1:2013/04/24(水) 02:29:02.49 :qDBE/XsBo

ガチャッ 

P「おはようございまーす!」 

シーン…… 

P「ん?」 

P(おかしいな……誰もいないぞ……) 

P「あっ!」 

P「しまった、今日は事務所がお休みじゃないか!」 

P(何で休みの日に出勤してきてんだ俺は……) 

P「…………」 

P「まぁ、ちょっとゆっくりしていくか……」 


2:2013/04/24(水) 02:29:33.72 :qDBE/XsBo

P「…………」 

P(暇だな……) 

P「一人しかいないから当たり前か……」 

P「!?」 

P「まてよ……、今ならできる気がするぞ!」 

P「手と手を合わせて……」 

P「うん! 気も充分だ!」 

P「よし、いっちょやってみっか!」 


4:2013/04/24(水) 02:31:57.99 :qDBE/XsBo

P「…………」 

P「むぅぅぅぅん!!」 

P「この俺に後退など無い! あるのは前進のみ!」 

P「貴様の無想転生などこの俺の拳で粉々に砕いてやるわ!」 

P「はぁ~~~!!」 

P「受けてみい! このPの無敵の拳、天将奔烈を!!」 

ガチャ 

望月聖「おはよう……ございます」 

P「どぉあ~~~!!」 

聖「…………」 

P(聖ちゃん!?) 

聖「う、うわー………」 

P「や、やめたげてっ! 変にのられるのが一番心に来るから!!」 


8:2013/04/24(水) 02:34:27.64 :qDBE/XsBo

P「……聖、お茶は美味しいか?」 

聖「はい……」 

P「…………」 

聖「あ、あの……」 

P「はい」 

聖「何をして……いたんですか?」 

P「それ聞いちゃう?」 

聖「いえ……」 

P(見られてしまった……俺の唯一の楽しみが……) 


9:2013/04/24(水) 02:35:10.13 :qDBE/XsBo

聖「…………」 ソワソワ 

P(さっきから露骨に目をそらされてるな……何とかしないと……) 

P「ほ、ほらっ! あれだよあれ!」 

聖「あれ……?」 

P「聖も一人の時についついやってしまう事ってあるだろ?」 

聖「う、うん……」 

P「だよな! あるよな!」 

聖「一人だと……歌……口ずさんだりとか……」 

P(電気の紐でボクシングの練習とかはしないのか……俺とはベクトルが違うな) 

聖「どうしたん……ですか?」 

P「い、いや……」 


10:2013/04/24(水) 02:35:52.41 :qDBE/XsBo

P「聖はどうして今日来たんだ? 事務所は休みだぞ?」 

聖「えっ……そう……だったん…ですか…?」 

P(俺と同じ間違いをしたのか) 

聖「困りました……休み…なんて」 

P「家まで送って行こうか?」 

聖「あっ……いえ……迷惑じゃ無ければ……ここにいたい…です」 

P「でも、やる事ないけどな……」 

聖「そうなん……ですか?」 

P「ゲームとかするか?」 

聖「ゲームは……ちょっと」 

P「だよなぁ……」 

聖「あっ、でも……オセロなら……」 

P「じゃあ、オセロするか」 


11:2013/04/24(水) 02:36:20.97 :qDBE/XsBo

聖「えっと……ここ…です……」 

P「はい」 

聖「あっ……角……」 

P「…………」 

聖「…………」 

P(よ、弱すぎだろ……) 

聖「うっ……」 

P「ここ置くと角取れるよ」 

聖「本当……ですね……」 

P「うわっ、その場所取られるの辛いな!」 

聖「えへへっ……角…取りました……」 

P(ま、聖が楽しんでくれてるなら良いか) 


12:2013/04/24(水) 02:36:52.42 :qDBE/XsBo

P「…………」 

聖「…………」 

P「流石に10回もやると飽きてくるな……」 

聖「はい……」 

P「昼までにはまだ時間あるしどうしようか」 

聖「Pさん……今…何時……ですか…?」 

P「9時半だな」 

聖「あっ……Pさん…テレビ……見たいです」 

P「かまわないよ、好きに見ると良い」 

聖「Pさんも…一緒に……見ましょう……」 

P「わかったよ、何かあるのか?」 


13:2013/04/24(水) 02:37:22.88 :qDBE/XsBo

パチッ 

『魔法少女ちえちゃん始まるよっ!』 

聖「…………」 

P「聖ってこういうのが好きなのか?」 

聖「はい……毎週…見てます……」 

P(まぁ考えてみればまだ13歳だし見ててもおかしくないか……) 

聖「面白いです……Pさんも……見て…下さい……」 

P「あ、あぁ、次から録画しとくよ……」 


15:2013/04/24(水) 02:37:53.64 :qDBE/XsBo

『来週も千枝の魔法で、みなさんを夢の世界に連れてっちゃいます!』 

聖「来週も……楽しみです……」 

P(今の子供向け番組って凄いな……侮ってたわ……) 

聖「Pさん……」 

P「どうした?」 

聖「こんな……お仕事……無いですか?」 

P「んー、連続ものの主役となると難しいな」 

聖「そう……ですか……」 

P「何だ、魔法少女になりたいのか?」 

聖「えっ……いや…そういう…わけじゃ……」 

P(わかりやすいなぁ……) 

