■P「フリーゲームで遊ぼう」シリーズ
P「フリーゲームで遊ぼう」
P「フリーゲームで遊ぼう」ver2


4:2013/06/18(火) 20:09:45.83 :ssIWxP+g0

千早「おはようございます」ガチャ 

小鳥「千早ちゃん、おはよう」 

P「これで役者が揃ったな」 

千早「?? ……プロデューサー、何の話ですか?」 

小鳥「私も何も聞いてないんですけど」 

P「いや、昨日の話なんだけどさ、亜美たちとゲームしたんだよ」 

千早「ゲーム、ですか」 

小鳥「プロデューサーさん、ゲーマーだったんですか」 

P「まぁ、昔の話ですけど。で、思い出のゲームが結構好評でして」 

小鳥「……なるほど! 皆でゲームをしようって事ですね!」


5:2013/06/18(火) 20:10:44.32 :ssIWxP+g0

P「話が早くて助かります。このゲームは千早と小鳥さんが一番楽しめるはずなんで」 

小鳥「ほほぅ、プロデューサーさんがそこまで言うゲームとは」 

千早「あの、私ゲームはあまり……」 

P「アドベンチャーだから見るだけでいいさ。時間はあるだろ」 

千早「……まぁ、そこまでお勧めされるのでしたら」 

小鳥「私ももちろんオッケーですよ!」 

P「よしっ! 実は既にノーパソは用意してあるんだ」 

小鳥「……パソコン? ま、まさか」


7:2013/06/18(火) 20:12:42.72 :ssIWxP+g0

小鳥「ダ、ダメですよ。私はともかく千早ちゃんは……っ」 

小鳥「はっ!? ここでオトナの階段を上らせようというプロデューサーさんの崇高な――」 

P「あ、そのネタは響がやったんでもういいです」 

小鳥「ピヨッ」 

P「プレイするのはフリゲです」 

千早「フリゲ?」 

P「個人作成のゲームだよ。ま、やってみりゃ分かる」 

小鳥「フリーゲームですか。そっちは全然開拓してないので楽しみです」 

千早「どんなタイトルなんですか?」 

P「『ぼさのヴぁ.rpg』だ」


8:2013/06/18(火) 20:14:45.48 :ssIWxP+g0

千早「ボサノヴァ……ブラジル音楽でしたか」 

小鳥「なるほど、千早ちゃんにピッタリそうな……私は?」 

P「あー……タイトルは正直内容と全く無関係だ」 

小鳥「え、じゃあどんな内容なんです?」 

P「凄く簡単に言うと、伝説の勇者アヴィンが魔王を倒しに行く話……かな」 

小鳥「なんか、いかにも王道なRPGって感じですねぇ」 

千早「私、楽しめるでしょうか?」 

P「ま、ストーリーなんざあってないようなもんだ。取り合えずやってみろ」 

小鳥「アドベンチャーなのにストーリー要らないって……」


9:2013/06/18(火) 20:16:18.98 :ssIWxP+g0

………… 

小鳥「……本当に王道ファンタジーみたいな始まりですね」 

千早「混沌の世界を正す勇者……」 

『プロローグ「愛されるよりも愛したい、マジデ☆」』 

小鳥「……ピヨ?」 

千早「タイトルが……?」 

小鳥「……」 

千早「ブフゥッ!」 

小鳥「……パ、パラパラ講座って」 

小鳥「一応、プロローグ終わりましたけど」


10:2013/06/18(火) 20:17:51.97 :ssIWxP+g0

千早「」プルプル 

P「千早が震えているな」 

小鳥「これって、まさか」 

P「まぁ取り合えず一章やってからで」 

小鳥「……はい」 

千早「……いきなり魔王の配下と戦うんですね」 

小鳥「精神的ダメージ祭……?」 

千早「ククッ……」 

小鳥「少年ズBって」 

千早「ブフホォッ」


11:2013/06/18(火) 20:19:14.63 :ssIWxP+g0

