1:2014/09/14(日) 21:36:57.27 :xUNN3FN70

ちひろ「……って、プロデューサーさんが言ってたんですけど」 

泉「ふーん……?」 

ちひろ「泉ちゃんとしては、どう思います?」 

泉「まあ、アリだと思う。Pは優しすぎるところがあるから」 

ちひろ「あ、やっぱりそう思いますか?」 

泉「うん。特にさくらや亜子には甘々だよ」 

ちひろ「へー……ちなみに泉ちゃんにはどうなんですか?」 

泉「二人に比べると厳しいかも。多分、私に合わせてくれてるんじゃないかな」 

ちひろ「大人びた関係、って事ですね!」 

泉「そんな、大それたものじゃないけど」 


2:2014/09/14(日) 21:39:16.46 :xUNN3FN70

ちひろ「いやー、プロデューサーさんは女の子の扱いが上手いですね、ホント!」 

泉「そんな人じゃないよ、あの人は」 

ちひろ「プロデューサーさんのコト全部知ってるって感じですね、これは……?」 

泉「うっ……ち、違うってば」 

ちひろ「隠さなくてもいいですよ!」 

泉「いや、隠してるわけじゃ……」 

ちひろ「でもですね。お互いを理解してる関係ほど、危ういんじゃないかと思うんですよ」 

泉「どういうこと?」 

ちひろ「いざという時、自分の手の内が全部バレちゃってるってことですよ……?」 

泉(全部……?)ポワポワ 


3:2014/09/14(日) 21:46:23.34 :xUNN3FN70

『おっと、残念だったな泉。お前の考えは、全てお見通しだよ』 

『どうせ、俺は優しいからお説教なんて無いだろうと、思ってたんだろ?』 

『でも俺と泉は大人の関係だからな……他の子と一緒じゃ嫌だろう』 

『……ああ、言わなくても全てお見通しだって言ったろ? 泉のことなら隅々まで知ってるからな』 

『俺の大事な泉のことで、わからない事なんてないんだぞ?』 

『いつも手玉に取られてる仕返し……どんな風にしてあげようか……?』 


泉(バレてるぅ……!!)ポワワ 


8:2014/09/14(日) 21:57:20.51 :xUNN3FN70

泉「ど、どうすればいいの……!?」 

ちひろ「そりゃあ、奥の手がいるんじゃないですか?」 

泉「奥の手……そうだね。二重三重に用意しておけば、Pも流石に手出しできないよ」 

ちひろ「保証はできませんけど……」 

泉「う……それは……」 

ちひろ「きっとPさんは、泉ちゃんのこと諦めませんよー?」 

泉「そ、そんな……困る……!」 

ちひろ「ここは得意のITで対抗ですね!」 

泉(Pの愛Tには敵わないよ……っ!) 





9:2014/09/14(日) 22:02:54.07 :xUNN3FN70

ちひろ「加奈ちゃんのメモも増えてきましたね」 

加奈「はいっ! いつも頑張ってメモしてます!」 

ちひろ「これだけあれば、プロデューサーさんも舌を巻きますよ!」 

加奈「そうですか? えへへ、いっぱい褒めてもらおーっと!」 

ちひろ「あっ、でも……」 

加奈「でも……何ですか?」 

ちひろ「これだけメモしてるのに、それでも何か失敗したりしたら……」 

加奈「え?」 

ちひろ「プロデューサーさん、ただじゃおかないかも……」 

加奈(ふええっ……!?)ポワポワ 


13:2014/09/14(日) 22:12:16.61 :xUNN3FN70

『おいおい加奈、また同じ間違いしてるじゃないか!』 

『ふたりきりの時、俺のことはご主人様と呼べと言っただろう?』 

『あれだけ復習しておくように、しつこく言っておいたのに……』 

『これは加奈のふぁんしー不足だな。俺の特別レッスンが、物足りなかったせいなんだろ?』 

『アイドルの責任は俺の責任だし……加奈のダメな所は、俺が責任持って面倒見なくちゃな』 

『メモの用意はできてるよな。じゃあ、どこまでメモできるか……ふたりきりの特別レッスン、してみようか?』 


加奈(メモしきれないよぉ……っ!)ポワワ 


14:2014/09/14(日) 22:19:25.39 :xUNN3FN70

加奈「ご、ごごごめんなさいぃ! 加奈の勉強不足ですぅ!」 

ちひろ「って、加奈ちゃん?」 

加奈「お願いですからそこだけは! そこだけはぁ!」 

ちひろ「そこってどこですか!?」 

加奈「うぅ……ふぁんしーなコトされちゃう……」 

ちひろ「ファンシーなコトって!?」 

加奈(わ、私もまだまだ子供だったんですね……メモしておきます!) 





