1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:02:39.37 :wMUcYnLA0

小鳥「なんで!なんで!なんで!なんで!」

P「ぐあっ!がはっ!」

P「ま、待っ……」

小鳥「あああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

P「!?」

小鳥「死ねえええええええええええええええええ!!!!!」ギリギリギリ…

P「……!」バタバタ

P「……」バタッ!バタッ!

P「」


P「……う?」

小鳥「はっ!」

小鳥「ご、ごめんなさいぃっ!」 


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:05:03.45 :WPpbQZEW0
う? 


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:07:59.19 :wMUcYnLA0

小鳥「あ、あの……」

P「お、俺は?」

小鳥「す、すいません!私興奮しちゃって……」

P「あ、ああ!」

P「い、いや!いいんですよ……」

P「テレビに夢中になってた俺も悪いし」

小鳥「ううっうううっ……」

P「は、ははは……」

小鳥「返事が5秒遅れただけで首を絞めてしまってすいません……」

小鳥「これからは気をつけます」


P(しかし音無しさんのDVは日増しに酷くなっていった……) 


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:11:19.25 :wMUcYnLA0

小鳥「今日律子さんと楽しそうに話してましたね」

P「えっ!」

P「いやあれは打ち合わせを」

小鳥「なんでっ!」

P「」ビクッ

小鳥「なんでごまかすんですか?」

P「い、いやごまかしてなんて……」

小鳥「綺麗ですよねぇ律子さん」

小鳥「若いし……体つきもやらしいし……」

P「ちょ、ちょっと!は、はは……」

P「とりあえず落ち着きましょう?」

ガッ!

P(え……)

どさり 


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:14:57.80 :wMUcYnLA0

小鳥「あ……」

P「うう……」

小鳥「プ、プロデューサーさん!」

P「小鳥さん?」

小鳥「うっ……うううううっ」

P「な、泣かないでください……」

小鳥「私!私!」

小鳥「ごめんなさい……」

小鳥「プロデューサーさんのことになると、なぜだかわからないけどすぐカッとなってしまって」

P「小鳥さん……」 


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:17:56.65 :wMUcYnLA0

―事務所―

亜美「ねぇねぇ兄ちゃん」

P「ん?どうしたー?」

亜美「真美の奴がさ」

真美「ちょ、ちょっと!やめてよ亜美!」

亜美「やっだよ→だ!言っちゃうもんね→!」

真美「あうう」

P「ん?」

亜美「真美がね兄ちゃんのためにお菓子作ってきたんだよ!」

P「えっマジで?」

真美「あううう……」カァァ 


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:20:39.14 :wMUcYnLA0

亜美「ほらっ早く!」

真美「あっあの……コレ兄ちゃんのために作ってきたんだ」

真美「よ、よかったら食べてね!」

P「おお!手作りじゃないか」

真美「う、うん!」

P「すごいな真美。やるじゃないか」

真美「え、えへへ」

P「ありがとう。ありがたくいただくよ」

真美「うん!」

亜美「ねえ食べて食べて!」

P「よーしじゃあこのハートのを……ぱくり」


真美「ど、どう?」 


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:24:14.10 :wMUcYnLA0

P「うまいっ!」

真美「ほんとうっ?!」

P「ほんとにうまいっ!真美はお菓子作りの才能あるんじゃないか?」

真美「ええ!?」

真美「それはほめすぎだよー!」

P「ははは」

亜美「よかったね真美!」

真美「うん!」


小鳥「……」 


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:27:19.47 :wMUcYnLA0

小鳥「今日……」

P「」ビクッ

小鳥「真美ちゃんにクッキーもらってましたね」

P「え、ええ……」

小鳥「手作りなんですってね」

P「らしいですね……」

小鳥「私も食べたいなぁ」

P「あ、じゃあ二人で食べますか?」

小鳥「はいっ!」


P「これですね」

小鳥「わぁ綺麗!」

P「すごく丁寧に作ってありますよね」

小鳥「さすが真美ちゃん」 


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:31:08.39 :wMUcYnLA0

小鳥「もぐもぐ……」

P「もぐもぐ……」

小鳥「おいしいっ!」

P「うーむ素晴らしい腕前」

小鳥「実は私もクッキー作ったんですよ!」

P「えっほんとですか?」

小鳥「じゃーん!」

P「お、おお……凄い量ですね」

小鳥「ふふ……たっくさんありますからどんどん食べてくださいね!」

P「ありがとうございます」

小鳥「ちなみにそれが今日の夕飯です!」

P「えっ!そ、そうですか……はは」

小鳥「うふふ……」 


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:34:25.24 :wMUcYnLA0

P「げぷ」

小鳥「おいしかったですか?」

P「え、ええ!とても!」

小鳥「よかったーお口に合うか心配だったんですよ」

P「はは、とんでもない。とても上手ですよ」

P(おいしいんだけどさすがにクッキーが夕食ってのはなぁ……)

