは?」
ユキホ『ぽえっ?』
亜美真美「「ゆきぴょん!!」」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:33:53.65 :Yz0b1JBl0
ユキホ『ふぅ~、お茶が美味しいですぅ~』
真美「でもやっぱりゆきぴょんも何もしないね…」
亜美「兄ちゃん、何にもしないキャラ多くない?」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:35:25.29 :Yz0b1JBl0
P「いや、雪歩はちゃんとサポートするらしいぞ?」
亜美「どうやって?」
P「あーあ、ほんと雪歩ってちんちくりんだなぁ!」
真美「に、兄ちゃん!そんなことマイクに言ったら…!」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:36:14.11 :Yz0b1JBl0
ユキホ『ひぅっ!こ、こんなひんそーでひんにゅーでちんちくりんな私は…』
亜美「で、出た…」
ユキホ『穴掘って埋まってますぅ!!』ズガガガガガ
亜美「うわぁ!ゆきぴょんが穴を…えっ?」
真美「うあうあ~、穴が開いて土管が出てきたよー!」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:37:33.48 :Yz0b1JBl0
亜美「ゆきぴょんかわいそうだよ…」
真美「でもせっかく出してくれたんだから入ろうよ」
P「『土管には下ボタンがないので入れません』」
真美「使えねぇ!」
亜美「ゆきぴょん悪口言われ損じゃん!」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:38:04.35 :Yz0b1JBl0
真美「あれ?今度は紫色のブロックだよ?」
亜美「もうここまできたら全部叩いていくよ!」
アズサ『あらあら~』
真美「あずさお姉ちゃん!」
亜美「あれ?画面が歪んで…」
4-2
真美「ワープした!」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:39:31.23 :Yz0b1JBl0
P「『アズサはマミをワープで別のエリアに連れて行ってくれます』」
亜美「マリ○のワープみたいなもんだね!」
真美「この調子であずさお姉ちゃんを探していこうよ!」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:40:01.04 :Yz0b1JBl0
アズサ『あらあら~』
6-5
亜美「よし!」
アズサ『あらあら~』
8-3
真美「もうちょいでラスボスっしょー!」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:41:14.15 :Yz0b1JBl0
アズサ『あらあら~』
1-1
亜美真美「「…」」
P「『ただし、あくまでランダムです』」
亜美「先に言ってよぉ!」
真美「まだ、一つもステージクリアしてないよぉ…」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:41:44.77 :Yz0b1JBl0
亜美「とりあえず1-1だけでもクリアしないと…」
真美「ピンクのブロックだ!」
亜美「叩く!」
イオリ『くぎゅう!』
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:42:56.76 :Yz0b1JBl0
亜美「いおりん!」
真美「いおりんならやってくれるはず…」
イオリ『くぎゅう!』ピカ-
P「『イオリはおデコから最強のビームを繰り出してどんな敵でも蹴散らします』」
亜美「さっすがいおりん!強い強い!」
真美「まだ1回も敵出てきてないけどね…」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:44:18.93 :Yz0b1JBl0
亜美「あ、青いブロックだ!いおりん、やっちゃえ!」
イオリ『くぎゅう!』ピカ-
チハヤ『くっ!』
真美「千早お姉ちゃんだ!」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:45:56.25 :Yz0b1JBl0
P「『千早は鉄壁の守備を誇り、マミを敵の攻撃から護ってくれます。鉄壁です。鉄壁。』」
真美「だから敵まだ出てきてないけど…ってかこのゲームの製作者千早お姉ちゃんといおりんに殺されるんじゃないの?」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:46:22.11 :Yz0b1JBl0
P「そうこうしてたらまたブロックだぞ?」
亜美「オレンジのブロック!ってことは!」
ヤヨイ『うっうー!私高槻やよいですぅ!』
真美「やよいっちだ!」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:48:16.59 :Yz0b1JBl0
