1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 16:11:56.32 :QA1RcEdM0
 
響「……千早一緒にしないでほしいさー 
  自分には友達いっぱいいるぞ」 

千早「動物は友達に入らないわよ」 

響「……くっ!」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 16:16:43.34 :QA1RcEdM0

千早「我那覇さん……ちょっと携帯見せて」 

響「どうしてだ?」 

千早「いいから見せて」ガシッ 

響「うわっ!千早やめろ!やめろーーーーー!!」 

千早「……」 

響「や、やめてくれよぉー……」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 16:24:20.00 :QA1RcEdM0

千早「やっぱり……少ないわね」 

響「うっ…うぅっ…たまたま今日は少ないだけだぞ」ヒック 

千早「……ごめんなさい」 

響「……千早、千早のも見せて」 

千早「えぇ、どうぞ」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 16:27:24.93 :QA1RcEdM0

響「どうせ少な……」 

千早「もういいかしら?」 

響「……」スッ 

響(千早友達多いじゃないか、あんなにいっぱい) 

千早「……」パシッ 








千早(みんなの名前だけ入れておいて良かったわ)


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 16:37:15.37 :QA1RcEdM0

千早「……」 

響「…じゃあ自分もう帰るぞ」トボトボ 

千早(勝ったv^^v) 






千早(違う違う、勝ち負けじゃないわ) 

千早「待って我那覇さん」 

響「……?」 

千早「と、とも……友達に」 

響「ともだち…」 

千早「友達になりましょう」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 16:45:10.15 :QA1RcEdM0

響「……」 

千早「……ダメかしら」 

響「千早は自分と……友達じゃ……なかったのか?」グスッ 

千早(……私と我那覇さんって友達だったの?) 

千早(と聞きたいけどここはぐっと我慢よ私) 








千早「友達ではなかったわ」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 16:49:04.49 :QA1RcEdM0

響「……そうか」 

千早「だってそうでしょう?お互いそんなにしゃべらないし 
   番号もアドレスだって知らない 
   プライベートでも何も交流がないじゃない」 

響「そうだよな……でも自分たち765プロの仲間だと思ってたぞ」 

千早「そう……765プロの仲間ね、でも友達じゃなかったわ」 








響(……みんなと友達だと思ってたの…自分だけなのか?) 

千早(どうしてかしら、本音を言うほど友達から遠ざかってる)


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 17:06:32.04 :QA1RcEdM0

千早(……ここからどうすればいいのかしら) 

響「……」ズーン 

千早(とりあえず謝っておこうかしら) 

千早「ごめんなさい我那覇さん」 

響「……別にいいよ」 

千早(そういえば友達になってって返事まだもらってないわね) 



千早「それで我那覇さんは私と友達になってくれるの?くれないの?」 

響「……」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 17:15:46.51 :QA1RcEdM0

響「うん……いいけど」 

千早「…けど、何?」 

響「ううん……なんでもない」 

千早「……我那覇さん、友達になるのに 
   そうやって隠し事はよくないと思うわ」 

響「……うん、ごめんな」 

千早「ごめんじゃなくて、早く言って欲しいのだけど」 

響「……えっとな、あの……」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 17:27:37.41 :QA1RcEdM0

響「いや、ごめん大したことじゃないんだ」ハハハ 

響(言い方がきついなんて言いにくいぞ) 

千早「……そう」 

響「うん、変なこといってごめ…」 

千早「我那覇さんは私と友達になる気がないのね」 

響「ぇ……」 


千早「ごめんなさい、こんなこと言いだして」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 17:37:37.25 :QA1RcEdM0

響「違う、違うぞ千早!そんなこと言ってない」 

千早「だって、我那覇さんは今誤魔化したじゃない 
    私言ったわよね……友達になるのに隠し事はおかしいって」 

響「違う!違うんだ千早」 

千早「何が違うのかしら」 

響「それはだな、それは……ほら、別に…… 
  特に言うべきことじゃなくてさ!」 

千早「もういいわ」 

響「だからな、別に千早と友達になりたくないわけじゃ」 

千早「我那覇さんもういい、黙って」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 17:44:11.37 :QA1RcEdM0

