【SS速報VIP】乃々「付き合うとか…むーりぃー…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417088443/



1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 20:40:53.77 :XOSG4S5E0

※複数P世界、安価スレ 
誤字脱字・駄文・亀注意 
もうぼのの書くしか無いじゃない…


4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 20:44:00.41 :XOSG4S5E0

亜季「なかなか付き合い慣れませせん…」 

櫂「え、あたし付き合わされるの?!」 

拓海「コイツまで付き合うのか…」

の続きです 
ほのぼのはずが…24作目… 
どうしてこうなった…


6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 20:45:27.18 :XOSG4S5E0

乃々「………」ペラッ 

乃々「おお………」ペラッ 

乃々「…………」ペラッ 

乃々「こ、これは…」/// 
ドキドキ 

乃々「…ふう。読み終わりました…男の人同士の恋愛も……」 

乃々「お二人の漫画は面白いです…テレビでしか見たこと無いですけど実際に会ってみた…」 

バーン 

乃々P「森久保ォ!!」 

乃々「ひうっ?!な、何ですか?!もりくぼは仕事ならしませんよ…」 


7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 20:46:20.77 :XOSG4S5E0

乃々P「やったな来週仕事だぞ!」 

乃々「もりくぼの言うことも聞いて欲しいんですけど…」 

乃々P「え?なんだって?」 

乃々「もういいです…それで今回はどんな仕事なんですか?…ひょっとしてま、また自作ポエムの朗読をさせる気ですか…?」 

乃々P「それは再来週にあるから安心しろ!」 

乃々「また新たな黒歴史が……キャンセルしたいんですけど……」 

乃々P「……確かにこの前森久保ォには恥ずかしい思いをさせたな…」 

乃々「だったら…」


8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 20:47:06.67 :XOSG4S5E0

乃々P「だが断る!この乃々Pの最も好きな事の一つは森久保ォの恥ずかしがる姿を見て楽しむことだからだ!」 

乃々「ま、またあんなのさせられたら恥ずかしくて死んじゃうんですけど!」 

乃々P「大丈夫だ!恥ずかくても死なん! 

乃々「もりくぼはデリケートだから死んじゃうんですけど…」 

乃々P「お前はスペランカーか!そんなわけないだろ!仕事は仕事だ!」 

乃々「むーりぃー………」 


9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 20:48:22.07 :XOSG4S5E0

乃々「……もういいです…もりくぼは今日でアイドルを辞めます…そしたらお仕事しないで済みます…」 

乃々P「いいのか?来週の仕事は森久保ォも楽しめると思ったんだがな!」 

乃々「…どうせもりくぼにひらひらした衣装を着せて躍らせるんですね…むーりぃ…」 

乃々P「いや、荒木先生と大西先生のアシスタントだ!アイドルとしては知ってるが漫画はよく知らんな!森久保ォは確か……」 

乃々「大ファンなんですけど!」 
キラキラ 

乃々P「うおっ?!お前が大声出すなんて珍しいな……」 


10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 20:50:11.92 :XOSG4S5E0

乃々「あう……い、今のは忘れて欲しいんですけど…」/// 

乃々P「お、おう…(脳内フォルダに保存と。)なんでも『誰でもいいからアシスタントを貸して欲しい…』らしい。アイドル事務所に頼む意味はよく分からんが…」 

乃々「そ、それで私に…?」 

乃々P「そこで今も言った通り2人の大ファンらしいお前に頼む事にした。撮影じゃないらしいが構わないよな?」 

乃々「>>12」 


11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 20:52:37.14 :Y0aezsLJ0
是非やらせて欲しいんですけど!

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 20:52:47.94 :+3Kn3r25o
行きます、行かせてください


13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 20:58:39.51 :XOSG4S5E0

乃々「行きます、行かせてください!」 

乃々P「俺はいじってて楽しい森久保ォに会えなくなるのは残念だが…それにしても普通にアシスタント雇えばいいのにな。」 

乃々「キャラの服もとってもお洒落ですから、きっと本人たちも凄くおしゃれな人たちだと思うんですけど!」 

乃々P「衣装もセンスあるよな!まあ、そこらへんも勉強してこい!」 

乃々「もりくぼはこの一週間これだけを楽しみに生きて行きます…」 

乃々P「それは言い過ぎだろ…」


14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 20:59:48.18 :XOSG4S5E0

翌週 

乃々(テレビでしか見たこと無いですけど、綺麗な人でした…) 

乃々(ここが仕事場…ここであんな名作が…き、緊張してきました…) 

ピンポーン 

乃々(きっとテレビみたいに身だしなみもきちんとした仕事の出来る女の人です…) 

ガチャ 
比奈「…ふわあ……すいません。どちら様でスか…」 

乃々「…………?!」


15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 21:00:50.32 :XOSG4S5E0

乃々(な、なんかテレビと違うんですけど…) 

比奈(髪ボサボサ スッピン ジャージ)「?」 

乃々「へ、部屋を間違えまし…」 

比奈「あの…森久保乃々ちゃんでスか?」 

由里子「…比奈ちゃんお客さん?」 

比奈「アタシたちの救世主が来てくれたっスよ!」 

乃々「た、多分人違いだともり…私は思います……よ?」 


16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 21:02:16.52 :XOSG4S5E0

由里子「え…何?救世主?ブラジラさん?」 

乃々(す、すごいクマです…) 

