1:2013/07/31(水) 00:42:39.39 :OeQeVaCp0
 
みちる「フゴフゴー」あとですねー 

モバP「うん」 

みちる「フゴフゴ、フゴフゴフッ」珍しいと言えば、水虫パンって言うのもあるみたいですよ 

P「え、そんなのまであるのか?」 

みちる「フゴ。フゴゴッフゴ!」はい。食べた事は、ないんですけどね!あははー! 

P「へぇ~…。世の中色んな事を考える人が居るんだなぁ」 

みちる「ゴフフッゴ」まさかの発想ですよねー 

P「ははっ、本当になぁー」 

みちる「フゴゴフッ」パンの世界は奥が深いっ 

P「うむうむ。俺も、まだまだ勉強不足だったようだ」 



ちひろ「…え」 


ちひろ「何で、あれで会話が成立してるんですか…」 


4:2013/07/31(水) 00:44:42.32 :OeQeVaCp0

―――― 
――― 
―― 

ガチャ 


アーニャ「どー…、おはよう、ございます」 

ちひろ「あら、アーニャちゃん。えーと…どーぶらえうーとら!でしたっけ?」 

アーニャ「!」 

アーニャ「ハラショー。ばっちり、です。ドーブラエ ウートラ、ちひろ」 

ちひろ「ふふ、ありがとう。これで、いつでもロシアに行けるわねっ」 

アーニャ「ダー。はい。ぜひ一度は…」キョロキョロ 

ちひろ「…?」 

ちひろ(…あぁ)」


6:2013/07/31(水) 00:48:02.67 :OeQeVaCp0

ちひろ「アーニャちゃん」 

アーニャ「シトー? あー、えっと、何ですか?」 

ちひろ「大したことじゃないんだけど…、あちらにプロデューサーとみちるちゃんも居るから、良かったら顔出してあげて」 

アーニャ「!」 

アーニャ「ダー。わかりましたっ」 

アーニャ「……」クルッ 

ちひろ「どうしたの?行かないの?」 

アーニャ「ぁー…スパシーバ。ありがとう、ちひろ」 

ちひろ「! …いえいえ♪」


7:2013/07/31(水) 00:49:59.84 :OeQeVaCp0

みちる「フゴゴ、フゴ?」あたしで良ければ、今度作ってきましょうか? 

P「え、作れるの?」 

みちる「ゴフフゴッフ」はいっ さすがに本物には届きませんけど、ある程度の物でしたら! 

P「それでも、十分スゴいだろ…」 

みちる「フゴ!フゴゴッゴフゴッ」普段からお世話になってますし。Pさんさえ良ければ、なんて。あははー! 

P「おー!嬉しい事言ってくれるなぁ。それじゃあ、時間空いてる時にでも頼むよ」 

みちる「ゴフッ!」わっかりましたーっ 



アーニャ「???」


8:2013/07/31(水) 00:51:33.09 :OeQeVaCp0

P「いやぁ、楽しみな事が増えたー……ん」 


アーニャ「…」 


P「おー、アーニャ。おはよう!今着たとこか?」 

アーニャ「っ…、ダー。おはよう、です。プロデューサー、みちる」 

みちる「フゴ!フゴゴ!」あ、アーニャ!いただきます! 

P「…。みちる、落ち着いて一度飲み込めって」 


みちる「フゴ!…んぐんぐっ」ゴクン


9:2013/07/31(水) 00:53:26.77 :OeQeVaCp0

みちる「いただ…おはようございます!アーニャ」 

P「アーニャは、食べ物じゃないぞ」 

みちる「あははー!すいませんっ、まちがえまフゴッ」ムシャムシャ 

P「まだ食うか、コイツは…」 

みちる「フゴッ!フゴゴフゴ!」当然です!食べることは生きること!ですのでっ 

P「うん。まぁ幸せそうで何よりだ」 

みちる「フゴゴー!」Pさんと、アーニャも食べますかー?あははー!っパン 

みちる「フゴッ」どうぞっ! 


アーニャ「……???」


10:2013/07/31(水) 00:56:09.65 :OeQeVaCp0

アーニャ「…」 


P「アーニャ…? ぼーっとして、どうかしたのか?」 

アーニャ「ぁー…、イズヴェニーチェ。すみません…。少し、びっくり、です」 

P「あー。みちるの食いっぷりに? それは、仕方ない。誰もが通る道だからな」 

みちる「フゴフゴ!フゴッ!」え、そんなに美味しそうに食べてますか?あははー!ありがとうございますっ 

P「…。ちょっと黙って食べててようなー?」 

みちる「フゴ!」はい!ムシャムシャ


11:2013/07/31(水) 00:57:13.55 :OeQeVaCp0

アーニャ「クルータ…」 

P「んー?くるーた?」 

アーニャ「プロデューサーは、スゴい、ですね」 

P「スゴイって…。みちるじゃなくて……俺が?」 

アーニャ「ダー」コクリ 

みちる「フゴゴゴフッ!フゴ!」スゴいと言えば、このパンがスゴい美味しいですよ! 