亜美「やよいっちにこの2人ってことは、2人の能力が底上げされるんだね?」
イオリ『ヤヨイ!』ダッ
チハヤ『高槻さん!』ダッ
亜美「あれ?」
真美「どっか行っちゃったよ?」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:48:48.01 :Yz0b1JBl0
P「『ヤヨイは可愛さのあまりイオリ、チハヤに攫われて3人一緒にどこかに消えます』」
亜美「えぇぇ…」
真美「その設定いおりんたちがいなかったらどうすんのさ…」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:49:58.59 :Yz0b1JBl0
亜美「黒いブロックだ!」
真美「黒ならあの人だよね!」
マコト『まっこまっこりーん♪』
真美「これで攻撃面は復活したね」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:50:30.05 :Yz0b1JBl0
P「『マコトの攻撃力は最強クラスです、右腕から放たれる正拳突きには注意しましょう』」
亜美「ん?」
真美「注意しましょう?」
マコト『まっこまっこりーん♪』ドガァン
パラパラパラ
亜美真美「「え?」」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:52:09.00 :Yz0b1JBl0
P「マコトは敵キャラだぞ?」
亜美真美「「えぇぇぇぇ!?」」
亜美「初めての敵キャラが…」
真美「いきなり最強クラスじゃん!」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:52:43.08 :Yz0b1JBl0
P「言ってる場合じゃない!亜美!速く逃げるんだ!マミが危ない!」
真美「ややこしい!」
マコト『まっこまっこりーん♪』
ドッカ-ン
ズッカ-ン
ズバババババ
亜美「うあうあうあー!」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:54:06.38 :Yz0b1JBl0
真美「亜美!ステージを逆走しちゃってるよ!先に進まないと!」
亜美「無茶言わないでよぉ!避けるので精一杯だよぉ!」
真美「あぁ…折角進んだ道をどんどん戻っていく…」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:54:33.51 :Yz0b1JBl0
亜美「うわぁぁ!」ジャンプ
ミキ『あふぅ』
真美「あ、1番最初のミキミキ出しちゃった」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:55:50.23 :Yz0b1JBl0
ミキ『マコトくぅーん・』ガバァ
マコト『まっこまっ…うわぁ!?』
ミキ『ハニぃぃぃ!ハニぃぃぃ!』
マコト『あっ…そ、そこは…あぁぁん・』
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:56:25.48 :Yz0b1JBl0
真美「…ミキミキにこんな使い方があったなんて」
亜美「さっきは食べてるばっかだったのに…」
P「今も食べてる(意味深)じゃないか」
真美「これR指定あったっけ?」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:58:25.73 :Yz0b1JBl0
亜美「あ、浅葱色のブロックだ!」
真美「よくわかるね、亜美」
ヒビキ『なんくるないさー』
亜美「ふむふむ、やっぱりひびきんでしたな」
ヒビキ『自分完璧だからな!マミを助けるぞ!』
真美「うん…なんだろう…正直不安だね…」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 02:59:09.02 :Yz0b1JBl0
ヒビキ『あっ、待ってマミ!そこには落とし穴があるぞ!いぬ美が言ってる!』
亜美「へぇー、ありがとひびきん!」
ヒビキ『マミ!ここに隠し扉があるってヘビ香が言ってるぞ!』
真美「うわ!ほんとだ!」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:00:36.89 :Yz0b1JBl0
ヒビキ『はい、このアイテムあげる♪ハム蔵が取ってきたんだぞ!』
亜美「心配してたけど…」
真美「ひびきん意外とやるじゃん!」
P「ほぼペットの手柄な気もしないでもないけどな」
亜美「それはひびきんのキャラを出すためっしょー」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:01:15.42 :Yz0b1JBl0
P「攻略本によると『ヒビキはハルカの上位互換のお助けキャラになります』」
真美「はるるんに失礼だよぉ!」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:02:47.02 :Yz0b1JBl0
亜美「うーん…この岩重くて押せないよぉ…」