聖「でも……機会が…あったら……一回くらいは……」 

P「……ちょっとまってろ」 


16:2013/04/24(水) 02:38:32.81 :qDBE/XsBo

ガサゴソ 

P「…………」 

聖「どうしたん……ですか?」 

P「あったあった、これだよ!」 

聖「あっ……魔法少女…みたいな……服……」 

P「昔、作ってもらったんだけどお蔵入りしてたんだ」 

聖「可愛い……です」 

P「聖ならサイズも合うんじゃないかな」 


17:2013/04/24(水) 02:39:02.86 :qDBE/XsBo

聖「でも……これ…どうするん……ですか?」 

P「んー、この服で聖の番組を作ってみるか?」 

聖「番組……?」 

P「まぁ、遊びだよ。魔法少女ごっこみたいなものと思えば良い」 

P「小道具も色々あるから本格的にできるぞ!」 

聖「う、うん……面白そう…です……!」 


18:2013/04/24(水) 02:39:35.45 :qDBE/XsBo

P「えっと、じゃあまず何からしようか」 

聖「第一話……魔法少女ひじりん誕生……が良いです!」 

P「えっ!? ひ、ひじりん?」 

聖「後……敵がいないと…駄目です……」 

P「あ、あぁ……そうだな……」 

P(何かノリノリになってきたな……) 

聖「でも……二人で……大丈夫……ですか?」 

P「誰か呼ぼうか?」 

聖「あっ……それは……駄目です……」 

P「なんで?」 

聖「は、恥ずかしい……から……」 

P(今更それか……) 


19:2013/04/24(水) 02:40:10.93 :qDBE/XsBo

聖「Pさん……」 

P「んー?」 

聖「妖精は……いないん……ですか?」 

P「妖精?」 

聖「魔法少女の……お供です……」 

P「言われてみればセットなのが多いな……」 

聖「何か……いませんか……?」 

P「よしっ! こいつでどうだ!」 ポンッ 

聖「タヌキの……人形……?」 

P(裏声)『ひじりんのお供のポンポコだポコ!』 

聖「Pさん……す、凄い…です」 


20:2013/04/24(水) 02:40:43.56 :qDBE/XsBo

P「後、敵はこいつにするか……」 

カチ 

掃除機『ブォォォォーーー!!』 

聖「強そうな……掃除機ですね……」 

P「古いやつだから捨てようと思ってたけど取っといて良かったよ」 

聖「うん……楽しくなりそう…です……」 

P「じゃあ第1話を始めるか」 

聖「はい……」 


21:2013/04/24(水) 02:41:21.28 :qDBE/XsBo

P『第1話! 魔法少女ひじりん誕生だポコ!』 

掃除機『ブォォォォーーー!!』 

聖「な、何……!?」 

掃除機『ブォォォォーーー!!』 

聖「掃除機が……暴れて……」 

掃除機『ブォォォォーーー!!』 

聖「キャッ……す、スカートを……吸わないで…下さい……」 

P「すまんすまん、ちょっと悪乗りしてたわ」 

聖「あの、Pさん……そろそろ…ポンポコ……」 

P「……コホン」 


22:2013/04/24(水) 02:41:47.18 :qDBE/XsBo

P『ひじりん、大丈夫かポコ!?』 

聖「あなたは……」 

P『ボクはケータイの国からやってきた妖精ポンポコだポコ!』 

聖「ケータイの……国……?」 

P『詳しい事はともかくひじりんは選ばれた魔法少女なんだポコ!』 

聖「私が……魔法…少女……」 

P『さぁ、早くこの秘密のコンパクトで変身するんだポコ!』 

聖「こ、コンパクト……?」 


23:2013/04/24(水) 02:42:14.45 :qDBE/XsBo

P「聖、パス!」 ポイッ 

聖「あっ……これ…ですか……」 

P「変身のセリフは自分で考えてくれ」 

聖「え、えっと……」 

聖「花よ……光よ……大地よ……私に力を……まじかる☆ひじりん……メイクアップ!」 

P『おぉ、魔法少女まじかるひじりんの誕生だポコ!』 

聖「Pさん……☆も…入れて下さい……」 

P『す、済まないポコ……』 


24:2013/04/24(水) 02:42:56.85 :qDBE/XsBo

15分後…… 

聖「お待たせ……しました」 

P「サイズは大丈夫か?」 

聖「はい……ピッタリです……」 

P「よし、じゃあバトル開始だ!」 

カチ 

掃除機『ブォォォォーーー!!』 

聖「みんなの……愛を…守るため……舞い降りた…天使……まじかる☆ひじりん!」 

P『頑張るポコ! まじかる☆ひじりん!』 


25:2013/04/24(水) 02:43:31.78 :qDBE/XsBo

聖「でも……どうやって……戦えば……」 

P『まじかる☆ひじりん! そのステッキを振るポコ!』 

聖「こう……ですか……」 

ブンッ! ジャキン! ジャキン! ジャキン! 