P(まあ作ってもらってる身で文句は言えんか……) 


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:37:32.15 :wMUcYnLA0

―事務所―

雪歩「お疲れ様です」

P「おおありがとう!」

P「雪歩は気が利くなぁ」

雪歩「そ、そんなことないですぅ」

雪歩「お茶を煎れただけですし……」

P「いやあそういうのがありがたいんだよ」

律子「もう、なにデレデレしてるんですか」

P「な、なんだよ」

律子「鼻の下伸びてますよ」

P「こ、これはだな」

雪歩「あはは」


小鳥「……」 


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:40:14.32 :wMUcYnLA0

P「」ピクピク

小鳥「はあっ……はあっ……」


P「あ、れ……」

小鳥「あ……」

P「こ、小鳥さん……?」

小鳥「わっわたっわたしぃぃぃぃ!!!」

P「だ、大丈夫です……」

P「俺は大丈夫ですから……」

小鳥「ううう……ううううううう……」

P(うう……) 


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:43:18.18 :wMUcYnLA0

P(うーむ……)

P(今日は虫の居所が悪かったのだろうか)

P(いやもしかしたら何か理由が……)

P「え、えっと小鳥さん?」

小鳥「は、はいいいいいっ!」

P「あの、今日はどうして、その……怒っちゃったと言うか……」

小鳥「う、ううううう……」

P「あ、無理に言えとは……」

小鳥「雪歩ちゃん……」

P「え?」

小鳥「雪歩ちゃんにデレデレしてたから……」 


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:46:26.71 :wMUcYnLA0

―事務所―

P(うーむ、どうも事務所の女の子にデレデレするのはまずいみたいだな)

P「気をつけないと」

やよい「何を気をつけるんですかー?」

P「えっ!?」

やよい「……」ジー

P「やよいじゃないかぁ!久しぶりだなぁ!」

やよい「毎日あってますよ」

P「あ、あはは。それもそうだな」

やよい「何かあったんですか?」

P「う……」 


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:50:12.00 :wMUcYnLA0

P「いやあ最近空気が乾燥してるだろ?」

P「だから火事には気をつけないとなぁって!な?」

やよい「そうなんですか?」

P「そ、そうそう!」

やよい「……そうですか」

P「や、やよい?」

やよい「確かに火事は怖いですよね!」

P「お、おう!だろ?だろ?」

やよい「はい!」

やよい「換気をしっかりするといいんですよ!」

P「火事の予防になるのか?」

やよい「はい!」

P「やよいはかしこいなあ!」


小鳥「……」 


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:54:07.83 :wMUcYnLA0

P「ただいまー……ってさむっ!」

小鳥「あ、おかえりなさい!」

P「ど、どうしたんですか窓全開で」

小鳥「うふふ換気をしてるんですよ」

P「は、はあ」

小鳥「うふふ……」ソワソワ

P「……」

小鳥「……」ソワソワ

小鳥「……あの」

P「は、はひっ!?」ビクッ

小鳥「換気をしてるんです」

P「そ、そうですね!」


小鳥「なんで……」 


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 00:58:45.84 :wMUcYnLA0

小鳥「なんで褒めてくれないんですか?」

P「え」

小鳥「やよいちゃんのことは褒めてましたよね」

P「え、っと……?」

小鳥「……」

P「あ、ああ!あのときの!」

P「いやあ、あれ聞いてたんですか!」

小鳥「……」

P「……あ、あはは」

P「あ~それで家の窓が全開だったんですね」

P「気を利かせてくれてありがとうございます小鳥さん」

P「さすが小鳥さんですね!」

小鳥「い、いえいえそんなぁ!」

小鳥「そんなに褒めないでくださいよぉ~!」

P「あはは……」 


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:02:18.94 :wMUcYnLA0

―事務所―

P「はぁ……」

やよい「プロデューサー?」

P「ほわぁっ!?」

やよい「大丈夫ですか?ちょっと顔色が悪いですよ」

P「あ、ああ……大丈夫だよ」

やよい「ほんとうですか?」

P「ああ、本当さ」

P「ありがと……やよい」

やよい「……プロデューサー」

P「ん?」

やよい「はいっどうぞっ!」

P「えっ、これって……お弁当?」

やよい「そうですよー」 


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:05:09.02 :SzwTdCIX0
(アカン) 


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:06:12.39 :wMUcYnLA0

P「えっ?俺に?」

やよい「そうです!食べてください!」

P「あ、ありがとう……」

P「けどいいのか?」

やよい「もちろんです!」

P「いやぁでもまたどうして?」

やよい「……プロデューサー最近元気がなかったから」

やよい「いっぱい食べたら元気が出るかなーって!」

P「や、やよい……」

P「ありがとうっ!ありがとうねっ!」

やよい「あはは大げさですよ」

P「うっめぇ!マジうっめぇ!ガチで!」

やよい「よかったですね!」 


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:09:45.84 :wMUcYnLA0

P(いやぁ今日のやよいの弁当はうまかったなあ)

