■P「ただいまー」 美希「おかえりなさいなの!」シリーズ
P「ただいまー」 美希「おかえりなさいなの!」
P「おはよう、美希」 美希「おはようなの、ハニー!」
P「めっちゃ拗ねとる」美希「効果はばっちりなの」


1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 21:15:28 :1rANLoYn0

P「教えてミキミキー、未来は何色~♪」ドルルン 

P「幸せ色に決まってます」キリッ 

P「…なーんてな」 

P「…この前は流石に失礼だったからなぁ…怒ってるかもしれん」 

P「けど美希見たら…なんというか。うーん」 

P「とにかく今日も美希は学校だ!さっさと送って、仕事に向かうぞ!」 

P「アクセルオン!」ブロロロ 


P「おはよう、美希!」 

美希「おはようございますなの。ハニー」 

美希「それじゃ、早く学校行こ?」 

P「ああ」 

P「…ん?」 


※この美希は覚醒しています。


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 21:20:37 :1rANLoYn0

P「あ…えっと、美希?」 

美希「どうしたの?」 

P「いや…今日は何もないのかな、と」 

美希「何かってなあに?」 

P「」 

P「そ…そっか」 

美希「そんなことより、遅れちゃうの」 

P「っと、すまん。それじゃ、行くか」 

P(どうしよう。めっちゃ拗ねとる)


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 21:25:38 :1rANLoYn0

美希(効果はばっちりなの)フフリ 

美希(ハニーとミキがラブラブなのは最早周知の事実なの) 

美希(けど!最近ハニーはミキの扱い酷過ぎるの!) 

美希(だからミキ、しばらくラブモードは封印なの) 

美希(ツンツンしてればハニーはミキに釘付けになって、もっとラブラブになれるの!) 

美希「全部ハニーのせいなの。だから仕方ないよね」 

P「え?」 

美希「なんでもないの」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 21:30:38 :1rANLoYn0

P「…なあ、美希」キキッ 

美希「なあに?」 

P「昨日は、ごめん」 

美希「昨日って?」 

P「美希が話してた最中だったのに…電話切ったりしたから、さ」 

P「流石に失礼だった。ごめんな」 

美希「別に気にしてないよ?ハニーが謝ることないの」 

P「そうか…でも」 

美希「気にして無いったらしてないの!ほら、信号青になったよ?」 

P「…むぅ」ドルルン


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 21:35:53 :1rANLoYn0

P「到着、と」キキッ 

美希「ありがとハニー。それじゃ、行ってくるの」 

P「あ、美希」 

美希「なぁに?」 

P「その…気をつけてな」 

美希「言われなくても大丈夫なの」ヒラヒラ 

美希(ミキがツンツンしてること、ちゃーんと分かったのは嬉しいけど) 

美希(でも、今回はちょっとだけ意地悪しちゃうから!) 


P「おはようございます…」ズーン 

小鳥「おはようございます。…なんか沈んでません?」 

P「あはは…ちょっといろいろありまして」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 21:45:41 :1rANLoYn0

