あらすじ 
自主レッスン中の伊織と亜美は、プロデューサーの律子を困らせたくなりました 
そのため、律子は相手を依怙贔屓してるというイタズラメールを送ることにしました 

注 

の中で、 
惠「(前略)その2、伊織ちゃんと亜美ちゃんがイタズラで同時に送った、律子は相手を依怙贔屓してる、というメールに対する愛情有り余る返信(以下略)」のお話です。 

なお、特に今回の中身と関係ないので、未読の方もどうぞ。 

では、ぼちぼち投下していきます。 



3:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 20:22:13.43 :rlWHAiFL0

伊織「こんなもんかしら?」 

亜美「いーよー、バッチシだよ、いおりん!でーもー、なんで竜宮小町の二人用振り付けなんてするの?」 

伊織「あずさがおたふく風邪の時は律子いれてやったけど、前みたいに練習する時間あるとは限らないもの。備えあれば憂いなし、でしょ?」 

亜美「うんうん、そうだねぇ、いおりん!さすが、リーダーだよ!」 

伊織「ふふん、まあ、伊織ちゃんに任せなさい!とは言ったけど、私がいないこともあるんだから、その時は亜美があずさをリードするのよ、いい?」 

亜美「りょーかい!」 

伊織「返事だけはいいんだから。逆もやっておこうかしら?」 

亜美「その前に、いおりーん、ちょっと休憩しようよ~」 

伊織「そうね、私もノドが乾いたわ」 


4:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 20:26:29.95 :rlWHAiFL0

亜美「竜宮小町全員オフなんて珍しいよね!」 

伊織「そうねぇ。律子ががんばって、スケジュール調整してくれたおかげよ、感謝しなくちゃ」 

亜美「あずさお姉(C)は温泉楽しんでるかなぁ、迷ってないかなぁ?」 

伊織「お友達も一緒だから大丈夫でしょ」 

亜美「温泉の一方で、亜美は鬼リーダーに引っ張られて、強制自主レッスン、よよよ~」 

伊織「なによ、そのいい草は。無理やり引っ張って来たわけじゃないでしょ!非常事態用のレッスンなんて、こんな時じゃないとできないじゃない、それはわかってくれたでしょ?」 

亜美「どーどー、いおりん。冗談だyo!」 

伊織「まぁ、いいわ。買い物にも付き合ってもらいたいし」 

亜美「おやおやぁ、いおりん、照れ隠しですかな?りっちゃんに良いトコみせたいくせにー」 

伊織「あーみぃ!」 

亜美「ひゃあ!」 


5:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 20:30:38.62 :rlWHAiFL0

伊織「まぁ、あながち間違ってもないんだけど。今日は律子、なにやってるか、知ってる?」 

亜美「りっちゃん?今日は休みだよ。兄(C)が『休め、何が何でも休め、パソコン開くな、資料も出すな、罷り間違って事務所に来たりしたら減給してやる、いや再デビューを華々しく飾らせてやる……』とか言ってたyo!」 

