1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 10:14:40.95 :2FSctfE60

P「い、今の雪歩か?」 

雪歩「へっ?」 

P「ハニーって呼んだの」 

雪歩「えっ!? あっ!? こ、声に出ちゃってましたか!?」 

P「あ、あぁ」 

雪歩「ち、違うんです!? こ、これは私がプロデューサーをハニーって呼びたいとかじゃなくてっ!?」 

P「ハニーって呼びたいのか?」 

雪歩「はぅぅ……」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 10:28:03.46 :2FSctfE60

雪歩「違っ……違うんですぅ……」 

P「なんだ違うのか」 

雪歩「は、はいぃ」 

P「呼びたいなら呼んでもらってもよかったんだが」 

雪歩「!?」 

千早「じゃあ、私が呼びます」 

P・雪歩「!?」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 10:45:52.54 :2FSctfE60

P「どこから出てきた」 

千早「いつでもどこでもプロデューサーのそばにいますよ」 

P「怖いんだけど」 

千早「ハ……ハニー!!」 

P「お、おう」 

千早「ハニー/// ハニー/// ハニー/// ハニィ///」 

P「お、おう」 

雪歩「うぅ……いいなぁ……」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 10:50:16.49 :2FSctfE60

P「うん、分かったから」 

千早「ハニー///ハニー///」 

P「な、なんだ?」 

千早「ふふっ、呼んでみただけです」 

P「うん、迷惑だからな」 

千早「はい!」 

雪歩「ハ……ハ……」 

響「はいさーい!」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 10:59:14.59 :2FSctfE60

P「よっ、響」 

響「なにやってるんだー?」 

千早「話をしていた所よ私と萩原さんと……ハ、ハニーと」 

響「ハニ……んがぁ!?」 

響「な、何言ってるんだ千早!?」 

千早「ふ、ふふっ、私はこれからプロデューサーの事をハニーと呼ぶことにしたの」 

響「な、なんだってー!!」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 11:07:26.10 :2FSctfE60

響「うぅー、千早ズルイぞー……」 

P「なら、響も呼ぶか?」 

響「い、いいのか?」 

P「おk」 

響「そ、そっか、へへっ」 

響「じゃ、じゃあハ……ハ……」 

響「うがー、なんか恥ずかしいぞー///」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 11:14:33.37 :2FSctfE60

千早「我那覇さんはダメね、私は恥ずかしがらずに言う事が出来るわ」 

千早「まさに、長年連れ添った伴侶のように」 

P「は?」 

千早「そうですよね、ハ ニ ー ? ふふっ」 

P「は?」 

響「じ、自分だって!! は……はに、……ハニュゥゥ……うわぁー!!」 

雪歩(出遅れちゃったよぉ……)


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 11:24:15.91 :2FSctfE60

雪歩「うぅ……ハ、ハニ……」 

ガチャ 
春香「おはようございます! 春香でーす! トップアイドルの天海 春香が来ましたよー」 

「「……」」 

春香「あれあれ、何をやってるのー?」 

雪歩「えっ、えっと、別に……」 

千早「別に何もやっていn……」 

響「実はなー、今皆でプロデューサーの事をハニーって呼んでるんだぞ」 

雪歩・千早「あぁ……」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 11:32:32.42 :2FSctfE60

春香「えっ、いいんですかプロデューサーさん?」 

P「まぁ、事務所内でなら……」 

春香「そうなんですか!! じゃあ私も呼びます」 

P「そ、そう」 

春香「はい、ダーリン♪」 

P・千早・響「!?」 

雪歩(か、完全に蚊帳の外になっちゃったよぉ……)


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 11:44:21.57 :2FSctfE60

P「だ、ダーリンって……」 

春香「えぇーダメなんですかーダーリン?」 

P「ダメッて訳じゃないけど……」 

春香「じゃあいいですよね、ダーリン♪」 

ガタッ 

P「!?」 

律子「な、な……」 

P「り、律子!?」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 11:57:33.16 :2FSctfE60

律子「プ、プロデューサー!! な、な、何やってるんですか!?」 

P「お、怒られるような事はやってない」 

律子「だ、ダーリンって!! ダーリンって何ですか!!」 

春香「止めてください律子さん、私が悪いんです! ダーリンは関係ないんです! ダーリンは!」  

律子「ちょ、ちょっとプロデューサー!! は、犯罪ですよ!!」 

P「なんでそうなる」 

千早「ハニーは何もやってません、私のハニーは何もやってないんです」 

律子「は、ハニー!?」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 12:09:51.89 :2FSctfE60