聖「伸び……ました……」 

P『そのステッキは伝説のディバイン・ブレードだポコ!』 

聖「ディ、ディバ……?」 

掃除機『ブォォォォーーー!!』 


26:2013/04/24(水) 02:44:00.09 :qDBE/XsBo

P『そのステッキで掃除機に切りかかるポコ!』 

聖「え、えいっ……!」 

ポコッ 

P(手で押さえりゃ雰囲気出るか……) 

掃除機『ブォ!ブォ!ブォ!』 

P『効いてるポコ! さぁ、悪しき魂に浄化の光を!』 

聖「そんなこと……できません……」 

P「……変なとこで真面目だよな、聖って」 

聖「すいません……」 


27:2013/04/24(水) 02:44:37.98 :qDBE/XsBo

P「とりあえず決め技でやっつけちゃおう」 

聖「えっと……」 

P「どうかしたのか?」 

聖「決め技……どうしましょう……?」 

P「メギドラオンで良いんじゃない?」 

聖「ちょっと……可愛くない…です……」 

P「……エクセランスィータね、それでお願い」 

聖「わかり……ました」 


28:2013/04/24(水) 02:45:12.90 :qDBE/XsBo

掃除機『ブォォォォーーー!!』 

聖「可哀想に……主に…見捨てられて……怒っているの?」 

P(耳が痛い……) 

掃除機『ブォォォォーーー!!』 

P『まじかる☆ひじりん! 今ポコ!!』 

聖「私の……手に入れた…この力……エクセランスィータ!」 

掃除機『ブォォォォーーー!!』 

カチ 

掃除機『…………』 

P『や、やったポコ!』 

聖「はぁ…はぁ……」 


29:2013/04/24(水) 02:46:22.19 :qDBE/XsBo

P『流石、選ばれし魔法少女ポコ!』 

聖「私……やったん……ですか?」 

P『バッチリポコ!』 

聖「えっと……じゃあ…決め……ポーズを…」 

P「そんなん考えてたの?」 

聖「私の言葉の……後に…ハイタッチ……お願いします」 

P「わ、わかったよ」 


30:2013/04/24(水) 02:47:06.52 :qDBE/XsBo

聖「いきます……」 

聖「あなたの……ハートを昇天…させちゃう……まじかる☆ひじりん!」 

P『ポコ!』 

パンッ! 

P「……ふぅ、どうだった? 楽しかったか?」 

聖「Pさん……第2話……やりましょう!」 

P「えっ!? マジで?」 

聖「はい……私…まだ……やりたい……」 


31:2013/04/24(水) 02:47:40.56 :qDBE/XsBo

P「そ、そうか……でももう敵がいないけど?」 

聖「敵役は……Pさんで……」 

P「俺がやるのか……」 

聖「はい……大切な人…との……悲しい戦い……」 

P「……しょうがないな、俺も何か小道具探すよ」 

聖「あっ……その前に……」 

P「なんだ?」 

聖「次回予告……お願いします」 

P(妙に本格的だな……) 

P「あんまり次回がわかってないけど、どうすりゃいいんだ?」 

聖「そこは……私に…合わせて……下さい……」 


32:2013/04/24(水) 02:48:13.73 :qDBE/XsBo

聖「じゃあ……いきますね……」 

聖「次回……魔法少女まじかる☆ひじりん!」 

聖「そんな……あの人が……」 

P『ど、どうなってるんだポコ!?』 

聖「私……大切な人を…Pさんを……守りたい……」 

P『まじかる☆ひじりん! 諦めちゃ駄目ポコ!』 

聖「きっと……助けて…見せます……」 

P『君の力を信じるポコ!』 

聖「次回……さよなら…大切な人……」 

P(殺すのかよ!?) 


38:2013/04/25(木) 03:43:21.43 :15zIlXvJo

P「と、とりあえずさっさと第2話やっちゃおうか」 

聖「Pさん……」 

P「今度は何だ?」 

聖「私……テーマソングが……欲しい…です」 

P「うーん、テーマソングかぁ……」 

聖「はい……」 

P「そう言うのは得意じゃないんだけどな」 

聖「私も……できません」 

P「まぁ、ちょっと頑張って考えてみようか」 


39:2013/04/25(木) 03:44:12.04 :15zIlXvJo

P「…………」 カリカリ 

聖「…………」 

P「ヒーローっぽい方が良いよな」 

聖「可愛く……お願いします」 

P「何か入れて欲しい言葉とかある?」 

聖「あっ……変身の…セリフを……」 

P「ふむふむ」 カリカリ 

聖「後……普段は普通の…女の子……みたいな…感じで」 

P「おー、インスピレーションが沸いてきたぞ!」 カリカリ 

聖「楽しみ……です」 

P「……よし、こんなもんでどうだ!」 

聖「み、見せて……下さい!」 


40:2013/04/25(木) 03:47:08.27 :15zIlXvJo

魔法少女まじかる☆ひじりんの歌 

                作詞:P 
                作曲:P 
                  歌:望月聖 

ま ま まじかる☆ひじりん! 

ナイスバディな女の子 でもみんなに言えない秘密があるの 

ホントは一人で辛いけど 私は何度でも立ちあがるよ 

だって? そうでしょ? みんなの笑顔が見たいから 

世界中の愛をこの身体に受けて 汚れ無き心で戦う 

情熱 愛情 友情 勇気 

芽生え始めた小さなつぼみを絶対守ってみせるから! 

(まじかる☆ひじりんー! メイクアップ!) 

天を切り裂け! ディバイン・ブレード!! 

裁きの光だ! エクセランスィータ!! 

悪の親玉許さない 悪い奴らを粛清だ! 

誕生! 無敵の僕らの守護神! 

まじかる まじかる まじかる まじかる☆ひじりん! 