小鳥「あの……」 

P「そのままラストまで行っちゃいましょう」 

小鳥「え……」 

………… 

P「と、あっという間に終わりましたね」 

小鳥「……プロデューサーさん」 

P「なんでしょう?」 

小鳥「何故、このゲームを私と千早ちゃんに?」 

P「説明、要ります?」 

小鳥「お願いします」


12:2013/06/18(火) 20:21:02.23 :ssIWxP+g0

P「もうお分かりだと思いますが、この『ぼさのヴぁ.rpg』は純度100%のバカゲーです」 

P「ギャグの内容はパロディと時事ネタが大半を占めている。そして公開が2000年……」 

小鳥「……」 

P「100%ネタ理解できるのは小鳥さんぐらいだよなぁ、と」 

小鳥「や、やっぱりそういう基準だったんですね!」 

P「あと、千早は細かいネタは理解できなくとも十分ツボに入るだろうなと」 

P「現に今、過呼吸で会話に入ってきませんからね」 

小鳥「……何となく想像はしてましたよ、飲んでミスティオなんて春香ちゃんたちには通じないって」 

小鳥「プロデューサーさんの言うとおり、大体のネタ理解できてクスリときてしまった自分が憎いです……」


13:2013/06/18(火) 20:22:17.29 :ssIWxP+g0

P「ところで、作品としてどうでしたか?」 

小鳥「真面目に語るなら、時事ネタが多くて今の人には楽しめないでしょうね」 

P「付け加えるなら作者がゲーム内に出てきたり、色々振り切ってますからね」 

小鳥「フリゲなら許されるネタなんですかね」 

P「ギャグに関しては割と。ただ、これもう公開してないんですよね」 

小鳥「え、そうなんですか」 

P「詳しい事情は知らないんで割愛しますけど、一ファンとしては非常に惜しいです」 

P「……話が逸れましたね。小鳥さん、楽しんでもらえました?」 

小鳥「うーん、悔しいですけど面白かったです。結構、ツボにハマるギャグもありましたし」 

P「それは良かった」


14:2013/06/18(火) 20:23:40.07 :ssIWxP+g0

千早「私も、想像とは大きく異なりましたがこれはこれで楽しみました」 

P「おっ、復活したな」 

千早「はい。音無さんのように全てが理解できたわけではありませんが」 

P「それでも楽しんで貰えたなら良かったよ」 

P「よし、それじゃ次いこうか」 

千早「またギャグですか?」 

小鳥「千早ちゃんの腹筋を鍛えるのが目的ですね。分かります」 

P「……お望みなら『何でも屋セロリー』とか『シルフェイド見聞録』とか『Check mate』とかありますけど」 

P「ギャグばっかじゃ飽きるでしょう。アクションゲームをちょいと」


15:2013/06/18(火) 20:25:38.05 :ssIWxP+g0

千早「アクション……ですか」 

P「あぁ。二人協力プレイだから大丈夫だよ」 

小鳥「協力ですか。なら、私がリードするから大丈夫よ、千早ちゃん」 

千早「……ではよろしくお願いします」 

P「ふふ、内容も知らずに小鳥さんも強気ですね。……まぁ、そんな難易度高いゲームじゃないですけど」 

小鳥「ではでは、タイトルをどうぞ!」 

P「『スライムは投げるX』です」 

P「説明はゲームしながらにしよう。それじゃ、スタート!」


16:2013/06/18(火) 20:27:29.47 :ssIWxP+g0

小鳥「私がこの赤いスライムですね」 

千早「私が青いほうですね」 

小鳥「……」 

千早「……」 

小鳥「なるほど、木箱を投げてぶつけるわけですね」 

千早「だからタイトルがスライムは投げる、ですか」 

P(この分だと説明要らないな) 

