1 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 01:11:58.99 :BXJzhaQw0

春香「えっ、でもこのクッションだんご大家族だよね?」

千早「知らないわ。これは人からもらったものだから」

春香「へー、そうなんだ」

千早「そうよ、でも気に入ったから毎年私の誕生日に欲しいわね」

春香「やっぱりCLANNAD知ってるよね?」

千早「だから知らないわよ。そんな人生みたいなアニメ」

春香「絶対知ってるよね!?私アニメって言ってないし、人生なんて知らなきゃでてこないよね!?」

千早「しつこいわね春香、私は知らないって言ってるでしょ?だからこの話はもう終わりよ」

春香「えー、でも絶対知ってるよ…」ボソ


4 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 01:21:05.37 :BXJzhaQw0

P「おーいたいた」

春香「プロデューサーさん、ビデオカメラなんて持ってどうしたんですか?」

P「あぁ、うちの事務所のメンバー紹介ホームページに載せようと思ってな。今撮ってるとなんだ、だから軽く自己紹介頼むよ」

春香「分かりました」

P「じゃぁ二人まとめて撮っちゃうな」

春香「天海春香です!トレードマークは頭のリボン、明るく、前向き、遠距離通勤、一日一回転びます!イェイ」

千早「ひらがな3つで、ちはや。呼ぶときは、ちはやちゃん」

春香「完全にCLANNAD知ってるよね!?」

千早「…?」

春香「そんな、何言ってるのこの人みたいな顔してもダメだよ。千早ちゃんの名前平仮名じゃないじゃん」

千早「春香ちゃん…いじめっこ?」

春香「はい知ってるー、これは完全に知ってるー。いい加減認めようよ千早ちゃん?」

千早「春香ちゃん、いじ」

春香「もうそれはいいから!」


6 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 01:26:14.46 :BXJzhaQw0

やよい「うっうー!おはようございます!」

P「おぉ、やよい、おはよう」

やよい「あっ、プロデューサー。いつものいきますよ。はい、ターッチ」

パチン

やよい「いえい」

千早「ちょっといいかしら高槻さん…」

やよい「あっ千早さん、どうしたんですか?」

千早「その、今のハイタッチなんだけど…」コショコショ

春香「こ、これは、まさか…」

千早「じゃぁいいわよ、高槻さん」

やよい「は、はい。えっと、ドリブルー」

春香「やっぱりー」

やよい「シュート!」

千早「ナイスシュー」

やよい「いえぃ」
千早「いえぃ」

春香「だからCLANNAD知ってるよね!?」


7 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 01:31:11.08 :BXJzhaQw0

春香「千早ちゃん千早ちゃん!」

千早「何かしら?」

春香「これ、何?☆←」

千早「何を言っているの春香?ヒトデに決まっているじゃない?」

春香「知ってるよね?」

千早「何を?」

春香「CLANNAD」

千早「知らないわ」


8 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 01:36:23.66 :BXJzhaQw0

春香「千早ちゃん!」

千早「なにかしら?」

春香「お山貸して」

千早「…なぜ」

春香「あっ今何故って言った!これは千早ちゃんのお山が着脱かの…」

千早「なぜ、春香に貸さなきゃいけないのかってことよ」64コンボ

春香「ぜ、絶対…し、知ってるよ、ね?」ボロボロ

P「体はってるなー」


11 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 01:40:30.74 :BXJzhaQw0

春香「と、とにかく…千早ちゃんはCLANNADを…知っている…はず…」

千早「だから知らないって言っているじゃない」

春香「あと千早ちゃんの胸は着脱かの…」

千早「そこの関係者!」

P「…えっおれ?」

千早「ダストシュート!」

P「お、おう!」

春香「や、やっぱり!千早ちゃん、CLANN…」

シューーズドーーーン

千早「ふぅ…」


12 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 01:48:28.33 :BXJzhaQw0

春香「あれ?千早ちゃんは…?」

小鳥「たぶん、お手洗いかしら」

春香「そうですか」

ジャー

千早「あら、春香」

春香「千早ちゃん、おはよう」

千早「おはよう。聞いて春香」

春香「え?なになに?」

千早「ひとりでできた」

春香「…CLAN」

千早「知らないわ」


13 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 01:50:52.73 :BXJzhaQw0

千早「ねぇ春原」

春香「…」

千早「春原?」

春香「…」

千早「ねぇ、聞いているの春原?」

春香「えっ私!?」

千早「そうよ、さっきから何回も呼んでいたでしょ?」

春香「いや、字にしたら春が被ってるけど、呼ぶときは一文字も被ってないから分からないよ」

千早「何を言っているの春原?」

春香「だから春原じゃないよ!もう絶対CLANNAD知ってるじゃん!というか大好きじゃん!」


14 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 01:54:42.59 :BXJzhaQw0

響「あっ、千早、春香!」

春香「響ちゃん!こっちこっち!」

響「いやー自分迷っちゃったぞ」

春香「人いっぱいいるもんねー」

響「そうだなー。だから、春香と千早の姿を見かけたときはほっとしたさー」

千早「…!?」

春香「いや、元から二人だから!何、『えっ見えないの?』みたいな顔してるの!?もう千早ちゃんCLANNAD好きすぎて、半分病気だよ」