15:2014/09/14(日) 22:30:19.54 :xUNN3FN70

ちひろ「恵磨ちゃんにもガツンと言うべきだと、プロデューサーさんが言うんですよー」 

恵磨「いやー、アタシいっつもドカドカ行ってるからね! それもアリなんじゃない!?」 

ちひろ「むしろウェルカムな感じなんですか?」 

恵磨「まあね! お互い、隠し事ナシでぶつかり合うのが大事っしょ!!」 

ちひろ「さすが、恵磨ちゃんは大胆ですね! プロデューサーさんもきっと喜びます!」 

恵磨「へへ、そうだといいけどね!」 

ちひろ「ただ、あんまり曝け出しすぎるのは良くないかも……」 

恵磨(あれ、良くない……!?)ポワポワ 


17:2014/09/14(日) 22:43:06.66 :xUNN3FN70

『恵磨はいつでも元気フルチャージで、見てるこっちも元気が沸いてくるよ』 

『ただ……あんまり元気が良すぎても、困る時があるんだよな』 

『恵磨が可愛すぎて、我慢できそうにない時とか……この気持ち、どうすればいいと思う?』 

『いつもの恵磨なら、わかるよな? お互い、隠し事も遠慮もしなくていいもんな』 

『じゃあ俺のフルチャージの気持ち、恵磨に思う存分、受け取ってもらおうか……?』 


恵磨(ぜんぶはダメぇ……!?)ポワワ 


19:2014/09/14(日) 22:49:54.14 :xUNN3FN70

恵磨「た……確かにそう言ったけど! 言ったけど、物には限度があるのー!!」 

ちひろ「プロデューサーさん、お仕事に関しては遠慮がないですもんねー」 

恵磨「し、仕事なら仕方ないかも……や、やっぱダメ!!」 

ちひろ「ふーん……恵磨ちゃんだからこそ、プロデューサーさんも選んでくれるのに……?」 

恵磨「だ、だだだからって!! プロデューサーは全力投球しすぎだってば!!」 

ちひろ「もしそう見えるなら、それはきっと恵磨ちゃんの影響ですよ!」 

恵磨(ならアタシが責任取らなきゃっ……!?) 





20:2014/09/14(日) 22:55:44.95 :xUNN3FN70

ちひろ「……ということを、プロデューサーさんと話してたのよ、美由紀ちゃん」 

美由紀「ふえぇ!? みゆきもがつーんって言われちゃうのっ!?」 

ちひろ「かもしれませんねー」 

美由紀「うう、どうしよう……ちゃんと言うこと聞けたら大丈夫かなあ……?」 

ちひろ「もちろんです。プロデューサーさんは優しいですからね!」 

美由紀「ほっ……よかったぁ。でもちょっとだけ、がつーんと言われてみたかったかもっ」 

ちひろ「ふふ、プロデューサーさんなら聞いてくれるかもしれませんよ?」 

美由紀(がつーんと……?)ポワポワ 


21:2014/09/14(日) 23:00:26.40 :xUNN3FN70

『ほら美由紀、美由紀からお願いしてきたんだから、逃げちゃダメだぞ!』 

『たくさん美由紀のお願い、聞いてあげてきたし。ちゃんと今回も叶えてあげないと、な』 

『可愛い美由紀にがつーんと言ってやるって、決めたんだ。もう取り消せないぞ?』 

『これまで俺の言うこと何でも聞いてくれた分、美由紀には特別に、きつーく言ってやるからな……』 


美由紀(がつーんってされちゃう……!)ポワワ 


24:2014/09/14(日) 23:08:59.35 :xUNN3FN70

美由紀「み、みゆきは優しいのがいいよぉー!」 

ちひろ「プロデューサーさんは優しいですよ?」 

美由紀「優しすぎるのはダメー! ちょっとくらいなら怒ってもいいからぁー!」 

ちひろ「へぇー。怒られて伸びるタイプなんですね、美由紀ちゃん」 

美由紀「そうじゃないけど……でも、そうじゃないとダメなの!」 

ちひろ「じゃあ、プロデューサーさんにそう伝えておきますね!」 

美由紀「ふえっ!? あ、あんまり厳しくしないでね……っ!?」 

ちひろ「大丈夫です! プロデューサーさんは優しいので!」 

美由紀(すごいこと言われちゃうのかなっ……?) 





