■Linkラジオシリーズ
凛「Linkラジオ、始まるよ」 
凛「ラジオLink、続くよ」 
凛「Linkラジオ、まだまだ続くよ」
凛「Linkラジオ、もっと続くよ」 
凛「Linkラジオ、そぞろに続くよ」 
凛「Linkラジオ、気忙しく続くよ」 
凛「Linkラジオ、はぴはぴ続くよ」 
凛「Linkラジオ、気ままに続くよ」 

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 22:08:46.04 :hWHV9MWg0

凛「Linkラジオは第11回、皆元気にしてるかな」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 22:15:11.00 :fm1QujAN0
  
凛「あ、私は元気だよ。もちろんプロデューサーもね」 

凛「最近冷え込むよね。体調には気をつけないと」 

凛「私にはとっておきのカイロがあるから。全然問題ないけどさ」 

凛「きらりは、杏が一番のカイロみたいだよ。ほんと仲が良いんだから」 

凛「……ね、プロデューサー?」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 22:18:19.64 :fm1QujAN0

凛「今日の独り言は、春菜とのかなぁ」 

凛「激しい闘いだったよ……」 

凛「何せ、事務所一の眼鏡ストだからね。一筋縄じゃなかったし」 

凛「周りは全滅、残ったのはただ私のみ……」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 22:22:56.98 :fm1QujAN0

凛「藍子、歌鈴、加蓮、愛梨、未央。最初はこれだけ仲間がいたんだ」 

凛「けど、気が付いたら藍子が眼鏡の犠牲に……」 

凛「『プロデューサーさんは眼鏡フェチですよ』なんて幻惑にも程があるよね」 

凛「皆は、そんな思惑に乗るような柔なアイドルじゃない……そう思ってた」 

凛「瞬く間に歌鈴と愛梨が飛んでいったんだ……」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 22:25:59.04 :fm1QujAN0
  
凛「頼れる仲間が二人も消えてしまって、つい不安になったけど」 

凛「三人で励ましあって、襲い来るメガネに立ち向かった……!」 

凛「加蓮が『プロデューサーは守ってやりたい病弱系眼鏡フェチ』という言葉に負けるまで……」 

凛「冷静に考えたら、プロデューサーはどれだけマニアックなの、って分かるのに……」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 22:29:46.76 :fm1QujAN0

凛「未央と二人、最後の抵抗が始まったよ」 

凛「春菜に下った愛梨が、銀縁眼鏡を手に迫る……眼鏡は脱ぎ去らなかったなあ」 

凛「激戦の末、未央が捕まって、とうとう眼鏡の餌食に……」 

凛「春菜の視線が、こちらに向くのに時間はかからなかったね」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 22:32:26.52 :fm1QujAN0

凛「私は最後の最後まで抵抗したんだ」 

凛「でも、春菜が耳元で囁くの」 

凛『最近のプロデューサーのトレンドは、クールな優等生眼鏡キャラ萌え』 

凛「これは……無い。反則」 

凛「……で? 似合ってる? これ」 

凛「……そう。ふーん……こういうのが好みなんだ……」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 22:37:20.97 :fm1QujAN0
  
凛「……で。次のコーナーは、凛のアンコール」 

凛「今回紹介するのは、キラメキラリ」 

凛「765プロの、高槻やよいちゃんの曲だね」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 22:42:27.28 :fm1QujAN0

凛「元気いっぱい、夢いっぱい」 

凛「子供の心の中は、いつだってロマンいっぱいだよね」 

凛「やよいちゃんの元気を、あなたにもお届けします」 

凛「キラメキラリ、どうぞ」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 22:46:49.79 :fm1QujAN0

凛「軽快で元気ハツラツ、聴いてるほうも楽しくなっちゃうね」 

凛「ギターソロ、私もやってみたいな」 

凛「ギターソロかもーんっ……なんて」 

凛「……ねえプロデューサーその目、何?」 

凛「あ、口元隠しても無駄。笑うとかヒドいよ、ちょっと!」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 22:51:17.92 :fm1QujAN0

