1:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 17:48:26.42 :O/vhsSdE0

のあ「どうかしら」 

周子「んー何がー?聞いてなかったー」 

輝子「フヒ……?」 

乃々「たかみね、いっか……?」 

のあ「えぇ」 

乃々「はぁ……」 

のあ「どうかしら」 

乃々「えぇ……」 


2:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 17:49:18.81 :O/vhsSdE0

周子「んでんで、どゆこと?」 

のあ「そうね……事の経緯を話すと長くなるのだけれど、発端は周子…あなたよ」 

周子「えっ」 

輝子「しゅ、周子……何かやらかしたのか…?」 

周子「えーっ何もしてへんよ」 

のあ「数日前、貴女、紗枝と雪美と幸せな時間を過ごしていたらしいわね」 

周子「ん?……あー、アレかー」 


3:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 17:50:38.57 :O/vhsSdE0

のあ「そう。それを見た卯月が、未央としぶりんとこれまた幸せな時間を過ごした様よ」 

周子「(えっ今しぶりんて)」 

輝子「(…しぶりん……?)」 

乃々「(しぶりん……)」 

のあ「どうかしたかしら」 

乃々「え、い、いえ…大丈夫です……」 


4:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 17:51:43.24 :O/vhsSdE0

のあ「それで、私もみくとアーニャの二人と…その……ふふっ………ね?」 

周子「幸せな時間を過ごしましたと」 

のあ「そう……二人といちゃつ……幸せな時間を過ごす夢は叶わなかったわ」 

周子「出来んかったんかい」 

のあ「えぇ……酷いわ…気が付いたらダ〇ョウ〇楽部よろしく伝統芸を繰り広げていたの」 

周子「なにやってんの」 

のあ「ちなみに、みくが上島〇兵担当よ」 

乃々「(あっ……)」 

周子「(知ってた)」 

輝子「(わかる)」 


5:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 17:53:06.04 :O/vhsSdE0

のあ「それで、私なりに思考した結果がこれよ」 

周子「ほーん」 

輝子「わ、私達で…」 

乃々「…家族……ですか…?」 

のあ「えぇ……正確には、姉妹ね」 


7:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 17:54:32.72 :O/vhsSdE0

のあ「どうかしら」 

周子「私は別に構わないけどー」 

輝子「わ、私も……フヒ」 

乃々「あ、えっと……あぅ…しょ、輝子さんがいいなら…」 

のあ「ふふ……決定ね」 

周子「んで、具体的にどうするん?のあ姉―――」ガバッ 

のあ「待ちなさい……それはまだ早いわ」 

周子「もごもご」 


8:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 17:55:24.19 :O/vhsSdE0

のあ「まずは、そうね……どうしようかしら」 

周子「ぷはぁ」 

輝子「…考えて、なかったのか……」 

のあ「……貴女達、明日の休日はオフかしら」 

周子「んー、あー、そーやね」 

乃々「私も…オフですけど……」 

輝子「わ、私も」 

のあ「ふふ、素晴らしい偶然ね」 


9:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 17:56:54.41 :O/vhsSdE0

のあ「今日と明日、私の家で過ごしましょう」 

周子「まじ?のあ姉……のあさんの家かーいいねーっ」 

輝子「い、いいぞ……準備しなきゃな…フヒ」 

乃々「あぅ……輝子さんが行くなら…」 

のあ「決まりね」 

乃々「準備しないと…」 

のあ「そうね。一旦解散して―――」 


10:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 17:58:13.34 :O/vhsSdE0

――――――――――――――― 
―――――――――― 
――――― 

@高峯家 

周子「ここがのあさんのハウスね!……って女子寮じゃん」 

のあ「言ってなかったかしら」 

輝子「し、知らなかった……」 

乃々「私達も寮なのに…」 

のあ「ともかく入りましょう。貴女達も知っている通り、千川財閥のおかげで寮とは思えない広さよ」 

周子「わーいっさんきゅーちっひー」 


11:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 17:59:07.44 :O/vhsSdE0

ガチャッ 

周子「お邪魔しまーす」 

乃々「お邪魔します……」 

輝子「お邪魔します……フヒ」 

のあ「いらっしゃい。今日から貴女達は高峯家の一員よ」 


12:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 17:59:36.97 :O/vhsSdE0

のあ「では……周子から」 

周子「はーいっのあ姉ー♪」 

のあ「……次、輝子」 

輝子「お、おう……の、のあ姉……周子姉……?」 

周子「おー……!」 

のあ「………最後、乃々」 

乃々「う…はい……の、のあお姉さん…周子お姉さん…輝子お姉さん……//」 

周子「うはーっ!!」 

輝子「お、おう……//」 

のあ「……アイドル、やっていて良かったわ」 


13:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:00:28.76 :O/vhsSdE0

のあ「高峯家の儀式が終わったところで、今日は遅いから寝るわよ」 

周子「そだねぇ」 

のあ「さぁ、布団は引いてあるわ。好きなところに寝なさい」 

輝子「か、川の字……」 

のあ「憧れだったの」 

乃々「……私は、輝子お姉さんの隣で…」 

周子「じゃ私乃々ちゃんの隣ー」 

のあ「それなら、私は輝子の隣ね」 

輝子「(……恥ずかしいのは、私だけか…?)」 


14:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:01:33.46 :O/vhsSdE0

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―――――――――― 
――――― 

チュンチュン 

太陽「朝だぞ」ピカー 


周子「……ん、ん…んー……!朝かぁ…」クシクシ 

輝子「スー……スー……」 

乃々「…あむ……あむ」 

周子「……二人とも可愛いなぁ………てか乃々ちゃん、輝子ちゃんの寝間着咥えてるし」ナデナデ 

乃々「…ん……んへへ…」ニコニコ 

周子「ぅゎヵゎぃぃ」 


15:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:02:09.97 :O/vhsSdE0

周子「お姉ちゃんどこだろ」スタスタ 

ガチャッ 

周子「いたっ」 

のあ「あら、おはよう」 

周子「おはよーっなにしてるん?」 

のあ「朝食よ」 

周子「朝食!やったー」 

のあ「長女だもの、これ位はするわよ」 

周子「わーいお姉ちゃん大好き!では次女のシューコちゃんはちっちゃい二人を起こしてきます!」タッタッ 

のあ「ふふ…いってらっしゃい……周子、二人きりの時は『お姉ちゃん』って呼ぶのね」 


16:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:03:11.89 :O/vhsSdE0

周子「起きろ―朝だぞー」 

輝子「………ぅ…」モゾモゾ 

乃々「……あ、あさ…?」モゾモゾ 

周子「のあ姉が朝ご飯作ってくれてるからー」 

乃々「……あさ、ごはん……ぅへへ…わぁい……zzz」 

周子「あっもう!」 


17:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:03:51.81 :O/vhsSdE0

周子「二人とも朝弱いなー……まぁ私もたまたま起きれたんだけど…」 

輝子「んぅ……」グイッ 

周子「わっ」グラッ 

輝子「えへ……」ギュー 

周子「お…おお?」 

乃々「……zzz」ギュー 

周子「あぁー……これアレね、寝るしかないヤツ」 

周子「ごめんねお姉ちゃん」 

周子「おやすみー」スヤア 


18:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:04:38.09 :O/vhsSdE0

バタン 

のあ「ブタ野郎三分クッキングの時間が終わったわ」 

周子「……zzz」 

輝子「スゥ……スゥ…」 

乃々「……あむ…あむ」 

のあ「…」 


のあ「起きなさい」グイッ 

周子「ぬわー」 

輝子「わっ」 

乃々「ひゃっ」 


19:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:05:19.96 :O/vhsSdE0

――――――――――――――― 
―――――――――― 
――――― 

周子「ふー美味しかったーごちそうさまっ」 

輝子「ごちそうさま……フヒ」 

乃々「ご、ごちそうさま、です…」 

のあ「お粗末様……今日は何をしようかしら」 