25:2014/09/14(日) 23:17:00.23 :xUNN3FN70

ちひろ「……というプロデューサーさんの意見なんですが」 

泰葉「……確かに、もっともです。甘やかすだけでは、成長とはいえませんから」 

ちひろ「つまり泰葉ちゃんも、プロデューサーさんにガツンと言われたいということですか?」 

泰葉「あの、少し語弊があるような……言われたいという訳ではないんですよ?」 

ちひろ「でも上昇志向な泰葉ちゃんは、甘やかされるだけは嫌ですよね?」 

泰葉「それは、そうなんですけど……決して、望んでPさんにガツンと言われたいわけでは……」 

ちひろ「プロデューサーさんの方は、泰葉ちゃんに何か言いたそうなんですけどねー……」 

泰葉(私に……?)ポワポワ 


27:2014/09/14(日) 23:24:51.07 :xUNN3FN70

『なあ泰葉。もしかして、俺より先輩だからって、こっそり気を抜いたりしてるんじゃないのか?』 

『泰葉に限ってそんな事ないと思うんだが……最近、俺を見て心ここにあらずって感じだと聞いたぞ』 

『俺が原因なら、責任持って泰葉を教育しないといけないだろう?』 

『安心していいぞ。泰葉のためなら、たとえどんなに厳しい特訓でも用意してやる』 

『俺を見るだけでしっかり反応できるように、身体に教え込んであげるさ』 

『特訓が終わるまで、俺も付き合うからな。さて、どこから鍛えて欲しいんだ……?』 


泰葉(こんなのたえられないですっ……!!)ポワワ 


28:2014/09/14(日) 23:33:55.15 :xUNN3FN70

泰葉「わ、私の方は特にありませんからっ!」 

ちひろ「えー、少しくらい聞いてあげたらどうですか?」 

泰葉「け、結構です! Pさんは大人ですから! 自分で何とかできます!」 

ちひろ「でも泰葉ちゃんの場合は、そうもいきませんよ?」 

泰葉「それは……うぅ。ちょっとだけなら……」 

ちひろ「きっとちょっとどころか、たくさんかも……」 

泰葉「これ以上は……!」 

ちひろ「泰葉ちゃんもまだまだ、プロデューサーさんから学ぶことがいっぱいですね!」 

泰葉(先輩なのにくやしい……なのに、この気持ち……?) 





32:2014/09/15(月) 21:13:09.41 :KFYGchED0

ちひろ「プロデューサーさん、幸子ちゃんにガツンと言いたいことがあるそうですよ?」 

幸子「ああわかってます、わかってますよちひろさん!」 

ちひろ「あれ、わかるんですか?」 

幸子「まあ、ボクにかけるべき言葉は一つしかないですし!」 

ちひろ「あ、なるほど……」 

幸子「全く。シャイな人ですねPさんも。そんなに言いたいなら早く言いに来ればいいのに……」 

ちひろ「プロデューサーさん、照れてるんですよ」 

幸子「ああもう、世話が焼けます! 仕方ないのでボクから聞きに行ってあげますよ!」 

ちひろ「嬉しそうなところ申し訳ないんですが、ほんとにガツンと言われたらどうします?」 

幸子(ガツンと……?)ポワポワ 


33:2014/09/15(月) 21:20:39.79 :KFYGchED0

『幸子はカワイイ! 世界で一番カワイイぞ! 俺が保証する!』 

『なんたって俺のアイドルだからな、可愛くないわけがないさ』 

『でも、今の可愛さで満足する幸子じゃないよな……まだまだ可愛くなれるだろ?』 

『他の誰も知らない、俺だけのカワイイ幸子、見せてもらえるかな……?』 


幸子(な、な、なっ……!?)ポワワ


34:2014/09/15(月) 21:31:01.44 :KFYGchED0

幸子「ど、どれだけワガママなんですかPさんは!?」 

ちひろ「あー、プロデューサーさんは我がままなところ、ありますよねー」 

幸子「本当なら許されませんけど……特別にみ、認めてあげますよ! ボクは寛容なので!」 

ちひろ「幸子ちゃんは心が広いんですね!」 

幸子「と、当然です! なんたってボクはカワイイですからっ!」 

ちひろ「プロデューサーさんも、幸子ちゃんが可愛すぎて困っちゃうかもしれませんよ」 

幸子(あれっ……これでむしろ困るのはボクの方なんじゃ……!?) 





