1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:10:49.72 :/UBQIOa2O
 
やよい「うっうー!嬉しいです!!」 

伊織「仕方ないわねぇ、この伊織ちゃんが場末の焼鳥屋で我慢してあげるんだから有り難く思いなさいよ」 

千早「ちょっと水瀬さん、ご馳走になりますプロデューサー」 

P「プロデューサー生ビール飲んじゃうぞー」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:14:46.87 :/UBQIOa2O

P「えっと・・・じゃあ適当に30本くらい頼むか」 

やよい「はい!プロデューサー・・・ご飯も食べたいなぁって///」 

P「おう、ご飯も頼んでいいぞー」 

伊織「ちょっと」 

P「ん?」 

伊織「まさか、この伊織ちゃんに焼鳥をタレで食べさせる気?焼鳥なら当然「塩」だわ」 

千早「水瀬さん・・・それは違うわ」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:18:53.95 :/UBQIOa2O

千早「焼鳥はタレよ・・・ちゃんとした焼鳥屋ならタレにもこだわりがあるものよ?だから安易に塩の選択よりも万人が好むタレの方が・・・」 

伊織「ちゃんとした焼鳥屋ならタレ?違うわよちゃんとした焼鳥屋なら鶏肉にもこだわりが有るに決まってるわ!だからそれを味わう為に塩に決まってるじゃない!」 

伊織「あぁ・・・千早は馬鹿舌だから・・・」 

千早「なっ・・・くっ」 

やよい・P「・・・」 


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:22:08.89 :/UBQIOa2O

千早「水瀬さんだって・・・場末の焼鳥屋って言う割には・・・鶏肉を味わうって・・・」 

伊織「くっ・・・」 

やよい「うっうー・・・」 

千早・伊織「やよい(高槻さん)はどっちが食べたい!?」 

やよい「えぇ・・・えっーと」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:24:52.71 :/UBQIOa2O

やよい「あの・・・どっちも食べたいです・・・///」 

P「おっちゃーん!!塩とタレ合わせて適当に30本頼むわ!!あとご飯と生ビールね!!」 

おっちゃん「あいよー」 

千早・伊織「!?」 

伊織「ま、まぁ・・・今回はやよいに免じて・・・ね?」 

千早「えぇ高槻さんが言うなら・・・」 

やよい「うっうー!!仲直りしてくれて良かったです!!」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:28:04.45 :/UBQIOa2O

バイト「おまちどおさまでしたー」 

やよい「うっうー!!焼鳥がいっぱいです!!」 

P「はい!お疲れ様ー!乾杯!!」 

三人「乾杯っ!!」 

伊織「・・・やっぱり焼鳥は塩だわ」 

千早「ん・・・タレの方が美味しい」 

やよい「どっちも美味しいですよ!!」 

伊織・千早「・・・」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:30:22.97 :/UBQIOa2O

やよい「はい!伊織ちゃんタレ!!」 

やよい「はい!千早さん塩!!」 

やよい「どっちも美味しいですよ!!食べないと損です!」 

千早・伊織「・・・」 

伊織「やよいが言うなら・・・」アム 

千早「そうね、高槻さんが言うなら・・・」アム 

やよい「・・・」ワクワク


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:33:04.74 :/UBQIOa2O

伊織「・・・ま、まぁタレも中々美味しいじゃない!でもやっぱり塩だわ!」 

千早「塩も中々美味しい・・・で、でもやっぱり私はタレ」 

やよい「はい!どっちも美味しいです」 

P「―――ップハァ!おっちゃーん生ビールおかわり!!さて食うか・・・」 

P「・・・」ニュルルルゥ 

三人「!?」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:35:25.21 :/UBQIOa2O

千早「プロデューサー・・・それは?」 

P「え?マヨネーズだけど」 

伊織「マヨネーズを・・・何する気なの?」 

P「焼鳥にはマヨネーズだろ?これ常識」 

やよい「うっうー・・・」 

P「こうさきっちょに塗って七味唐辛子を振って・・・」アム 

P「美味しい!」 

三人「ない(です)!」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:40:06.63 :/UBQIOa2O