伊織「最後はプロデューサーの本音でしょ、それ」 

亜美「ということで、お休みなのだー。ここまで言われてれば休んでるっしょ」 

伊織「律子はがんばりすぎるのよ、適度に休めばいいのに。根っから真面目で、なによりも私達が第一じゃなくてもいいじゃない」 

亜美「うむうむ、まったくその通りですな。メガネも似合ってるし」 

伊織「スーツも似合ってる」 

亜美「寸胴とか言うくせに、85-57-85で凄いクビレがあるし」 

伊織「優しくて、気がきくわね」 

亜美「そのくせ可愛いところもあるとか、反則っしょー」 

伊織「プロデューサーだからって、私達を下に見ないで、対等に接してくれてる」 

亜美「誰にも贔屓しないで、平等だし」 

伊織「……律子って凄いのね」 

亜美「りっちゃん、ぱねぇぜ……」 


6:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 20:38:45.47 :rlWHAiFL0

伊織「自分で褒めといてなんだけど、なんだか腹が立ってきたわ」 

亜美「おー、いおりん、理不尽だyo!」 

伊織「にひひ♪私だって、子供だもん、理不尽なものよ」 

亜美「むっふっふ~、そうだねぇ、いおりん?」 

伊織「ねぇ、亜美?」 

亜美「困らせちゃう?」 

伊織「たまには律子の慌てる顔も見たいものね♪とびきりのを考えなさい、亜美!」 

亜美「ラジャー!」 


7:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 20:44:10.56 :rlWHAiFL0

亜美「おやびん、メールを考えましたで!」 

伊織「誰がおやびんよ!」 

亜美「いおびん、内容はこうですぜ」 

伊織「混じってるわよ。まぁ、いいわ」 

亜美「題して、『りっちゃんはいおりんをエコヒーキしてるよ!』」 

伊織「依怙贔屓?」 

亜美「さっき、いおりんも言ってたけど、りっちゃんは平等じゃん?」 

伊織「そうね、少なくとも依怙贔屓なんかしてないわ」 

亜美「だけど、亜美達もシシュンキじゃん?お年頃だから、もっと自分の事を見て欲しいじゃん?些細なことが気になっちゃうじゃん?」 

伊織「その話し方はなんなのよ……」 

亜美「悩みながらベッドでメールを送るんだ、相手を依怙贔屓してるんじゃないかって」 

伊織「それって、私も送るの?」 

亜美「イエース、むしろいおりんが送ってこそ信憑性マシマシじゃん?」 

伊織「なるほどね。真剣に悩んでくれそうね、にひひ♪」 

亜美「明日の朝にネタばらし、りっちゃんダイスキーでハッピーエンドですよ、いおりん!」 

伊織「いいわね、亜美!」 


8:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 20:48:05.83 :rlWHAiFL0

亜美「いおりん、亜美から送る文面はこんな感じー」 

To 
りっちゃん(鬼) 

Subject 
言いたいこと 

本文 
りっちゃんはいおりんをエコヒーキしてるよ! 
いおりんはリーダーだし、しっかりしてるけど、 
りっちゃんはいおりんに甘過ぎるよ! 
いおりんの言う事は聞くのに、亜美のいうことなんてほとんど聞いてくれないじゃん! 
いつも一方的に叱ってばっかり! 
りっちゃんは亜美のこと、嫌いなんでしょ! 
おんなじ竜宮小町なのに、なんでこんな扱いうけなきゃいけないの? 
りっちゃんはひどいよ 


9:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 20:51:02.79 :rlWHAiFL0

伊織「とりあえず、その登録名は変えておきなさい。怒られるから」 

亜美「わかった。りっちゃん(女神)にしておく」 

伊織「よろしい。で、メールの文面だけど」 

亜美「絵文字も使わないで、本気な感じにしてみたyo!りっちゃんはこんなことしないけどね」 

伊織「うん、信憑性はあるわね。普段の亜美からは想像つかないメールだし」 

亜美「でしょ?でもねぇ、亜美から送るとイタズラだと思われるかもしれないから、いおりんのを先に送ろーよ」 

伊織「そうね。こんな感じにしてみたけど、どうかしら?」 

To 
秋月律子 

subject 
亜美のこと 

本文 
休みのところ悪いんだけど、亜美のことで言いたいことがあるの。 
律子は亜美に甘過ぎると思うわ。 
一番年下でまだまだ子供なのもわかってるわ。 
でも、それでも私と違いすぎるじゃない。 
私は助けてくれないのに、亜美にばっかり気をかけて。 
こんなこと言いたくないけど、贔屓があるんじゃない? 
私は律子を信頼してるから、失望させないで。 


10:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 20:54:42.65 :rlWHAiFL0

亜美「言葉はきついけど……かまって欲しいみたいに読めるよ?」 

伊織「いいじゃない。そうでも思ってなきゃこんなメール送らないわよ」 

亜美「ふむふむ、いおりんはりっちゃんにかまって欲しい、っと」 

伊織「そういうわけじゃないわよ。信憑性を持たせるためだから誤解しないで。それじゃ、送りましょうか」 

亜美「よーし、それじゃいおりーん、そーしん!」 

伊織「送信っと」 

亜美「亜美は3分後に送るよー」 


11:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 20:59:34.66 :rlWHAiFL0

自主レッスン再開 

伊織「別の人のパートも新鮮でいいわね」 

亜美「ゆずってくれてもいいんですぜ?」 

伊織「なーに、この場所は渡さないわよ。欲しいなら奪ってみなさい!」 

ねぇ、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、あなたの声を! 