35:2014/09/15(月) 21:39:48.19 :KFYGchED0

ちひろ「真尋ちゃんがガツンと言われること、あるんでしょうかね?」 

真尋「ん? どうしたの、何の話ー?」 

ちひろ「プロデューサーさんからガツンと言われたりー、って話ですよ!」 

真尋「ああ、なるほどねー。Pさんならいっつもお小言ばっかでさー!」 

ちひろ「あれ。普段からなんですか?」 

真尋「そーそー。真尋は落ち着きがないぞとか、おしとやかになってみなさいとかっ!」 

ちひろ「うーん。それはそれでいいですけど、真尋ちゃんっぽくないですよね?」 

真尋「やっぱり? ちひろさんもそう思うよねーっ!」 

ちひろ「でもプロデューサーさんなりの考えがあってのことかも……」 

真尋(Pさんの考え……!?)ポワポワ 


36:2014/09/15(月) 21:45:44.32 :KFYGchED0

『俺が思うに、真尋は威勢がよすぎるんだよな。流石に俺も追いつけないぞ』 

『まあ、大人しくしてくれないなら、ムリヤリ従えさせるまで、だけどな?』 

『あれ……余計そわそわしてないか? これはやっぱり、ムリヤリじゃないと駄目かな……』 

『本当は優しくするつもりだったけど、それならしょうがないよな?』 

『多少強引にでも、規則正しい走る・食べる・寝る・イチャイチャするを習慣付けようか……?』 


真尋(生活リズムおかしくなるぅ……!!)ポワワ 


37:2014/09/15(月) 21:57:40.92 :KFYGchED0

真尋「健康第一なのー! Pさんは大人しくしててー!」 

ちひろ「私が思うに、真尋ちゃんはまだまだ可愛くなれますよー?」 

真尋「だからって、Pさんの好きにするのはちょっとアレだし……!」 

ちひろ「でもでも、他ならぬプロデューサーさんを信じてあげるのもいいのでは?」 

真尋「う、それは確かに……」 

ちひろ「プロデューサーさんの言う通りにすれば、意外な一面が見つかるかも……!」 

真尋(一面どころかイチャ面まで見つかっちゃう……!!) 





39:2014/09/15(月) 22:04:49.72 :KFYGchED0

ちひろ「アヤちゃんは……むしろガツンと言ってそうですね……」 

アヤ「あん? 何か、失礼なこと考えてねーか……?」 

ちひろ「いえいえとんでもない。アヤちゃんにガツンと言うプロデューサーさんは見られるかなー、と」 

アヤ「アタシに? へへ、言えるもんなら言ってみろって感じだぜ?」 

ちひろ「アヤちゃんの方がしっかり者ですもんねぇ」 

アヤ「まーな。伊達にPのアイドルやってねーからさ」 

ちひろ「ありゃ、これはもしかして……」 

アヤ「お、おい何だよ、言いたいことがあるならハッキリしろよな!」 

ちひろ「うふふ。いえいえ何でもー♪」 

アヤ(まさか……)ポワポワ 


40:2014/09/15(月) 22:17:30.95 :KFYGchED0

『そういえばアヤは何も言わなくても、俺のために自分から行動してくるよな』 

『俺がタラタラしてるから? へー、その割には焦ってないか?』 

『別に急がなくても、俺はアヤから逃げたりしないぞ。安心して俺のそばにいていいんだからな?』 

『もちろんアヤが心配しなくも済むように、俺もいろいろお世話もしてげるから……な?』 


アヤ(お世話って……!)ポワワ 


41:2014/09/15(月) 22:24:57.18 :KFYGchED0

アヤ「だ、誰もPの心配なんてしてねーかんなっ!」 

ちひろ「と言いながら、ネクタイ直したり、手を引いたりしてあげちゃうんですね?」 

アヤ「ばっ、それぐらい当たり前だろうがよ! アイドルとして!」 

ちひろ「それもどうなんでしょう……」 

アヤ「だらしないプロデューサーとか、誰もついて来ないからな! 皆のためでもあるんだよ、皆の!」 

ちひろ「でも最終的にはプロデューサーさんのため……?」 

アヤ「ち、違うって言ってるだろー!!」 

ちひろ「うふふふふ。わかってますよー♪」 

アヤ「わかってない、わかられても困るけどわかってないー……!」 

ちひろ「アヤちゃんとプロデューサーさんで素敵な関係が築けると良いですね!」 

アヤ(アヤしい関係になっちまう……!) 