P(音無さんは夕飯なに作ってるんだろう……)

P「た、ただいま~」

小鳥「おかえりなさい!」

P「ん?なにかいいにおいがしますね」

小鳥「はいっ!」


P「えっと……」

小鳥「今日の夕飯はお弁当です!」

P「お、おお……」 


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:12:48.01 :wMUcYnLA0

P「もぐもぐ……」

P「あ!うまい!」

小鳥「ほんとう?」

P「本当です!」

小鳥「うふふ……」

P「いやあ夜ご飯にお弁当って」

P「意外と悪いものでもないですね」

小鳥「お口にあったようでよかったです……」

P「小鳥さんは料理が上手ですねぇ」

小鳥「あはは、またまたぁ~!」


P(よかった……今日は殴られないみたいだ)

P(よかった……) 


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:16:15.48 :wMUcYnLA0

―事務所―

やよい「プロデューサー?」

P「ん~?」

やよい「……」

P「ん?どうしたやよい?」

やよい「……プロデューサーって小鳥さんと付き合ってますよね?」

P「ほわっ!?」

やよい「やっぱり……」

P「な、何を言い出すんだいやよいちゃん……」

やよい「……」

やよい「……痣」

P「え」

やよい「できてますよ」 


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:19:09.37 :wMUcYnLA0

P「……」

やよい「……なんとなくそうかなーとは思ってたんですよ」

P「……や、やよい?」

やよい「プロデューサー……小鳥さんと付き合い始めてから元気がなくなって」

やよい「シャツの下に痣を作るようになって……」

P「……」

やよい「小鳥さんに暴力振るわれてるんじゃないですか?」

P「えっ……」

やよい「……」 


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:21:48.54 :wMUcYnLA0

P「……」

やよい「……」

P「……まあ」

P「正直に話すとそういうことも何度かあったよ」

やよい「……」

P「でも本人も悪いと思ってるみたいだしさ」

やよい「……」

P「……」

やよい「でも……悪いと思ってても暴力はいけないことです」

P「……」

P「まあな……」 


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:25:28.04 :wMUcYnLA0

やよい「今日プロデューサーの家へ行きます」

P「えっ?」

やよい「同棲してるんですよね?」

P「ま、まあそうだけど」

やよい「私が言って小鳥さんとお話をします」

P「えっいやいや……はは」

P「や、やよい?本気で言ってる?」

やよい「もちろんです」

P「い、いやぁ……はは……」

P「で、でもさ、これって大人の問題なわけじゃん?」

P「それに中学生のやよいを巻き込むのはさすがに……」

やよい「大丈夫です!」

P「お、おう?」

やよい「私に考えがあります」 


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:28:53.47 :wMUcYnLA0

P(ああ……なんかやよいの気迫に押されて自宅に連れて行く羽目になってしまった)

P「はぁ……」

P「小鳥さんもう帰ってるよな……先に事務所でたし」

P「ただいま……」


P「小鳥さーん?」

P「……」

P「まだ帰ってないのか?」

P「小鳥さーん!」

……

P「いないか……」

P「あ、やよいあがって」

やよい「お、おじゃましますー!」

P「はは、そんな緊張しなくていいぞ」 


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:31:16.24 :wMUcYnLA0

P「あ、悪いな音無さんまだかえっ」

やよい「大丈夫ですよ」

P「ん?」

やよい「小鳥さんは帰ってきません」

P「え?どういうこと?」

やよい「小鳥さんはもういないから大丈夫です」

P「えっ?えっ?」


ガッ! 


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:33:20.71 :wMUcYnLA0

――


P「う……」

P「あれ……?」

P「俺んち?」

P「ああそうかやよいと一緒に帰ってきて……」

P「あれ……その後は……」

P「……」

P「や、やよい?」 


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:35:28.05 :wMUcYnLA0

P「……あ、れ」

P「えっ」

P「……」

P「え……?」

P「う……」

P「そ……」

P「腕……足……が……」

もぞもぞ……


やよい「あ、起きたんですね」 


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:36:41.14 :Ww4qlSSA0
おいおいおい 


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/06(日) 01:39:41.18 :wMUcYnLA0

P「あ……ああっ……あああっ……」

やよい「驚かなくても大丈夫ですよ」

P「ひ……ひぃ!」

P「ひいいいいっ……」

やよい「大丈夫です。ちゃんとご飯を食べさせてあげるしトイレもさせてあげますよ」

P「あ……あああ……」

やよい「暴力も振るわないから安心してください」

P「あ……あ……」

やよい「ふふ……大丈夫ですよ……」


やよい「私がずっと一緒にいますからね……」

おわり 


元スレ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1357398159