亜美「ん、りっちゃんから返信が来たyo!」 

伊織「早いわね」 

亜美「いおりんにもメール来てる?」 

伊織「来てるわ」 

亜美「うっふっふ、慌ててるに違いないですぜ、旦那!」 

伊織「にひひ♪楽しみね」 

亜美「それじゃ、オープン!」 


12:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 21:05:11.86 :rlWHAiFL0

From りっちゃん(女神) 

subject 
Re:言いたいこと 

ごめんなさい、亜美 

あなたがそう思っていたこと気づかなかった 

確かに伊織はリーダーだから、話すことは多いわ 

だけれど、贔屓してるわけじゃない 

基本的に伊織だけに話してることなんてほとんどないのよ 

話した事はほとんど全員で共有してるんだから 

だって、3人で竜宮小町だものね 

同じ事を知って、同じ方向を見てなきゃ、ね? 

厳しくなりすぎちゃうこともあるけど、あなたのことを思ってのことだから 

いいえ、むしろ亜美といっぱい話したいから、かな 

亜美の言うことを私はいくらでも聞きたいのよ 

言いたいことがあったら、なんでも言うのよ 

私は亜美の意見を頭ごなしに捨てたりしないから 

だって、私は上司じゃなくて仲間だものね 

次に会う時は、ちゃんと話しましょう 

最後に言うけれど、 

依怙贔屓そのものはしてるわ 

どうやっても、私は竜宮小町が一番だもの 

あなた達が大好きで仕方がないから、許してね? 

亜美「……」 

伊織「……」 


13:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 21:07:46.21 :rlWHAiFL0

亜美「りっちゃん……」 

伊織「真正面から受け止めて、正々堂々反撃してきたわね……」 

亜美「慌ててないね……」 

伊織「むしろこっちが慌ててきたわ。私のメールもこんな感じなのよね……?」 

亜美「と、とりあえず見てみよーよ!うん、それから考えよう!」 

伊織「え、ええ、そうするわ」 


14:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 21:12:33.00 :rlWHAiFL0

From 秋月律子 

subject 
Re:亜美のこと 

ごめんなさい、伊織 

こっちもあなたのことを頼り過ぎていたかも 

伊織だって、不安なことも大変なことも多いものね 

ありがとう、言ってくれて 

でもね、これだけは言わせて 

亜美だけを気にかけてるわけじゃないのよ 

気にかけてるように見えるなら、ちょっと愛情過多なだけ 

伊織にもたくさん目をかけてるの 

伊織は堂々と何でもこなしちゃうから、そう感じられないかもしれないけれどね 

伊織、相談事があったらなんでも言うのよ 

あなたの性格だと言いにくいのかもしれないけど、私には何でも言っていいのよ? 

