1:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 09:56:51.26 :+5DKTKNT0

カウントダウンしたいだけのSSです。 

何番煎じと思われるかも知れませんが、ご容赦下さい。 

キャラ崩壊注意。


3:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 09:58:32.63 :+5DKTKNT0

千早は激怒した。必ず悪のプロデューサー、Pを覗かなければならぬと決意した。 

千早「事務所をプロデューサーの手から救います」 

P「お前がか」 

千早「覚悟!」 

P「よく見ると、胸大きくない?」 

千早「そ、そんな……」てれてれ 

P「隙あり」 

千早「!?」


4:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 10:00:30.13 :+5DKTKNT0

P「……さて、どうしてくれようか」 

千早「弟の優の結婚式があるのです……三日だけ私を許してくれませんか?」 

P「可笑しなことを言う……逃がした小鳥が帰って来るとでも言うのか?」 

千早「ええ。戻って来るのです」 

P「話にならん……貴音、あずさ、律子の合同グラビア撮影の仕事を入れてやろう」 

千早「やめてください! やめて! やめてえぇ! や・め・てえぇぇぇ!!」 

P「お、おう……そんなに嫌なのか……」 

千早「私が信じられないのなら……私の親友にアイドルの春香がいます」 

春香「え、私!?」 

千早「彼女を人質に置いていきます。私が帰って来なかったら……春香を好きにして構いません」 

春香「ちょっ……」 

P「良いだろう……」 

千早「必ず、帰って来ますから」


5:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 10:02:19.97 :+5DKTKNT0

千早「優ーー! 幸せになってねーー! お姉ちゃん、ずっと見守ってるからー!」 

優「お、お姉ちゃん……」 

千早「……何か忘れている気がしないでもないわ……ま、大した用事ではないでしょう」 

優「お姉ちゃん……ありがとう。僕、幸せになる……彼女も幸せにしてみせるから」 

千早「ええ……!」 

優「それより……お友達の春香さんは来ていないの?」 

千早「何でかしら……心配ね」 

優「心配だね」


6:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 10:05:24.62 :+5DKTKNT0

千早「……」 

千早「私は……何かを忘れている……?」 

千早「……!」 

千早「そうよ……何で忘れていたの……?」 

千早「大事な事じゃない……!」 

千早「……早く、早く行かないと……!」 

千早「あの子の元に……走らないと……!」


7:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 10:07:21.99 :+5DKTKNT0

千早「……!」 

ドン 

ガチャ 

千早「高槻さーん!」 

やよい「千早さん?」 

千早「優が、優が結婚して……私、一人なの! 寂しいの!」 

やよい「……わかりました!」 

千早「高槻さん……!」 

やよい「千早さんが寂しい時は、私が優さんの代わりに、妹になっちゃいます!」 

千早「高槻さん!」


9:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 10:57:38.99 :+5DKTKNT0

千早は激怒した。必ず悪のプロデューサー、Pを……。 

千早「……この流れ、見覚えがあるわ……」 

千早「……デジャブ?」 

千早「……?」 

千早「何か急がなければならないような……」 

千早「とにかく……走りましょう!」


10:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 10:59:09.70 :+5DKTKNT0

真「えっと……ボク達、何してるんだっけ?」 

響「真はバカだなぁ」 

真「何だと!」 

響「プロデューサーに頼まれて、もうすぐここを通る人を倒すんじゃないか」 

真「どんな顔だっけ?」 

響「忘れた」 

真「響はバカだなぁ」 

響「何だと!」 

真「……」 

響「……」 

真&響「あっははは……」


11:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 11:00:46.98 :+5DKTKNT0

千早「……ちょっと良いかしら?」 

真「はい?」 

響「ん?」 

千早「道を開けて欲しいのだけど」 

真「あ、ごめん」 

響「自分達、邪魔だったな……ごめん」 

千早「良いのよ……それじゃあ」 

真&響「またねー」


12:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:13:24.64 :mUtp+0500

玲音「キミが千早?」 

千早「……誰?」 

玲音「玲音」 

玲音「走るのをやめた方がいい。もう、間に合わない……あの子は助からないよ」 

千早「……?」 

玲音「キミは遅かった……もう少し……もうちょっとでも早ければ……春香は助かったのに」 

千早「……」 

千早「……」 

千早「……あ」


13:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:22:56.92 :P9qFWyJC0

千早「玲音さん、だったかしら」 

玲音「……?」 

千早「私は諦めないわ……あの子が、春香が私を信じて、待っててくれる……それだけで私は走れるから」 

玲音「いい目だね……わかった。もう止めはしない」 

千早「玲音さん。私にまだ伝えたいことがあるんじゃないかしら?」 

玲音「そうだね……伝えたいことがあるとしたら……あれしかない」 

千早「あれ……?」 

玲音「ああ……」


14:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:24:54.04 :P9qFWyJC0

玲音「アイドルマスターワンフォーオール5月15日に発売! 残りは2日! 限定版を買わない? そんなのプロデューサーじゃない! 」 

千早「A○azonで予約したわ」 

玲音「そう? ありがとう」 

千早「それじゃあ……」 

玲音「うん」 

千早は再び走った。最愛の友の元に……! 