律子「あ、アイドル達に何を言わせてるんですか!!」 

P「は、春香達がそう呼びたいって」 

律子「そんな訳ないじゃないですか!!」 

響「じ、自分、呼びたいぞ」 

千早「私は呼びたいです。現にもう呼んでます」 

春香「私も自分からです、ねっ、ダーリン」 

律子「……」 

P「そ、そういう事だから怒りを静めてくれ」 

律子「……バ、バカァ」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 12:59:53.21 :2FSctfE60

律子「なん……なんで、そういうこと……ちゃんと断らないんですか……」 

P「い、いやぁ……」 

律子「しかもダーリンって呼び方……私だって言ってるじゃないですか……」グスッ 

響「ん?」 

千早「え?」 

春香「は?」 

P「えっ、あれは俺をからかって言ってただけだろ!?」 

律子「……そうだとしても、ダーリンって言われたいなら私に言えばいいじゃないですか」


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 13:15:10.32 :2FSctfE60

律子「……」ポロポロ 

P「わ、わかった、わかったから泣き止んでくれ」 

律子「本当ですか?」 

P「あぁ、という事だから俺の事はプロデューサーって呼ぶことで統一しよう」 

春香「えぇー!!」 

千早「酷いです。 そんな簡単に捨てるなんて胸が痛くなりました」 

響「自分は別に言うの恥ずかしいからいいや」 

ワイワイガヤガヤ 

雪歩(こ、これだけうるさかったらハニーって呼んでも私って分からないかも) 

雪歩「……は、ハニー///」 

……シーン 

P「お、おう、雪歩もプロデューサーって呼ぼうな」 

雪歩「わぁああああああ///」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 13:33:48.45 :2FSctfE60

春香「律子さんだけダーリンって呼ぶつもりなんじゃないですか!?」 

千早「それは酷いわね」 

律子「そ、そ、そんんなわけけないでしょう」 

響「うわっ、すごい動揺してるぞ」 

雪歩「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ///」 

響「雪歩もさー」 

P「くっ、この状況どうすれば切り抜けられる……」


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 13:42:10.19 :2FSctfE60

P「そ、そうだ……」 

P「俺が皆をハニーと呼べばいいんだ!!」 

「「「!!??」」」 

律子「な、何バカな事を言ってるんですかプロデューサー?」 

P「俺は至って真面目だぜ、ハニー」 

律子「は、ハニー!? な、なな///」 

千早「ぜ、全員に言うつもりですか!?」 

P「そうだよ、ハニー」 

千早「///」


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 13:49:05.52 :2FSctfE60

響「自分も呼んで欲しいぞー」 

P「ハニー」 

響「へへっ///」 

雪歩「あっ、わ、わたs——」 

春香「待ってください! これじゃあ誰を呼んでるか分かりませんよ!」 

P「確かに……さすがハニー賢いな」 

春香「えへへ///」 

千早「ふふっ///」 

響「へへっ///」 

律子「///」


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 13:59:16.25 :2FSctfE60

P「どうするか……」 

律子「じゃ、じゃあふさわしい人を選びましょう」 

P「ふさわしい人?」 

律子「そ、そうです、やっぱり何人も同じ名前で呼ぶのは無理だと思います」 

律子「だから一人、呼ぶ人を決めましょう」 

「「「!?」」」 

律子「プロデューサーがハニーって呼びたい人を選んでください」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 14:13:00.88 :2FSctfE60

