前回↓
P「重っ……」このみ「どうしたの?」【ミリオン放送局第二十八回】

安価でお便り募集中。


2 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:07:18.70 :zYCd1/Uvo

エミリー「遊園地だったのですか!?」

P「そう、遊園地だった」

エミリー「どうして!どうして私を誘ってくださらなかったのですか仕掛け人さま!」

P「いや、だって仕事だったし」

エミリー「うぅ……」


3 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:07:50.87 :zYCd1/Uvo

杏奈「望月杏奈、です」

エミリー「エミリー スチュアートです」

千鶴「二階堂千鶴ですわ」

杏奈「遊園地……行きたかった……」

千鶴「ここにいる三人ともお仕事でしたもの、仕方ないですわ」


4 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:08:18.18 :zYCd1/Uvo

千鶴「そういえば、まつりは行ったらしいですわね」

杏奈「そう……なの?」

千鶴「仕事ではなく、個人で行ったと聞きましたわ」

エミリー「あれ、でもまつりさんは私と仕事だったのですが……」

千鶴「……えっ」

杏奈「お仕事……終わって、から?」

エミリー「お仕事は朝から夜までありまして……」

千鶴「……なんなんですの?」


5 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:08:50.94 :zYCd1/Uvo

杏奈「……今度……また、みんなで……行きたい、ね」

エミリー「そうですねぇ」

千鶴「時間が合えば、ですけれども」

エミリー「そこが一番の問題でしょうか」

杏奈「多分……」

千鶴「それは後でプロデューサーに相談するしかありませんわね……まあ、とりあえず番組を始めますわよ」

エミリー「はいっ」

杏奈「杏奈」

エミリー「エミリー」

千鶴「千鶴の」

「「「ミリオン放送局!」」」


6 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:09:54.05 :zYCd1/Uvo

杏奈「この番組は」

杏奈「765プロダクション……と」

杏奈「……ミナセランドの……提供で……お送り、します」

千鶴「水瀬財閥……恐ろしい所…… 」

杏奈「……?」


7 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:10:36.21 :zYCd1/Uvo

【CM】

奈緒「私、横山奈緒は!球団を!応援しています!」

奈緒「始球式のお仕事!お待ちしてます!」

765プロダクション!