凛「……今日の御花シンデレラ、ゲストはこちら」 

雪美「……呼ばれた」 

凛「うん、呼んだ」 

雪美「……凛の……ラジオ……初出演」 

凛「毎回出演者が変わるからね。今日のゲストは、佐城雪美ちゃん」 

雪美「……よろしく」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 22:54:59.63 :fm1QujAN0
  
凛「雪美ちゃんは事務所では年少組だよ」 

雪美「……でも……子供、じゃない」 

凛「ふふ、食いしん坊だもんね」 

雪美「……違う……かな子と……愛梨……原因。雪美……悪くない」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 23:00:47.68 :fm1QujAN0
  
凛「あの二人は仕方ないよね。かな子はどうしてあれ以上太らないのかな……不思議だなぁ」 

雪美「影の努力……雪美……見た……プロデューサーと……秘密特訓」 

凛「……秘密特訓?」 

雪美「そう……二人だけの……皆……知らない」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 23:05:34.40 :fm1QujAN0
  
凛「ちょっとこれは、かな子のお腹をぷにぷにする必要がありそうだね」 

雪美「それは……雪美も……したい。ぜひ」 

凛「よし、じゃあ今度一緒にかな子を捕まえよう」 

雪美「……おまかせ……捕まえる……秘密……聞き出す」 

凛(まあ、多分ただのダイエットなんだろうなー……) 

凛「面白そうだし、いっか」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 23:13:50.36 :fm1QujAN0
  
雪美「……凛は……アイドル、楽しい……?」 

凛「うん、もちろん。雪美ちゃんは?」 

雪美「私も……楽しい……歌う、踊る……」 

凛「雪美ちゃんは、小さい子に大人気だからね」 

雪美「学校、よく踊る……歌も好き……だから……アイドル……なれて良かった」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 23:21:21.04 :fm1QujAN0
  
雪美「でも……一番……プロデューサー。出会えた……」 

凛「……そうだね。私たちの事、プロデューサーが見つけてくれたもんね」 

雪美「プロデューサー……必要……アイドルに……」 

凛「……そうだね。私たちの事、導いてくれるもんね」 

雪美「だから、プロデューサーは……雪美のもの」 

凛「……それはおかしいね」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 23:27:27.53 :fm1QujAN0
  
雪美「……不思議……無い。真理……」 

凛「いや、どうかな。プロデューサーは皆のものじゃない?」 

雪美「……皆には……ちひろ……ぽいっ」 

凛「いや『ぽいっ』じゃなくて。私たちが欲しいのは、プロデューサーでさ」 

雪美「……ぷい」 

凛「いや『ぷい』でもなくて」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 23:36:14.18 :fm1QujAN0
  
雪美「凛……プロデューサー絡む……我がまま……」 

凛「そんな事ないよ。むしろ雪美の方が我がままだよ」 

雪美「……子供だから」 

凛「さっき子供じゃないって、言ってたのに……」 

雪美「……でも凛は大人……はず」 

凛「……私も子供だよ」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 23:41:54.40 :fm1QujAN0
  
雪美「……年下に……譲るべき……」 

凛「駄目。ちゃんとお姉さんの言う事を聞きなさい」 

雪美「凛は……いじわる……」 

凛「意地悪じゃありません」 

雪美「………む」 

凛「………む、じゃありません」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 23:47:12.38 :fm1QujAN0
  
雪美「……分かった」 

凛「分かったならいいんだ」 

雪美「……今回……凛と……プロデューサー……いちゃいちゃ、すればいい」 

凛「いや、いちゃいちゃはしないよ」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 23:52:01.93 :fm1QujAN0
  
雪美「……遠慮……しない」 

凛「遠慮してない」 

雪美「……我慢……しない」 

凛「我慢してない」 

雪美「……かわいい」 

凛「かわいくない」


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 23:57:50.70 :fm1QujAN0
  
凛「雪美は、どこか大人びてるというか」 

凛「不思議な子なんだよね」 

凛「でもそこがチャームポイントかな」 

凛「……からかうのは止めて欲しいよね、うん」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:05:17.50 :euCtFWqQ0