41:2013/04/25(木) 03:47:35.67 :15zIlXvJo

聖「…………」 

P「どうだ、なかなかイケてるだろ?」 

聖「エクセランスィータは……裁きの光じゃない…です」 

P「え? そうなの?」 

聖「はい……当たった相手の……目が…ハートになります」 

P「目がハートになって死ね! とかじゃなくて?」 

聖「死にません……良い子になるん…です」 

P「そ、そうなのか……」 

聖「サビの部分は……私が……書きます」 

P「わかったよ」 


42:2013/04/25(木) 03:48:49.37 :15zIlXvJo

P「とりあえず、オープニングテーマもできたしお話に入るか」 

聖「はい……」 

P「で、第2話はどんな感じなんだ?」 

聖「まず……事務所に普通の……Pさんがいます」 

P「ふむふむ」 

聖「でも……本当は…操られてて……それを…私が……見抜きます」 

P「おっ、何か分かってきたぞ!」 

聖「後は……普通に…戦いで……」 

P「よし、わかった! じゃあ、始めるか!」 


43:2013/04/25(木) 03:50:12.51 :15zIlXvJo

P『第2話! さよなら……大切な人ポコ!』 

P「…………」 カタカタ 

ガチャッ 

聖「おはよう……ございます」 

P「おはよう、聖」 

聖「いつもの……Pさん…じゃない……ポンポコ!」 

P(もう見抜かれたの!?) 


44:2013/04/25(木) 03:50:46.71 :15zIlXvJo

P『……変ポコねー、怪しい匂いがプンプンするポコ!』 

P「何を言っているんだ、聖? いつもの俺じゃないか?」 

聖「私……騙されません……Pさんに…何をしたんですか?」 

P「……チッ! バレちゃあしょうがねぇ!」 

聖「Pさん……」 

P『ひじりん! 普通じゃ無いポコ! 気をつけるポコ!』 

P「俺は悪魔に魂を売ったんだよ!」 

P(一人二役はしんどいな……) 

聖「そ、そんな……」 


45:2013/04/25(木) 03:52:21.14 :15zIlXvJo

P「聖、お前もこっちにこいよ。 悪は良いぞぉ~!」 

聖「嫌です……そんなPさんなんて…嫌いです」 

P『ひじりん! 変身ポコ!』 

聖「は、はい……」 

P「ほう……変身するのか……」 

聖「花よ……光よ……大地よ……私に力を……まじかる☆ひじりん……メイクアップ!」 


46:2013/04/25(木) 03:53:13.30 :15zIlXvJo

15分後…… 

聖「みんなの……愛を…守るため……舞い降りた…天使……まじかる☆ひじりん!」 

P「まじかる☆ひじりんか……面白い」 

P『さぁ、観念するポコ!』 

聖「私の……Pさんを……返して下さい!」 

P「何を言っているんだ? お前のPさんはここにいるじゃないか?」 

聖「ち、違う……!」 

P「何も違わないさ、俺の本当の姿を見せてやるよ」 

P「はぁ~~!! 変身!!」 


47:2013/04/25(木) 03:53:59.66 :15zIlXvJo

ガサゴソ 

P「…………」 

聖「…………」 

P「あったあった、俺の武器はこれで良いか」 ブンブン 

聖「その剣……どうしたん…ですか?」 

P「エクスカリバー、秋葉で買った」 

聖(なんで…そんなものが……事務所に……) 

P「よしっ! 雰囲気出てきたな!」 

聖「でも……Pさん……格好がスーツ…です」 

P「えー、俺も着替えるの?」 

聖「うん……変身……してますし」 

P「いや、流石に俺用の服なんてあったかなってさ」 


48:2013/04/25(木) 03:54:55.35 :15zIlXvJo

ガチャガチャ 

P「霞の鎧と力の盾があったわ」 

聖「なんで……あるんですか?」 

P「あー、確か名前に惹かれて買った覚えがあるな……」 

聖「でも……鎧姿のPさん……カッコいいです」 

P「だろ? 奮発して買ったかいがあったよ!」 

聖(そんなに……高かったんだ……) 

P「じゃあ、バトル再開と行くか!」 


49:2013/04/25(木) 03:56:13.32 :15zIlXvJo

聖「待って……下さい」 

P「どうした?」 

聖「名前は……どうするん…ですか?」 

P「名前? Pじゃないのか?」 

聖「敵に…Pさんの名前は……ちょっと」 

P「んー、名前なぁ……」 

聖「デスナイト…は……どうですか?」 

P「ちょっと安直だな」 

聖「困りました……」 

P「……デスマスカレイドってのはどうだ?」 

聖「か、カッコいい……です!」 

P「決まりだな、これで行こう!」 


50:2013/04/25(木) 03:57:14.79 :15zIlXvJo

P「クックックッ……ごきげんよう。これが本当の姿、デスマスカレイドだ」 

聖「デス…マスカレイド……」 

P「見破った君に敬意を表し、事務所の安全は約束してやろう。安心して死ぬがよい」 

聖「くっ……!」 

P「では行くぞ! まじかる☆ひじりん!」 

聖「ストップ……です」 

P「ん?」 

聖「エターナルが……抜けてます」 

P「えっ!? パワーアップしてたの?」 

聖「うん……スターダムパワーで……パワーアップ……したの」 

P(まだ第2話なのに……) 


51:2013/04/25(木) 03:58:00.35 :15zIlXvJo

P「わ、わかった、行くぞ! エターナルまじかる☆ひじりん!」 

聖「私は……負けない……デスマスカレイド!」 

P「とりゃっ!」 

ペシッ 

聖「痛い……です」 

P「避けろよ!」 

聖「でも……必殺技じゃ…ないから」 

P「ひ、必殺技まで考える必要があるのか!?」 

聖「うん……ボスですから」 


52:2013/04/25(木) 03:58:56.11 :15zIlXvJo

P「え、えーっと……じゃあ、喰らえっ! ヘキサフランジ!!」 

ガキン!! 