真美「よし、ひびきんに頼もう!」
ヒビキ『え?岩を押す?だだだだ、大丈夫だぞ!?じ、自分かんぺ、完璧だからな!!』
亜美「なんか様子がおかしい…」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:03:26.77 :Yz0b1JBl0
ヒビキ『う、うーん!うーん!』
真美「全然動かない…」
ヒビキ『だ、大丈夫だぞ!自分に任せて!自分に…自分に…うぐぐぐぐ』
亜美「ひ、ひびきん」
真美「もう大丈夫だからぁ!」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:04:57.73 :Yz0b1JBl0
ヒビキ『うぐぐぐぐ…ち、違うんだ、自分…ほんとに動かせるんだぞ…動かせ…グスッ…』
亜美「あぁぁ、ひびきん泣かないで!」
ヒビキ『うっぐ…えっぐ…びぇぇえん!?』
真美「泣いちゃった…」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:05:37.59 :Yz0b1JBl0
タカネ『誰です!ヒビキを泣かす外道は!』
亜美「あ、お姫ちんだ!」
タカネ『ギルティ!』
ブギュエッ
テテンテ テテンテテン
真美「あ、死んだ!」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:06:54.65 :Yz0b1JBl0
P「『しかしヒビキは失敗するとすぐに悲しくなって泣いてしまいます。泣くとタカネがやってきてやられてしまうのでハイリスクハイリターンです』」
亜美「なんでまともに使えるキャラがいないのさぁ!」
真美「こうなりゃひびきんも使わずに行くしかないね」
P「『しかし、ヒビキは寂しがりやなのでブロックから出してもらえないと泣いてしまいます。泣くとタカネがやってきてやられてしまうのでハイリスクハイリターンです』」
亜美「それに関しては全くリターンがないじゃん!」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:07:35.52 :Yz0b1JBl0
その後も
マコト『まっ…こ…まっこ…』
亜美「ゆきぴょーん!!」
真美「まこちんの拳がゆきぴょんを貫いて…」
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:09:45.49 :Yz0b1JBl0
ユキホ『ぐふっ…ま、マコトちゃん…ゼーヒュー…もう…ゼーヒュー…だい…じょう…ゼーヒューぶ…だよ?』
亜美「もう喋るな!ゆきぴょん!」
マコト『ゆ、ユキホ?』
真美「まこちんが正気に戻った!?」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:10:20.64 :Yz0b1JBl0
マコト『ユキホ!?ユキホ!?くっ、操られていたとはいえ僕はなんてことを…』
亜美「まこちん操られてたんだ…」
ユキホ『ふふふ…よかった…』
マコト『バカっ!僕なんて…僕なんてほっとけば良かったのに…』
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:13:22.24 :Yz0b1JBl0
ユキホ『そんなこと…ゼー…私には…ヒュー…できない…よ…』
亜美「なんか画面がギャルゲみたいになったよ!?」
マコト『ユキホ…』
真美「これ確実にゆきぴょん監修してるよね?」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:14:21.39 :Yz0b1JBl0
ユキホ『貴女は…強くて…王子様みたいだったけど…それは仮の姿…それをみんなが望むから…ほんとは可愛い姫なのに…みんなのために剣をとった…だから今度は…私が剣をとる…今度は私が…貴女という姫を救う王子になるの…』
真美「あ、これゆきぴょんのポエムだ」
亜美「なんでこんなところに…」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:15:36.26 :Yz0b1JBl0
ユキホ『最期に…マコトちゃんの…』ガクッ
マコト『ユキホ?ユキホーーーー!!』
亜美真美「「ゆきぴょーーーーん!!」」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:16:12.77 :Yz0b1JBl0
亜美「もう!動いてよ!千早お姉ちゃん!」
チハヤ『私には歌しかありませんから…』
真美「だからこのゲームで歌を歌う場面はないんだってば!」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:17:44.07 :Yz0b1JBl0
チハヤ『こ…声が…でな…』
真美「なんで!?」
亜美「はるるん呼んでくる!」
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:18:19.48 :Yz0b1JBl0