比奈「しっかりしてくださいっス由里子さん。スーパー戦隊の話はしてないっス!」 

由里子「あ…ごめん…えーっと…お休み…」 

比奈「寝ちゃダメっス!寝たら死ぬっス!!」 

乃々(い、今のうちに…)ソロソロ ガシッ 

比奈「腐腐腐腐…どこ行くんスか?」 

乃々「あわわわわわ!」


17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 21:04:29.66 :XOSG4S5E0

仕事場 

由里子「改めてあたしは大西由里子だよ!」 

比奈「アタシは荒木比奈っス。」 

由里子・比奈「二人は漫画家!」 
キャピーン 

乃々「…………」 

比奈「アタシらの持ちネタが…これがジェネレーションギャップ…」ガクッ 

由里子「ぶっちゃけありえないじぇ…あたしらももう若くないね…」ガクッ 

乃々「………あの…」 


18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 21:06:08.79 :XOSG4S5E0

乃々「……あ、あの本物の荒木先生と大西先生ですか?」 

由里子「アタシは正真正銘本物だよ!あ、もしかしてイメージと違った?」 

比奈「あー…だったら申し訳ないっス…私服はジャージ以外持ってなくて…」 

乃々(憧れの先生に会いに行ったらなんか凄くやつれた人が2人出てきたんですけど…) 

由里子「普段はお化粧とかしないもんネ?」 

比奈「あ、サインどうぞっス。」 

乃々「ほ、本物です…(いろいろ聞きたいことはありますけど…)あ、あの…何で今日はもりくぼを?」 

由里子「>>21」 


19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 21:08:43.78 :1sHF4GRS0
ベタ塗りのアシが欲しかった

21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 21:20:26.60 :Kzz1n/yUO
森久保の個人サイトにあげられてた絵を見た


26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 12:51:06.33 :9kyr7G7E0

由里子「乃々ちゃんの個人サイトのイラストを見てビビッときたんだよね!」 

乃々「え……(あ、あのサイトは私と分からないようにし、してあるはずなんですけど!)」サー 

比奈「この個人サイト乃々ちゃんのっスよね?」カチャカチャターン 

乃々「も、もりくぼには全く身に覚えが無いんですけど…」ダラダラ 

由里子「とぼけても無駄だよ!管理人の精霊の声を聞く純白乙女って乃々ちゃんだよね?」 

乃々「違います!ひ、人違いなんですけど…だってそのサイトの管理人の名前は風と戯れる純白乙女に………あっ……」ダラダラ 

比奈「やっぱり乃々ちゃんだったっスね。」 


27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 12:51:59.19 :9kyr7G7E0

由里子「いやー、自信無かったからカマをかけてみたんだけど合っててよかったよ!」 

乃々「…もりくぼは嵌められたんですけど…」 

比奈「一緒に掲載されてるポエムがこの前テレビで見たのと同じだったんで。人違いだったらどうしようかと…」 

乃々「だいたい乃々Pさんのせいなんですけど…もりくぼの秘密が明らかになってしまいました…もうお終いなんですけど…」 

由里子「ネットサーフィンしてたら偶然見つけてね。なかなかOSRなポエムだったじぇ!」グッ


28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 12:54:19.24 :9kyr7G7E0

比奈「ちょっ、前から知ってたって言ってたじゃないっスか!何こんな時にネットサーフィンなんかしてるんスか?」ユサユサ 

由里子「戦士には休息も必要なんだじぇ…」ガクガク 

比奈「書き下ろしが終わるまではネットサーフィン禁止って言ったじゃないっスか!アタシだってしたいんスよ!」 
ユサユサ 

由里子「したいかじゃいんだよ。するんだよ。」ガクガク 

比奈「ゆーりーこーさーん!!」ユサユサ 

乃々「あの……」 

比奈「あ、ごめんなさいっス。ついいつもの調子で…」 

由里子「ま、まあ今回はそのおかげで助かったわけだからいいでしょ?」 

比奈「今回は!っス!」


29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 12:57:52.08 :9kyr7G7E0

比奈「そんなわけで今日は乃々ちゃんの画力をアタシらに貸して欲しいっス!」 

乃々「もりくぼに出来ることがもし仮に存在するならいいですけど…」 

由里子「アイドル事務所にアシスタントを依頼できる…売れっ子って素晴らしい…」 

比奈「遣うの漫画とか同人誌くらいっスもんね。」 

由里子「忙しくて遊びにとか行けないしね!HAHAHAHA!……はぁ。」 

比奈「やめてくださいよ…悲しくなるじゃないっスか…それじゃ乃々ちゃんには>>31をまずはお願いするっス。」


30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 13:23:04.59 :LcnzP27q0
背景やモブキャラの描写

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 13:37:38.35 :wX1ZSxswO
ベタ

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 13:40:06.16 :UJ7RJFFBo
ゲストキャラのキャラデザ