小鳥「よしっ、一面クリアしたわ」


17:2013/06/18(火) 20:28:29.14 :ssIWxP+g0

千早「次のステージは……あっ」 

小鳥「あの、これいきなり難易度アップしすぎじゃ……」 

P「ああ、1-2は鬼門ですね。ジャンプにクセがあるから動く床が対応しにくいんですよね」 

千早「音無さんすみません、登れません」 

小鳥「任せて! ここは私がパパッとクリアしてみせるわ!」 

P(友情だなぁ……これこそ、協力プレイの醍醐味だね) 

小鳥「あれ、何か鉄アレイみたいのがありますね」 

千早「投げてみます? ……遅い」 

P「ああ、鉄アレイは重いから投擲速度が遅いんだ。代わりに攻撃力は高いぞ」 

小鳥「なるほど」


18:2013/06/18(火) 20:29:35.71 :ssIWxP+g0

………… 

千早「……だいぶ進みましたね」 

小鳥「1-10……あの黒いのはボスみたいね」 

P「ええ。気をつけて下さいね」 

千早「私はボス以前にジャンプがまだ……」 

小鳥「……攻撃が避けられた!?」 

P「ボスですからね」 

千早「音無さん、ここは箱を積み重ねて攻撃を」 

小鳥「そうね。いっけー!」


19:2013/06/18(火) 20:31:47.77 :ssIWxP+g0

P「……おっ、勝った」 

千早「次のステージは……敵が盾?を持ってますね」 

小鳥「えっ、この敵、普通に回避してくる!?」 

千早「後ろからなら避けないみたいですよ」 

………… 

P「……なんだかんだあって、全クリしたな」 

小鳥「サクサク進みましたからね」 

千早「音無さんに助けられてばかりでしたけど」 

P「いやいや、傍から見てたら千早の活躍っぷりもよく分かったぞ」 

小鳥「そうよ。ラスボスにとどめ刺したのも千早ちゃんだったじゃない」


20:2013/06/18(火) 20:32:53.00 :ssIWxP+g0

千早「そんな……たまたまです」 

P「千早、どうだった。後半はジャンプも上手くなったようだが」 

千早「そうですね……たまにはこういうのもいいかとは思えました」 

千早「単純操作なので、やっていくうちに上手くなるのも体感できますし」 

千早「面白かったです」 

P「小鳥さんは?」 

小鳥「協力プレイが出来るのは良かったです」 

小鳥「私、バッチリ活躍できましたし。ステージもギミックが凝ってて良かったですね」


21:2013/06/18(火) 20:34:45.75 :ssIWxP+g0

小鳥「それと……やっぱりゲームはグラフィックじゃないですね」 

P「ええ。あんまり言うとアレですが」 

P「市販ゲーで言えばFPS系やMGSなんかは美麗なグラフィックがあって、より面白くなった作品だと思います」 

P「でも、そこに凝らなくても面白いゲームってやっぱりあるんですよね」 

小鳥「だからこそ、フリーゲームってわけですね」 

P「ええ……ちなみに、この『スライムは投げる』には続編があります」 

千早「続編ですか」 

P「ああ。アイテムが追加されたり、スライム以外の敵が増えたりしている」


22:2013/06/18(火) 20:38:28.72 :ssIWxP+g0

P「ただMS-DOSゲーだから起動すんの面倒なんだけどな」 

小鳥「機会があったら千早ちゃんとまたやりたいですね」 

千早「そうですね。次は音無さんをもっとサポートしてみせます」 

P(珍しい組み合わせだが、この二人もいいよね) 

P「……そろそろ仕事の時間だな。千早、行こうか」 

千早「もうそんな時間でしたか」 

小鳥「熱中してたからね……頑張ってね、千早ちゃん!」 

千早「はい!」 

P(……名曲揃いの『スターダンス』もやらせたかったが……あれはやめとこう)


