■Linkラジオシリーズ
凛「Linkラジオ、始まるよ」 
凛「ラジオLink、続くよ」 
凛「Linkラジオ、まだまだ続くよ」
凛「Linkラジオ、もっと続くよ」 
凛「Linkラジオ、そぞろに続くよ」 
凛「Linkラジオ、気忙しく続くよ」 
凛「Linkラジオ、はぴはぴ続くよ」 
凛「Linkラジオ、気ままに続くよ」 

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 20:46:53.43 :QuTfKzUj0
 
凛「こんにちは。今日でLinkラジオは16回だね」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 20:48:37.52 :roZOXMEE0
  
凛「最近、ますます寒さが身にしみるよ」 

凛「皆は風邪なんかにかかってないかな?」 

凛「事務所でも、ストーブを焚いたりしてるんだけどさ」 

凛「残念ながら、聖ちゃんが風邪を引いちゃってね……」 

凛「いつも歌を歌ってくれるんだけど、その日はお休みだったんだ」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 20:59:42.81 :roZOXMEE0
  
凛「他の人はお仕事入ってたからさ、私がお見舞いに向かったの」 

凛「玄関のチャイム押して、一人でお留守番の聖ちゃんが出てきて」 

凛『プロデューサーさん……お待たせ……あれっ?』 

凛「あの人が来ること前提なのはちょっとどうなのかな」 

凛「プロデューサーも後で来ることを伝えたら、慌てて中に入れてくれたんだけどね」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:03:20.83 :roZOXMEE0
  
凛「聖ちゃんはもう大分良くなってて、自由に歩けるくらい回復してたんだ」 

凛「部屋に初めてあがったけど……聖ちゃんって、意外と乙女チックな部屋に住んでるんだよ」 

凛「写真がいたる所に貼り付けてて、ライブの楽屋とか、なんか見慣れた車内とか」 

凛「お仕事中の写真が、アルバムにも載せてあるんだ」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:06:50.16 :roZOXMEE0
  
凛「私も、たくさん写真を撮ってきたけど……」 

凛「聖ちゃんには負けるなあ……」 

凛「だって、街を歩いてる写真なんかも撮ってあって」 

凛「何気ない日常が、いっぱいいっぱい、飾ってあったんだよ」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:13:30.77 :roZOXMEE0
  
凛「そんな聖ちゃんを見てたら、つい羨ましくなっちゃって」 

凛「彼女のカメラを借りて、二人で撮影会開いちゃった」 

凛「ふふふ、あの子はね。とっても恥ずかしがりやなんだよ」 

凛「ライブ中は圧倒的な存在感を放ってるのに、クッション抱いて縮こまるのは可愛かったな……」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:20:59.36 :roZOXMEE0
  
凛「そんなこんなで、ベッドの上で二人して転がりまわってると」 

凛「プロデューサーが到着して……いや、その到着の仕方だよ」 

凛「まるで一大事のような慌しさで飛び込んできたの。とんでもない勢い」 

凛「誰かさんの時を思い出すなあ……」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:28:36.11 :roZOXMEE0
  
凛「あげく、お見舞いの品がプリンとか、スナック菓子なんだよ」 

凛「ほんとあの人は、気が利かないんだから……」 

凛「それでも笑顔で許しちゃう聖ちゃんは、天使みたいだったけどね」 

凛「風邪も殆ど治ったことだし、三人で賑やかにお菓子祭り。楽しいひと時でした」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:33:36.82 :roZOXMEE0
  
凛「それじゃあ、凛のアンコール。曲は、愛LIKEハンバーガー」 

凛「ハンバーガーのような、恋人のような……」 

凛「理想のダーリンは、そう、ハンバーガー!」 

凛「小気味の良いテンポで、歌い上げてくれるよ」 

凛「さあ、聞いてみて」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:39:21.51 :roZOXMEE0
  
凛「理想の人がハンバーガーか……」 

凛「私の場合、どちらかと言うと……」 

凛「……コーラ?」 

凛「うん、よくわからないな……」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:45:53.90 :roZOXMEE0
  
凛「ほら、理想と現実は違うって、よく言うでしょ?」 

凛「恋人の理想は高いけど、本当に好きになる人は、もっと駄目な人なんだよ」 

凛「駄目な人を好きになって、それで、最高の恋をすれば良い」 

凛「……なんて。言ってみたりして」 

凛「私には早かったかな?」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:50:05.29 :roZOXMEE0
  
凛「……なんだか、扉の向こうから、効果音が聞こえてきたような……」 

凛「今か今かと待ってるみたいだね。もう入ってもらおっか」 

凛「今日のゲストはこちら」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:58:28.52 :roZOXMEE0
  
凛「じゃあ、川島瑞樹さん。こちらにどうぞ」 

瑞樹「凛ちゃん……今の話、感動したわ!」 

凛「え……そ、そうかな?」 

瑞樹「ええ……理想が高すぎると、いつまでも大切な人とは出会えないの!」 

凛「は、はあ」 

瑞樹「私もアイドルになるまでは、それはもう理想との戦いだったわよ……」 

凛「大変でしたね……」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:02:10.83 :roZOXMEE0
  