33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 13:45:11.41 :9kyr7G7E0

比奈「乃々ちゃんはベタをお願いするっス。」 

乃々「あうう…ベタですか…やっぱりもりくぼの画力なんて必要ないですよね…」 

比奈「ち、違うっス!いくら上手いとはいえいきなり素人さんにプロとして原稿は任せられないのでまずは塗りの腕を確かめさせて欲しいんでス!」 

由里子「いきなり地味な仕事でごめんね。でも乃々ちゃんの実力が分からないとさ。」 

乃々「任せてください。地味な仕事はもりくぼの天職なんですけど…」


34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 13:49:58.37 :9kyr7G7E0

30分後 

乃々「あの……」 

比奈「書き下ろしの締め切りいつでしたっけ?」カリカリカリカリ 

由里子「刹那で忘れちゃった。まあいいかそんな締め切り。」カリカリカリカリ 

比奈「おい、あんた!!ふざけた事言ってんじゃ…!」カリカリカリカリ 

由里子「辞めろ!比奈っちゃん!」 
カリカリカリカリ 

乃々「あの………」


35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 13:55:52.94 :9kyr7G7E0

比奈「あ、ごめん、集中してたっス…ベタ塗りの仕方が分からなかったっスか?」 

乃々「そうじゃなくて…あの…全部終わったんですけど…」 

比奈「まさかそんな……マジっス…ちょっと由里子さん!全部ベタ終わってるっス!」 

由里子「はいはいお疲れ様DEATH…え、終わってる…?!」 

比奈「連載分と増刊分と書き下ろし分全部貯めてたのが綺麗さっぱり終わってるっス!」 

由里子「何…だと…?うわ…ユリユリより丁寧だじぇ…」


36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 14:01:45.26 :9kyr7G7E0

乃々「そんな大した事じゃないんですけど……」 

比奈「いやいや!大したものっス!今すぐ由里子さんと変わって欲しいくらいっス!」 

由里子「じょ、冗談きついよ…」 

比奈「冗談だったらいいっスね。」 

由里子「えっ……酷くない?」 

比奈「冗談っス。」 

由里子「で、ですよね~。」


37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 14:05:27.94 :9kyr7G7E0

比奈「経験とかあるっスか?」 

乃々「その…一応毎日練習はしてるんですけど……」 

由里子「…ひょっとして今回は締め切り落とさずに済むかもしれないじぇ…!」 

比奈「ええ…今回は編集さんに怒られなくて済むかもしれないっス!乃々ちゃん、他には何が出来まスか?!」 

乃々「えっと…>>39」


38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 14:12:33.16 :LcnzP27q0
集中線とトーン貼り

39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 14:12:43.90 :fn89ocEAO
小物とか花背景なら少しは


40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 14:22:04.05 :9kyr7G7E0

乃々「えっと……小物とか花背景なら少しは……」 

比奈「じゃあそれもお願いしていいっスか?アタシらは作画に集中しないといけないっスから…」 

乃々「いいですけど…もし失敗しても…もりくぼには責任取れませんよ?」 

由里子「でぇじょうぶだじぇ!ユリユリたちもよく失敗するもんネ!」 

乃々「プロの漫画家さんでも失敗するんですね……ちょっと意外なんですけど。」 

比奈「数えたら切りが無いっスよ?だから失敗なんて気にしないでパーッとやっちゃって欲しいっス!」 

乃々「……わ、分かりました。」


41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 14:27:42.98 :9kyr7G7E0

比奈「…………」カリカリカリカリ 

由里子「………」カリカリカリカリ 

乃々(プロの漫画家さんはもりくぼなんかと違って失敗なんかしないと思ってました……) 

比奈「…………」カリカリカリカリ 

由里子「…………」カリカリカリカリ 

乃々「……………」カリカリカリカリ 

比奈「乃々ちゃんここに花背景をお願いしまス。」 

乃々「は、はい!今行きます…!」


42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 14:32:00.44 :9kyr7G7E0

由里子「あ、こっちも花背景よろしく!」 

乃々「あうう…もりくぼは一人しかいないんですけど…」 

由里子「今日はまだ二徹だから楽勝だネ。」 

比奈「3日おきに寝られるのは久しぶりっスね!」 

乃々「そ、そんなにいつも大変なんですか?!」 

由里子「いつもは三徹、四徹は当たり前だじぇ…」


43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 14:38:17.25 :9kyr7G7E0

比奈「昼間はアイドル、夜は漫画家っスからね。」 

由里子「いやあ、アイドルとしても漫画家としても売れっ子なアタシたちって凄すぎ?」 

比奈「あちゃーそれ言っちゃうっスか?言っちゃうっスか?」 

乃々「どっちかだけにしたらいいんじゃないかともりくぼは思うんですけど…」 

由里子「んー…どっちも好きだからネ!」 

乃々「でも…アイドルか漫画家だけでも十分先生方なら大丈夫だと思うんですけど…?」 

比奈「>>45」 


44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 14:47:54.47 :UJ7RJFFBo
どっちも楽しいし、どっちも楽しみにしてくれるファンの人たちがいるっス 
片方だけでもファンの人の喜ぶ声を聞くのは嬉しいのに、両方やれば二倍聞けるんだからやめられないっス

45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 14:56:34.16 :igMVumkAO


46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 15:05:08.00 :9kyr7G7E0

比奈「どっちも楽しいし、どっちも楽しみにしてくれるファンの人たちがいるっス。片方だけでもファンの人の喜ぶ声を聞くのは嬉しいのに、両方やれば二倍聞けるんだからやめられないっス!」 