42:2014/09/15(月) 22:39:03.90 :KFYGchED0

ちひろ「どちらかというと忍ちゃんには、ガツンと言われてしまいそうです」 

忍「あはは、そうでもないよ。アタシもまだまだ、Pさんに育ててもらってる最中だもん」 

ちひろ「成長中ってことですよね」 

忍「うん、Pさんには感謝してもしきれないくらい」 

ちひろ「そう思ってもらえたら、プロデューサーさんも嬉しいですよきっと!」 

忍「せっかくだから、贈り物でもしたいんだけど……何がいいのか、わかんなくて」 

ちひろ「プロデューサーさんは意外と好みがわかりづらいですからねー……」 

忍「喜んでもらえて、一生ものの贈り物がいいかなぁ」 

ちひろ「それなら忍ちゃんが一番、心当たりあるんじゃないですか?」 

忍(アタシが……?)ポワポワ 


43:2014/09/15(月) 22:43:08.97 :KFYGchED0

『初めてあった頃から、忍もずいぶん可愛くなったな……』 

『もちろん最初からとびきり可愛かったけど、今じゃ見惚れちゃうくらいになってさ』 

『俺の精一杯の愛情を、たくさん贈ってあげてきたからかな?』 

『それで忍からのお返しは、何が貰えるのか楽しみだな……』 

『例えば俺の目の前にいるような、可愛い子だといいんだけど、な……?』 


忍(受け取っちゃうの……!?)ポワワ 


44:2014/09/15(月) 22:49:02.48 :KFYGchED0

忍「や、そういうのはまだ田舎者には早いってば!」 

ちひろ「忍ちゃんももう都会っ子の仲間入りしてますよー?」 

忍「都会は刺激的過ぎるよぉっ……!」 

ちひろ「それがまた良いんですよ!」 

忍「アタシとPさんじゃまだ、時期尚早というかなんというか!」 

ちひろ「ふふ、そろそろ忍ちゃんも本気出しても良いんですよ?」 

忍「ほ、本気!?」 

ちひろ「可愛い贈り物でプロデューサーさんは嬉しい、おまけに忍ちゃんも可愛くなれる、一石二鳥です!」 

忍(おまけどころか本命だよっ……!) 





49:2014/09/17(水) 20:26:55.98 :bAJyFN840

ちひろ「保奈美ちゃんには、言う機会がないかも知れませんね」 

保奈美「ちひろさん? どうかしたの?」 

ちひろ「保奈美ちゃんがプロデューサーさんにガツンと言われるとしたら、どんなことでしょう?」 

保奈美「私が……Pさんに。そうね、きっと歌のことか、あるいは他の事かもしれないわね」 

ちひろ「普段のプロデューサーさんと保奈美ちゃんからは、あんまり想像つきませんねー」 

保奈美「そうでもないわよ? あの人、意外と熱いところもあるから」 

ちひろ「あら。プロデューサーさんの素顔を知ってる感じですか?」 

保奈美「い、いえ、別に深い意味はないのよっ?」 

ちひろ「ちょっと良い事聞いちゃったかもしれません。保奈美ちゃんだけの素顔ですかー……」 

保奈美(素顔……)ポワポワ 


50:2014/09/17(水) 20:33:14.67 :bAJyFN840

『保奈美のストイックな姿勢は惚れ惚れするよ。俺も見習わなくちゃな』 

『だから、今日から個人的に、保奈美を特別レッスンで鍛えたいと思うんだが……どうかな?』 

『ああ、心配いらないぞ。ちゃんと保奈美が成長できるように、手取り足取り腰取り、教えてあげるからな』 

『今なら俺の、普段とはちょっぴり違う素顔を見せてあげられるんだけど……どうかな?』 


保奈美(すごいよぉっ……!)ポワワ 


51:2014/09/17(水) 20:43:56.99 :bAJyFN840

保奈美「って、それは私のキャラじゃないわっ!?」 

ちひろ「あれ? お気に召しませんでした?」 

保奈美「そういうのは、もっとこう、他の子が向いてるわよ!」 

ちひろ「そうですかぁ。保奈美ちゃんならではの可愛さがあると思ったんですが……」 

保奈美「わ、私の可愛さなんてどうでもいいの!」 

ちひろ「保奈美ちゃんはそうでも、プロデューサーさんは多分そういうの狙ってますよー?」 

保奈美(ま、負けたりしないんだからっ……!) 





52:2014/09/17(水) 20:47:06.91 :bAJyFN840

ちひろ「法子ちゃんはガツンっていうか、ガツガツ食べてる方ですよね」 

法子「うん? ドーナツ? ひとついる?」 

ちひろ「もきゅもきゅ……ほんとにドーナツ好きなんですねー」 

法子「まあね! ドーナツは皆が幸せになれるからね!」 

ちひろ「じゃあプロデューサーさんと法子ちゃんもそうなんでしょうか?」 

法子「えへへ……そうだといいなっ!」 

ちひろ「ドーナツ大好きな法子ちゃんなら、きっとできますよ!」 

法子「そ、そうかな? ドーナツで喜んでくれるかなぁ……?」 

ちひろ「もちろんです! プロデューサーさんも甘いものは大好きですから!」 

法子(じゃあ……)ポワポワ 


53:2014/09/17(水) 20:50:44.02 :bAJyFN840

『なんだか法子から甘い匂いがするな……きっとドーナツかな?』 

『法子って、もしかしてドーナツの食べすぎなんじゃないか。なんなら俺も手伝ってあげるぞ』 

『ほら、これ以上甘いもの食べちゃうと、法子まで甘々になっちゃうだろ?』 

『そうなる前に、俺と甘ーいもの食べて、一緒に甘ーい時間過ごさないとな?』 

『ドーナツと同じくらい法子も甘々だったら、間違って味わっちゃうかも、な……?』 


法子(甘すぎるよぉ……!)ポワワ 


55:2014/09/17(水) 20:56:12.92 :bAJyFN840

法子「どーなってるのこれ……!?」 

ちひろ「私は甘さ控えめがいいですねー」 

法子「うう、でもプロデューサーと甘い時間は過ごしたいし……!」 

ちひろ「まあまあ、法子ちゃんもそういうお年頃かしら?」 

法子「ぷ、プロデューサーにドーナツ食べて欲しいだけだもん!」 

ちひろ「甘々になれるといいですね!」 

法子(プロデューサーとならドーナッても……! ) 