千早「うんざりだわ……我那覇さんのそういうところ」 

響「違う……違うんだ千早」 

千早「さようなら、事務所ではいい仲間でいましょうね」トコトコ 

響「待ってよぉ……」グスッ


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 17:49:44.18 :QA1RcEdM0

千早(どうして友達ができないのかしら) 

千早(我那覇さんなら私が必要だと思っていたのに) 

響「千早ー!千早ぁー!話を聞いてくれー」 

千早「我那覇さん」 

響「千早!あのな…」 

千早「ついてこないで」 

響「……でも、あのさ自分な千早と…」 

千早「……」トコトコ 

響「……」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 18:00:27.29 :QA1RcEdM0

響(……今日は千早話聞いてくれそうにないな) 

響(……みんなの世話もしないといけないし、明日改めて誤解を解こう)トボトボ 

千早「……」チラッ 

千早(我那覇さんもう諦めたみたい……) 

千早(やっぱりポーズだけだったのね) 






千早(……あなた全部嘘っぱちね)


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 18:06:07.27 :QA1RcEdM0

翌日事務所 

響「はいさーい」 

雪歩「おはよう響ちゃん」 

真「おはよ響」 

千早「……我那覇さんおはよう」 

響「……ね、ねぇ千早」 

千早「昨日のことならもういいから」 

雪真「?」


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 18:09:03.66 :QA1RcEdM0

響「だって……いや、ちょっと聞いてくれよ千早」 

千早「……何も、聞くことなんてないわ」 

雪真(……えっ、何があったのこの二人) 

響「でも、お願いきいてほ…」 

千早「ちょっとトイレいくわ」 

雪真(…重いなぁ)


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 18:14:22.89 :QA1RcEdM0

響「……」ガクリ 

真(ちょっと、雪歩!)ヒソヒソ 

雪歩(何真ちゃん?)ヒソヒソ 

真(僕が響から事情聞くから、千早の方よろしくね)ヒソヒソ 

雪歩(えぇっー!?私が千早ちゃんの方?)ヒソヒソ 

真(じゃっ!) 

雪歩(ちょっと真ちゃん、待ってよぅ……)


79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 18:19:11.90 :QA1RcEdM0

真「響、千早と何かあったの?」 

響「ううん、なんでもない」 

真「でも……」 

響「な、なんでもないぞ!ごめんな」 

真「響……」 

響「別にたいしたことないさー」 

真「辛くなったら何でも言ってね 
  僕たち仲間……でしょ?」 

響「うん、そうだな 
  でもほんとなんでもないんだぞ!」 

真「……そっか」 




響「ありがとう真」ボソッ


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 18:26:54.77 :QA1RcEdM0

雪歩「……千早ちゃん」 

千早「あら、萩原さんどうしたの?」 

雪歩「えっとね、響ちゃんと喧嘩でもしちゃったの?」 

千早「そんなことしてないわ」 

雪歩「……でもさっき」 

千早「……萩原さん」 

雪歩「…何?千早ちゃん」 

千早「もういいの、萩原さんには分からないことよ」 

雪歩「…ぅぅ、でも聞いてみないと…」 

千早「だって……」 




千早「私と萩原さんは友達じゃないでしょ?」 

雪歩「えっ……」


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 18:33:52.45 :QA1RcEdM0

雪歩「私と……千早ちゃんは……」 

千早「そう、友達じゃないわ」 

雪歩「……」グスッ 

千早「……だから、我那覇さんとのことは聞かないで」 

雪歩「私は……千早ちゃんのこと……友達、だと思ってるよ」 

千早「そう……ありがとう」 






千早「でも私は友達だと思ってないわ」


93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 18:38:59.49 :QA1RcEdM0

雪歩「……ぅぅっ」 

千早「でも誤解しないでね、嫌ってるわけじゃないの」 

千早「ただ友達じゃないだけ、萩原さんとは765プロの仲間よ」 

雪歩「……?」 

千早「『友達』でなく『仲間』、そういう関係」 

雪歩(……友達じゃなくて仲間) 