聖「くっ……す、凄い…力です」 

P「ハッハッハッ! どうした! エターナルまじかる☆ひじりん!!」 

聖「私……危ないです……ポンポコ……力を…貸して」 

P(このタイミングでポンポコかよっ!) 

P『エターナルまじかる☆ひじりん! 頑張るポコ!』 

聖「何か……打開策を……教えて…下さい……」 

P(打開策をマスコットに聞くのか……えーっと、それっぽく……) 


53:2013/04/25(木) 04:00:14.00 :15zIlXvJo

P『……あ、愛のパワーポコ!』 

聖「あ、愛の……パワー……?」 

P「どうしたぁ? 作戦会議かぁ!?」 

聖「どうすれば……良いの……」 

P「クックックッ、もうそろそろ終わらせるポコ!」 

聖「くっ……もう…力が……」 

P『エターナルまじかる☆ひじりん! 愛する力を信じるんだなぁ!?』 

聖「愛する……力……?」 

P(やべっ、逆になっちゃった……) 


62:2013/04/27(土) 14:28:10.40 :lgbJ9WQ6o

聖「みんな……私に…力を……貸して!」 

ペシッ 

P「クッ! ヘルメットが無ければ即死だった……今のは一体……」 

P『みんなの愛が集まって、エターナルまじかる☆ひじりんの力がどんどん上がっていくポコ!』 

聖「凄い……これが…愛の力……なん…ですね」 

P「こしゃくな! その程度で勝ったつもりか!!」 


63:2013/04/27(土) 14:28:41.05 :lgbJ9WQ6o

バッ 

P「何だ? その手は?」 

聖「エターナル…バリアです……今から…Pさんの攻撃は……一切効きません」 

P「バ、バリア!? 卑怯だぞ!!」 

聖「愛の力なんで……卑怯じゃ…ないです」 

P(エターナルまじかる☆ひじりん強すぎだろ……) 


64:2013/04/27(土) 14:29:31.43 :lgbJ9WQ6o

P(とりあえず終わらせるか……) 

P『さぁ、早く改心させるポコ!』 

聖「はい……Pさんを……助けます」 

P「残念だが、エクセランスィータは俺には通用せんぞ」 

聖「えっ……そうなん…ですか?」 

P「あぁ、俺には力の盾があるからな」 

聖「こ、困りました……どうしたら…良いですか?」 

P(滅茶苦茶困ってるな……) 


65:2013/04/27(土) 14:29:59.81 :lgbJ9WQ6o

P『エターナルまじかる☆ひじりん! ディバイン・ブレードの真の姿を解放するポコ!』 

聖「真の……姿?」 

P『そのステッキは秘めた力を持っているポコ!』 

聖「そうだったん……ですか?」 

P「説明書あるけど、読む?」 

聖「ありがとう……ございます」 


66:2013/04/27(土) 14:30:33.07 :lgbJ9WQ6o

聖「あ、あれっ……」 

ガチャガチャ 

P『ち、違うポコ! そこのスイッチを押しながら引くポコ!』 

聖「うぅ……」 

ガチャガチャ 

聖「で、できません……」 

P「敵の俺に言ってどうするんだよ……」 

聖「どう……しよう……」 


67:2013/04/27(土) 14:32:07.60 :lgbJ9WQ6o

ヒョイッ 

P「……良い武器だな、少し借りるぞ」 

聖「あっ……か、返して…下さい!」 

P(まぁ、ちょっと難しいか……) 

聖「返して……!」 ポカポカ 

P「ん~! 何だぁ? このスイッチは?」 

ポチッ! ジャキン! ジャキン! ジャキン! 

聖「あっ……」 

P「ゆ、弓だと!? こんな武器を隠し持っていたのか!」 

聖「私の……ディバイン・ブレードが……」 

P「グッ! 熱い!? 持ってられん!」 ポイッ 

パシッ 

聖「や、やりました……これで」 


68:2013/04/27(土) 14:33:14.41 :lgbJ9WQ6o

P『チャンスポコ! その弓で悪の心をやっつけるポコ!』 

聖「この弓は……?」 

P『それはエターナルまじかる☆ひじりんの最強の武器ポコ!』 

聖「なんて……名前…なんですか?」 

P(そんなにパッと思いつかない……) 