小鳥「あー、それは美希ちゃん怒っても仕方ないです」 

P「やっぱりですか…」 

小鳥「好きな人と一緒に居られる時間は、女の子にとって一番幸せな時間なんですよ?これだからプロデューサーさんは…」 

P「反論の余地もない」 

小鳥「あ、ちょっとお聞きしますけれど…美希ちゃんと毎晩電話してるんですか?」 

P「毎日ってわけではありませんけれど。一緒に居ない時はメールか電話はしてますね」 

小鳥「ほうほう…」 

P「…それがどうかしたんですか?」 

小鳥「どんな事、話してるんですか?」ズイ 

P「え?」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 21:50:40 :1rANLoYn0

P『美希…こんなに愛しているのに、今宵は一緒に居られないなんて…』 

美希『悲しまないで、ハニー。その気持ちは…ミキも同じなの』 

P『俺に翼があれば、今すぐにでも美希の隣へ飛んでいくのに』 

美希『ダメ!そんなのミキ困っちゃう!』 

P『どうして…?美希は、俺と一緒に居たくないのかい?』 

美希『だって…ハニーに翼があったら、どこかに飛んでいっちゃうかもしれないの…』 

P『馬鹿だなあ、美希は。…俺がいるのは、ずっと美希の隣だよ』 

美希『ハニー…!ミキ、ハニーのこと大好きなの!』 

P『俺もさ!愛しているよ、美希ィ!!』 


小鳥「みたいなこと話してるんですよね!?キャー!!」 

P「」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 21:55:41 :1rANLoYn0

小鳥「羨ましい…!羨ましいわ、美希ちゃん!」 

小鳥「旦那がいる事だけですら羨ましいのに、毎日そんな蕩けそうな会話を…!」 

小鳥「私だって…私だって、あと5年若かったら…」グス 

千早「おはようございます!…小鳥さん、どうしたんですか?」 

P「おはよう、千早。気にしない方が良いぞ」 

千早「はぁ…まぁ、なんでもいいですけれど」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 22:00:48 :1rANLoYn0

千早「プロデューサー…どうかしましたか?」 

P「え?」 

千早「いつもより、元気無さそうでしたので」 

P「…やっぱりわかるのか?」 

千早「長い付き合いですから」クスクス 

千早「しっかりしないと、美希が心配しますよ」 

P「はは…それもそうか」 

千早「美希が原因なんですか?」 

P「ま、今回は自分の蒔いた種って感じだな」 

千早「なら、しっかりしてください。あなたは…私達の『プロデューサー』なんですから」 

P「…それじゃ『プロデューサー』らしく、気合い入れて仕事するか!」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 22:05:46 :1rANLoYn0

P「ごめん美希、待たせた!」 

美希「待ちくたびれたの。早く行こ?」 

P「う、すまん」 

美希「お仕事チェックするから、ちょっと静かにさせてね」 

P「分かった。ちゃんと確認しといてくれな」 


美希『それじゃあみんな、ミキと一緒にキラキラするのー!!』 

P(見る限りは調子も悪くないし、大丈夫そうだな) 

P(…でも) 

P(今日はあんまりこっち見てくれない…悲しい…) 

美希(ハニー!…て、今は見ちゃだめなの!)


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 22:11:07 :1rANLoYn0

P「お疲れ、美希!」 

美希「ハニーもお疲れ様なの~」 

P「今日もしっかり決まってたぞ」グリグリ 

美希「こ、これでもランクSだよ?美希着替えてくるね」タタッ 

P「あ、うん…。帰る準備しとくな」 


P「それじゃあ、明日も頑張ろうな」 

美希「うん。おやすみなさいなの、ハニー」 

P「…」 

美希「どうしたの?」 

P「いや」 

美希「それじゃ、また明日ね」ヒラヒラ 

P「おー、また明日な」ヒラヒラ


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 22:15:46 :1rANLoYn0

P「出ない…」プルルル 

P「時間も遅いし、寝てるかも…」 

P「せめてメールでも」ピ 

P「…やっぱ来ない…寝てるのかな」 

P「う―…美希ぃ…」 


P「やばい寝過した!急いで行かんと美希が遅刻する!」ピリリリ 

P「ん?電話…?」ピッ 

美希『ハニー!おはようなの!』 

P「美希!すまん、ちょっと遅くなるかも」 

美希『あ…だ、大丈夫なの。今日はね、友達と一緒に学校行くことにしたから』 

P「え、そうなのか?」 

美希『うん。だから、ハニーはそのままお仕事行ってね』プツ 

P「」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 22:21:07 :1rANLoYn0

小鳥「そうして一週間ほど経ったわけですが…」 

P「」ズーン 

響「プロデューサー、目に見えて元気ないぞ…」 

P「いや、そんなことないぞ?」キリッ 

真美「兄ちゃんバレバレだYO!」 

小鳥「効果抜群すぎますねー」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 22:26:34 :1rANLoYn0