千早「理解できるかしら?」 

雪歩「はい……でも私は」 


雪歩「私は……千早ちゃんのこと友達だって思ってるからね!」


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 18:45:08.31 :QA1RcEdM0

雪歩「……だから、ううんそれだけ 
   私は千早ちゃんのこと友達だと思ってるよ」 

千早「……そう、ありがとう」 

雪歩「うん、千早ちゃんに認めてもらえるように 
    私これから頑張りますぅ」 

千早(ウソツキ) 

千早(……友達だと思ってる?嘘よ) 





千早(だって私……萩原さんの番号もアドレスも知らないもの)


98:ごめんちーちゃんグッドエンド無理かもしれない、こんなはずでは:2012/05/13(日) 18:51:02.81 :QA1RcEdM0

真「あっ、雪歩どうだった?」 

雪歩「ご、ごめんね聞き出せなかったの」サッ 

真「雪歩?」 

真(……今泣いてたような) 

真「ねぇ、雪歩」 

雪歩「……ごめんねちょっと…… 
   お茶でもいれてくるね」 

真「雪歩」ガシッ 

雪歩「ま、真ちゃん……」ブルブルッ 

真「……」 

雪歩「な、何でもないからね!なんでも」 

真「千早が、何かしたの?」


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 18:57:39.95 :QA1RcEdM0

雪歩「何でもないよ……」 

真「でも…雪歩泣いてるじゃないか」 

雪歩「違うんだよ真ちゃん……私が悪いの」 

真「……」 

雪歩「私が……私の頑張りが足りなかったの」 

真「……ごめん、ちょっと分からないよ 
  でも、雪歩はいつも頑張ってるよ」 

雪歩「真ちゃん……」 

真「いつも一生懸命やってるじゃないか 
  それだけは分かる」


107:雪真出すんじゃなかった収拾つかねぇ:2012/05/13(日) 19:03:45.10 :QA1RcEdM0

雪歩「ありがとう……ありがと真ちゃ?」 

響「ジー」ドキドキ 

バッ 

真「うわっ、雪歩っ!?」 

雪歩(あれ、あれっ!)と指でサインを送る 

真「んっ?ひ、響!?」 

響「デヘー、やっぱり2人とも仲いいなぁ……」ニヤニヤ 

真「ひ、響!いたんなら何か言ってよ」 

響「いやぁー……他人は口を挟める空気じゃなかったぞ」 

雪歩「///」 

真「た、他人って!僕たちは友達じゃないか!!」 

響「うわぁッ!真が怒ったぞ!!」 





響(そうだよな、自分たち友達だ)


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 19:18:06.28 :QA1RcEdM0

千早(……なんだか随分楽しそうね) 

千早(……私には関係のないことか) 

真「……!」 

真(千早……) 





千早「さてと、そろそろ準備しないと」 

真「千早!」 

千早「真?……何か用かしら」 

真「……うん、響と雪歩と何があったのかなって」


113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 19:22:46.28 :QA1RcEdM0

千早「別に……何も無いわ」 

真「何もないのに雪歩は泣きだしたりしないよ」 

千早「……」 

真「……えっと、多分」 

千早「別に本当のことを言っただけ」 

真「……本当のことって?」 

千早「……」 

真「ごめん、言いにくいことだった?」 

千早「いいえ」 




千早「友達じゃなくて仲間って言っただけよ」


118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 19:37:34.51 :QA1RcEdM0

真「……それってどういう意味?」 

千早「……765プロの仲間だけどただそれだけの関係 
   ただの仕事仲間よ……私達は友達じゃないってこと」 

真「千早は……本当にそう思ってるの?」 

千早「えぇ」 

真「……」 

千早「真とも、我那覇さんとも……ね」 

真(雪歩は自分の頑張りが足りないって言ってた) 

真(自分の頑張りが足りない……から千早は自分を友達と思ってくれない……か)


119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 19:45:34.20 :QA1RcEdM0

千早「じゃあ私もう行くから……」 

真「待ってよ千早!千早は本当に友達じゃないって思ってるの!?」 

千早「えぇ、思ってるわ 
   私とみんなは友達じゃない」 

真「……」 

千早「納得してくれた?」 

真「千早が今そう思ってるのは分かったよ」 

真「でもね、みんな千早のこと……友達だと思ってるよ」 



千早「……そう」 

千早(またそうやって……萩原さんの時と同じことを)


123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 19:52:51.71 :QA1RcEdM0

千早(みんなが私のことを友達だと思ってる?) 

