【SS速報VIP】P「ラーメンが食べたいなぁ」 貴音「ビクッ」


1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/16(木) 21:04:14.99 :bYNBYHy+0

小鳥「ラーメンですか?」 

P「ええ、なんかたまにラーメンが無性に食べたくなるんですよ」 

小鳥「分かります分かります。次の日が休みの時はニンニクがっつりの濃いラーメンとか食べたくなりますよねぇ」 

やよい「ラーメンですかぁ。私は、あまり食べたことないですー」 

P「今度連れてってあげようか?」 

やよい「本当ですか!?うっうー! 嬉しいです!」 

P(可愛い) 

小鳥(天使や) 

貴音(お腹が空きました)くぅー


2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/16(木) 21:09:48.32 :bYNBYHy+0

P「シャキシャキのもやしに瑞々しいコーン……肉厚のチャーシュー……」 

小鳥「やめてくださいよ、プロデューサーさん。仕事中なのにお腹が空いてきちゃうじゃないですか」 

やよい「もやし!もやしはとっても美味しいんですよ!今度、もやしラーメンを作ってみたいですねー」 

P「良かったら今度作ってくれないか?やよいのもやし料理好きなんだよ」 

小鳥「あ!私も食べたいです!良いよね?やよいちゃん」 

やよい「勿論です!今度、皆さんも一緒に呼んでもやしラーメンパーティしましょう!」 

P(天使かな?) 

小鳥(大天使ヤヨイエル) 

貴音(らぁめん美味しいです)ズルズル 


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/16(木) 21:22:33.08 :bYNBYHy+0

小鳥「ちなみにプロデューサーさんは、どの硬さが好きなんですか?」 

やよい「ラーメンに硬さの種類ってあるんですか?」 

小鳥「あるわよー?えーと、柔らかい順から」 

貴音「ばりやわ、やわ、普通、かた、ばりかた、針金、粉落とし、湯気通しの基本8種類でお店によってはもっと柔らかいのや硬いのがあります」キリッ 

P「……」 

小鳥「……」 

やよい「スリジャヤワルダナプラコッテ?」 

小鳥「気持ちはわかるけど、それはスリランカの首都よ、やよいちゃん」


5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/16(木) 21:32:01.90 :bYNBYHy+0

貴音「~♪」ズルズル 

小鳥「そ、それで結局プロデューサーさんはどの硬さが好きなんですか?」 

P「俺は、粉落としですね」 

小鳥「……通ですね」 

P「あの硬さが癖になってしまいましてね。まぁ、最近は奇異の目で見られるのが嫌なのでばりかたにしてますが。基本、硬い麺が好きなんですよ」 

やよい「粉落としって何ですか?」 

小鳥「粉落としって言うのは……」 

貴音「2秒くらい湯に通して、麺の粉を落とすだけの代物でほとんど生麺です。メニューとして用意している店はありますが、素人や通ぶっている方は注文しない方がよろしいでしょう」キリッ 

P「……」 

小鳥「……ま、そういう事よ」 

やよい「はー、色んな種類があるんですねー」


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/16(木) 21:40:29.72 :bYNBYHy+0

P「そう言う小鳥さんは、どの硬さが好きなんですか?」 

小鳥「私ですか?私は、やわですねー。最近、硬い物が食べられなくて」 

P「あー」 

小鳥「あーって何ですか⁉」 

やよい「あー」 

小鳥「やよいちゃんまで⁉」 

やよい「でもでも!私も柔らかい方が好きかなーって?硬いとお口が疲れちゃいますから」 

P「やよい、今の台詞をもう一度」 

小鳥「えーっと、1、1……」 

P「すみません、調子こきました」 

やよい「……?硬いとお口が」 

小鳥「言わなくていいのよー?プロデューサーさんの戯言だから」 

貴音「私は全ての硬さが好きですが、強いて言うなら硬め……でしょうか。ほどよく硬い麺とご主人の自慢のスープが絶妙に絡み合って」 

P「……」 

小鳥「……」


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/16(木) 21:48:27.89 :bYNBYHy+0

小鳥「あー、ラーメンの話してたらすっごいお腹減ってきましたよぉ!もうすぐお昼ですし、ラーメンでも食べに行こうかしら?プロデューサーさんはどうします?」 

P「俺は、もう少しだけかかりそうなので小鳥さんだけで行ってきていいですよ」 

小鳥「むぅー、それはそれで寂しいピヨ。そうだ、やよいちゃんはまだ時間あったわよね?折角だから一緒に食べに行かない?」 

やよい「はわ!?良いんですか?でもでも、外食なんて贅沢……」 

小鳥「あんもう!そんなの気にしなくて良いから!お姉さんが奢っちゃう!」 

P「お姉……さん?」 

小鳥「シャラップ!さ、やよいちゃん。社畜プロデューサーさんは放って置いてラーメン食べに行きましょう」 

やよい「あ、お、押さないでくださーい。じ、自分で歩けますからー」 


8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/16(木) 21:56:32.20 :bYNBYHy+0

P「社畜だなんて失礼な……。ここ一週間泊まり込みで働いてるだけじゃないか」 

貴音「あなた様あなた様」 

P「ん?どうかしたか、貴音」 

貴音「恥ずかしながら私、お腹が空いてしまいまして……近所に新しくらぁめん屋が出来たらしいので、一緒に行きませんか?」 

P「さっき食って……いや、いつもの事か。それにしても新しいラーメン屋かぁ」 

貴音「……」キラキラ 

P「あー、うん。あと5分くらいでひと段落つくから一緒に行こうか?」 

貴音「っ!はい、喜んで!」 

P「はは、貴音は本当にラーメンが好きだなぁ」 

貴音「いえ、確かにらぁめんは好きなのですが……」 

P「ん?」 

貴音「なんでもありません」 

P「そうか。よーし、折角貴音とラーメン食いに行くんだからさっさと終わらせるか」


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/16(木) 21:57:52.97 :bYNBYHy+0

貴音「あなた様と一緒に食べに行くことが大切なんですよ?私の大好きなあなた様……」ボソッ 


おしり