P『……ビ、ビューティーセレインアローポコ!』 

聖「ビューティー……」 

P「今更そんなものを持ち出した所で遅いわっ!」 

P『エターナルまじかる☆ひじりん! 想いを込めて矢を放つポコ!』 

聖「…………」 コクッ 


69:2013/04/27(土) 14:34:07.44 :lgbJ9WQ6o

聖「デスマスカレイド……あなたみたいな…悪い子は……まじかる☆ひじりんが…お仕置きです!」 

P「エターナルが抜けてるぞ」 

聖「決め台詞なんで……良いん…です」 

P「えー……」 

聖「…………」 

P「打たないのか?」 

聖「え、えっと……必殺技の名前……考え中…です」 

P「エンジェル・ラ・ムーンだな、これで決まりだ」 

聖「なんで……そんなに思い…つくんですか……?」 

P「……好きなんだよ、そういうのが」 

聖「なんか……凄いですね」 

P「聖も好きだろ、アニメの必殺技まねるの」 

聖「はい……」 


70:2013/04/27(土) 14:35:46.78 :lgbJ9WQ6o

聖「じゃあ…行きます……エンジェル・ラ・ムーン!!」 

P「ふんっ! その程度の攻撃など……」 

聖「本当に……そうでしょうか?」 

P『エターナルまじかる☆ひじりんの力を舐めてもらっちゃ困るポコ!』 

P「ば、ばかな!? お、俺の力の盾を貫いて!」 

聖「これからは……良い子に……なって…下さいね」 ニコッ 

P「ぐわぁぁぁぁーーー!!」 

聖「Pさん……そこで…リフレッシュって……言って下さい」 

P「リフレッーーーシュッ!!」 

バタン 


71:2013/04/27(土) 14:37:00.51 :lgbJ9WQ6o

聖「Pさん……し、しっかり……して下さい!」 

P「ゴフッ……俺は……もう駄目さ…自分で一番よく…わかる……」 

聖「そ、そんな事ない……です」 ボロボロ 

P「泣くなよ……聖……強くなったな……お前はもう立派な…アイドル魔法少女だ……」 

聖「私……強くなんか…ないです!……だから……Pさんが…いて…くれないと」 

P「あの大人しい……聖が……こんなにも…輝いて……」 

聖「か、輝いてなんか……!」 

P「ははっ…嬉しいなぁ……嬉しすぎて……あの世でもいつも笑っていられそうだ……」 

聖「駄目です……」 ボロボロ 


72:2013/04/27(土) 14:37:50.39 :lgbJ9WQ6o

聖「何で……こんな事を……」 

P「嫌いだったんだ……この世界が……ずっと……」 

聖「で、でも……Pさん……」 

P「知ってるよ……嫌いだからって壊そうとしても……何も変わらないって……」 

聖「…………」フルフル 

P「なぁ、聖……この世界は……好きか…?」 

聖「…………」コクッ 

P「そうか……俺も…やっと……好きになれそう…だよ……」 

ガクッ 

聖「……P、Pさぁぁぁぁん!!」 


73:2013/04/27(土) 14:38:38.61 :lgbJ9WQ6o

ムクッ 

P「いやー、なかなかイイ感じで終わったな」 

聖「グスッ……感動的……でした」 

P「これにてまじかる☆ひじりんも終わりだな」 

聖「まだ……終わってません……」 

P「そ、そうなのか?」 

聖「Pさんを…操った人を……改心させないと……」 

P「ふむ、言われてみればそうだな……」 


74:2013/04/27(土) 14:39:04.54 :lgbJ9WQ6o

聖「でも……どうしましょう……敵が……」 

P「その役はこいつにやってもらうか」 ポンッ 

聖「あっ……恐竜の…人形」 

P(低い声)[グッフッフ……] 

聖「Pさん……やっぱり…凄いです!」 

P「このままの勢いでさっさと始めようぜ!」 

聖「は、はいっ……!」 


75:2013/04/27(土) 14:39:40.64 :lgbJ9WQ6o

P [グッフッフ……デスマスカレイドを倒しただけで喜んでいるとは] 

聖「だ、誰……ですか?」 

P [奴は我らの中でも最弱とも知らずに……] 

P(しまった……1人3役だから流石に表現が面倒になってきたな……) 

聖「あなたが……Pさんを……」 

P『な、何て禍々しいオーラポコ!』 

P(彼には退場してもらうか……) 


76:2013/04/27(土) 14:40:39.95 :lgbJ9WQ6o

P [我は世界を混沌にもたらす者……] 

P [この世に悪が栄えるのは全て我の影響……] 

P [冷蔵庫に置いてあった聖のプリンを食べたのも我だ……] 

聖「あ、あなたが……楽しみに……してたのに……」 

P [グッフッフ……では、あいさつ代わりに……] 

P『ひじりん! 危ないポコ!?』 

聖「!?」 

P『ボゴォ!?』 

聖「ぽ……ポンポコ!」 

P [グッフッフ……外したか……] 

聖「ポンポコ……こんな……ことって……」 

P『グフッ…ボクはもう駄目ポコ……エターナルまじかる☆ひじりん……みんなに平和を……ガクッ』 


77:2013/04/27(土) 14:41:50.93 :lgbJ9WQ6o

聖「…………」 

P [邪魔にならぬようそのタヌキを片づけておくんだな……グッフッフ] 

聖「……よくも」 

P [どうした……] 

聖「私の……大切な…プリ…ポンポコを……よくも!!」 

P [今、プリンと言おうとしなかったか……?] 

聖「ち、違います……!」 

P [そ、そうか……] 

聖「絶対に……許しません……私…怒ってます……」 

P [ほう……怒っていたらどうなるのだ?] 