凛「さて、お便り紹介のコーナーだよ」 

凛「まずはペンネーム、逮捕しちゃうゾさんから」 

凛「凛ちゃん超可愛い! もー犯罪級、逮捕しちゃう!」 

凛「あはは、ありがとう。でも逮捕はゴメンかな」 

凛「逮捕されるんじゃなくて、逮捕する側なら良いけどね?」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:11:53.47 :euCtFWqQ0

凛「次はペンネーム、素敵なステッキさんから」 

凛「凛さんは駄洒落、好きですか? 私は好きですが、毎回駄洒落を言うのは誰じゃー、って」 

凛「…………っ」 

凛「はー、文字だと違ったインパクト……」 

凛「駄目だ、お便り書いてる姿想像すると……ふっ、くくっ……」


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:16:12.13 :euCtFWqQ0
  
凛「はー、最後のお便りはペンネーム、キグルミ着やがれでごぜーますさんから」 

凛「凛さんはおねーさんですけど、一番子供っぽくもありやがります?」 

凛「そ、そうかな……そんなつもりは無いけど」 

凛「……子供っぽいのかな」


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:22:39.18 :euCtFWqQ0
  
凛「ねえ、どう思う? プロデューサー」 

凛「……そのままの凛が良い?」 

凛「ん、誤魔化してない?」 

凛「……月並み。もうちょっと気が利いた台詞が欲しいんだけど」 

凛「とりあえず、及第点にしといてあげるよ……ふふ」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:27:36.65 :euCtFWqQ0
  