千早「成る程、そういう訳だったのね」 

美希「計画は順調なの。ハニーは今、寂しさMAXの筈なの!」 

千早「見ててちょっと気の毒な程にね。切り替えの早さは流石だけれど」 

小鳥「にしても美希ちゃんとプロデューサー、ラブラブというよりかは…じゃれ合ってるような?」 

千早「プロデューサー、結構子どもっぽいところありますから」 

美希「千早さんにまで言われちゃ世話無いの」 

小鳥「普段バリバリ働いてるから、ギャップが凄いわねー」 

美希「たまに別人かなーって思う事もあるよ?お仕事の時のハニーは格好いいの!」フフン 

小鳥「畜生羨ましい…」ギリギリ 

千早「凄い顔になってますよ」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 22:31:51 :1rANLoYn0

美希「けどね…なんか、変なの」 

千早「変?」 

美希「ミキがハニーにツンツンして、ハニーはミキに釘付けになって」 

美希「二人はもっとラブラブになれるかな、って思ったんだけど…」 

美希「今は…なんだか、全然キラキラしないの」 

千早「…そうかしら?」 

美希「うん。毎晩お話したり、メールしたりするのがなくなって。やろうと思えばすぐできるのに」 

美希「キラキラできないの。ハニーも…そんな感じ」 

小鳥「ふむ…」コト


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 22:37:30 :1rANLoYn0

美希「ミキ、ハニーに迷惑かけてるかな?」 

小鳥「美希ちゃんはそう思うの?」 

美希「だって…ハニーの元気なくなってるし、お仕事に影響出るかもしれないし。何よりミキがモヤモヤしてるし」 

美希「ツンツンなんてしなきゃよかったかな、って。今は思うの」 

美希「…ハニー、怒ってないかな。ミキが急に変なことしたから」 


小鳥「…美希ちゃん。プロデューサーさんに無理に冷たくする必要はないし」 

小鳥「もし悪いことしたな、って思ったら。ごめんなさい、って言えばいいのよ?」 

美希「…あ」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 22:42:26 :1rANLoYn0

小鳥「大丈夫。プロデューサーさんは美希ちゃんの事、大好きだから」 

小鳥「迷惑なんて思ってないし、怒ってもいないわよ?きっと」 

千早「それに私は、美希がキラキラしていないとは思わないけれど?」 

美希「どうして?」 

千早「さっきプロデューサーの事話してた美希の顔。とても楽しそうだから」 

美希「ミキの顔…」 

千早「後、プロデューサーも同じ。美希と一緒にいると、とても楽しそうだもの。言葉と釣り合ってないけれど、ね」 

小鳥「プロデューサーさん、天邪鬼だからね~」ニヤ 

千早「何年経ってもそこは変わりませんね、あの人は」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 22:47:12 :1rANLoYn0

美希「…」カタン 

千早「美希?」 

美希「千早さん、小鳥。ミキ、用事を思い出したからいくね」 

小鳥「はーい。気をつけてね」ヒラヒラ 

美希「ごめんなさいなの!次は、ミキがお金出すから!」 

小鳥「そんなの気にしなくても大丈夫よ。行ってらっしゃい!」 

美希「うん!」 


千早「…あの二人、本当に仲がいいですね」 

小鳥「見てるこっちが幸せになるほどにね~。私もあんな彼が欲しいよぉ…」ピヨ…


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 22:52:25 :1rANLoYn0

美希「…ハニー、今日は夜までのはずだけど…」プルルル 

美希「電話、出ない…どこにいるんだろ」タタタ 

美希「まだ、事務所に居るのかな?」 

美希「あ」 


P「ミキが構ってくれない…死にたい…」グデーン 

冬馬「ンな事愚痴る為に俺を呼んだのかよ」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 22:56:13 :1rANLoYn0

冬馬「元はと言えばアンタが星井を邪険に扱ったのが原因なんだろ?因果応報じゃねーか」 

P「そうなんだけど…美希を見てると、ついちょっかい出したくなるというかなんというか」 

冬馬「まぁ、気持ちは分からなくもないけどよ」 

P「美希成分が圧倒的に足りない…」 

冬馬「成分て…どんだけ一緒にいるんだ、アンタら」 

P「大体一緒にいる。美希は俺以外にはついてないし」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 23:01:45 :1rANLoYn0