P「……」グニグニ 

みちる「フッ、フゴ…」ほ、ほっぺた押さないでください。でちゃいます。 


12:2013/07/31(水) 00:58:12.39 :OeQeVaCp0

アーニャ「プロデューサーは…」 

アーニャ「よく、みちるのヤズィク…ええと、言葉がわかりますね」 

P「そうか? アーニャも、日本語上手だと思うが」 

アーニャ「ぁー、ニェート。違い、ます。日本語の事ではなく、食べているときのヤズィク、です」 

みちる「フゴ?フゴフゴ?」えぇ?何のことですかー? 

P「あぁ、これのこと?」 

アーニャ「ダー」コクリ


13:2013/07/31(水) 00:59:59.15 :OeQeVaCp0

P「…そういえばいつの間にか、わかるようになってたな」 

アーニャ「どうして、でしょう?」 

P「んー……、何故だろう…」 

みちる「フゴフゴフゴ」Pさん、Pさん…! 

P「今度は、何だ?」 

みちる「フゴフゴゴ」あたし、理由知ってますよ 

P「…ほー。聞かせてもらおうか」 

アーニャ「?」 

P「の前に飲み込んでからな」 

みちる「フゴ………んくっ」はい!モグモグモグゴクン 


14:2013/07/31(水) 01:01:22.35 :OeQeVaCp0

みちる「Pさんが、あたしの事をわかる理由(ワケ)」 

みちる「それはですねー」 

みちる「きっと、あたしとPさんの信頼関係のなせる業だと思うんです! あははー!」 


P「……はい?」 

アーニャ「!」


15:2013/07/31(水) 01:03:22.58 :OeQeVaCp0

P「信頼関係って…事務所の新入りが何を」 

みちる「確かに新入りですけどー。誰かを信じるのに、時間は関係ありませんよ!あははー!あたしは、Pさんのこと、パンと同じくらい大好きですのでっ」 

P「ありがとう。…例えがおかしいのは置いとくして、そう言ってもらえるのは嬉しいよ」 


アーニャ「…ドヴェーリイェ。信頼、ですか」 

アーニャ(それなら、私も…)


16:2013/07/31(水) 01:06:38.12 :OeQeVaCp0

P「アーニャ、あまりみちるの言う事を真に受けない方がいいぞ」 

P「正直慣れっていう部分が大きかったとも思うし。みちるとのコミュニケーションは、アレがわからないと始まらないからなー」 

みちる「え~」 

P「…まぁ、別に信頼関係を否定するわけじゃないが」 

みちる「! Pさん、それって…」 

P「?」 

みちる「…ツンデレってやつですか? あははー!嫌いじゃないですけど、ちょっと古いと思いますよー!」モグモグ 

P「……」


17:2013/07/31(水) 01:08:19.74 :OeQeVaCp0

P「ほーら、これがみちるが好きなツンデレのツンだぞー」ツンツングニグニ 

みちる「あっ、やめっ、しょく、じちゅ、う」パシッ 

みちる「フゴ、フゴゴ!」食事中にほっぺた押さないでください!こぼれたら、勿体無いじゃないですか! 

P「くっくっく」 


アーニャ「…」肩ツンツン 


P「ん、どし………た!?」 

みちる「!?」 



アーニャ「もご、…もご」モグモグ


18:2013/07/31(水) 01:10:48.56 :OeQeVaCp0

アーニャ「もご、ご」 

P「……」 

アーニャ「……もぐ、っ…もご?…んくっ」ゴクン 

P「………」 

アーニャ「どう、でしょうか?」 


P「…うん!すごく可愛いかな!!!」 


みちる「フゴフゴ」すごく美味しそうです!


20:2013/07/31(水) 01:14:48.29 :OeQeVaCp0

アーニャ「…す、スパシーバ…//」 

P「みちるなんて、敵じゃないな!」 

みちる「フゴ、フゴゴフゴ!」いえ!あたしの食べてるパンの味も負けませんよ! 


アーニャ「では、なくて…。ヤー、私の…です。わかりましたか?」 


P「あぁ~~。おう、勿論だ!!」 

アーニャ「ウラー♪(やったー)」パァッ 



P「お腹空いたんだろ?」 



アーニャ「」ガクッ 



おわり


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