聖「あなたみたいな…悪い子は……まじかる☆ひじりんが…お仕置きです!!」 

P [グッフッフ……どこからでもかかってくるが良い] 

聖「Pさんも……後で…お仕置きです!!」 

P(そんなに食べたかったのか……) 


78:2013/04/27(土) 14:44:20.53 :lgbJ9WQ6o

聖「じゃあ……Pさんと私の……合体技で…終わらせましょう」 

P「えっ!? もう終わらせちゃうの?」 

聖「尺が……たりません」 

P「前半に大分と使っちゃったからなぁ……」 

P(でも出てきた瞬間やられるなんて不憫な敵だな……) 

聖「早速……合体技の…練習を」 

P「まてよ、俺さっきやられてなかったっけ?」 

聖「Pさんは……私の力で……復活…しました」 

P「そ、そんなあっさりなのか」 

聖「Pさんは……私が……困ってる時……助けて…くれますから」 

P「まぁ、そりゃそうだけどさ」 


83:2013/04/27(土) 21:44:04.46 :lgbJ9WQ6o

聖「Pさん……合体技…どうしましょう?」 

P「んー………」 

聖「難しい……ですか?」 

P「コペルニクスもガリレオも!」 

P「二人の前では天動説!」 

聖「…………?」 

P(知らないか……) 

聖「それをすれば……良いん…ですか?」 

P「……いや、別の手段を考えよう」 


84:2013/04/27(土) 21:44:32.83 :lgbJ9WQ6o

P「よしっ、こんなもんで良いだろう」 

聖「バッチリ……です…いきましょう!」 

P「じゃあ、聖が苦戦するとこから再開な」 

聖「わかり……ました」 


85:2013/04/27(土) 21:45:18.16 :lgbJ9WQ6o

P [喰らうが良い!] 

聖「キャッ……」 

P [グッフッフ……その程度か……] 

聖「そんな……こんなに……強い…なんて」 

P [当たり前だろう……悪とは君が考えている以上に強大な物なのだよ] 

聖「でも……まだ……負けません」 

P [そんなボロボロの身体ではもうもつまい……] 

聖「私……みんなを……この世界を……守るんです」 

P [思いだけで守れるならば苦労はせん……] 

聖「Pさんや……ポンポコの…ためにも……負けられ…ないんです!」 

P [そうか、では二人に会わせてやろう!] 

聖「あっ……」 

聖(みんな……ごめんなさい…私……) 


86:2013/04/27(土) 21:46:03.50 :lgbJ9WQ6o

聖「Pさん…助けて……下さい!」 

P「えっ!? お、俺まだ生き返ってないけど……」 

聖「こういう時は……王子様…が……来て…くれるんです!」 

P「そういうもんなの?」 

聖「はい……お約束…です」 

P(お約束で不死身にされてるのか俺は……) 

聖「お願い……します」 

P「わかったよ、やるよ!」 


87:2013/04/27(土) 21:47:32.70 :lgbJ9WQ6o

ジャキン! 

P(低い声)[いきなり剣が……何者だ!] 

聖「この剣は……」 

P「……乙女を苛めるとは感心せんな、乙女は優しく抱きしめるものだ」 

聖「P、Pさん……」 

P(低い声)[デスマスカレイド……貴様、生きていたのか!!] 

聖「どうして……」 

P「……俺はまじかる☆ひじりんのピンチに駆けつける騎士、それが例え天国に居てもな!!」 

聖「は、はい……!」 

P(うわー、敵も味方も自分じゃないか……) 


88:2013/04/27(土) 21:48:40.24 :lgbJ9WQ6o

P「さぁ、エターナルまじかる☆ひじりん! 終わらせるんだ!」 

聖「でも……私…の……力じゃ…」 

P「俺も手を貸す! 諦めるな!!」 

聖「わ……わかり…ました!」 

聖「……二人の……心を…一つに!」 

P「世界のみんなが笑えるように!」 

聖「邪悪な…心が……優しくなれる…ように」 

P「ファイナル……!」 

聖「まじかる☆ひじりん……!」 

P・聖「シューーート!!」 

P(低い声)[こ、この力は……グワァァァァーーー!] 

聖「きっと……優しくなって……また…会えます」 ニコッ 

P(わずか数分の登場だったな……そういや名乗ってすらないし……) 


89:2013/04/27(土) 21:50:02.06 :lgbJ9WQ6o

聖「はぁ……はぁ……」 

P「……終わったな」 

聖「Pさん……私……」 

P「あぁ、聖は守ったんだよ……みんなを!」 

聖「やりまし……た」 

P「おめでとう……、良く頑張ったな」 

聖「はい……Pさんの……おかげ…です」 

P「聖の演技も凄かったよ! 大作を作った感じで感慨深いな!」 

聖「わ、私……お仕事……来ますか?」 

P「ははっ、そうだな。この調子で行けば来るかもな」 

聖「嬉しい……です」 


90:2013/04/27(土) 21:50:42.33 :lgbJ9WQ6o

聖「じゃあ……Pさん……いつものを」 

P「いつものって何?」 

聖「決め…ポーズ……です」 

P「あ、あぁそうか……」 

聖「今回は……ポーズの…後に……テーマソング…お願いします」 

P「わ、わかった。準備するよ」 


91:2013/04/27(土) 21:51:12.47 :lgbJ9WQ6o

聖「じゃあ……行きます!」 

P「いつでも良いぞ」 

ガチャッ 

小早川紗枝「はばかりさんどす~」 

聖「あなたの……ハートを昇天…させちゃう……まじかる☆ひじりん!」 

紗枝「…………」 

P「あっ……」 

聖「…………」 

ま ま まじかる☆ひじりん! 