走れ! 千早!


16:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:27:04.60 :P9qFWyJC0

千早「裁かれるべきなのは私よ!」 

春香「千早ちゃん!」 

千早「ごめんなさい……春香」 

春香「ううん……良いんだよ……千早ちゃん、来てくれたんだもん!」 

千早「……聞いて欲しいの」 

春香「?」


17:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:29:21.55 :P9qFWyJC0

千早「私は一度、諦めようとしたわ……春香。私を力一杯、はたいて頂戴」 

春香「何で……?」 

千早「でないと……私はあなたの親友だなんて、胸を張って名乗れない」 

春香「……うん。わかった」 

パシン 

千早「……ありがとう。春香」


19:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:31:45.89 :P9qFWyJC0

春香「千早ちゃん。私は……この三日間、千早ちゃんを少し疑ったの」 

千早「え……?」 

春香「だから力一杯、私をはたいて……でないと、千早ちゃんの親友だなんて名乗れない」 

千早「……わかったわ」 

バシン!! 

春香「……っ!?」 

千早「春香……?」 

春香「あ、ありがとう……千早ちゃん」 


20:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:35:31.16 :P9qFWyJC0

P「……お前等の望みは叶った。お前等は俺の心に勝ったんだ」 

千早「……プロデューサー」 

春香「プロデューサーさん」 

P「俺もお前達の仲間に入れて欲しい。どうか、俺の願いを聞き入れ、お前達の仲間の一人にしてくれ」 

千早「……喜んで」 


終劇


21:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:38:08.40 :P9qFWyJC0

P「良い話だったなぁ」 

千早「全米が涙しますね」 

春香「いやいやいや! 何なんですか、今の!?」 

春香「何でいきなり、三文芝居に付き合わさせられたんですか!?」 

千早「そうだわ……! ちょっと、聞いて欲しいのだけど!」 

春香「な、なに……?」 

千早「プロデューサーが私の牛乳プリンを捨てたの!」


22:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:45:22.25 :P9qFWyJC0

春香「ぷ、プリン?」 

千早「そう! 私が楽しみにしてた牛乳プリン!」 

P「だから……それは……」 

春香「うーん……確かに、黙って捨てたプロデューサーさんが悪いかな?」 

千早「春香ならそう言ってくれるって、思ってたわ!」 

春香「事務所の冷蔵庫に入れてたの?」 

千早「家のよ?」 

春香「ふーん……え?」


23:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:47:54.59 :P9qFWyJC0

千早「家の冷蔵庫に冷やしておいた牛乳プリン……仕事終わりのお風呂上がり……楽しみにしてたのに」 

春香「んー……ちょっと待とうか……春香さんの頭が追いつかない……」 

P「……千早」がしっ 

千早「な、なんですか……?」 

P「家にあったプリンな……」 

千早「……」どきどき 

P「……賞味期限がかなり、過ぎてたんだ」 

春香「待ってって言ったじゃないですか、やだー」


24:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:50:10.82 :P9qFWyJC0

千早「そんな……!」 

P「千早。見ないで食べそうだし……お腹壊さないように、捨てたんだ」 

P「ごめんな?」 

千早「い、いえ……そういうことなら……むしろ、謝るのは私です!」 

春香「春香さん置いてけぼりにするの、いっくなーい」 

P「俺が作ったので良かったら……冷蔵庫にあるから」 

千早「プロデューサーが……?」 

P「ま、まあ……市販のものより、味は落ちるだろうけど……」


25:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:51:15.85 :P9qFWyJC0

千早「嬉しいです……」 

P「そうか? なら、作ったかいがあるよ」 

千早「お風呂上がりに……今度こそ、二人で食べましょう」 

P「ああ……そうしような?」 

春香「あれ? 本当に放置、するの?」 

春香「……」 

春香「……」 

春香「春香さんは激怒した」 

終わり。





27:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 17:55:58.13 :lRNjL/XU0

おまけ 

桃美希「鬼退治するのー」 

響「なんくるないさー」 

亜美「おー!」 

真美「鬼を退治したら、宝は真美達のものだね!」 

亜美「宝があれば、毎日が酒池肉林だよ!」 

響「どうやって、わけるんだ?」 

美希「美希が10、みんなが0でどう?」 

三人「おい」


28:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 18:00:22.85 :qQAg5AhZ0

美希「あれが鬼ヶ島なのー!」 

響「腕がなるさー」 

真美「鬼って何体ぐらい?」 

亜美「そんなに多くないっぽいよ?」 

美希「楽勝なの!」 

律子「……」 

日高舞「……」 

小鳥「……」 

あずさ「……」 

四人「」


29:◆IIiEuGs1j.:2014/05/13(火) 18:03:31.33 :wU+lMVzF0

とりあえず今日の分はおわりました。 

また明日もよろしくお願いします。


元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399942601