千早(嘘っぱちね) 

千早(じゃあ私がみんなの番号とアドレスを知らないのはなぜ?) 

千早(みんなが私を遊びに誘ってくれないのはなぜ?) 

千早(我那覇さんが友達になることを拒否したのはなぜなの!?) 


千早(もううんざりだわ)


127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 20:05:30.78 :QA1RcEdM0

その日の夜 

千早「お疲れさまでした」ペコリ 

千早「さて、帰りましょう」 

響「……千早」ボソッ 

千早「……我那覇さん? 
    どうしてここに?」 

響「自分、千早と友達になりたいんだ」 

千早「そう……でも昨日」 

響「なぁ千早!自分何がダメなんだ!? 
  ダメなら言ってくれよ!自分直すから」 

千早「我那覇さん……」


129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 20:12:45.05 :QA1RcEdM0

響「ねぇ、千早!自分何がダメなんだ!?」 

千早「……我那覇さんとは友達になれないわ」 

響「何でなんだ?自分が嫌いなのか?」グスッ 

千早「……我那覇さんが私のこと信用してくれないからよ」プイッ 

響「ぇっ……」 



千早「さようなら我那覇さん 
   また…明日ね……」ニコッ 

響「千早……まってよぉ……」グスッ


132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 20:16:35.56 :QA1RcEdM0

響(何でなんだ千早ぁっ……) 

響(信用してないって……そんなことないぞ) 

響「信用してるぞ千早!だから待って」 

千早「……」スタスタ 


真「待ってよ千早」 

雪歩「千早ちゃん」 

千早「……何なの?あなたたち」


139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 20:23:25.17 :QA1RcEdM0

真「……響が千早のこと信用してないってどういうこと?」 

千早「……我那覇さんは私に隠し事してるのよ」 

響「してない……してないぞ」ゥゥッ 

雪歩「響ちゃん……もう大丈夫だから、ちゃんと伝わるからね」 

響「雪歩ぉっ……」グスッ 



真「してないって……言ってるけど」 

千早「嘘ね……」 

真「……どうして隠し事してるって分かるの」 

千早「昨日、何かを言いかけてやめた……顔に出てたわ」 

響「昨日……いいかけた……こと?」 

【響(言い方がきついなんて言いにくいぞ)】 

響「……ぁっ……」 


千早「ほらっ」


145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 20:31:27.44 :QA1RcEdM0

真「響……」 

千早「……隠し事してる人なんて 
    ……信用できるわけないじゃない」 

響「……」 

雪歩「響ちゃん……」 

響(どうすれば……いいんだ) 


真「ねぇ千早、人なんだし一つや二つ隠し事があるのが普通じゃないかな?」 

千早「そうね、でも私はそんなの友達じゃないと思うわ」 

響「……」 

雪歩「……」 

真「千早」 

真「そんな自分勝手な要求して何が友達だよ 
  友達ってそんなもんじゃないよ」


151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 20:40:38.55 :QA1RcEdM0

千早「……」 

真「なんで響のこと信じてあげられないんだよ」 

千早「……私は、信じられないわ」 

響「自分は千早のこと信じてるぞ!友達だって!」 

雪歩「千早ちゃん……」 

千早「ウルサイ」 



千早「うるさいわね、勝手な……ことばっかり」


156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 20:46:04.37 :QA1RcEdM0

千早「……疲れてるの、もう帰して」 

真「……千早」 

響「千早ぁ……」グスッ 


雪歩「……千早ちゃん」 

千早「通して、萩原さん」 

雪歩「みんな千早ちゃんのこと友達だって思ってるよ 
   後は千早ちゃんが私達のこと信じてくれればいいだけ!」 

千早「……」 

雪歩「私頑張りますぅ……千早ちゃんが私のこと信じてくれるように」 



千早「……さようなら、みんな」


162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 20:56:33.50 :QA1RcEdM0

千早(我那覇さんは私のことを……友達だと……) 

