1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/25 10:53:39 :dHC+QVWZ0

響「うーん…せっかくのオフなのにスッキリしない目覚め…」 

響「あんまり食欲ないし朝ごはん食べなくてもいいかな…」 

ジュイ! 

響「ん?どうしたハム蔵?…体温計?」 

響「んっ…しょっ」モゾモゾ 

響「………」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/25 10:54:54 :dHC+QVWZ0

ピピピ ピピピ 

響「37.3℃…微熱だぞ…」 

響「まあ無理にでも食べて暖かくして寝てれば…」 

響「とりあえずエアコンつけよう…」 
リモコン「働きたくないでござる」 

響「電池切れ!?」 

響「う、うがー!こんな時の為にストーブが…」 
ストーブ「灯油無いんだな、それが」 

響「あれ?」 
冷蔵庫「」パカパカ 
いぬ実その他(美味しく頂きました) 

響「えっ…」 

響「ええーと…」 

響「どうしよう…」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/25 10:57:32 :dHC+QVWZ0

響「う…うわーん!自分なんでこんな時にこんな目に会うんだー!!」 

響「なんか嫌なことが纏めて来て気分が重いぞ…」 

響「病は気からって言うし…」 

響「こんな時に1人なのが急に寂しく…」グスッ 

いぬ実「くーん」 

響「ご飯食べたお前らなんて今日は許さないぞ…」 

響「でも1人は流石に嫌だぞ…」 

響「!」 

響「そうだ、事務所、行こう」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/25 10:59:01 :dHC+QVWZ0

響「はいさーい…」 

P「あれ?響?今日オフって伝えなかったか?」クルッ 
小鳥「響ちゃんどうしたのー?間違えちゃった?」クルッ 

P小鳥「ちょっと響(ちゃん)!顔色悪いけどどうした(の)!?」 

響(見事なまでの一致…じゃなくて) 

響「なんか少し体調悪くて…」 

P「だったら家でゆっくり休んでた方が良かったんじゃ…」 

響「いやあ…かくかくしかじかで…」 

P「で、八方塞がりで事務所に来たと…」 

小鳥「まあ私もプロデューサーさんも今日は事務仕事だけですからね」 

P「そうですね、響の看病の片手間にでもできますね」 

小鳥「じゃあ私買い出しのついでに薬とか買って来ますねー」タタタ… 

P「はい、お願いします」 

響「うー…ピヨ子ーありがとうだぞー」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/25 11:00:13 :dHC+QVWZ0

P「そういや響、熱はどれくらいあるんだ?」 

響「んー家で測ったら37.3℃…」 

P「微熱なのか…どれ…」ピタ 

響(プププロデューサーの手が自分の額に…) 

P「うーん…もう少しありそうな気もするんだよなー?」 

響「プロデューサーのせいだぞ…」ボソッ 

P「ん?なんか言ったか?」 

響「い、いや!?なんでもないぞ!?」 

P「熱冷まシート貼っとくか」ヒョイピタ 

響「んっ…冷た…」 

P「よし…と次は…」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/25 11:05:03 :dHC+QVWZ0

P「何か食べる物は…」 

P(美希のおにぎり勝手に拝借しよう) 

P「いやあ事務所には調理器具は無いがお湯くらいはあるからなー」 

響(プロデューサーが何故か無駄に大声出してるぞ?) 

P「コップにおにぎり入れてお湯を注ぐだけだが…」 

P「まあ無いよりマシだろ」 

響「うん…頂きます…」ズズズ 

P「美味いか?」 

響「お粥みたいだね、美味しいよプロデューサー」 

P(美希に後で何て言おう)


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/25 11:06:11 :dHC+QVWZ0

P「お、冷蔵庫からプリン発見ー」 

P「ほら、響食うか?」 

響「誰のかわからなくて怖いぞ…」 

P「ああ俺のだよコレ。食っていいぞ」 

P(本当は誰のかわからんが…まあ大丈夫だろ…) 

響「うーん…なんか嫌な予感がするぞ…」 

P(あーバレるかな?いいや食わせちゃえ) 

P「いいからいいから!まあ食べて食べて」アーン 

響「えぇ!?///」 

響「うう…あ、あーん」モグモグ 

響(プ、プロデューサーにあーんってしてもらってるぞ…///)


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/25 11:07:57 :dHC+QVWZ0

響(結局全部あーんってしてもらっちゃったぞ…///) 

響「もうお腹いっぱいだぞ…」 

P「まあ体調悪いからな。無理して食わなくてもいいさ」 

響「うん…えーと…ありがと…」 

P「おう!どういたしまして」 

P「あとは十分な睡眠さえ取れば大丈夫だろ…」 

P「仮眠室でいいか」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/25 11:09:17 :dHC+QVWZ0

響「なにもかもありがとう、プロデューサー」 

P「いいって事よ!担当アイドルの健康管理も仕事の内だからな!」 

響「うん…じゃあおやすみプロデューサー」 

P「じゃあ仕事に戻るから何かあったら直ぐに呼んでくれよ」 

響「あ、あのっ…じゃあプロデューサー」 

響(うぎゃー!なに呼び止めてるんだ自分!!プロデューサーはお仕事しなきゃなのに…) 

P「ん?なんだ響?」 

響(だけど…今日くらい…甘えても…いいよね?) 

響「あのね…自分が眠るまでの間…頭を撫でて欲しいんだ…」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/25 11:10:15 :dHC+QVWZ0

P「わかったよ、響」ナデリナデリ 

響「んっ…ありがとうプロデューサー…」 

響(プロデューサーの手…おっきくてあったかい…) 

P「…」ナデリナデリ 

響(きもちいいな…) 

P「…」ナデリ 

響「zzz…」 

P「寝たかな?」ナデリ 

P「じゃあゆっくりおやすみ、響」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/25 11:11:23 :dHC+QVWZ0

小鳥「只今帰りましたー」 

P(小鳥さん。静かに)小声 

小鳥(あ、もしかして寝ちゃいました?) 

P(ええ、だから静かに仕事しましょうか) 

小声(ふふ…そうですね) 

P小鳥「響(ちゃん)、おやすみなさい」 


響「プロ…デューサー…」zzz 

響「ありがとう、なー」zzz 

終わり


元スレ
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