57:2014/09/17(水) 21:00:47.53 :bAJyFN840

ちひろ「夏樹ちゃんは逆にガツンと言い返し……いや物理的にガツンといってそうですね」 

夏樹「Pさんにかい? フフ、だりーはともかくPさんは一味違うよ」 

ちひろ「へえ、どこらへんがですか?」 

夏樹「そうだな。Pさんの瞳の奥には、燃えるものがあるのさ」 

ちひろ「ほうほう」 

夏樹「その炎が、アタシの魂に火をつけちまう。アツいやつだよ、Pは」 

ちひろ「夏樹ちゃんに負けず劣らずロックなんですねー」 

夏樹「ああ、アタシも負けてられないんだ。一緒にてっぺん獲るまで、ね」 

ちひろ「でも、Pさんがロックに染まっちゃったら困りません?」 

夏樹(ん……?)ポワポワ 


58:2014/09/17(水) 21:06:44.78 :bAJyFN840

『おっと。夏樹、そこはもう少し、甘える感じで頼むぜ』 

『はは、焦ることはないさ。夏樹が慣れるまで、何度でも試すだけだ』 

『だけど流石の夏樹も、そろそろ限界か? もし諦めるなら今のうちだぞ?』 

『……それでこそ夏樹だ。上目遣いで小悪魔系おねだりするのが、上手くなってきたな?』 

『夏樹が可愛さのてっぺん獲れるまで、今日は帰さないぞ……?』 


夏樹(なるほど……これがロック……)ポワワ 


59:2014/09/17(水) 21:11:13.07 :bAJyFN840

夏樹「……って言うとでも思ったか!?」 

ちひろ「あれ、違うんですか?」 

夏樹「わ、悪いけど、そういうのはだりーに任せるぜ。アタシにはさっぱりだ」 

ちひろ「たまにはいいと思ったんですけど……残念です!」 

夏樹「まだまだアタシの知らないロックがあるんだな……勉強になるよ」 

ちひろ「いつかPさんとのラブラブロック、聴きたいですね!」 

夏樹「か、勘弁してくれよ! ガラじゃねーって!」 

ちひろ「でもいつの日か、夏樹ちゃんのお嫁さん姿、見てみたいです……!」 

夏樹(Pさんの嫁とか……ロックすぎだろ……!) 





61:2014/09/17(水) 21:23:27.47 :bAJyFN840

ちひろ「瑛梨華ちゃんには……まあ、ガツンと言われる時もあるとは思いますよ!」 

瑛梨華「やーん、ちひろちゃん気遣いMI・E・MI・E☆」 

ちひろ「YU・RU・SHI・TE☆」 

瑛梨華「よし、許す☆」 

ちひろ「ありがとうございます! さすが瑛梨華ちゃんですね!」 

瑛梨華「瑛梨華ちんはどんなツッコミにも寛容だよ!」 

ちひろ「へえ~……普段プロデューサーさんにはどんなツッコミされてるんですか?」 

瑛梨華「んー、そりゃもう、四六時中ビシバシって感じ!」 

ちひろ「まさに相棒ってやつですね!」 

瑛梨華(あ、相棒……?)ポワポワ 


62:2014/09/17(水) 21:30:49.49 :bAJyFN840

『呼んでないのに出てくる瑛梨華にも、もう慣れたな……』 

『それならひとつ、相棒らしく振舞ってみようかな?』 

『次にスベったら、スベったぶんだけ瑛梨華にお仕置きだぞ』 

『俺は瑛梨華の相棒だからな。相棒はツッコむためにいるんだよな?』 

『瑛梨華が可愛くなれるなら、瑛梨華が満足するまで、いっぱいツッコんであげるからな……』 


瑛梨華(相棒にO・MA・KA・SE……☆)ポワワ 


63:2014/09/17(水) 21:37:03.62 :bAJyFN840

瑛梨華「い……いやいや、瑛梨華ちゃんの漫才は健全だから!」 

ちひろ「ある意味大人向けじゃないですか?」 

瑛梨華「またまた~。そんなこと言っちゃDA・ME・DA・ZO☆」 

ちひろ「でも、プロデューサーさんと毎日ツッコんだりツッコまれたりなんですよね?」 

瑛梨華「おっけーちっひー☆ その言い方A・BU・NA・I☆」 

ちひろ「相棒っていいですね。私もある意味、プロデューサーさんとは相棒みたいな関係ですけど……」 

瑛梨華(愛棒になっちゃう……☆) 