凛「今日の放送はどうだったかな」 

凛「次回もぜひ聴いて欲しいな」 

凛「それじゃ、また」 

凛「Linkラジオを、よろしくね」


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:36:37.82 :euCtFWqQ0

支援ありがとうございます 

Linkラジオをリメイクしようと思ったものの、失敗した物が余ってて 

新スレもなんだからおまけで流します 

凛「Linkテレビ、1日目」


79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:38:56.54 :euCtFWqQ0
  
凛「今日からこの時間は、私、渋谷凛のLinkテレビが放送されるよ」 

凛「つい最近までラジオやってたのに、不思議な感じ」 

凛「もうテレビに進出できちゃうなんて、さ」 

凛「ラジオを聞いてくれてた皆も、初めての人も、楽しんでいってね」 

凛「それじゃあLinkテレビ、始めるよ」


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:42:04.89 :euCtFWqQ0
  
凛「とはいっても、テレビ番組のメイン進行なんか初めてだな」 

凛「……でも、なんでプロデューサーがカメラを?」 

凛「カメラマンは……押し付けられた? わけわかんない」 

凛「まあ、いいか。余計なもの、撮らないでよ……」

84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:45:08.02 :euCtFWqQ0
  
凛「えっと、まずは事務所の仲間達の仕事を突撃取材する企画」 

凛「名付けて、凛の密着アイドル24時!」 

凛「この企画は、アイドルたちの仕事現場に突撃して、その仕事ぶりを取材するよ」 

凛「私も誰なのか、聞いてないんだ。仕事先のメモ渡されてるから、行って確かめてみよう」


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:47:55.44 :euCtFWqQ0
  
凛「今日の現場は、綺麗な湖みたいだね」 

凛「白鳥が可愛いな……ここには誰が居るんだろう」 

凛「うん、あのスワンボートに誰か乗っているみたいだね」 

凛「……こっちに向かってくる」 

ボート「……キコキコ」 

凛「……」


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:50:31.83 :euCtFWqQ0
  
ボート「……キコキコ」 

凛「……」 

ボート「……ふぅ……」 

凛「……」 

ボート「……キコキコ」 

凛「…………」


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:53:43.66 :euCtFWqQ0
  
ボート「……疲れた……休む……」 

凛「ねえ、一応待ってるんだけどな」 

ボート「……凛? ここに……なぜ……?」 

凛「それは揚がってからでいいかな…? あと2メートルで着くから、ね?」 

ボート「わかった……努力……大事。きこきこ…」


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:56:40.73 :euCtFWqQ0
  
凛「お疲れ、雪美ちゃん」 

雪美「……重労働……でも、白鳥は……癒し」 

凛「白鳥、可愛いもんね」 

雪美「あの店の……白鳥アイスは、絶品……」 

凛「雪美ちゃんって、意外と食いしん坊だから」 

雪美「……そんな、ことは……」


92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 00:59:38.65 :euCtFWqQ0
  
雪美「……話、戻す……凛が居る理由」 

凛「うん、実は雪美ちゃんの仕事を、密着取材しようと思ってね」 

雪美「密着取材……つまり、こう。ぎゅう」 

凛「あはは、抱きつく方の密着じゃないってば」 

雪美「……違う? でも、ぎゅう」


95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:03:05.89 :euCtFWqQ0
  
凛「それで、雪美ちゃんはここで何のお仕事をしてたのかな?」 

雪美「……白鳥と遊ぶ?」 

凛「な、なんで疑問系?」 

雪美「なんか……とりあえず乗れば良いよ……って……スタッフが……」 

凛「スタッフさん、仕事がいい加減でしょ……」 

雪美「構わない……遊び、大事」


97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:06:24.45 :euCtFWqQ0
  
凛「たしかに、スワンボートは楽しそうだね」 

雪美「ただし……疲れる……でも、凛なら……」 

凛「よし、じゃあ今度は一緒に乗ってみようか?」 

雪美「……こくこくっ」


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:12:36.91 :euCtFWqQ0
  
凛「出発進行ーっ」 

雪美「しんこー……」 

凛「……おお、速い速い」 

雪美「二人で漕ぐ……速い」 

凛「一緒だもんね」


100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:16:33.22 :euCtFWqQ0
  
雪美「右も左も……白鳥だらけ……」 

凛「へえ……すごい。こんな場所があったんだね」 

雪美「寄ってきた……」 

凛「雪美ちゃんに懐いちゃってる……おそるべし」 

雪美「みんな……友達……?」


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:21:43.02 :euCtFWqQ0
  
凛「それにしても、三人はちょっと狭いね」 

雪美「プロデューサー……荷物、大きい」 

凛「撮影だから仕方ないよ」 

雪美「……じゃあ、もっとくっつく」 

凛「その必要は無いよ。私が詰めてあげるから」


104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:25:01.40 :euCtFWqQ0
  
雪美「……大丈夫……プロデューサー、もっとくっつく」 

凛「いやいや。こっちに寄れば良いよ」 

雪美「気遣い……無用。私と凛の……仲」 

凛「だからこそだよ。さ、プロデューサー。雪美ちゃんに迷惑掛けちゃ駄目だから」


109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:31:54.62 :euCtFWqQ0
  
雪美「くっつく……!」 

凛「こっちに……!」 

雪美「うー……!」 

凛「むむ……!」 

雪美・凛「あっ……」 

<ドボーンッ 

雪美「落ちた……!?」 

凛「プ、プロデューサー!?」