冬馬「マジで?会えない日とか普通あるんじゃねーの?」 

P「そんなの関係ねぇ!美希の『ハニー』があれば24時間戦えるね!」 

冬馬「…そんだけ一緒だと、噛み合わない事とか出てきそうだけどな」 

P「そりゃ、最初はちょいちょいあったけどな。今は一緒に居る方がいい」 

冬馬「そんな奴ら居るんだな…アニメの中だけかと思ってたぜ…」 

P「あぁ…美希ぃ…話したいよぉ…。抱きしめたいよぉ…」 

冬馬(うぜぇ)


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 23:06:09 :1rANLoYn0

冬馬「北斗じゃねーけどよ。話したいなら話せばいいし、抱きしめりゃいいじゃねーか」 

P「そう簡単に言うけどな…」 

冬馬「星井もアンタもお互い好きあってんだろ?変に構えることねーって」 

冬馬「男なら恐れず吶喊だ!それで楽勝、だぜ!」 

P「……」 

冬馬「しっかりしろよ、プロデューサー」 

冬馬「アンタは、天下のトップアイドル星井美希と輝き続ける『相棒』なんだろ?」 

P「…冬馬」 

冬馬「なんだよ?」 

P「お前に言われると、なんか腹立つ」 

冬馬「ほっとけ」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 23:11:08 :1rANLoYn0

P「俺、用事思い出したから帰る」 

冬馬「ああ。んじゃ、俺も失礼させてもらうぜ」 

P「今回は奢ってやろう。セレブな俺に感謝するがいい」 

冬馬「似てないぞ。あとセレブでもないだろ」 

P「これでも給料上がったんだよ!」 


P「さて…と」 

P「とりあえず一度事務所戻るか」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 23:17:07 :1rANLoYn0

美希「はっ、はっ…ふぅ」トトト 

美希「あ、事務所…電気ついてる」 

美希「…エレベーター、いつになったら使えるようになるんだろ…」カンカン 



P「…誰にも食べられてないな」パタン 

P「んじゃ、愛しの姫君を探しに行くとするか」 

P「…げ、美希から電話かかってきてる」 

P「わざわざかけてくれたのか…悪いことしちゃったな」 

P「って、誰か来たのか?」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 23:21:16 :1rANLoYn0

美希「すー…はー…」 

美希「…よし、なの!」 

P「どちらさまー?」カチャ 


P「あ」 

美希「あ」 


P「あー…えっと」 

美希「お、お久しぶりなの!」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 23:25:38 :1rANLoYn0

P「昨日も会っただろ」 

美希「そだっけ?」 

P「…」 

美希「…」 


P「美希!」 

美希「ハニー!」 


P「イチゴババロア、一緒に食わないか?」 

美希「おにぎり持ってきたの!ミキと一緒に食べよ?」 


P「…あえ?」 

美希「…なの?」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 23:30:41 :1rANLoYn0

P「」 

美希「」 

P「…はは」 

美希「…あはっ」 

P「美希!」 

美希「ハニー!」ギュー 

P「あー…やっぱ落ち着く」グリグリ 

美希「……ねえ、ハニー」 

P「ん?」 

美希「お酒臭いの…」 

P「Oh…」モワーン


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 23:37:16 :1rANLoYn0

美希「ホント、ハニーはどうしようもないの!」ムスー 

P「面目ない…」ナデナデ 

美希「お酒の酔いが漂う感動の再会は聞いたことないの」 

P「じゃあ俺達が世界初だな」 

美希「そんな世界初いらないの!」 

P「冗談だって。ホントごめん」 

美希「…今日は気分が良いから、許してあげるの」 

美希「イチゴババロアも、用意してくれたから」 

P「用意しといた甲斐があった」グリグリ 

美希「…ハニー、ちょっと食べ辛いかも」 

P「我慢しろ。…酒臭いの苦手ならやめるけど」ギュー 

美希「…仕方がないから、我慢してあげるの」モキュモキュ


48:>>46訂正 ×再開 ○再会:2012/07/14 23:42:17 :1rANLoYn0

P「なあ、美希…ここ最近不機嫌だったのってやっぱり…俺のせいだよな」 

美希「…」モキュモキュ 

P「ゴメン。もっと気を付ける」 

美希「…やっぱりわかってないの」 

P「え?」 

美希「変に気を遣うのはおかしいの。ミキは、そのまんまのハニーと一緒に居たいもん」 

美希「…なーんて、思ったのはさっきなんだけどね?」 

P「そっか」 

美希「それに…今回のは、ミキも悪いかな、って思ったから」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 23:47:04 :1rANLoYn0