瑞樹「もう大変だったわよ! 毎日毎日、白馬がやってこないかと願ったりしたもの」 

凛「そ……そうなんだ」 

瑞樹「あ、あらやだ。つい熱くなっちゃった……うふふ、ごめんなさい」 

凛「あはは……別に、構わないよ」 

瑞樹「年を取るとおばさんっぽくなってかなわないわ……凛ちゃんみたいな子が羨ましい」 

凛「私たち子供からすれば、瑞樹さんみたいな、大人に憧れるよ」 

瑞樹「あは、おだてたって何も出ないんだから!」


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:08:03.32 :roZOXMEE0

凛「ホントだよ。子供じゃできないこともいっぱいあるからね」 

瑞樹「それもそうかもねぇ。家に帰った時のお酒は格別よ?」 

凛「お酒は……まあ、おいといて。それより大きな事だよ」 

瑞樹「そうね、魅力的に成長できるわね」 

凛「それもあるけど。でも事務所の皆はそれぞれ魅力的だから」 

瑞樹「ねー。周子ちゃんとか、どうやってお肌の手入れしてるのかしら……」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:13:55.32 :roZOXMEE0
  
凛「あとでよく効くマッサージ教えようか?」 

瑞樹「本当!? 助かるわよ、もー凛ちゃんってば、ちょべりぐ~」 

凛「……」 

瑞樹「あら。ちょっと古かったかしら?」 

凛「し、死語じゃないの?」 

瑞樹「い……いけないいけない。アイドルが流行に疎くては駄目ね」 

凛「そういう問題じゃないような……」


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:22:21.80 :roZOXMEE0
  
瑞樹「それで、屋台で食べる焼き鳥の美味しさの話だったかしら?」 

凛「誰もそんなこと聞いてません!」 

瑞樹「もう怒っちゃだめ。怒るとしわが増えるって聞くわよ?」 

凛「怒ってないよ。それより大人だからできる事を……」 

瑞樹「そうそう。大人はね……大人の付き合い方が出来るのよ」 

凛「そう、そこの辺り、詳しくお願いします」


79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:28:27.48 :roZOXMEE0
  
瑞樹「えっと、そうね。女っていうのは、お酒が入ると素が出ちゃうものなのよ」 

凛「そうなの?」 

瑞樹「そういうものなの。凛ちゃんもいずれわかるようになるわ」 

凛「へえー……」 

瑞樹「それで、そんな時はね。つい誰かに甘えたくなっちゃうの」


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:35:46.43 :roZOXMEE0
  
凛「……寂しくなるの?」 

瑞樹「ふふ。似てるけど、どこか違うわ。構って欲しいのとは違うわね」 

凛「……私も、たまに誰かに甘えたくなるもん」 

瑞樹「子供だから仕方ないわね。彼があんな頼れる人だから、余計に」 

凛「……あの人にとは言ってないよ」


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:43:30.41 :roZOXMEE0
  
瑞樹「あら。凛ちゃんぐらいなら、家族に甘えるには照れるお年頃だって聞いたのだけれど?」 

凛「だ、だからって、よりによってプロデューサーじゃなくても……」 

瑞樹「大丈夫! 彼が嫌なら、私でも良いのよ!」 

凛「嫌じゃないけど……」 

瑞樹「じゃあ、甘えなさい?」 

凛「そ、それは……まあ、そのうち。そのうちね」 

瑞樹「うんうん。それでいいの」


90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:48:48.34 :roZOXMEE0
  
瑞樹「大人だったら。甘えるとしたら、恋人にくらいのものよ」 

凛「……そう?」 

瑞樹「いい大人が、プロデューサーに甘えたりして。それはみっともないわ」 

凛「そうでもないんじゃない? 少なくとも、プロデューサーは」 

瑞樹「ええ、あの人は優しいもの。きっと、甘やかしてくれるわね」


91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:54:26.87 :roZOXMEE0
  
凛「うん、想像できちゃうな。瑞樹さんも、たまには甘えちゃいなよ」 

瑞樹「……いいのかしら。甘えたがりなのよ、私?」 

凛「ええ、もちろん。プロデューサーも頷いてる」 

瑞樹「あら。なら、早速甘えてくるわね!」 

凛「今とは言ってないけど」 

瑞樹「何だか……人肌が恋しいわ!」 

凛「だから今じゃ……逃がさないよ!」


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:59:11.72 :roZOXMEE0
  
瑞樹「あん、凛ちゃんのいけず!」 

凛「抜け駆けは許しませんから」 

瑞樹「うふふふ……抜け駆けだなんて。とんでもないわ」 

凛「……」 

瑞樹「私だって甘えたーいー!」 

凛「後にしてください。ほら、ダダこねないで……」 

瑞樹「むむむ……」


98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:05:58.71 :roZOXMEE0
  
瑞樹「あっ! プロデューサーが凛ちゃんの着替え漁ってるわ!」 

凛「なっ!?」 

瑞樹「今よ!」 

凛「に、逃げた……っ!」 

瑞樹「じゃあね凛ちゃん! 後で会いましょう!」 

凛「くっ……やられた……」


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:10:14.53 :roZOXMEE0
  
凛「……あ、戻ってきた」 

瑞樹「真面目に仕事しなさいって怒られたわ」 

凛「そうだね。そうなるよ」 