由里子「ファンの人たちあってのアタシたちだからネ。乃々ちゃんは違う?ファンレターとか貰ったら凄く嬉しくない?」 

乃々「……確かに嬉しいですけど…」 

比奈「アタシらもそれが嬉しくて仕方が無いんス。最初は両立できるか不安だったっスけど。」 

由里子「出始めはめちゃくちゃ叩かれたもんね…」 


47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 15:11:57.76 :9kyr7G7E0

比奈「そうそう。漫画家の癖にアイドルなんかやって名前を売るのか、とか。オタクキモいなんかも散々言われたっスね。」 

由里子「ユリユリを馬鹿にするのはいいけどオタクを馬鹿にするのは許せなかったよ!」 

乃々「私だったらそこで諦めちゃうんですけど……」 

比奈「アタシらは根性がひん曲がってたっスから逆に頑張ったっスね。」 

由里子「そんな文句に負けてたらオタクの敗北だじぇ!ユリユリたちはそんな奴らを見返してやりたくなっちゃってね。」


48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 15:17:30.47 :9kyr7G7E0

比奈「がむしゃらだったっスね…キツくて何回も何もかも投げ出したくなったっス…」 

由里子「でもそんな中でアタシらを応援してくれる人たちも出てきてくれたんだ…最初のファンレターは涙が出たね…」 

乃々「………」 

比奈「その時アタシらはこの人たちのためにできる限りのことはやろうって思ったっス!」 

由里子「そしてユリユリが美人すぎたせいで今に至る…と。」 

比奈「最後だけおかしいっスよ!」 

由里子「てへぺろ。」 


49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 15:24:27.33 :9kyr7G7E0

比奈「アタシも頑張ったじゃないっスか!だいたい何スか!あの美しすぎる腐女子ってキャッチコピー!」 

由里子「考えたのユリユリじゃないもーん!マネージャーさんだもーん!」 

比奈「そうだったんスか?!全くあの人は……今考えたら新人漫画家をアイドルにスカウトするなんて変人の極みっスよ!」 

乃々「あの…漫画は………」 

比奈「今ので切りがよかったんで午前中はここまでっス。ピザでもとるっスか?」 

乃々「>>52」


50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 15:44:33.46 :s/smUTdSO
ら、ラーメンかな………

52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 17:36:55.14 :LcnzP27q0
先生方にお任せします…


54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 18:26:54.45 :9kyr7G7E0

乃々「先生方にお任せします……」 

比奈「そんなに堅くならないでいいっス。アタシらに遠慮しなくていいんスよ?」 

乃々「いえ…先生方にもりくぼなんかが意見するのはおこがましいんです……」 

比奈「うーん…美玲ちゃんなんか『北京ダックが食べたいぞッ!高級なヤツだからなッ!」とか言うんスけどね…」 

由里子「同じ14歳とは思えないじぇ…」 


55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 18:27:33.37 :9kyr7G7E0

比奈「あ、今日頼んだらポイント台紙またいっぱいになるっスね…」 

由里子「そろそろ頼む物が無いよ…女子力の低さをポイント台紙が物語っちゃってるね…どんだけピザ食べてんだろ…」 

比奈「最近3食ピザだったっスからね…」 

乃々「ピザ以外も出前を頼めばいいと思うんですけど…」 

比奈「んー…出前に何を頼むか考える時間が惜しいと言うか…」 

乃々「その発想は無かったです…」


56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 18:28:42.17 :9kyr7G7E0

由里子「じゃあユリユリが電話するじぇ。もしもしあれ、電波が?ちょっとユリユリ外に…」ガシッ 

比奈「同じ手は二回は通用しないっス!」グググ 

由里子「離して比奈ちゃん!ユリユリは行かないといけないんだじぇ!今日はおホ○だち特別号の発売日なんだよ!」グググ 

比奈「仕事終わってから買いに行けばいいじゃいっスか!」グググ 

由里子「いーやー!ユリユリは買いに行くの!」 

乃々「…あの…意見を言うなんておこがましいんですけど…こうしてる間にもファンの人たちはお二人の作品を待ってると思うんですけど…」 

比奈・由里子「………!」 


57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 18:30:17.25 :9kyr7G7E0

比奈「由里子さん…仕事しましょうか…」 

由里子「うん…ユリユリ仕事する。それから買いに行く。」 

乃々「あの…失礼な事を…」 

比奈「いや、今のが無かったら由里子さん確実にごねて仕事しなかったっス。」 

由里子「ユリユリでも乃々ちゃんの前くらいではカッコつけないとネ!」 

比奈「乃々ちゃんも案外ズバッと物を言いまスね!あ、気を悪くしないでください!」 

乃々「あううう……///…もりくぼはピザ頼みますね…」」 


58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 18:31:47.93 :9kyr7G7E0

5分後 

ピンポーン 

由里子「むむむ。ピザにしては早いね?」 

比奈「この時間…ひょっとして編集さん…?!」 

由里子「!!!」 

比奈「あ、アタシら何かしたっスかね?!」 

由里子「わ、わかんないけど…の、乃々ちゃん出て!」 

乃々「わ、分かりました……どなたですか?」 
ガチャ 

>>60「こんにちは。」 


59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 18:51:16.30 :R1+UygCCo
由愛

60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:07:07.45 :ArH4jwaA0
きらり


61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:16:20.57 :9kyr7G7E0

きらり(280cm)「こんにちはだにぃ☆」 

乃々(149cm)「あ…あ……」 

比奈「ま、マズイ!きらりちゃんを止めてください!大変な事になるっス!」 

乃々「も、もりくぼにはむーりぃー!」 

きらり「にょわしょー☆」ゴシャアアア 

由里子「ああ…この前修理した天井が……」 

比奈「最初から天井なんか無かった…そう思うっス…」


62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:20:55.19 :9kyr7G7E0

比奈「きらりちゃんしゃがむっス!このままじゃまた風通しが良くなっちゃうっス!」 

きらり「うゅ?ごめんなさいだにぃ…またやっちゃったにぃ…」 

乃々(もりくぼの脳は事態を処理できないんですけど!) 