15 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 01:58:00.40 :BXJzhaQw0

春香「おはようございまーす!」

千早「バスケしようぜ!」

春香「…あのぉ」

千早「バスケしようぜ!」

春香「…」

千早「バスケしようぜ!」

春香「クラ…」

千早「知らないわ」


16 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 02:01:25.21 :BXJzhaQw0

事務所の前

春香「さぁ今日もお仕事頑張りますよ!」

千早「私の歌は…765プロのお荷物だったんですねー!」

P「お、おれは大好きだぁぁぁぁぁぁ!!」

春香「…今日は帰ろう…うん…」


17 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 02:05:10.01 :BXJzhaQw0

春香「お邪魔しまーす」

ガチャ

千早「おとといは兎を見たの、昨日は鹿…今日は…」

春香「お邪魔しましたー」

バタン


18 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 02:11:36.48 :BXJzhaQw0

やよい「あれー?あれ、千早さんじゃないですかー?」

春香「えっ?」

千早「あ、あの…もしよかったら、お姉ちゃんの結婚式に…」

通行人B「えっ、あっ…はい」

やよい「何してるんですかねー?」

春香「やよい、あっちから行こう」


19 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 02:19:57.51 :BXJzhaQw0

春香「千早ちゃん、緊張するね」

千早「そ、そうね…」

春香「こういう時は手のひらに『人』ってかk…」

千早「…アンパン」ボソ

春香「ですよねー」


20 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 02:25:43.79 :BXJzhaQw0

春香「ふふふーん」ハナウタ

春香「あれ?千早ちゃん?一人で何やってるんだろう?演技の練習かな?」

千早(やよい声)「…もう…我慢しなくて…いいですか…?」

千早「…?」

千早(やよい声)「うっうー…小鳥さんが言ってました…泣いていいのは…おトイレか…千早さんの胸の中だって…」

千早「…うん。ごめんな…ごめん…」

春香「千早ちゃんはどこに向かっているの?この長い坂道の上なの?」


21 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 02:34:30.32 :BXJzhaQw0

春香「最近の千早ちゃんはおかしいよ!よし、今日は私が!」

-事務所-

春香「おはよう、千早ちゃん。それと、便座カバー」

千早「あら、春香、おはよう。ずいぶん浮かれているわね」

春香「ご飯食べに行こうよ!それと、便座カバー」

千早「私はご飯だけでいいわ…」

春香「私、パスタにする。それと、便座カバー」

千早「すごい食べ合わせね」

-昼ごはん-

千早「春香、少し聞きたいことがあるのだけど?」

春香「いいよ…それと、便座カバー」

千早「…あのね、春香って昔からアイドルになりたかったの?」

春香「そうだよ!それと…便座カバー!ってつっこんでよ!!いつまでやらせるつもりなの!?」

千早「この件は実際のCLANNADとは一切関係…」

春香「あるよ!というか久しぶりだけど、千早ちゃんCLA」

千早「知らないわ!それと、便座カバー」


22 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 02:41:25.59 :BXJzhaQw0

千早「私が岡崎です」

貴音「…はて、どうみても千早に見えますが…」

千早「ですから私が岡崎です、女になりました」

貴音「…なんと!千早はもともと男だったというのですか?では、いったい何故女になってしまったのでしょう?」

千早「たまに取れるんです」

貴音「なんとなんと!それはあまりに衝撃的な告白です。千早は…その…たまに取れるんですか?」

千早「とりあえず」

貴音「なんと!とりあえずとは…面妖な…そんな方がいるとは私存じておりませんでした。はっ…もしや、逆に私につくときもあるのでしょうか?」

千早「とりあえず」

貴音「なんと!」

春香「なんで会話かみ合ってるんだろ…」


23 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 02:52:33.03 :BXJzhaQw0

千早「…春香」

春香「ん?どうしたの、千早ちゃん?」

千早「私…一人で…できなかった…」バタン

春香「ち、千早ちゃん!」

-病院-

春香「いやー本当に無事でよかったよ」

千早「春香のおかげよ、ありがとう」

春香「へへ、お礼なんていいよ」

千早「…春香」

春香「えっどうしたの千早ちゃん?」

千早「私、ずっと隠していたんだけど…実はCLANNADが大好きなの」

春香「知ってるわーーー!!」


24 :◆0lcgcQtP4I :2014/05/12(月) 02:55:32.87 :BXJzhaQw0

終わりです。
完全なる思いつきなので、意味わかりません。すいません。
CLANNADを色々な人に知ってもらいたいと思って書きましたが、完全に知っている人しか分からないネタでした。

とにかく最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。それと、便座カバー。


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【SS速報VIP】千早「CLANNAD?知らないわ」
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