23:2013/06/18(火) 20:39:15.94 :ssIWxP+g0

というわけで千早&小鳥編終了です。 
二作やったのは、『ぼさのヴぁ.rpg』が現在DLできない作品だからです。ヒイキジャナイヨ 
それと、チラっと名前出した『Check mate』はバカゲーというよりミステリーかサスペンス系なんですが、 
当時思いっきり笑いまくった記憶があるので入れました。ツクール95製ですがオススメ。


27:2013/06/18(火) 21:18:17.32 :ssIWxP+g0

春香「プロデューサーさん! 聞きましたよ」 

P「おう、春香。何を聞いたんだ?」 

春香「ゲームですよ、ゲーム! 千早ちゃんと遊んだんですよね!」 

P「うん。春香もやるか?」 

春香「わっほい!? 私が言おうとしてたんですけど」 

P「あずささんもどうです?」 

あずさ「ゲームですか。あまり経験がないんですけど」 

P「大丈夫ですよ。初心者でも安心のものをチョイスしますから」 

あずさ「そうですか? じゃあ、たまにはいいかもしれませんね」


28:2013/06/18(火) 21:19:41.76 :ssIWxP+g0

春香「それで、どんなゲームをするんです?」 

P「まぁ、待て……ジャジャーン! マイパソコン~」 

P「うーん、あずささんと春香がプレイするとなると……そうだな」 

P「よし、まずはこれだ『うみのなかまたちDX』!」 

あずさ「あら、かわいい」 

春香「クラゲとタコですか、これ」 

P「おう。まずストーリーを紹介しよう」 

P「今、画面に浮いているクラゲが完全自律型戦闘支援用ロボット試作1号だ」 

P「そして、タコが試作2号だ。この二機がプレイヤーになる」


29:2013/06/18(火) 21:22:19.63 :ssIWxP+g0

春香「えっ。これ、ロボットなんですか」 

あずさ「あらあら~」 

P「ああ、そしてこのクラゲとタコがある日海に行くと、謎の魚型ロボット軍団が暴れていた」 

P「遊び場を好き勝手されてクラゲは激怒。海の平和のために今、立ち上がった!」 

P「……というストーリーだ」 

あずさ「見た目とは違って、何だかシリアスですね~」 

P「まぁ、ゲーム中そんな話は一切出てこないし、プレイするだけなら全く関係ないけどな」 

春香「じゃあ、何でストーリー説明したんですか」 

P「一応、背景も語っておこうかなって」


30:2013/06/18(火) 21:24:53.57 :ssIWxP+g0

P「さ、ゲーム始めるぞ。二人はクラゲとタコ、どっちがいい?」 

春香「えぇと、どんな違いがあるんですか」 

P「クラゲの方が早くて、タコはリーチが長い。まぁ、取り合えず見た目で選べばいいさ」 

あずさ「私はどっちでもいいから、春香ちゃん選んで?」 

春香「そうですか? ……じゃ、クラゲにします」 

あずさ「それじゃ、私がタコね~」 

P「よし、ゲームスタートだ」 

あずさ「え~と、どうすればいいのかしら~」 

P「何もしないと沈んでいくんで、上昇してください」


31:2013/06/18(火) 21:27:51.33 :ssIWxP+g0

春香「こうですね。……なんか、一々所作がかわいいですね」 

あずさ「あら~画面の端から魚が泳いできたわ」 

P「さっき話した謎の魚ロボットです」 

春香「じゃあ、あれが敵なんですか」 

P「そうだ。あずささん、捕獲ボタンを押してみてください」 

あずさ「これですね~」 

春香「わっ、タコが脚を伸ばしましたよ!」 

あずさ「あらあら~、お魚さんを捕まえちゃったわ~」 

P「ナイスです。あ、敵の集団が来ましたね」 

P「あずささん、捕まえた魚を敵に向かって放ってみてください」


32:2013/06/18(火) 21:30:45.36 :ssIWxP+g0

あずさ「えっと、これでいいんですか?」 

春香「爆発しましたね」 

P「ちなみに、今の黒いのがオープニングのボスだ」 

P「もう分かったと思うが、このゲームは雑魚敵を捕まえて自分の武器にするんだ」 

春香「なるほど……あ、捕まえた魚に★がつきましたよ」 

P「捕まえた魚は一定時間がたつとそうやってパワーアップする。二段階パワーアップすると凄い威力になるぞ」 

あずさ「どんなお魚さんでも捕まえられるんですか?」 

P「さすがに全部じゃないですよ。ボスは当然として、大型は大体無理です」 

春香「あっ、ナマコみたいのがウニ投げてきましたよ、ウニ!」


33:2013/06/18(火) 21:35:27.45 :ssIWxP+g0

P「気をつけろ春香! そいつは強力な爆弾だ!」 

春香「えっ……あ、やられちゃった」 

P「大丈夫。まだ残機はある。……ウニは強力だから上手く捕まえたいところだな」 

あずさ「あら、上から漂ってきたのはクリオネかしら~」 

春香「やたっ、クリオネゲットですよ!」 

P「クリオネは溜めるとバリアー張れるから、ストックしとくと安全だぞ」 

春香「……次のボスはイソギンチャクですね」 

あずさ「イカを吐き出すなんて大きいわね~」 

P(さっきからあずささんが一度もやられてないな。あれ、あずささんて俺よりゲーム上手い?)


36:2013/06/18(火) 21:37:45.93 :ssIWxP+g0

P(っていうか何気に春香も撃墜数少ないな。俺、初プレイでイソギンチャクまでいけなかったぞ) 