8 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:11:03.65 :zYCd1/Uvo

千鶴「もはやCMでもなんでもないですわ」

杏奈「奈緒さん……テンション……すごい」

エミリー「何かあったのでしょうか……」

千鶴「……まあ、色々あったんですのよ」


9 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:12:32.26 :zYCd1/Uvo

エミリー「それでは今日のお客様は……」

ガチャ

歩「ちょっ、やめっ!」

亜美「ヨイデハナイカーヨイデハナイカー♪」

バタン

千鶴「……今日は外で収録」

ガチャ

亜美「させない!」


10 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:13:40.13 :zYCd1/Uvo

千鶴「はいはい二人とも座りなさい」

亜美「歩ちんがー」

歩「えっ、アタシのせい!?」

エミリー「ま、まあ、お二人とも落ち着いて……」

杏奈「……ね」

歩「うぅ」

亜美「仕方ないのぉ、千鶴お姉ちゃんの鴨を演じて許してあげよう!」

千鶴「は?」

エミリー「えっと……それは『顔に免じて』……でしょうか?」

亜美「そう、それ!」


11 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:14:29.28 :zYCd1/Uvo

エミリー「今回のお客様は、舞浜歩さんと双海亜美さんです」

亜美「よろよろ~♪」

歩「よ、よろしく……」

杏奈「……歩さん、どう……したの?」

歩「いきなりなんだけどさ……席、交換してくんない?」

千鶴「どうしたんですの?」

歩「いや……亜美の隣ってのが……」

亜美「うあうあ~!それはヒドイっしょー」


12 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:15:03.28 :zYCd1/Uvo

杏奈「……なるほど」

エミリー「……確かに」

千鶴「そうですわね」

亜美「えっ、ヒドくない?」


13 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:16:02.37 :zYCd1/Uvo

千鶴「諦めなさい」

歩「うわぁ……」

亜美「まーいっか!……んっふっふー、歩ちんも亜美のイリコにしてやるー!」

エミリー「……虜、でしょうか?」

歩「……よく分かるなぁ」

エミリー「それほどでも」


14 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:18:29.53 :zYCd1/Uvo

エミリー「それでは、お二人へのお便りを紹介いたします」

杏奈「……うん」

亜美「この亜美博士がなんでも答えてしんぜよう!」

千鶴「はいはい」

歩「へぇ、アタシにもお便りが来るのかぁ」


お便り
>>16


15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/18(土) 23:20:27.62 :BCtOHiiQo
実際のところアメリカでの生活はどうでしたか?

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/18(土) 23:28:23.29 :Ind7onXCO
英語で自己紹介して下さい!


18 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:30:35.13 :zYCd1/Uvo

歩「……えっ」

千鶴「判定はエミリーにやってもらいますわ」

エミリー「よろしくお願い致します」

歩「…………えっ」


19 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:32:43.96 :zYCd1/Uvo

亜美「亜美も?」

杏奈「……うん」

歩「ほ、ほら、亜美はできなさそうだし、もうこのメールはやらなくて」

亜美「んっふっふー、見くびってもらっては困りますなぁ、歩ちん?」

歩「えっ」


20 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:38:24.54 :zYCd1/Uvo

亜美「My name is Ami Futami!」

杏奈「……おぉ……」

亜美「I am a idol!My hobby is eco!」

亜美「Nice to meet you!」

千鶴「予想以上でしたわ」

歩「なっ、どうしてそんなに話せるんだよ!」

亜美「何を隠そう、学校で授業があったからだ!」

千鶴「確かに隠すことでもありませんわね」


21 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:42:09.10 :zYCd1/Uvo

エミリー「あっ、亜美さん」

亜美「どったのー?あっ、もしかして亜美誉められちゃう?」

エミリー「文法が間違っていまして……」

千鶴「idolなら『a』ではなくて『an』ですわね」

亜美「うあうあ~、そんな細かいこと気にしなくてもいいってー!」

千鶴「そうでもありませんわよ?そもそも……」

亜美「よっ、よーし、歩ちん、本場の英語見せてよ!」


22 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:45:29.13 :zYCd1/Uvo

歩「……じゃ、じゃあ……」

歩「マ、まいねーむ、いず、あゆむ……まいはま」

杏奈「…………」

千鶴「……あー」

亜美「……これは……ちょっとヒドすぎっしょー……」

歩「あいあむ………………あい、あむ………………」

エミリー「あ、あの……」

千鶴「終了!」


23 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:51:54.76 :zYCd1/Uvo

エミリー「えっと……留学されていたと聞いたのですが」

歩「あっちじゃ大体身振り手振りで通じるから、英語なんて話せなくてもいいんだよ!」

千鶴「……それにしても、色々と酷すぎやしませんの?」

歩「べ、別にいいだろ!」


24 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:54:08.81 :zYCd1/Uvo

杏奈「……判定……は?」

エミリー「えっと、言い苦しいのですが……」

歩「はっきり言ってよ……」

エミリー「……歩さんの自己紹介は……少し」

亜美「歩ちん、亜美が教えてあげよっか~?」

歩「いいよ!別に」


25 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:55:11.01 :zYCd1/Uvo

エミリー「次回も、お客様、私たちへのお便りをお待ちしております」

エミリー「それでは、ここで一曲お聞きくださいませ」

亜美「双海亜美で『タイムマシンに飛び乗って!』」

歩「ヒドイ目にあった……」


26 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/18(土) 23:56:14.23 :zYCd1/Uvo