だって、私はあなたのプロデューサーだから 

なんでも力になってあげたい 

もちろん、休みの日だからって気にしないで 

予定があったら、ご飯でも買い物でも付き合うから、いっぱい話をさせてね 

あとね、贔屓はちょっとあるかも 

だって、あなた達のことは誰よりも大切だもの 

3人全員ね、もちろん 

伊織「……」 

亜美「……」 


15:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 21:14:41.35 :rlWHAiFL0

伊織「まじめ過ぎるのよ、律子……」 

亜美「うわうわうわ~、チョー恥ずかしいっしょ!イタズラでしかないのに!」 

伊織「恥ずかしがってる律子が見たかったのに、どーして私達が赤面してるのよ……」 

亜美「りっちゃん、亜美達のこと大好き過ぎだよ!」 

伊織「……ねぇ、亜美、どうしようかしら」 

亜美「明日、全力でダイスキーで乗り切ろう!それっきゃないよ!」 

ガチャ 

伊織&亜美「!!!」 


16:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 21:18:49.31 :rlWHAiFL0

律子「あ、やっぱりいた」 

亜美「り、りっちゃん!」 

伊織「りりり、律子、なんでここに!?」 

律子「小鳥さんにレッスン場を伊織が使ってるって聞いたから、もしや、と思ってね」 

亜美「そ、そうなんだ。でも、休みなんだから来ちゃだめだyo!」 

伊織「そ、そうよ!あれだけ休めって、言われてたのに!かえりなさーい!」 

律子「あんなメール送ってきておいて?」 

亜美「……」 

伊織「……」 

律子「その様子だと、イタズラだったみたいね。良かった……」ボソッ 


17:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 21:21:17.00 :rlWHAiFL0

亜美「ごめんよー、りっちゃーん」ダキッ 

律子「はいはい、わかってるわよ。なんとなくそんな気がしたから」 

亜美「ばればれだったか、さすがりっちゃんだyo!」 

伊織「いつから気づいてたの?」 

律子「うーん、伊織から最初のメールからちょっと考えてたかな。本当に思ってるなら、正面から言うでしょ、伊織は」 

伊織「まぁ、そうね。よく分かってるじゃない」 

律子「次に来た、亜美からのメールで確信したわ。それで、小鳥さんに聞いてみて、ここに来て見てビンゴ」 

伊織「律子の方が上手だったわね、亜美」 

亜美「そうだね、いおりん」 

律子「ま、嘘でよかったわ。二人ともこれからも仲良くね」 

伊織「言われなくてもわかってるわよ」 

亜美「じゃあさー、りっちゃん?」 

律子「なに?」 

亜美「気づいてたのに、あのメールはどしたの?」 


18:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 21:24:34.60 :rlWHAiFL0

伊織「こっちが恥ずかしくなったわよ!あんなメール返す余裕あるくらいなら、すぐに来なさいよ!」 

律子「あー、あれね、実はちょっと考えてたのよ。あなた達もまだまだ子供だし、こういうこともあるんじゃないかって」 

亜美「むむっ、そこまでか」 

律子「そんなことはなかったけどね。でも、これだけは言わせてね、書いてあったことは全部本心だから」 

伊織「……」 

亜美「……」 

律子「な、なによ?」 

伊織「ここにきて、さらに追い打ちをかけるんじゃないわよ!」 

亜美「りっちゃん、凄いよぉ……」 

伊織「じゃあ、さっきのメールに嘘偽りはないわけね?」 

律子「もちろんよ」 

伊織「これから、亜美と買い物に行くところだったのよ。レッスンはついで。律子にもショッピング、いくわよね?」 

亜美「一緒にあそぼーよ、りっちゃーん!」 

律子「もちろん、そのつもりで来たんだから。ディナーまでふるまっちゃうわよ!」 

亜美「やったー、りっちゃん、ふとっぱらー!」 

伊織「善は急げ、よ。着替えてきましょう、亜美」 

亜美「アイアイサー、待っててね、りっちゃーん」 

律子「はーい」 

伊織「それと」 

律子「なに?」 

伊織「3人で竜宮小町じゃないわよ、律子も入れて4人で竜宮小町なんだから、そこは間違えないでよね!」 

律子「……ありがと、伊織」 

伊織「にひひ♪じゃ、待ってて」 


19:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 21:27:06.58 :rlWHAiFL0

律子「……あのメールだけど、誰にも言わないでね?」 

伊織「今さらになって恥ずかしくなったきたの?」 

律子「あ、あんた達のせいでしょうが!見つけるまで不安だったんだから!」 

伊織「でも、竜宮小町は情報共有が大切!ね、亜美」 

亜美「もうあずさお姉(C)に送っちゃったもんねー。モチ両方」 

律子「あーみー!」 

亜美「うわうわ、こりゃ女神から鬼に逆戻りだよー」 

律子「鬼?」 

伊織「登録名がねー」 

亜美「言わないでー、いおりん!」 

後日、このメールが全国放送で晒されかけるのはまた別のお話 


20:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 21:29:30.64 :rlWHAiFL0

後日 

事務所 

あずさ「ねぇ、律子さん」 

律子「どうしました、あずささん?」 

あずさ「……」 

律子「あの、大丈夫ですか……」 

あずさ「律子さんも若い子がいいんですね。あの二人をあんなにかわいがって、前も一緒に出かけたって……私はやっぱりいらないんだわ!」 

律子「あ、あずささん、そんなことは、ん?」 

亜美「うふふ……」 

伊織「にひひ……」 

律子「アンタ達~、あずささんに何吹き込んだのよ!」 

おしまい 


21:◆ty.IaxZULXr/:2014/03/24(月) 21:40:15.30 :rlWHAiFL0

適当に書いた一文をここまで広げることになるとは思わなんだ 
それじゃ、嫁ステマの準備に戻ります


元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395659926