由里子「ちゃんとしゃがんで入ってきてって言ってるでしょ!」 

きらり「比奈ちゃんたちのお家は狭いにぃ…」 

比奈「狭くないっす…」


63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:27:25.70 :9kyr7G7E0

乃々(実物です…実物の諸星きらりさん…足しか見えないんですけど…) 

きらり「うきゃ?」 

乃々「?!」ビクッ 

きらり「にょわー!かーわいいにぃ♪」ズオアアアア 

乃々「ひいいいいい!」 

きらり「にょわしょー!」ブンブンブン 

乃々「ひいいい…む、むーりぃー!」 

きらり「にょわにょにょわ!」ブンブンブン


64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:33:49.82 :9kyr7G7E0

30分後 

比奈「可愛いからって振り回したらダメじゃないっスか!」 

由里子「乃々ちゃん顔真っ白だよ!」 

乃々「もりくぼは…もりくぼは…もう……」フラフラ 

きらり「うきゅ………」 

比奈「きらりちゃんに悪意が無いのは分かってまスけど…」 

由里子「あれはユリユリも……スリルとサスペンスになっちゃうじぇ…」 

きらり「だってかわゆいものをみたらうきゃーってなってはぴはぴになっちゃうにぃ…」 


65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:39:03.50 :9kyr7G7E0

乃々(大きいです……座っててももりくぼより高いんですけど…) 

由里子「二人は直接会うのは始めてだったよね?こっちは今手伝ってもらってる乃々ちゃん。こっちはきらりちゃんね。」 

乃々「はじめまして…もりくぼは森久保乃々です………」 

きらり「きらりは諸星きらりだにぃ!きらりん☆」 

乃々(ひうう…私の苦手なタイプのテンションが高い人です…) 

比奈「今日は何の用っスか?」 

きらり「>>67」


66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:49:28.26 :Fm+1UyWyO
きらりPの服のデザイン

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 20:30:31.52 :UJ7RJFFBo


68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 20:43:50.69 :9kyr7G7E0

きらり「きらりPちゃんのお洋服を考えて欲しいの。」 

由里子「いつもだったらやってあげたいんだけど……」 

比奈「今日はちょっと立て込んでて…」 

きらり「うゅ……でももうすぐきらりPちゃんのお誕生日だから早くお洋服をプレゼントしてあげたいにぃ…」 

由里子「うーん………分かった!比奈ちゃんこっちからやるよ!」 

比奈「がってんっス!」 


69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 20:48:58.86 :9kyr7G7E0

乃々「あの…漫画はどうするんですか?」 

比奈「後回しになるっスね。仕方が無いっス。」 

乃々「そんな……きらりさんには悪いんですけど………普通は仕事が優先だと思うんですけど?」 

由里子「そんな道理アタシの無理でこじ開ける!きらりちゃん、きらりPさんのサイズは分かる?」 

きらり「うーんとね…ちっちゃくてかわゆいにぃ☆」 

比奈「そうじゃなくて……」


70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 20:54:33.04 :9kyr7G7E0

由里子「だいたいでいいから…」 

きらり「えっと…このくらいだにぃ。」 

乃々(ちっちゃいです……) 

比奈「だとしたら各部位ごとのサイズはまあ……」サラサラサラ 

比奈「こんなものっスかね?」 

乃々「なんだか数字がいっぱいなんですけど……」 

由里子「どんなイメージがいいと思う?」 

乃々「あ、あの……」 


71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 20:59:46.31 :9kyr7G7E0

きらり「きらりPちゃん時々かっこいいお洋服は大っきくてサイズがないってしょぼんてしてたからかっこいいお洋服がいいと思うにぃ!」 

由里子「ふむふむ…なら…」サラサラサラ 

由里子「こんな感じはどうかな?」 

きらり「うきゃー!かっこいいにぃ!」 

由里子「プロですから。比奈ちゃん、後はまとめていくよ!」 

比奈「今パソコンを立ち上げるっス!」 

乃々「ちょ、ちょっと待って欲しいんですけど!」 

比奈「何っスか?」


72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 21:04:29.52 :9kyr7G7E0

乃々「やっぱりおかしいです…諸星さんのお願いは仕事が終わってから聞けばいいじゃないですか!」 

きらり「そしたらお誕生日に間に合わないにぃ……」 

乃々「それは困りますけど…それでもお仕事を優先した方がいいと思うんですけど!」 

比奈「耳が痛いっスね…」 

乃々「ファンが待ってるんじゃないんですか?何を呑気にしているんですか?もりくぼには分からないんですけど!」 

由里子「>>74」


73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 21:20:51.93 :GVhtdjBLo
ファンも大事だけど友達も大事、どっちも捨てられないなら無理を承知でやるしかないんだじぇ! 
今日は乃々ちゃんっていう頼りになる味方もいるし、あたしたちにやってできないことはない!