千鶴「お送りしております、ミリオン放送局」

千鶴「最初のコーナーはこちらですわ!」

『杏奈・エミリーのあんなこと、こんなこと』

エミリー「こちらの企画では、私たち二人が視聴者の皆様からの三つのお題を受け取り、それに応じてお話をしていきます」

千鶴『ちなみに、私たちは外から見守る役ですわ』

亜美『オブザーバーってやつっしょ!』

歩『おぶざぁばぁ?』

千鶴『……留学してたんですわよね?』


27 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 00:02:18.17 :PO5xs6weo

千鶴『視聴者からの三つのお題……というより、セリフを会話の中で入れられるように二人が頑張るコーナーですわね』

亜美『説明ご苦労!』

杏奈「……さっそく……今回、の……キーワード……」

エミリー「こちらの箱から引けば良いのですか?」

ガサゴソガサゴソ


今回のセリフ
>>28-30


28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 00:08:26.87 :7JMNWOeR0
ダンス

29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 00:08:48.76 :CZugnRRHO
寿司

30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 00:09:43.51 :pFnx8PCU0
ちょっとだけよ(はぁと)


32 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 00:33:58.13 :PO5xs6weo

杏奈「…………」

エミリー「…………」

スタート!

杏奈「……え……えっと」

エミリー「あの、その……」

亜美『あちゃー、難しそ~』

歩『よかった……アタシはやんなくていいんだ』

千鶴『別に、同時進行でこっちでやってもいいんですのよ?』

歩『え、遠慮しとくよ……』


33 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 00:40:19.45 :PO5xs6weo

杏奈「…………えっと、エミリーちゃん……ダンス……やる……っけ」

エミリー「日本舞踊を少々嗜む程度ですが……」

杏奈「……日本舞踊……って、どんな……?」

エミリー「そうですねぇ、大和撫子を目指すのには必須とも言えるものかもしれません」

杏奈「……そう、なの?」

エミリー「優雅さを身に付けるのには最良の方法だと思います」

杏奈「そう……なんだ」


34 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 00:45:12.35 :PO5xs6weo

エミリー「よろしければ、ここでお見せ……はっ」

杏奈「……?……見たい……けど」

エミリー「い、いえ……しかし、……でも……」

エミリー「それでは………ちょっ、ちょっ…………ちょっとだけよ?」

杏奈「……おぉ」

エミリー「はっ、はしたない……大和撫子として猛省致します……」

杏奈「……エコー……掛かってた、ね」

エミリー「あうぅ……」カアッ


35 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 00:47:33.24 :PO5xs6weo

千鶴『かわいい』

亜美『かわいい』

歩『かわいい……って、これ、やらなきゃいけないのか?』

亜美『様式美だよ~、様式美』

歩『……そうなのか?』

千鶴『多分』


37 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 05:17:28.02 :PO5xs6weo

杏奈「……ふぅ」

エミリー「杏奈さん、これを分かって」

杏奈「……ううん、適当」

エミリー「そうだったのですか!?」

千鶴『……もう一個キーワードはあるんですのよ』

歩『これ、忘れてんじゃないの?』

千鶴『多分』


38 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 05:25:45.41 :PO5xs6weo

杏奈「……と、いうわけで」

エミリー「今回の挑戦は」

ブー

杏奈「……え?」

エミリー「……あっ、杏奈さん、私たち一つ忘れてます!」

杏奈「…………あ」


39 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 05:29:23.29 :PO5xs6weo

エミリー「……どうしますか?」

杏奈「……どう、する?」

エミリー「……どうしましょう」

杏奈「…………お腹、すいた」

エミリー「……あ、それなら私がお寿司作りますね」

杏奈「……これ、で……いい?」

千鶴『雑!』

亜美『うあうあ~、二人とも雑すぎだよ~……』