伊織「・・・あ、やよい口にタレが」ペロッ 

やよい「え?あ・・・ありがとう!!」 

千早「くっ・・・水瀬さん・・・タレは嫌いなんじゃなかった?」 

伊織「・・・やよいの口の回りのタレは別の話よ」 

やよい「あ!千早さんの口にもタレが!」ペロッ 

千早「///!!」 

やよい「美味しいです!」 

千早「・・・ありがとう高槻さん///」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:45:06.80 :/UBQIOa2O

P「マヨネーズは何にでも合うのに・・・この間もあずささんの手料理にかけたらすげぇ引かれたなぁ・・・」アムアム 

伊織「でもやっぱりつくねはタレよね」 

千早「それなら軟骨だって塩じゃないと」 

やよい「また三人で焼鳥屋行きたいです!」 

P「―――ップハァ・・・あーマヨネーズうめぇ」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:48:44.80 :/UBQIOa2O

バイト「ありがとうございましたー」 

ガララ 

やよい「プロデューサー!ごちそうさまでした!!」 

千早「美味しかったです、また皆で食べに来たいですね」 


伊織「ふん、まぁやよいが行くなら伊織ちゃんもついて行ってあげるわよ!」 

P「そうだなー、竜宮小町もやよい達ももっと大きくなったら皆で焼鳥パーティーだな」 

やよい「はい!!がんばります!!」 


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:51:36.06 :/UBQIOa2O

次の日 
美希「真くんがこしあん派だなんて男らしく無いと思うな!!」 

真「なっ!僕は女だよ!!大体こしあん好きだからって僕らしいとか無いだろ美希!!」 

美希「あると思うな!!」 

雪歩「わ、私は・・・」 

真・美希「雪歩は黙ってて!!」 

雪歩「・・・」グスッ 

P「なにしてんだー」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 19:58:18.16 :/UBQIOa2O

美希「あ、ハニーはもちろんつぶあん派だよね?」 

真「な、プロデューサーはこしあん派でしたよね!!」 

雪歩「・・・」グスッ 

P「え?俺別にどっちでもいいけど?なに中華まんの話?」 

美希「・・・ハニーは断然つぶあん派らしいと思うな!」 

真「美希は見た目でつぶあんとこしあんを判断するのはやめなよ!!」 

美希「・・・」 

雪歩「わ、私は」 

美希・真「雪歩は黙ってて!」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 20:05:17.60 :/UBQIOa2O

P「あーあんまんのあんこの話か」 

美希「つぶあんの粒々が有った方があんまんは美味しいとミキは思うの」 

真「でもこしあんのとろりとした食感だって美味しいですよ!!」 

P「俺は断然ピザマンだな、うん」 

美希・真「話聞いてねー(の)」 

雪歩「・・・」 

美希・真「雪歩は黙ってて!!」 

雪歩「ひいっ」ビクッ


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 20:07:40.71 :/UBQIOa2O

P「・・・じゃあお金やるから三人で中華まん買ってきなさい」 

三人「え?あ、はい」 

P「で食べ比べなさいね」 

P「あとお釣りでアイス買ってきて」 


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 20:12:01.74 :/UBQIOa2O

美希「ハニー買ってきたの」 

P「ん?一万円やったのにお釣り十円だけ?」 

真「え?あんまんとつぶあんを事務所全員分買って、アイス買って」 

美希「おにぎり買ったから十円しか残らないよ?」 

雪歩「ですぅ」 

P「・・・事務所全員分ってお前・・・四人分で足りるだろ・・・」グスッグスッ 

美希「あーあ、真くんがハニーを泣かせたの」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 20:14:15.87 :/UBQIOa2O

美希「・・・」アムアム 

真「・・・」ムシャムシャ 

雪歩「・・・」モソモソ 

P「・・・」ニュルルルゥ 

三人「!?」 

美希「ハニー?」 

真「・・・プロデューサーってマヨラーだったんだ・・・」 

雪歩「気持ち悪いですぅ」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 20:19:08.02 :/UBQIOa2O