P「…………」 

春香「あ、クリアーですね」 

P「えっ、もう? 早くね?」 

あずさ「でも、これで終わりみたいですけど」 

P「……マジかよ。二人ともゲーム上手いのね」 

春香「私は結構やられちゃったんですけど、あずささん凄い得点稼いでたんで」 

P「ああ、1upしまくって残機がたくさんあったのか」 

あずさ「よく分からないんですけど~」 

P「……うーん、これだけで終わるのは寂しいな」


38:2013/06/18(火) 21:43:21.86 :ssIWxP+g0

春香「あの、それじゃ次はプロデューサーさんも参加できるゲームがいいです」 

あずさ「そうね~。せっかくなんですから」 

P「……そうだな。俺も腕前を見せておかなきゃまずいか」 

春香「何かあるんですか?」 

P「任せろ。じゃ次は協力じゃなくて対戦ゲームにしようか」 

あずさ「対戦……春香ちゃんやプロデューサーさんと戦うんですね~」 

春香「お手柔らかにお願いしますね」 

P「何を言う。全力で行くぞ。タイトルは『WRITE CIRCLE GAME X2』、通称WCGX2だ」


39:2013/06/18(火) 21:47:14.88 :ssIWxP+g0

P「ゲーム内容は極めてシンプルだからやりながら覚えようか」 

P「ってわけでスタート」 

春香「えっと、私この赤色の線?ですか」 

あずさ「私は緑色ね~」 

P「俺は青だ……一応、もう一人参加できるんだが今回は無しにしといた」 

春香「……これ、線を描いていくゲームなんですか」 

P「そうだ。画面外や他人が描いた線、自分の線にぶつかったらゲームオーバーだ」


40:2013/06/18(火) 21:51:03.87 :ssIWxP+g0

あずさ「なるほど~上手く旋回して相手を追い詰めていくんですね~」 

春香「凄くシンプルなゲームですね……あ、何か出てきましたよ!」 

P「アイテムだ。このゲームには23種類のアイテムが存在する。ちなみにそれはスピードアップだな」 

春香「なるほど……うわっ、早過ぎて曲がりきれないですよぉ~!」 

P「……地味に小回りが利かなくなる地雷アイテムだ」 

春香「あー、ぶつかっちゃった」 

あずさ「プロデューサーさん、この魔方陣みたいなマークは何でしょう?」 

P「ワープです。ランダムでどっかに移動します」 

春香「あずささんにピッタリなアイテムですね!」 

あずさ「せっかくだから使ってみようかしら~」


41:2013/06/18(火) 21:53:42.30 :ssIWxP+g0

P「……お、俺の目の前に!?」ドカーン 

あずさ「あらあら~」 

P「……あずささんマジパネェ」 

春香「もっかい! もっかいやりましょう!」 

P「当たり前だ。このまま終われるか!」 

………… 

春香「プロデューサーさん! ミサイルこっち向けないで下さいよ!」 

P「射線上にいる方が悪いのだよ! ……って、花火ー!?」 

あずさ「すみません~ちょうど拾ったもので」