40 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 05:33:25.56 :PO5xs6weo

杏奈「……この、コーナー、では……私たちに……言って欲しい……セリフ……を、募集しています」

エミリー「……簡単なものを送ってください」

杏奈「……うん」

エミリー「以上、杏奈・エミリーのあんなこと、こんなことの企画でした」

ガチャ

エミリー「あ、お三方」

千鶴「28点!」

エミリー「!?」


41 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 05:38:43.53 :PO5xs6weo

千鶴「まったく……二人は」

杏奈「……うん」

エミリー「はい……」

亜美「うわー……」

歩「……え、えっと……それでは、ここで一曲お聞きください」

歩「アタシ、舞浜歩で『Get My Shinin'』」


42 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 05:42:40.69 :PO5xs6weo

杏奈「お送り……しています……ミリオン、放送局」

杏奈「続いて、は……こちら」

『誰が一番?アイドルがちんこバトル!』

千鶴「時はアイドル戦国時代、戦わなければ生き残れませんわ!」

千鶴「……というわけで、このコーナーでは、ここにいる五人で戦っていきますわ」


43 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 05:43:16.82 :PO5xs6weo

エミリー「それでは、早速今回の挑戦を……」

亜美「ちょーっと待ったー!」

歩「」ビクッ

亜美「んっふっふー、その前に今回の賞品の発表だーっ」

千鶴「亜美は知ってるんですの?」

亜美「もちろん!そして今回はこれだっ」

『遊園地チケットペア招待券』


44 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 05:44:34.85 :PO5xs6weo

エミリー「あっ」

杏奈「……これ」

千鶴「……この前の仕事があった、例の遊園地ですわね」

亜美「これを、上二人に一枚ずつプレゼントーっ!」

歩「マジ!?」

エミリー「ということは、二人が二枚で……四人分、ということでしょうか」

杏奈「……負けられない」


45 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 05:51:28.35 :PO5xs6weo

亜美「んじゃー、みんなのマンションも上がったところで、今回の挑戦はー……これだっ!」

『押せ!カウンターバトル!』

杏奈「……ゲーム、の?」

千鶴「違うと思いましてよ」

エミリー「数取器ですね!」

歩「へぇ、これってそんな名前なんだ」


46 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 05:55:08.50 :PO5xs6weo

亜美「ルールは簡単、一分間これをカチャカチャして、高かった人が勝ちだーっ!」

杏奈「……シンプル」

亜美「いやー、亜美にこの競技をやらせるとは、スタッフも罪な人よのぉ」

エミリー「どうしてですか?」

亜美「んっふっふー、何を隠そう亜美はこれを連打する選手権日本代表「そんなわけありませんわ」


47 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 06:00:26.97 :PO5xs6weo

亜美「勝つのなんてイカ飯和えっしょー!」

千鶴「……は?」

エミリー「えっと……『朝飯前』……なのでしょうか」

亜美「そんなことはどうでもいいから、早く始めようよ~っ」

歩「まあ、負ける気はしないけど」


コンマ(高い方から1位→5位)
杏奈>>48
エミリー>>49
千鶴>>50
歩>>51
亜美>>52


48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 07:26:56.64 :FT7NR8V/0
そいや

49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 07:30:52.51 :RB7LDdRMO
はい

50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 07:34:00.22 :7JMNWOeR0

51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 07:35:36.51 :basXk7if0

52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 07:40:40.59 :cJgs4YPG0
とう


53 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 09:27:19.71 :PO5xs6weo

よーい……スタート!