64:2014/09/17(水) 21:41:08.13 :bAJyFN840

ちひろ「ありすちゃんは、毎日のようにプロデューサーをガツンと論破してそうです」 

ありす「まあ、そうですね。それと、橘です」 

ちひろ「その秘訣を教えてくださいありすちゃん!」 

ありす「論理的に攻め立てれば勝てます。本に書いてましたから。それと、橘です」 

ちひろ「プロデューサーさんも、ありすちゃんに論理的に攻められてるんですか……」 

ありす「ええ。私を論破できるものならしてほしいです。それと、橘です」 

ちひろ「でも、プロデューサーさんも負けてばっかじゃないと思うんですけど……」 

ありす(えっ……)ポワポワ 


65:2014/09/17(水) 21:47:20.80 :bAJyFN840

『もう我慢の限界だぞ、ありす。俺はそろそろ本気を出すからな』 

『いつもいつもありすに論破されてる俺じゃない。論理なんていちごの肥料にしてしまえ!』 

『俺がありすを好きなのは、理屈じゃないんだ』 

『どうだ? 俺がありすを愛している理由を、論破できるのか?』 

『論破できないなら、このままありすを愛しちゃうけど……いいのかな?』 


ありす(責めすぎですっ……!?)ポワワ 


66:2014/09/17(水) 21:56:38.24 :bAJyFN840

ありす「こ、こんなのありえませんから! はい論破です!」 

ちひろ「ちょっと雑すぎません!?」 

ありす「……少々熱くなりました。もう少し論理的にいきたいのですが……」 

ちひろ「プロデューサーさんと何やってるんですか」 

ありす「プロデューサーの愛に理屈なんか効きません。力で論破するのが一番です!」 

ちひろ「それって論破なんですか……」 

ありす(□リ的に責めすぎはよくないです……!) 





67:2014/09/17(水) 22:12:14.62 :bAJyFN840

ちひろ「小春ちゃんは、ガツンと言われることなんてないわよね~?」 

小春「はい~? 小春がですか~?」 

ちひろ「ええ。プロデューサーさんは優しいものね」 

小春「ん~、でも小春のこと、何か言いたそうに見つめてくることが~……」 

ちひろ「あら。もしかして不満でもあるのかしら?」 

小春「うぅ~。やっぱり小春が悪いんでしょうか~……」 

ちひろ「そんなこと……きっとプロデューサーさんは、小春ちゃんに見惚れてるんですよ!」 

小春(見惚れて~……?)ポワポワ 


68:2014/09/17(水) 22:17:23.15 :bAJyFN840

『……ああ、すまん。ちょっと小春が可愛すぎて、ぼーっとしてたよ』 

『ごめんごめん。これじゃ小春のこと、笑えないな?』 

『そうだな、たまにはヒョウ君を見習ってみるか。いつも小春のそばにいるもんな』 

『小春のそばで小春と添い遂げなきゃな。あ、それと……ぺろぺろもされないとだめなんだっけ?』 


小春(ふわぁ~……Pさんぺろぺろです~……)ポワワ 


69:2014/09/17(水) 22:21:25.74 :bAJyFN840

小春「……って、Pさんはダメです~!」 

ちひろ「ありゃ、プロデューサーさんはダメでした?」 

小春「小春はしてあげたいですけど、でも、でも~……」 

ちひろ「いいんですよ小春ちゃん! 時間はたっぷりあるんですから!」 

小春「そうですか~……?」 

ちひろ「ええ、プロデューサーさんも待ってくれます!」 

小春(えへへ、Pさんにペロペロです~……) 





70:2014/09/17(水) 22:27:55.82 :bAJyFN840

ちひろ「薫ちゃんはしっかり者よね。ガツンと言われることなんてなさそうです」 

薫「ううん、せんせぇはかおるにもきびしーよ!」 

ちひろ「あら、そうなの? 子供には優しいと思ったんですけど……」 

薫「ちがうよー、でもね。絵本をね、ちゃんとお片づけしたら、いい子いい子してくれるんだよ!」 

ちひろ「なるほど、薫ちゃんはいいこね」 

薫「あとね、お外から帰ってきたら、ちゃんと手を洗うとよしよししてくれるの!」 

ちひろ「薫ちゃんは賢いですね~。よしよし♪」 

薫「えへへ~」 

ちひろ「もっといい子でいたら、プロデューサーさん何してくれるのかしらねー?」 

薫(もっといい子……?)ポワポワ 


71:2014/09/17(水) 22:32:56.22 :bAJyFN840

『薫は聞き分けもいいし、なんでもできるし、本当にいい子だな』 

『とはいえ流石に、俺のおよめさんになれ、なんて聞けないよな?』 

『……あれ、もしかして聞いちゃうのか? 止めるなら今のうちだぞ?』 

『よしよし、薫は本当にいい子だな。じゃあ、まずは一緒にこんいんとどけ、出しにいこっか……?』 


薫(いい子になっちゃう……!)ポワワ 


72:2014/09/17(水) 22:35:58.36 :bAJyFN840

薫「か……薫、もっといい子になるねっ!」 

ちひろ「え、ええ? いきなり張り切ってどうしたの、薫ちゃん?」 

薫「だってせんせぇ、いい子が好きなんだよね!?」 

ちひろ「ええ。そうだと思いますけど……」 

薫「じゃあ薫、もっともっといい子になって、こんいんとどけ出すからね!」 

ちひろ「あ、なるほど。頑張っ……えっ!?」 

薫(せんせぇと愛のせんせーしなきゃっ……!) 