42:2013/06/18(火) 21:57:38.49 :ssIWxP+g0

P「くっ、必殺! 左右反転!」 

あずさ「あら~私はどこかしら~?」 

春香「どこかといいながら人の進路妨げないでぇぇぇぇ!」 

P「ならば最終奥義! 壁際で場所チェンジ!」 

あずさ「あら~無敵があって良かったわ~」 

P「こっちが袋小路!?」 

春香(あのープロデューサーさん) 

P(なんだ、春香。人の脳内に)


43:2013/06/18(火) 21:59:45.15 :ssIWxP+g0

春香(あずささんが強すぎます。ここはタッグを組みませんか) 

P(おまっ……さすがにそれは卑怯すぎるだろ) 

春香(でもこのままじゃ一戦も勝てませんよ) 

P(ぐぬぬ……) 

あずさ(遠慮なくどうぞ~) 

P・春香(バッチリ聞かれてたー!?) 

………… 

P「……結局あずささんの一人勝ちだったな」


44:2013/06/18(火) 22:01:58.52 :ssIWxP+g0

春香「ミサイルさえ、ミサイルさえ出ていればっ!」 

あずさ「うふふ」 

P「……ちなみに、言ってなかったがこのWCGX2はステージを自分で作れたりする」 

P「そういった自由度の高さも見所のひとつだな」 

春香「へ~面白そうですね。のワのステージとか作れるんですか」 

P「作れるけど……それを作ってどうするんだよ」 

P「ところで、二本ゲームやってもらったけど二人とも楽しんでくれたか?」


45:2013/06/18(火) 22:04:59.67 :ssIWxP+g0

春香「はい! うみなかDXはほのぼのとした絵柄の割に、ゲーム性が高くって面白かったです」 

春香「WCGX2は本当に対戦ゲームですね。見た目は地味ですけど、凄くハマっちゃいました」 

あずさ「私も楽しかったです~。普段ゲームはしませんけど、春香ちゃんと協力して進んでいくのが凄くよかったです」 

P「楽しんでもらえて何よりだ。では、最後にコイツを紹介して締めるとしよう」 

春香「何ですか?」 

P「葛藤アクションゲーム『らいが~らいがぁ~♪』だ」 

あずさ「どんなゲームなんですか?」 

P「一言で表すなら格ゲーのボーナスステージを抽出したゲーム、かな。車出すから、ちょっとやってみといてくれよ」 

春香「分かりました~」 

P(…………今日も無事、終わったか。後の皆には何をやらせようかな) 

P(次はシューティング辺り……落ちモノもいいな。期待が膨らむね)


46:2013/06/18(火) 22:06:20.16 :ssIWxP+g0

と、いうわけで春香&あずさ編終了です。 
結局こっちも二作。皆でワイワイ出来る方が和むからいいよね。 

さて、本日分の誰得SS終了です。 
今回は比較的有名だと思われる作品で攻めました。 
でもまとめサイトのコメでも名前見なかったのは何故だろう。世代がずれてるのか。


元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371553601