千早(でも……あの時、何故……) 

【一つや二つ隠し事があるのが普通じゃないかな?】 


千早「……でも私はそんな関係を望んでるわけじゃ」 

【自分勝手な要求して何が友達だよ 
 友達ってそんなもんじゃないよ】 


千早(萩原さんも真も…… 
    私のことを友達、だと思ってるって言ってたけど) 

千早(信じられない) 

【後は千早ちゃんが私達のこと信じてくれればいいだけ】 





千早「私は……どうすればいいの?」 

みんなを>>164 (信じるor信じない)


164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 20:57:02.33 :qfBPN2Qn0

信じる無い


169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 21:00:42.23 :QA1RcEdM0

千早「みんなを……信じる無い……」 

千早「……何を言ってるのかしら私……」 

千早「もう一度……私はみんなを……>>172」 

信じるor信じない 
それ以外は安価下


172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 21:01:25.18 :6RKte3bo0

信じない


180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 21:06:04.71 :QA1RcEdM0
 
千早「私はみんなを信じない」 

千早「だから……みんなとは友達になれない」 

千早「どう考えても……正しいのは私の方だわ」 

千早「我那覇さんが泣いちゃったりするものだから同情しているだけ」 


千早「それに……私はそんな関係の人を友達にしたくないから」 




千早「これまで通り……仕事上の関係を続けるだけね」 

END


198:ごめん、やっぱりグッドエンドのほうが書きたかったの:2012/05/13(日) 21:36:59.59 :QA1RcEdM0

千早「……私、みんなのことを信じてみるわ」 

千早「……あんなに私の事を思ってくれていたのだから」 

千早「自分勝手……ほんとね」 




翌朝 

千早「みんな、おはよう」 

響「千早!」 

真「おはよう千早」 

雪歩「千早ちゃんおはよう」 

響「……千早、昨日の……」 

千早「我那覇さん、みんな……ごめんなさい」 

千早「私が……間違っていたわ」


201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 21:39:38.12 :QA1RcEdM0

千早「だから……私と」 

雪歩「友達だよ、千早ちゃん……これまでも…これからも……」 

真「そうだよ、友達じゃなかったらあんなことしないよ」 

響「へへへっ、千早!これからもよろしくな!」 

真(あっ、響復活した) 

千早「みんな……ありがとう……ありがとう」 



千早「じゃあ……みんなのアドレスと番号聞いていいかしら」 

真・雪歩・響「えっ!?」


206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 21:42:30.44 :QA1RcEdM0

千早「……ダメ…かしら……」 

真「いや、そうじゃなくて……」 

雪歩「うん……」 

千早「ううん、いいの……」 



真「だって僕たち……千早のアドレス知ってるよ」 

千早「えっ!?」 

真「僕たちのアドレスも……というかみんなのも 
  ほら、まとまったのが送られてきてるでしょ?」カチカチッ 

千早「……どうして、どうしてこんなことが起こったのかしら……」ガクガクブルブルッ 

真・雪・響「……千早(ちゃん)」


209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 21:45:29.84 :QA1RcEdM0

響「千早はこういうの慣れてないんだから仕方ないな」 

千早「……ごめんなさい」 

響「大丈夫だぞ!完璧な自分が教えてあげるからな!」ニッ 

千早「えぇ、ありがとう……」 

真「そうだね」 

雪歩「……私達」 

千響雪真「仲間だもん」 

千雪真「ね!」 響「げ!」 




千響雪真「……」 

千早「フフ、我那覇さんとは……やっぱり友達になれないかも」 

響「ウワァァァァ!さっきのナシナシにしてほしいさー!」 

END


元スレ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1336893116