116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:35:54.70 :euCtFWqQ0
  
雪美「船着場……到着……」 

凛「面白かった、たまにはこんなのも良いね」 

雪美「スタッフ……ぐっじょぶ……」 

凛「うんうん。今度皆も連れてこようか」 

雪美「……なら……今度はアイスも……」 

凛「ふふ……はいはい。まずはプロデューサーを暖めないとね?」


118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:40:12.87 :euCtFWqQ0
  
雪美「ホテル……一等室」 

凛「最近のホテルは雰囲気あるね」 

雪美「……だーいぶ」 

凛「もう、お行儀が悪いよ」 

雪美「問題ない……プロデューサーも」 

凛「こらこら」


125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:44:38.35 :euCtFWqQ0
  
雪美「ホテル……修学旅行、楽しみ……内緒話」 

凛「それじゃ、二人でここだけのお話しちゃおうか」 

雪美「……プロデューサーは」 

凛「カメラマンだから仕方ないね」 

雪美「……仕方ない……ね」


129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:50:18.68 :euCtFWqQ0
  
雪美「……どきどき」 

凛「じゃあ、好きな男性のタイプを聞いちゃおう」 

雪美「……タイプ」 

凛「うんうん」 

雪美「…………ちら」 

凛「さり気無いカメラ目線、アイドルの鑑だね」


133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:53:54.92 :euCtFWqQ0
  
雪美「……優しい……私……包み込む」 

凛「ふむふむ……優しくて包み込んでくれる……」 

雪美「……いつも傍……離れない」 

凛「いつも傍に居てくれる……」


136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 01:58:57.10 :euCtFWqQ0
  
雪美「それに……暖かい……」 

凛「いいね……そういう人」 

雪美「凛も……同じ?」 

凛「そうだね。私もそういう人に、いつか出会いたいね」 

雪美「未来系……?」 

凛「えっ?」


137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 02:03:00.69 :euCtFWqQ0
  
凛「あ、もうこんな時間」 

雪美「良い子は……寝る……」 

凛「雪美ちゃんは良い子だなあ」 

雪美「プロデューサーに……言われた」


139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 02:10:24.84 :euCtFWqQ0
  
凛「プロデューサー、お父さんみたいだなあ……」 

雪美「じゃあ……お母さんは、凛?」 

凛「ぅぇおっ?」 

雪美「今の声……どうやって……?」 

凛「やだなもう、雪美ちゃんは変な事口走るよね。困る困るほんと。もう寝よっか?」 

雪美「そこ……私のベッド……あと、凛は……別の部屋……」


143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 02:18:19.79 :euCtFWqQ0
  
凛「はぁー……」 

凛「私のベッドってここだよね」  

凛「全く。雪美ちゃんは、たまにおかしなことを口にするんだよね」 

凛「真に受けないでよ? 子供の言う事なんだから」 

凛「もう寝るよ。明日も撮影早いんだからさ、プロデューサーも早く寝なよ」 

凛「おやすみー……」


145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 02:24:24.07 :euCtFWqQ0
  
凛「すー……すー……」 

凛「んん……」 

凛「……ん」 

凛「……んー……」 

凛「ぷろでゅーさー……?」


147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 02:29:42.57 :euCtFWqQ0
  
凛「……6時じゃん……」 

凛「……まださつえいまで……時間あるよ……」 

凛「…………寝ようよ」 

凛「ふわ……」


148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 02:34:37.04 :euCtFWqQ0
  
凛「………さむい……ぷろでゅーさー……はやく。こっち」 

凛「……うー……さむい……はやく……布団ん中はいって……」 

凛「かめらなんか置いといてさ……はやく……」 

凛「……ん……はー、あったか……あったかー……」 

凛「んー。あったかい……ぬくぬく……すー……」


153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 02:38:10.88 :euCtFWqQ0
  
凛(……ん、そろそろ起き……) 

凛(…………なんで一緒に寝てるんだろう) 

凛(…………眠たい……) 

凛(……あ、夢だ。そう夢) 

凛(起きてから考えればいいや……) 

凛「……んー」


155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 02:42:08.60 :euCtFWqQ0
  
凛「……んー……んん……」 

凛「ふぁ……ふわ……」 

凛「ん。起きた。起きたよ。起きたから」 

凛「花子はまた潜り込ん……」 

凛「…………」


156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 02:49:06.85 :euCtFWqQ0
  
凛「………………」 

凛「………………」 

凛「…………教会がいいな」


160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 02:53:44.10 :euCtFWqQ0
  
凛「……おはよう。どうして起こしてくれなかったの?」 

凛「なんでカメラ撮りっぱなしなの? 」 

凛「……えっと、これ放送しないよね。普通に考えて」 

凛「きちんと止めておいてよ?」 

凛「放送したらプロデューサー、後でひどいからね」 

凛「後ろ手に隠したコピーも没収。預かるから」 

凛「……なんで泣くの。ほら、今日もお仕事行くよ!」 


おしまい


170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 03:05:47.33 :euCtFWqQ0
  
支援ありがとうございます 

加蓮ちゃん書きたい 

おやすみなさい


元スレ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1354367326