74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 21:22:25.33 :Fm+1UyWyO
きらりんパワーがね…


75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 21:28:20.19 :9kyr7G7E0

由里子「きらりんパワーがね…」 

乃々「き、きらりんパワー?」 

由里子「そう…きらりんパワーがアタシにそうさせるんだよ?分からないかな?」 

乃々「意味がわからないんですけど…」 

比奈「きらりちゃんの熱い思いでハートに火が付くぜ燃え上がるぜって言う事っス!」 

乃々「はぐらかさないで欲しいんですけど…!」


76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 21:34:38.94 :9kyr7G7E0

比奈「はぐらかしてなんかいないっス。いいっスか、アタシらの職業はファンの人に喜んでもらう事っス。」 

乃々「だ、だから……」 

由里子「きらりちゃんもアタシたちのデザインのファンだから同じように喜んでもらわないとネ!」 

乃々「…そんな理由ではもりくぼは納得できないんですけど!そ、それに原稿が終わらないんじゃないんですか?」 

比奈「…だったら原稿も終わらせればいいんスね?」 

乃々「そう……ですけど…」


77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 21:40:22.10 :9kyr7G7E0

比奈「由里子さん…原稿をお願いできるっスか?きらりちゃんはアタシに細かい指示をください。」 

きらり「おっつおっつばっちし☆」 

由里子「この姿になるのは久しぶりだじぇ……」ハチマキギュッ 

乃々「えっと…あの……」 

由里子「悪いけど乃々ちゃんアシスタントとして頑張って貰うよ!」 

乃々「私と大西先生だけじゃ絶対無理なんですけど……ねえ、やっぱり仕事から……」 


78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 21:46:04.39 :9kyr7G7E0

由里子「悪いけど静かにして欲しい。」カリカリカリカリカリカリカリカリ 

乃々「?!さっきとは速さが全然違うんですけど…?」 

比奈「由里子さんはエンジンかかったら早いんスよ。まあエンジンかかるまでが遅いんスけど…」 

乃々「でも…それだけじゃ…」 

比奈「不可能を可能にする…それが有閑クラブですから…っス。古い漫画だけど乃々ちゃんは知ってまスか?」 

乃々「……わかりました…やってみるだけやってみますけど…」 


79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 21:49:58.94 :9kyr7G7E0

6時間後 

由里子「」チーン 

乃々「ほ…本当に…お、終わったんですけど?!」 

比奈「これくらいいつもやってくれれば楽なんでスがね…はい縫製までしましたよ。」 

きらり「比奈ちゃん…ありがとうだにぃ…」 

比奈「どうでスか?プロの仕事は?」 

乃々「……>>82」 


81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 22:00:23.67 :GVhtdjBLo
いつも……こんな無茶を?

82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 22:08:49.83 :igMVumkAO
すごいです…本気になったらこんなに早いなんて…ただ、いつもこのくらいのペースでやってほしいですけど

83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 22:39:33.48 :uJAaWe5oO
そんな台詞が聴けるなんて