P「俺がか」 

律子「はい」 

律子「……ダ、ダーリンって呼ぶ相手に言うのが一番自然ですよね///」 

春香「なら、プロデューサーさんに選ばれた人がダーリンって呼べばいいですね」 

律子「春香、あんたねぇ……」 

春香「のワの」ニコッ 

響「しょ、しょうがないから自分選ばれたら……ちゃ、ちゃんとダーリンって呼んであげるぞ」 

千早「私はついでに結婚してもいいです」


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 14:29:04.40 :2FSctfE60

P「けど、そんな急にいわれてもな……」 

春香「もー、溜なくったってプロデューサーさんが誰を選ぶか分かってますから♪」 

響「じ、自分は? 自分は?」 

千早「婚姻届、とってきた方がいいですか?」 

P「……」 

ガチャ 
小鳥「話は聞かせてもらいました。ここは公平に決めましょう!」


106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 17:37:36.79 :9OaE080L0

ガチャ 
美希「ただいまなの!ハニー会いたかったの!!」ダキッ 

P「おかえりダーリン、でも抱きつくのはやめような」 

美希「!?」 

美希「ついにミキの愛が届いたの!やったの!嬉しいの!!」ギュゥ 

律子「美希、離れなさい!」 

千早「えっ!?ハニーは美希を選ぶんですか!?」 

美希「ハニーのことハニーってどういう事なの!?」 

美希「ハニーって呼んでいいのはミキだけなの!!」 


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 18:05:11.26 :9OaE080L0

P「美希を選んだとかじゃなくてだな、何故かみんなが俺の事を突然ハニーやダーリンって呼ぶようになってな」 

P「それじゃまずいって事で、俺がみんなをハニーって呼んでみたら誰か1人を選べって言われたんだよ」 

P「で、そこに美希が帰ってきて、ちょっとしたノリでダーリンって言っただけなんだ」 

美希「それじゃ、ハニーはミキの事を好きになってくれたって事じゃないの?」 

P「あぁ、みんなの事はもちろん好きだが、プロデューサーとアイドルが付き合う訳にもいかないしな」 

P「それに誰かと付き合いたいってほど、特別な人はいないんだ」 

小鳥「それなら事務所内だけですし、今、プロデューサーさんの1番好きな娘を選んで呼んであげればいいんじゃないですか?」 

小鳥(ふふ…事務所内に限定すればたとえ誰が選ばれようと、いっしょにいる機会は少ないわ) 

小鳥(私が選ばれれば1日中イチャつき放題!いつも事務所にいる私が有利!) 

小鳥(…あれ?ちょっと待って、と言う事は私が選ばれなかった場合、いつも私の前で見せ付けられる事に…そんなの耐えられないピヨ!)


116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 18:19:55.28 :9OaE080L0

春香「そうですよプロデューサーさん、1番好きな人は誰ですか!もちろん私ですよね?」 

千早「春香には悪いけど、もうハニーとは婚約してますから」 

律子「千早、そんな訳ないでしょ、妄想は小鳥さんだけにしてください」 

小鳥「ぴよ!」 

響「そ、そうだぞ、ダ、ダーリンって呼ぶのは自分だぞ///」 

雪歩「……はぅ…ハ、ハニー///」 

P「なんで誰かを選ぶことが前提になってるんですか…」


117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 18:36:15.12 :9OaE080L0

美希「ミキは…」 

美希「ミキはハニーがミキの事を本気で好きになってくれるんなら嬉しいけど」 

美希「好きでもないのに無理に選んでくれてもミキ嬉しくないの!」 

P「美希…」 

小鳥(この流れはまずいピヨ…) 

美希「もっともっとミキがハニーの事を好きになるから、ハニーを今よりもっと好きにさせてみせるの!」 

美希「そしてミキいつか絶対にハニーを振り向かせて見せるの!」 

小鳥「完全に美希ちゃんに持っていかれたピヨ…」


121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 18:54:15.27 :9OaE080L0

P「俺は特別好きでもない人と付き合うなんて器用な事はできない、相手にも失礼だしな」 

P「さっきも言ったが、俺はプロデューサーでみんなはアイドルだ、たとえ誰かを特別に思っていてもつきあう事はできない」 

P「俺の今の恋人はみんなをトップアイドルにする仕事だ」 

P「みんながトップアイドルになって俺の恋人を奪われたりしたら、わからないけどな、なんてな」 

美希「ミキすぐにトップアイドルになって、もっともぉ~っとキラキラしてハニーの事を好きにさせてみせるの!」 

春香「私もトップアイドルになってプロデューサーさんを」 

律子「私がプロデューサー殿の仕事を全部奪ってしまえば…」ブツブツ 

千早「二人の愛さえあれば、トップアイドルなんてすぐですよね!」 

雪歩「……ダメダメな私だけど、プロデューサーとの為なら…はぅ…///」 

響「自分完璧だから、すぐにトップアイドルになるぞ!」 

小鳥「事務員だったらいつでも大丈夫ですよ?プロデューサーさん」


122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 19:05:46.47 :9OaE080L0

ガチャ 
社長「話は聞かせてもらったよ、ハニィー、いやキミィ、キミがそこまで765プロの仕事を愛してくれていたとは」 

律子「え、『ハニー』って…もしかして、二人ってそういう関係なんですか!?」 

小鳥「ぴよぉぉぉぉぉ!!!!///」ハァハァ 

千早「私というものがありながら!」 

響「完璧な自分になびかないと思ったらそういう事だったのか!」 

美希「さすがに、これはないの…」 

雪歩「えっ?…えっ?どういう事なんですか?」 

P「違いますから、俺はちゃんと女の子が好きですから!」 

春香「疑惑を払拭するために、女の子代表の春香さんなんてどうですか?」 

P「社長も否定してくださいよ!」 

社長「ハハハ、そこまで必死にならなくてもいいじゃないか、キミの恋人は765プロの仕事なんだからね!」 

P「社長ぉぉ!」


123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/21(火) 19:12:43.59 :9OaE080L0

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P「はぁ、今日は特に疲れた、やっと帰宅だよ…」 

ガチャ 
P「ただいまハニー!」 


みんなが幸せになる可能性があるENDって事で 
終わっていいよね?


元スレ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1369098880