真美「なんで急にパズルゲームが始まるのさ!?」
亜美「それも『はるるんのクッキー』って…」
真美「ルールも全く一緒だし…」
亜美「よし、くらえ、パニック!」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:19:39.92 :Yz0b1JBl0
そして…
亜美「なんとかラスボスまでたどり着いたけど…」
リッちゃん ゴゴゴゴゴゴゴ
真美「りっちゃん、オ○ゴデミーラ最終形態みたいになってる…」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:20:06.09 :Yz0b1JBl0
P「律子に亜美のいたずらを許して貰えればクリアだ」
真美「どう考えても許してもらえる雰囲気じゃないよ…」
亜美「うぅぅ…いおりんのビームも、千早お姉ちゃんの防御も効かないよぉ…」
真美「裏技の『あずさお姉ちゃんワープ攻撃』も通じなかったし…」
亜美「一体どうすれば…」
P「というか戦闘が急にRPGになるのにはもうツッコまないんだな」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:21:27.56 :Yz0b1JBl0
リッちゃん「魔法をか・け・て♪」
ズギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
真美「マダンテ…」
ブギュエッ
テテンテ テテンテテン
亜美「もう!またゲームオーバーになっちゃったよぉ!」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:21:58.46 :Yz0b1JBl0
真美「兄ちゃん、りっちゃんの倒し方は載ってないの?」
P「それが『この先は君自身の目で確かめてくれ!』って…」
亜美「それゲームボーイ時代に流行ったやつじゃん…」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:23:08.55 :Yz0b1JBl0
真美「もっかいはばたくとこからか…」
亜美「ん?あっ!わかった!」
P「え?どうするんだ?」
亜美「ここにいるアミに話しかけるんだよ!」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:23:43.36 :Yz0b1JBl0
アミ『マミ!やっぱりアミが行くよ!』
真美「ムービーが始まった!」
マミ『でも、リッちゃんめっちゃ怖いよ?』
アミ『でも、アミがやったんだもん。マミに任せっきりなんてできないよ!』
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:24:53.56 :Yz0b1JBl0
マミ『…わかった、でもついていく!』
アミ『マミ!』
マミ『止めなかったマミにも責任があるもん!それに1人より2人っしょ?』
アミ『マミぃ…』
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:25:27.12 :Yz0b1JBl0
リッちゃん『よく気づいたわね…』
アミマミ『『リッちゃん!』』
リッちゃん『今回はその姉妹愛に免じて許すわ、もう!次はやっちゃダメよ?』
アミ『うん!』
マミ『リッちゃんありがとう!』
真美「これこないだ実際にあったやつじゃん…」
亜美「ピヨちゃんばっちり録音してたんだね…」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:26:57.21 :Yz0b1JBl0
P「でも良く気づいたな、亜美」
真美「ほんとだよ」
亜美「そんなの簡単だよ!亜美と真美はいっつも一緒なんだから!」
真美「亜美ぃ…」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:27:53.82 :Yz0b1JBl0
P「よし、いい話になったところでエンディングを見よう」
亜美「ついに終わるんだね…」
真美「なんだかんだで面白かったね、ついつい4時間もやっちゃたよ」
P「はははは、そうだな…ん?4時間?」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:29:23.70 :Yz0b1JBl0
ボンッ
亜美真美P「「「あっ…」」」
P「冷却装置…」
モクモクモク
亜美「壊れてしまった…」
真美「特別な…」
終わり
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/16(金) 03:30:52.49 :Yz0b1JBl0
お察しの通り元ネタはスケダンです
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【SS速報VIP】真美「壊れてしまった?」亜美「特別な真美?」
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