87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 12:33:34.92 :sOHXJQTI0

乃々「すごいです…本気になったらこんなに早いなんて…ただ、いつもこのくらいのペースでやってほしいですけど…」 

比奈「あっはっは!乃々ちゃんもなかなか言うっスね!」 

乃々「あうう…別にそういうつもりじゃないんですけど……もりくぼはただもっと早く先生方の作品が読みたいなって思っただけで………」アセアセ 

比奈「あっはっは!いいっス、いいっス!事実っスから。いやあ…その本気は普段出さないから本気…みたいな?」 

きらり「うきゃー☆なんかかっこいいにぃ!!はぐはぐすぅ?」 

比奈「き、気持ちだけはいただけまス…」


88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 12:34:26.10 :sOHXJQTI0

比奈「由里子さん。由里子さん。」 
ユサユサ 

由里子「はっ!アタシの男○祭り(♂)は?!」 

比奈「そんな物無いっス…ほら大丈夫っスか?」 

由里子「うああ…あれは夢だったのか!!」 

比奈「どんな夢見てたんスか…皆さん今日はお疲れ様でス。コーヒー淹れてきま………あれ?」フラッ 

きらり「比奈ちゃん?!」 

比奈「い、いえ…軽い貧血っス…」 
ヨロッ 

乃々「で、でも顔色が凄く悪いんですけど……?」 

比奈「あっはっは…日焼けしてないだけっス…」 


89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 12:37:18.61 :sOHXJQTI0

由里子「いや…」ピタ 

由里子「うわっ、すごい熱!なんで我慢してたの?」 

比奈「このくらいで休んで連載に穴を開ける訳にはいかないっスから…葛根湯飲んだから大丈夫っス。」 

きらり「………」ヒョイ 

比奈「うわっ!あの…きらりちゃ…」 

きらり「……無理をされていたのですね。こんなに軽い体で……」 

比奈「…………」 

きらり「比奈さんなら大丈夫…そう思って頼りすぎてしまいました…」 

比奈「…水臭いっス。アタシときらりちゃんの仲じゃないっスか?」 

きらり「……すみません。」 


90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 12:38:10.79 :sOHXJQTI0

きらり「乃々さん。お布団がそこの押入れに入っているはずです。」 

乃々「はい………えっと…あ、ありましたけど…」 

きらり「敷いてください。私はおかゆを作ります。」 

乃々「わ、分かりました!」 

比奈「そんな……まだまだ休めないっスよ。これから由里子さんの原稿の校正をして……」 

由里子「ユリユリの原稿に校正など要らぬ!だから大人しく横になってよね。」 

比奈「………」 

きらり「台所をお借りします。」 

由里子「じゃあアタシ薬局行ってくるから!」ガチャ バタン


91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 12:39:39.85 :sOHXJQTI0

比奈「皆さんにこんな事させて申し訳ないっス…」 

乃々「いえ……38度6分?!…すごい熱じゃないですか!」 

比奈「…アシスタントに来てもらったのにかっこ悪いとこ見せちゃったっスね…」 

乃々「……朝から無理してたんですか?」 

比奈「無理なんかしてないっスよ!ほら……」ヨロ 

乃々「……>>93」


92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 13:09:33.20 :2fsC1SU60
もりくぼは氷枕と水タオル用意します 
プロ意識ってすごぃー・・・

93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 13:16:17.92 :HQo/87uSO
うえ

94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 13:19:39.93 :nJBYlhdAO
健康が一番なんですから無理してやらないでください…森久保も少し言い過ぎました


95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 13:23:25.11 :sOHXJQTI0

乃々「もりくぼは氷枕と水タオル用意します。プロ意識ってすごい…」 

比奈「乃々ちゃんだってアタシと同じプロのアイドルじゃないスか。」 

乃々「………私は…」 

きらり「おかゆできたにぃ!」ドンッ 

寸胴鍋「おにゃーしゃー☆」 

比奈「ありがとうございまス…ただそんなには……」 

乃々「なんで寸胴鍋があるんですか……」 

比奈「資料用っス。」


96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 13:30:03.87 :sOHXJQTI0

きらり「ふーふーしてあげゆ。ふーふー、あーん。」 

比奈「あーん…」パク 

比奈「……体に染みるっス…ピザ以外は久しぶりっス…」 

乃々「………あの…こんなに無理をしたのはもりくぼがあんな事を言ったからですか…?」 

比奈「いやいや確かにちょっとはムッとしたっスけど…」 

乃々「……やっぱりもりくぼはダメダメです……先生に無理をさせてしまうなんて…」 


97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 13:34:57.16 :sOHXJQTI0

乃々「私があんな事さえ言わなければ…荒木先生は倒れるまで頑張らなくても……」 

比奈「…それは違うっスよ。勘違いしないで欲しいっス。」 

乃々「でも…悪いのはもりくぼです…」 

比奈「…いいえ…遅かれ早かれアタシは倒れてたはずっス。自分でも本当は分かってたっス…だからむしろ乃々ちゃんが居てくれて助かったっス!」 

乃々「私が居て……?」 

比奈「はいっス!」 

乃々「………」 


98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 13:39:53.67 :sOHXJQTI0

乃々「そんなわけが無いです…もりくぼがいなかった方がいいに決まってます…もりくぼはお手伝いに来たのに迷惑をかけてしまって…」 

比奈「迷惑だなんて…頼んだのはこっちっスから…」 

乃々「いいえ…もりくぼのお手伝いした箇所もきっと全部ボツです…もりくぼなんかがした箇所がOKなわけありません……」 

きらり「……どうしてそんなに自分を悪く言うのですか?」 

乃々「あうう……だって事実なんですけど……」 

きらり「>>100」


99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 14:16:43.72 :nJBYlhdAO
乃々ちゃんはもっと自信をもって大丈夫です。乃々Pさんだってそれを分かってお仕事を取ってきてるんじゃないですか?

100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 14:26:43.53 :v7xyOQqpo


101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 14:34:01.62 :sOHXJQTI0

きらり「乃々ちゃんはもっと自信をもって大丈夫です。乃々Pさんだってそれを分かってお仕事を取ってきてるんじゃないですか?」 

乃々「自信なんてもてないんですけど…もりくぼは地味で可愛く無いですし……」 

きらり「…私は乃々ちゃんが羨ましいです…」 

乃々「何がですか?もりくぼは諸星さんに比べたらスタイルも悪いし、性格だって暗いんですけど……乃々Pさんだってもりくぼを荷物見たいに抱えて運びますし……」 

きらり「…少なくとも…私はきらりPさんに抱えてもらったりはできません…」 

乃々「…………」


102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 14:40:50.39 :sOHXJQTI0

きらり「昔は身長の女の子だったらな、とよく考えていました。」 

乃々「…………」 

きらり「でも今ではこの身長は私の自慢です。アイドルとしては目立てますし。それにきらりPさんは大きな私が好きって言ってくれましたから。」 

乃々「……きらりPさんはきらりさんが好きなのかもしれないですけど…乃々Pさんは私がきっと嫌いなんですけど…」 

きらり「…どうしてそう思いますか?」 

乃々「だっていつももりくぼが嫌がる仕事ばっかり取ってきますし…きっと私をいぢめて遊んでるんです…」


103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 14:50:45.77 :sOHXJQTI0

比奈「んー、そうじゃなと思うんスけどね。だって乃々Pさんとこの前たまたま一緒に飲んだ時酔っ払ってずっと 
『あと2年…あと2年で乃々と結婚できる…』ってうわ言のように……あ、これは言っちゃいけなかったっス!」 