美希「真くんが言うとおりこしあんも中々美味しいの」 

真「うん!つぶあんも食べ応えあって美味しいね!!」 

雪歩「わ、私は・・・二つとも好きですぅ」 

美希「そうだね!美希たちつぶあんやこしあんで仲間割れしてる事なかったの!」 

真「だって」 

雪歩「わ、私たち」 

P「仲間だもんげ!」ドヤァ 

三人「・・・」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 20:25:59.56 :/UBQIOa2O

次の日 
春香「唐揚げにはレモンだよ!」 

貴音「違います天海春香!・・・唐揚げにはお酢と決まっております!」 

響「早くしないと唐揚げ冷めるよ・・・」グーグー 

貴音「響は唐揚げにはお酢をかけますよね?」 

春香「響は当然レモンだよね!?」 

響「自分、唐揚げには何もかけないさー」 

貴音・春香「・・・」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 20:29:48.88 :/UBQIOa2O

律子「ちょっと・・・早く食べないと午後からユニットの仕事でしょ?」 

響「なんか唐揚げに何かけるかで揉めてるのさ」 

律子「・・・揉めるならなんでお惣菜の唐揚げを買ってくるのよ・・・小分け奴買いなさいよ」 

響「お惣菜の方が安いし!美味いし!出来立てなんだぞ!」 

律子「はいはい」 

春香「レモン!」 

貴音「お酢!」 

律子「・・・面倒だわ」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 20:33:35.03 :/UBQIOa2O

春香「律子さんは唐揚げに何をかけますか!?」 

律子「えぇ!?私?」 

貴音「問答によってはユニット解散も考えてくださいまし!!」 

律子「唐揚げでどんだけなのよ・・・まぁ私は唐揚げには・・・うーん・・・」 

貴音・春香「・・・」ドキドキ 

律子「大根おろしと酢橘かしら」 

響「・・・またお預けさ・・・」グーグー


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 20:35:35.59 :/UBQIOa2O

春香「・・・」 

貴音「・・・」 

律子「・・・あの仕事に戻るわね」 

春香「ダメです!唐揚げ戦争に加わってもらいます!!」 

律子「え?えぇ・・・なにそれ・・・」 

響「・・・」グーグー 

響「・・・パクッ」ムシャムシャ・・・


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 20:39:58.34 :/UBQIOa2O

貴音「ゆにっとのりーだーは私ですよ、天海春香」 

春香「リーダーならメンバーの意志を尊重すべきだと思います!」 

律子「・・・なにこれ」 

響「・・・パクッ・・・アムアム」ムシャムシャ・・・ムシャムシャ 

貴音「私は天海春香や響を思ってお酢と言っているのです!」 

春香「でもレモンの方がビタミン取れますからレモンの方が良いと思います!」 

響「・・・アムアム・・・パクッ」ムシャムシャ


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 20:44:21.73 :/UBQIOa2O

貴音「ぐぐぐ・・・」 

春香「ぬぬぬ・・・」 

律子「・・・はぁ」 

響「唐揚げ戦争解決したぞ!」 

三人「な!?」 

響「唐揚げが無くなれば争いもないよ!!自分、中々の策士さ!!」 

律子「あぁ唐揚げ食べたの一人で・・・」 

貴音「・・・」 

春香「・・・」 

響「だからユニット解決とか怖い事言わないでよ!な!」


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 20:47:18.09 :/UBQIOa2O

貴音「響・・・唐揚げ戦争にて最も罪深きは・・・」 

春香「唐揚げを独り占めにする行為だよ?」 

響「え?あ、自分そんなつもりじゃ・・・」 

貴音「粗相の悪い響には躾が必要ですわね」 

春香「リーダーに賛成です!」 

響「や、やめっ・・・ぬわぁあ!」 

律子「・・・早く仕事行きなさいよ、まったり」 


おわり


元スレ
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