P「そうなのか?」 

美希「うん。ハニーにツンツンすれば、ハニーがミキに釘付けになって、もっとラブラブ出来るかも、って」 

P「…成る程なぁ」 

美希「でも、全然キラキラできないし、ハニーにも迷惑かけちゃった」 

P「迷惑なんて少しも思わなかったな」 

美希「だから…ミキも、ごめんなさい」 

P「なら、これでお相子かな。俺が美希にした分も、美希が俺に冷たくしたことも」 

美希「そうだね」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 23:50:37 :1rANLoYn0

美希「ごちそうさまなの」 

P「流石にこの時間に喰うには重かったか」ゲプ 

美希「ハニーはもうオジサンだね。ミキ、まだまだ大丈夫だよ?」 

P「甘いな、老けるのは一瞬だぞ。残り少ない10代を謳歌しておくがいい」 

美希「怖いこと言わないで欲しいの!」 

P「時間も遅いし早めに引き上げよう。鍵の確認頼む」 

美希「合点承知なの!」


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/14 23:55:44 :1rANLoYn0

P「戸締り良し、っと」ガチャ 

美希「遅くなっちゃったね」 

P「まだ酒残ってるから車には乗れんな…歩いて帰るか」 

美希「食後の運動に丁度いいの」 

P「…手、繋いで帰るか」 

美希「えー、どうしようかな」 

P「駄目か?」 

美希「そんなこと、あるわけないよ」キュ


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15 00:00:56 :tpRXZObc0

P「おはよう、美希!」 

美希「おはようなの、ハニー!」 

P「鞄」 

美希「はい!」 

P「弁当」 

美希「バッチリなの!」 

P「スケジュール」 

美希「午後からハニーと一緒にレッスンだよ!」 

P「笑顔」 

美希「あはっ☆」 

P「今日も完璧、と」 

美希「あふぅ」 

P「そうでもなかった」 

美希「昨日遅くまでメールし過ぎたの…」 

P「…それについてはすまんかった」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15 00:06:15 :tpRXZObc0

美希「ね、ハニー。息、はーってして」 

P「ん?はーっ」 

美希「うん!さわやかミントの香りなの!」 

P「あれホントに効くんだな。酒臭さ一発で消えたぞ」 

美希「じゃ、キスして」 

P「…ここでか?」 

美希「おはようのキスは、お姫様を目覚めさせる基本なの」 

P「…今日は特別だぞ」 

美希「…ん」


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15 00:10:56 :tpRXZObc0

美希(…)ウズウズ 

P「ん…」 

美希「…えい!」プニ 

P「むぐっ?…指?」 

美希「あはっ☆ ハニー、引っかかったの!」 

P「…はい?」 

美希「えへへー、毎回すんなりいくと思ったら大間違いなの」 

P「………」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15 00:16:17 :tpRXZObc0

P「」スタスタ 

美希「あれ?ハニー?」 

P「」バタム 

P「アデュー」ドルルン 



美希「」 

美希「待ってなの!置いて行かないでなのー!」 


おわる


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15 00:25:13 :tpRXZObc0

そんなわけでお終いです。途中の支援ありがとうございました。 
途中で猿喰らうんじゃないかとびくびくしながら書いてたよ…さるこわいよさる 

今回で前の話からの流れは区切って、また適当にPと美希がイチャ付く様子を書いて行こうかなー思ってます。 
続き物だったし今一つと思った人は申し訳ない。次は善処します。でもシチュが被ってしまったらごめんよ 

覚醒美希見たことないなーて人はぜひ無印をプレイしてほしいんだ! 
箱が無い人はどこかしらにコミュが上がってるから調べて下さいな。 
とりま、美希も覚醒美希可愛い思いながら書いてます。 
次もあれば、どうぞよろしくです。 

それでは失礼いたしました。


元スレ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342268128