92:2013/04/27(土) 21:51:48.02 :lgbJ9WQ6o

------ おまけ 

喜多見柚「へへっ、ひじりんがそんな事するわけないじゃん!」 

紗枝「柚はん? うちは確かに見たんどす!」 

柚「紗枝チャンが嘘つくとは思えないけど……」 

紗枝「うちも信じがたいんやけどなぁ……」 

柚「あれっ?」 

紗枝「どうしはったんどすか?」 

柚「七味が切れてるなぁ~って」 

紗枝「あらっ、ほんまどすなぁ。また、買ってこやんと……」 

柚「アタシ、うどんには七味が欲しいんだけどなぁ」 

紗枝「今回だけは我慢しとくれやす」 

柚「うーん、困ったなぁー……」 


94:2013/04/27(土) 21:54:38.18 :lgbJ9WQ6o

ま ま まじかる☆ひじりん! 

紗枝「!?」 

柚「へっ!? な、なに?」 

聖「お困り……みたい……ですね」 

柚「ど、どうしたのひじりんっ!? そ、その格好……」 

紗枝(夢や……なかったんやなぁ……) 

P『みんな喜ぶポコ! 願いを叶えにまじかる☆ひじりんが来てくれたポコ!』 

紗枝「まじかる……」 

柚「ひじりん……」 


95:2013/04/27(土) 21:55:17.30 :lgbJ9WQ6o

聖「みなさんの……願い…叶えます」 

P『さぁ、願いを言うんだポコっ!』 

紗枝「う、うちは特に困った事はありまへんなぁ」 

柚(さ、紗枝チャン! ずるいよっ!) 

聖「そう……ですか」 

P『柚はどうなんだポコ?』 

柚「ア、アタシもないかなぁー、へへっ」 

聖「嘘は……駄目です」 

P『さっき困ったって言ってたポコ!』 

紗枝(言わんといて助かりましたわぁ……) 


96:2013/04/27(土) 21:56:09.34 :lgbJ9WQ6o

柚「えっと……し、七味が欲しいよっ!」 

聖「…………」 

柚「どうしたの?」 

聖「もっと……強く……願って…下さい」 

P『願いの力が足りないポコ! 柚は集中力が足りんポコ!』 

柚「ちょっと、Pサン! さっきからうるさいよっ!」 

P『Pじゃないポコ! ボクはまじかる☆ひじりんのお供のポンポコRだポコ!』 

柚「ポ、ポンポコ……R?」 

紗枝「Rは……なんなんどすか?」 

P『一度、やられて蘇ったからreviveのRだポコ!』 

紗枝「そ、そうなんどすか……」 

柚(なんかよくわからない設定に巻き込まれてるナ……) 


97:2013/04/27(土) 21:56:56.25 :lgbJ9WQ6o

聖「柚さん……もう一度…お願い…します」 

柚「…………」 

紗枝「柚はん、やったほうが良さそうどすえ……?」 

柚「七味、七味、七味、七味、七味が欲しいっ!」 

トンッ 

柚「あっ、あったんだねっ!」 

聖「柚さんの願い……叶いました」 

P『想いが通じたんだポコ!』 

紗枝「なんや知らんけど良かったどすなぁ」 


98:2013/04/27(土) 21:57:32.32 :lgbJ9WQ6o

柚「……ひじりん?」 

聖「はい……どうしました?」 

柚「これ、七味じゃなくて一味なんだけど」 

紗枝「あらっ、ほんまどすなぁ。まぁ、よう似とりますし」 

聖「…………」 

柚「嬉しいんだけど、アタシ一味は食べれないよっ!」 

紗枝「ゆ、柚はん……せっかく聖はんが持ってきてくれはったんやから……」 

柚「そりゃ、ひじりんには感謝してるんだけどナ……」 

紗枝「一味も七味もそんなに変わりはしまへんえ?」 

柚「一味はちょっと辛すぎかなぁーって……」 


99:2013/04/27(土) 21:58:10.56 :lgbJ9WQ6o

聖「…………」 プルプル 

紗枝「聖はん?」 

柚「あれっ? どうしたの、ひじりん?」 

聖「柚さん……あなたみたいな…悪い子は……まじかる☆ひじりんが…お仕置きです!!」 

ポチッ! ジャキン! ジャキン! ジャキン! 

柚「へっ!?」 

紗枝「ゆ、弓なんて持ってはったんどすか!?」 

聖「その悪の心……打ち抜きます……エンジェル・ラ・ムーン!!」 

柚「わわっ! ち、ちょっと待ってよ!」 

紗枝「P、Pはん!? はよう、聖はんを止めとくれやす!」 

P『さぁ、観念するポコ!』 

聖「これからは……良い子に……なって…下さいね」 ニコッ 

まじかる まじかる まじかる まじかる☆ひじりん! 

おわり 


100:2013/04/27(土) 22:00:12.13 :lgbJ9WQ6o

ここまで読んで下さった方、ありがとうございます 

本当は魔法少女なら千佳ちゃんだけど 
なんとなくひじりんで 

技名や武器名は色んなとこから拝借してます 

このスレはHTML化依頼を出しておきます 


元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1366738142