カチカチカチカチカチカチカチカチ

千鶴「……誰が話しませんこと?」

亜美「千鶴お姉ちゃん……これは戦争なんだよ」

千鶴「放送事故!放送事故になるんですの!」

エミリー「ん……ん……」

歩「あっ、手が疲れて……」


54 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 09:31:30.15 :PO5xs6weo

杏奈「…………」

カチカチカチカチカチカチカチカチ

千鶴「……一人レベルが違う子がいますわね」

杏奈「…………」

千鶴「目が本気ですわ」

カチカチカチカチカチカチカチカチ

千鶴「……もう誰も話しませんの?」

千鶴「まったく……」

杏奈「……千鶴、さん」

千鶴「どうしましたの?」

杏奈「…………静かに……」

千鶴「ラジオなんですの!声を届けるのがお仕事なんですの!」


55 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 09:38:37.24 :PO5xs6weo

ピピーッ

千鶴「ふぅ……結果発表ですわ!」

杏奈「……どきどき」

歩「……いや、杏奈は心配しなくていいんじゃないかな……」

千鶴「最下位は!……私ですわね」

エミリー「ずっと場を繋いでくださいましたし、仕方ないです」


59 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 21:43:54.03 :PO5xs6weo

千鶴「四位は……あら、同じ回数
が二人いるんですの?」

エミリー「そうなのですか?」

千鶴「同率三位で、歩とエミリーですわ」

歩「こんなのダンスの応用さ!」

亜美「下から二番だよ?」

歩「ビリじゃないからな!」

千鶴「……ハードルが低すぎますわよ」


60 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 21:44:42.99 :PO5xs6weo

千鶴「そして二位は…………」

亜美「一位は亜美に決まってるっしょ!」

杏奈「……負けない」

千鶴「亜美ですわ!」

亜美「うあうあ~っ」

杏奈「」グッ


61 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 21:45:14.32 :PO5xs6weo

エミリー「おめでとうございます!」

亜美「杏奈っち強すぎっしょ~」

杏奈「……杏奈、タイピング……得意、だから…………それ……の、応用」

亜美「にゃるほどー……歩ちんと違って説得力がありますなぁ」

歩「ちょっ、なんだよソレ!」


62 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 21:45:42.66 :PO5xs6weo

千鶴「というわけで、このペアチケットは亜美と杏奈のものですわね」

亜美「やったー!」

杏奈「……えへへ」

千鶴「このコーナーでは、私たちにやって欲しい挑戦をお待ちしています」

千鶴「以上、アイドルがちんこバトルのコーナーでしたわ」


63 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 21:46:11.87 :PO5xs6weo

歩「えー……ここで、765プロダクションからのお知らせです」

歩「ゲンザイ、『リコッタ』と『灼熱少女』の二つのユニットが活動中です」

歩「ライブに向けて、応援よろしくお願いします」

歩「以上、765プロダクションからのお知らせでした」

歩「……あー、なんか敬語って変な感じ」


64 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 21:48:47.40 :PO5xs6weo

歩「次のパーソナリティはアタシたちが決めるんだってさ」

亜美「亜美が引くよ~!」

ガサゴソ

亜美「せーぇ……のっ!」


>>65-67コンマ
01-17 エミリー
18-34 杏奈
35-51 百合子
52-67 まつり
68-83 千鶴
84-99 このみ
00-  全員

同じ人が連続してもそのままです。三回連続で同じ人が指定されたら次回は一人回に


65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 21:49:21.90 :SDMEkWIW0

66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 21:49:37.58 :DwSiQCpSO
あい