瑞樹「貴女だけを甘やかすわけにはいきません、だって……」 

凛「ひいきはよくないもん。当然じゃないかな?」 

瑞樹「あぁん……もぉ。甘えたい……」 

凛「はいはい。私が代わりに甘えといてあげるから」


107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:16:56.19 :roZOXMEE0
  
瑞樹「それじゃ意味が無いわ……あ、そうよ。一緒に甘えれば良いのよ!」 

凛「ひ、ひいきが良くないとは言ったけどさ」 

瑞樹「二人で一緒に甘えれば、ひいきも無いでしょ? そうと分かれば実行よ!」 

凛「私は……別に」


108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:22:47.50 :roZOXMEE0
  
瑞樹「なら私一人で甘えるわよ?」 

凛「今怒られたんじゃ……」 

瑞樹「……押せばどうにかなるわよ。彼、押しに弱いでしょう?」 

凛「あ、ありえる……」


109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:27:03.49 :roZOXMEE0
  
瑞樹「甘えたいんでしょ? 甘えてみたいでしょ!?」 

凛「そ、それは……」 

瑞樹「素直が一番よ! さぁ本音は!」 

凛「……あ、あ……」 

瑞樹「あ……?」 

凛「あ…………甘え、たい……かな……」


114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:33:20.13 :roZOXMEE0
  
瑞樹「じゃ、いきましょ?」 

凛「それは……今はその、収録中だから……」 

瑞樹「今甘えなくて、いつ甘えるの! 二人ならきっと上手くいくわ!」 

凛「そう……かな。そうだよね……!」 

瑞樹「ふふ……分かってくれると信じていたわ。それじゃ、いきましょう!」 

凛「……うん!」


122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:37:36.09 :roZOXMEE0
  
凛「……怒られたね」 

瑞樹「おかしいわ……絶対、上手くいくと思ったのに」 

凛「収録中だったね、つい我を忘れちゃったよ……」 

瑞樹「うーん……どうすれば甘えられるのかしら……」


127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:43:10.41 :roZOXMEE0
  
凛「まあ、収録のあとで考えましょう」 

瑞樹「そうね……今日中には甘えたいわね」 

凛「絶対。成功させよう」 

瑞樹「もちろんよ。ウフフ……」 

凛「フフ……」


132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:47:24.19 :roZOXMEE0
  
凛「あんな人だけど、事務所ではちゃんとお姉さんなんだよね」 

凛「年下からも、年上からも頼ってもらえる人は、中々居ないよ」 

凛「私もそんな女の子だったら……」 

凛「思いっきり甘えても……いいのかな」


135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:55:13.04 :roZOXMEE0
  
凛「いつも通り、最後はお便り紹介のコーナー」 

凛「一枚目は、っと。ペンネーム、てへぺろー!さんから」 

凛「凛おねーちゃんにシールあげちゃうー☆今度は、アタシと遊ぼーね☆」 

凛「一面にシールだらけだ、凄い……ふふ、今度は私も用意しておくね?」


136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/14(月) 00:01:24.17 :1kT7nfQE0
  
凛「二枚目はペンネーム、ブロロンブロロンさんから」 

凛「凛ちゃんのメンテって、一体誰がすればそんなステアリング効くんですかー!」 

凛「く、車の話? ちょっと分かんないけど……」 

凛「えっと、規則正しい生活、怠らない努力。あとは……」 

凛「……頼れる人がいれば、それで十分じゃないかな?」


139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/14(月) 00:04:13.14 :roZOXMEE0
  
凛「最後はペンネーム、運命の赤い糸さんから」 

凛「甘えるんじゃなくて甘えさせること……それが信頼できる相手ということですよぉ」 

凛「……それもそうだったね。あは、これは一本取られたかな……」 

凛「…………」


147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/14(月) 00:08:30.74 :1kT7nfQE0
  
凛「……裏にも書いてあるね」 

凛「Pさんを甘やかすことが出来るのは私だけ……」 

凛「…………」 

凛「たまには、私に甘えてもいいよ」


148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/14(月) 00:13:37.03 :1kT7nfQE0
  
凛「うん、働きすぎてもどうだろう。やっぱり甘えるって大事だと思う」 

凛「まあ続きは事務所で、ゆっくりと。遠慮は要らないから」 

凛「……あ、時間がきたみたいだね。そろそろ、おしまいにしよっか」 

凛「Linkラジオ、次回もよろしく。またね」


156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/14(月) 00:22:42.80 :1kT7nfQE0
  
おしまい 

支援ありがとうございます 

フェスに備えつつお休み


元スレ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1358077613