乃々「け、結婚…………」///カアアア 

きらり「乃々Pさんはきっともっと乃々ちゃんの可愛さをたくさんの人に知って欲しいんだと思います。」 

乃々「………そうなんでしょうか?」 

比奈「それにもう言っちゃうっスけど『はあ…いつも乃々に嫌がる仕事ばっかりさせてるけど嫌われたらどうしよう…』って泣いてましたよ。」 

乃々「乃々Pさんが……」


105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 14:58:06.93 :sOHXJQTI0

ガチャ 
由里子「薬買ってきたよ!」 

比奈「自信が持てないなら見てくださいあの由里子さんを!いつも頭の中は男祭りなR-18なのにあんなに堂々としてるっスよ。」 

由里子「えっ何?薬局まで行ってきたのに唐突なユリユリdisり?」 

乃々「…………」 

乃々「由里子さんが平気なんだから乃々ちゃんは胸を貼ればいいっス!」 

由里子「だから酷くない?」 

乃々「…>>107」


106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 15:02:59.81 :2fsC1SU60
尊敬する先生達みたいになれますか・・・

107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 15:08:41.94 :/+YZf06uo


109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 15:11:48.27 :sOHXJQTI0

乃々「……尊敬する先生達みたいになれますか?」 

比奈「乃々ちゃんならなれるっス!ねえ由里子さん?」 

由里子「えっ、ちょっ…まあなれると思うよ!努力次第だけどネ!」 

乃々「…今ので少し自信がつきました…大西先生のおかけです…」 

比奈「さすがは由里子さん!」 

由里子「お、おう!どういたしましてだじぇ……」


110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 15:15:18.75 :sOHXJQTI0

由里子「えっ、アタシなんかしたっけ…?」 

きらり「んーとね、乃々ちゃんが由里子ちゃんを見たらはぴはぴになったにぃ☆」 

比奈「いやあ…今のは由里子さんにしかできなかったっスよ!」 

由里子「おい病人。ユリユリを遠回しにバカにしてないかね?」 

比奈「ゴホッ、ゴホッ!頭が急に痛く!」


111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 15:21:27.40 :sOHXJQTI0

乃々「…2人とも仲がいいんですね…もりくぼには友達がいないから羨ましいんですけど……」 

きらり「もう!ひどいにぃ!きらりともう乃々ちゃんはお友達だゆ!」 

乃々「…私なんかと友達…本当にいいんですか?もりくぼなんかと友達でもつまらないんですけど……」 

きらり「きらりは乃々ちゃんといたらはぴはぴだにぃ☆」 

乃々「……そうですか…?」 

きらり「うゅ!乃々ちゃんとぉーってもかわゆいにぃ!きらりんハウスにお持ち帰りしたいにぃ!」 

乃々「……きらりんハウス?」 


112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 15:29:09.73 :sOHXJQTI0

きらり「こんなかわゆい子とお友達になれなかったらきらりしょぼんってなっちゃうにぃ…」 

由里子「アタシらの仕事場にも気軽に遊びに来てよネ。ただし手伝ってもらうよ。」 

比奈「そうっス。乃々ちゃんみたいな貴重な戦力はなかなかいないっス。毎日来てもいいくらいっス!」 

乃々「……私なんかでよければ…」/// 

きらり「うきゃー!!うれすぃー♪」 

乃々「友達………」/// 

きらり「お友達の証に>>114だにぃ☆」


113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 15:43:36.59 :nJBYlhdAO
手作りネックレス

114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 15:44:32.58 :0pJgzor30
きらりんルームにご招待


115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 15:52:57.87 :sOHXJQTI0

きらり「きらりんルームにご招待だにぃ☆」 

乃々「よく分かりませんけど……友達の証…もりくぼにはもったいないくらいの響きです!」 

比奈「ああ…えっと……あっ急に眠気が!」バタッ 

由里子「アタシも持病のしゃくが!」 
バタッ 

きらり「比奈ちゃんと由里子ちゃんもご招待したかったのに残念だにぃ……」 

乃々「友達の証……」ワクワク


116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 15:59:40.05 :sOHXJQTI0

乃々「お疲れ様です…2人とも寝かせてあげましょう……」 

きらり「だにぃ。よし、きらりんタクシーだにぃ☆」ヒョイ ポス 

乃々「肩の上に乗っちゃったんですけど!」 

きらり「今きらりが立ったらお家の屋根が壊れちゃうからお外だったらもっと楽しいにぃ!」 

乃々「もりくぼの知らない景色が……!」ワクワク 

きらり「おやすみなさいだにぃ。じゃあれっつごー☆にょわにょわにょわ…」 

乃々「おお……」ワクワク


117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 16:03:39.69 :sOHXJQTI0

翌日 

乃々P「乃々に嫌われたらどうしよう…ベストな仕事を取ってきてるつもりなんだが…」 

ガチャ 

乃々P「おっ!おはよう!の…森久保ォ!」 

乃々「おにゃーしゃー☆」 

乃々P「」 



終わりなんですけど……


118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 16:06:20.37 :GIK7GUvX0
乙なんですけど……


119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/29(土) 16:06:47.65 :sOHXJQTI0

>>1の亀進行が酷い回でした…退屈なされたら申し訳ありません…次回以降反省いたします… 

森久保ォが若干何かを学ぶ回でした。…よね? 

よく考えたらメイン不在だったんですけど…