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 21:51:23.33 :C69R4S9G0


69 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:05:17.31 :PO5xs6weo

亜美「来週はこのみんまつりん杏奈っちの三人だよ!」

亜美「それじゃ、来週もよろよろ~♪」


70 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:05:55.07 :PO5xs6weo

エミリー「お送りして参りましたこの番組も、そろそろお別れの時間となりました」

杏奈「……各、コーナー……への…………お便り、募集して、ます」

千鶴「メールアドレスはmillion@xxxx.xxですわ!」

エミリー「ところで、お二人はどなたと遊園地に行くか、決めているのですか?」

亜美「そんなの決まってるっしょー!」

歩「へぇ、誰と?」

亜美「兄ちゃんとだYO!」

ザワッ


71 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:06:35.04 :PO5xs6weo

エミリー「……仕掛け人さまが驚いてますが」

亜美「なーんて、冗談冗談!真美と二人で行くに決まってるっしょー!」

杏奈「……だよ、ね」

千鶴「……本当に最初からそう考えていたんですの?」

亜美「さーねっ?」

歩「ったく……心臓に悪い」


72 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:07:53.88 :PO5xs6weo

歩「杏奈は?」

杏奈「……まだ、決まって……ない、かな」

千鶴「そうなんですの?」

杏奈「……行きたい……人……いっぱい、いて」

エミリー「決められない、ですか?」

杏奈「……うん」

亜美「そーんな杏奈っちに!これだーっ!」

千鶴「……くじ?」

亜美「このくじで出た人と一日遊園地!レンコン一滴!バレン繁盛!名付けて『お楽しみボックス』!」

エミリー「色々と間違っている気がするのですが」

千鶴「突っ込んだら負けですわよ」


73 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:10:35.46 :PO5xs6weo

千鶴「それに、杏奈はそれでいいんですの?」

杏奈「?」

千鶴「くじで適当に決めてしまって」

杏奈「……くじで決める……のも……楽しそう、かも」

歩「……そうか?」

亜美「それじゃあさっそく!」

杏奈「えと……」ガサゴソ

杏奈「……>>75、さん……だって」


74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 22:13:20.62 :pFnx8PCU0
やよい

75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/19(日) 22:17:03.38 :LnEdX8dCo
百合子