73:2014/09/17(水) 22:53:00.19 :bAJyFN840

ちひろ「サンタさんたちはどうですかね~……」 

イヴ「はぁ~。ニッポンのコタツはやっぱりすごいなぁ~。離れられなくなっちゃう」 

ブリッツェン「モフモフッ」 

ちひろ「のんびりしてますね……聖夜の主役がそれでいいんですか?」 

イヴ「クリスマスの主役は子供達ですよぉ~。私達は……おまけ~?」 

ちひろ「当日それで大丈夫なんですか?」 

イヴ「えへへ~もちろんです~。なんたってアイドルサンタですからねぇ~♪」 

ブリッツェン「ブフェッ」 

ちひろ「いや、そんなに和んでるとプロデューサーさんから檄が飛んじゃいますよー……?」 

ブリッツェン(モフッ……!?)ポワポワ 


75:2014/09/17(水) 23:04:21.80 :bAJyFN840

『こらブリッツェン! ちゃんとお仕事しないとダメだろ!』 

『クリスマスはたくさんの子供達が待ってるんだからな、忙しいぞ!』 

『……もちろん、俺からブリッツェンにプレゼントもあるけどな?』 

『おいおい、喜ぶのはいいけど……ご褒美は、プレゼントを配り終えてからだぞー!』 


ブリッツェン(ブフェ~……!)ポワワ 


77:2014/09/17(水) 23:23:02.50 :bAJyFN840

ブリッツェン「モフモフフッ!」 

イヴ「あら~? ブリッツェン元気ですね~?」 

ちひろ「いえ、やる気だそうとは言いましたけど、今からじゃなくて……」 

イヴ「心配しなくても、私とブリッツェンのコンビなら今年も頑張れますよぉ~。ねぇブリッツェン?」 

ブリッツェン「ブモッ!」 

イヴ「あ、今年はPさんとも一緒に配りたいんですかぁ~?」 

ちひろ「いや、さすがにプロデューサーさんはちょっと!」 

イヴ「だ、そうです~。うぅ、私も一緒がよかったなぁ~」 

ブリッツェン(ブフェェ……) 


79:2014/09/17(水) 23:28:10.48 :bAJyFN840

ちひろ「イヴちゃんは……なんだか、常にプロデューサーからガツンと言われてそうですね!」 

イヴ「えぇ~? 私がですかぁ~?」 

ブリッツェン「ブフェ!」 

ちひろ「むしろブリッチャンからも言われちゃってるんじゃないですかー?」 

イヴ「そんなことありませ~ん! ねぇ、ブリッツェン?」 

ブリッツェン「ブモモブモッ!」 

イヴ「ほら~! イヴはしっかり者だぞ~って~♪」 

ちひろ「アイドルとしてはそうでも、サンタさんとしてはどうでしょうかね~?」 

イヴ(サンタさんとして~……?)ポワポワ 


80:2014/09/17(水) 23:36:58.36 :bAJyFN840

『おかしいなあ、俺のところにクリスマスプレゼントが来るの、ずっと待ってるんだけどなぁ』 

『何が欲しいかって? そりゃ、可愛い可愛い、サンタさんに決まってるだろ?』 

『あっ、そうか。自分をプレゼントするから、俺のところにはきっと最後に来るんだな?』 

『それならいつまでも待っちゃうぞ。さて、今からサンタさんを迎える準備しちゃおうか……』 


イヴ(ニ、ニッポンのクリスマスすごいなぁ~……!)ポワワ 


81:2014/09/17(水) 23:40:30.13 :bAJyFN840

イヴ「そ、それもいいかも~……!?」 

ブリッツェン「ブフェェェッ!」 

ちひろ「何かを訴えてます!?」 

イヴ「うふふ、大丈夫だよブリッツェン~。私と一緒にブリッツェンも可愛がってもらおうよ~♪」 

ブリッツェン「ブフェッ!」 

ちひろ「……何か納得したみたいです」 

イヴ(クリスマス楽しみだなぁ~……♪) 


82:2014/09/17(水) 23:53:17.42 :bAJyFN840

おしまい


元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1410698207