周子「んー?何でもええよーだらだらしててもええしーだらだらー」 

乃々「周子お姉さん……だらだらしたいだけですよね…」 

周子「ばれたかー!」 

輝子「うん、私も……何でもいいぞ…フヒ」 

のあ「そうね。なら、ボードゲームでもしましょう」 

周子「おっいいねーどんなんあるん?」 

のあ「何でもあるわよ。私のおすすめはボールを相手のゴールにしゅーっするヤツね」 

周子「なっつかしー」 


20:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:06:20.07 :O/vhsSdE0

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――――― 

輝子「ん……も、もう夜か…」 

のあ「夕食の準備をするわ」 

周子「あっ、のあ姉!私も手伝う―」 

のあ「あら、そう……助かるわ」 

ガチャッ 


アーニャ「アー……お邪魔します、です」 

みく「お邪魔します!!にゃ!!!」 


乃々「わっ」 

のあ「あら」 

周子「あっ、そういえばさっき呼んだんやった」 

輝子「い、いらっしゃい……フヒ」 

乃々「……みくさん…?」 


21:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:07:19.73 :O/vhsSdE0

周子「あれ、でもみくにゃん呼んだっけ?」 

みく「呼ばれてないにゃ!!」 

周子「だよねー私アーニャに連絡したもん」 

みく「みくもアーニャちゃんの側にいたの!!にゃ!!」 

周子「どうどう」 

みく「ふしゃーーーー!!」 

周子「わっ」 

輝子「ど、どうした……みく」 

みく「みくだけ仲間外れにされそうだったから、怒ってるの!!もう!!にゃ!!」 

乃々「(語尾が雑に……)」 


22:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:08:32.53 :O/vhsSdE0

のあ「でも、これで全員揃ったじゃない」 

みく「そういうことじゃないのー!!もぅ…………ふええぇ……」 

輝子「な、泣くな……」ヨシヨシ 

周子「あらー」 

のあ「アーニャはロシアの血が混じった親戚ね」 

アーニャ「ダー……のあお姉さん、って呼んでも…いい、ですか?」 

のあ「えぇ」 

周子「アーニャちゃん私もーっ」 

アーニャ「ダー。周子お姉さん……です?」 

周子「べりぐ」 

みく「ふにゃああああああん」 

輝子「よしよし、よしよし……」 

乃々「てぃ、てぃっしゅ……」オロオロ 


23:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:09:14.31 :O/vhsSdE0

のあ「心配しないで、みく」 

みく「ふぇ……」 

のあ「貴女も家族よ」 

周子「そうそう」 

輝子「し、心配するな……」 

乃々「仲間はずれじゃ、ないですよ……?」 


のあ「えぇ……これで、ウチにもペットが出来たわね」 


みく「うわあああああああん!!」 

周子「おぉ可哀想に」ナデナデ 


24:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:09:58.42 :O/vhsSdE0

みく「グス……ヒグ……あ、でも…ねこ……悪くないかも…」 

輝子「えっ」 

乃々「いいんですか……?」 

周子「生粋の猫やね」 

みく「ん……えへへ…にゃんにゃん!みくにゃんだにゃあ!」スリスリ 

のあ「ふふ……いい子ね…」ナデナデ 

アーニャ「アー……みく、ずるいです……私も…」スリスリ 


周子「なんやかんやいって仲いいねー」 

輝子「よ、良かった……」 

乃々「みくさんは、あれでいいのでしょうか……」 


みく「にゃーにゃー♪」 

アーニャ「あー……にゃー…♪」 

のあ「ふふっ……♪」 



おしり

 
25:◆5/VbB6KnKE:2015/01/30(金) 18:10:48.69 :O/vhsSdE0

本日はアニメ四話ですよ。 
前作です 


27:2015/01/30(金) 18:46:37.38 :VPe+uKX30
乙にゃんにゃんにゃん♪ 

高峯一家の一員になって心をにゃんにゃんさせたい。
 
28:2015/01/30(金) 19:11:52.32 :yM+5XwKt0
特に理由のないにゃんにゃんがしゅがはさんを襲う
 
29:2015/01/31(土) 00:24:43.97 :FBz5R5II0
のあーにゃがトークで生存確認できてよかったにゃあ


元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422607706