76 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:25:26.89 :PO5xs6weo

千鶴「まあ、ちょうどいい二人ですわね」

エミリー「お二人で、楽しんで来てくださいね♪」

杏奈「……うん」


77 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:27:28.66 :PO5xs6weo

エミリー「あっ、そういえば、今週の贈り物をまだ決めていませんでしたね」

杏奈「……ほんと、だ」

歩「これでいいんじゃないのか?」

千鶴「全部ですの?」

亜美「その方が面白いじゃん!」

エミリー「そうでしょうか?」


78 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:30:39.82 :PO5xs6weo

千鶴「えー、今週のプレゼントは、このカウンターに一人一個ずつサインを入れて、五個セットでお送りいたしますわ」

杏奈「……使いどころ……ない、ね」

亜美「飾ればいいんじゃない?」

歩「想像するとスゴい変だ……」


79 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:33:11.26 :PO5xs6weo

エミリー「さて、そろそろ終わりでしょうか?」

千鶴「そうですわね……ミリオン放送局、お相手は」

杏奈「望月杏奈」

エミリー「エミリー スチュアート」

千鶴「二階堂千鶴と、ゲストは」

歩「舞浜歩」

亜美「双海亜美でしたーっ!」

せーのっ

「「「ばいばーいっ」」」


80 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:40:14.20 :PO5xs6weo

『らいしゅうのにっきちょう』

杏奈「今週は……絵日記」

キュッキューッキュキュッ

杏奈「…………それ……何?」

亜美「お仕事をミスった兄ちゃんを叱るりっちゃん」

エミリー「……顔が般若ですね……」

亜美「んっふっふー、どう?似てるっしょ?」

千鶴「えっと……これ、番組のサイトで公開されますわよ?」

亜美「えっ」


81 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:41:35.40 :PO5xs6weo

杏奈「……この、番組は」

杏奈「765プロダクション……と」

杏奈「ご覧の……スポンサー、の、提供……で、お送りしました」


82 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:44:37.56 :PO5xs6weo

【番組終了後】

杏奈「プロデューサー……さん」

P『亜利沙?……そう、その日、空いてるか?』

杏奈「……忙しい、みたい」

エミリー「杏奈さんと百合子さん、二人の予定が合えばよいのですが……」

千鶴「そこは、プロデューサーも考えているのではなくて?きっと調整してくれると思いますわ」

杏奈「……そう、だよね」


83 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:48:53.67 :PO5xs6weo

  ~~  

P「そう、遊園地で杏奈と百合子をスニーキングミッション」

P「頼めるか?……よし、そう言ってくれると信じてたぞ」

P「それじゃあよろしくな」

  ~~  

杏奈「プロデューサー……さん」

P「遊園地のことだな?」

杏奈「……うん」

P「心配しなくても、この日を二人ともオフの日にしておいたから、その日に行くといいさ」

杏奈「……やった…………ありがと、プロデューサーさん」

P「いいってもんよ」

【おしまい】


84 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:49:53.06 :PO5xs6weo

このみ「このみ」

まつり「まつり」

百合子「…………百合子の」

「「反省会!」」
「……はんせいかい」

まつり「ほ?百合子ちゃん、テンションが低いのです」

百合子「…………また!出番が!無い!」

このみ「ま、まあ……次に期待すればいいじゃない」

百合子「杏奈ちゃんはでずっぱり!私はひきこもりですよ!」

まつり「すべて神様のお導きなのです」


85 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:52:52.48 :PO5xs6weo

百合子「きっとこのまま、私は一度も出番がないまま番組も終わってしまうんです……」

このみ「不吉なこと言わないの」

百合子「いっそのこと反省会専用パーソナリティを名乗りましょうか」

このみ「そうネガティブにならないの」

まつり「きっと、神様は百合子ちゃんより杏奈ちゃんが好きなのです、ね?」

このみ「煽らない!」


86 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 22:56:16.86 :PO5xs6weo

このみ「ほら、それよりよかったじゃない、杏奈ちゃんと二人で遊園地」

百合子「はい、それは楽しみなんですけど……」

まつり「けど?」

百合子「……なんだか嫌な予感がして……」

まつり「嫌な予感、なのです?」

百合子「こう、なんというか……なんだかんだ色んなものに邪魔されそうな予感が」

このみ「考えすぎじゃない?」

百合子「そうでしょうか」

まつり「きっとそうなのです」


87 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 23:01:41.69 :PO5xs6weo

百合子「遊園地と言えば観覧車……観覧者の中で見つかる死体!それは正に空の中の密室!」

このみ「……は、無いわね、多分」

百合子「百数十キロで疾走するジェットコースターの中で行われる殺人事件!」

まつり「ほ?」

百合子「ミラーハウスの中で忽然と消え失せた少年は、現実か、はたまた幻か……」

このみ「そんなことはないから安心していいわよ」

百合子「遊園地……なんて面白そうな場所!」

まつり「楽しみ方が完全にズレてるのです」


88 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 23:05:12.93 :PO5xs6weo

まつり「ほ、そろそろ五分なのです」

百合子「もうそんなに経ちました?」

このみ「百合子ちゃんがトリップしている間にね」

まつり「事件が起こるのは小説の中だけで十分なのです」

百合子「事実は小説より奇なり、ですよ!」

このみ「はいはい……それじゃあ、来週のパーソナリティの、私、まつりちゃん、杏奈ちゃんの三人もよろしくね♪」

百合子「反省会担当の私もよろしくお願いします!」

このみ「またそんなこと言って……」


89 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 23:08:01.06 :PO5xs6weo

まつり「と、いうわけで、反省会のお相手は」

百合子「七尾百合子」

このみ「馬場このみと」

まつり「徳川まつりでした」

せーのっ

「「「ばいばーいっ」」」



このみ「あら、時間が微妙に残ってるわね」

百合子「そうですか?それじゃあ遊園地の怪事件についてもっと色々ブツッ

【おまけおしまい】


90 :◆O//Gvdq7EE :2014/10/19(日) 23:09:14.71 :PO5xs6weo

終わりだよ~(o・∇・o)

すばるんと二人でボートに乗りたい


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【SS速報VIP】エミリー「本当ですか!」【ミリオン放送局第二十九回】
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