1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 22:33:46.81 :IWn77scG0

幸子「プロデューサーさん、買いものにつきあってくれって言ったのはボクですけれど」

P「おぉ、そうだな」

幸子「……荷物、ボクの分も持ってくれともいいましたけれど……その」

P「うん? あぁ、俺の私物も買ったから結構多いな」

幸子「そんなに持っても大丈夫なんですか?」

P「ハッハッハ、余裕余裕」

幸子(文字通り、ボク1人分ぐらいのかさがありそうな荷物を抱えてるんだけど……大丈夫なのかな) 


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 22:36:39.89 :IWn77scG0

P「それより幸子はもう買いものいいのか?」

幸子「……いえ、大丈夫です。ありがとうございました」

P「構わんよ、俺はプロデューサーだからな!」

幸子「そうですか……ところで」

P「なんだ?」

幸子「その山のような荷物は何が入ってるんですか?」

P「そりゃあ当然トレーニンググッズだろ、食料だろ……」

幸子「山にでもこもるんですか?」

P「それもいいけどなー、プロデュースできなくなるのは困るから」

幸子(いいんだ……) 


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 22:43:22.27 :IWn77scG0

幸子(ボクの名前は輿水幸子。どこにでもいる……いや、どこにもいないぐらいカワイイ14歳)

幸子(そしてカワイイボクは当然、人目をひくわけで……アイドルをしています)

幸子(ただし、ボクのプロデューサーさんは)

P「どうした幸子? 顔になんかついてるかな?」

幸子「本当にプロデューサーさんは、情熱が服を着てあるいているような人ですね……」

P「ん? そうかな、ありがとう! はっはっは!」

幸子(どこかの世紀末覇者のような体系の、筋肉モリモリマッチョマンです)

幸子(プロデュースに関しては、まぁ……がんばってくれているんですけれど) 


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 22:48:22.48 :IWn77scG0

――――

――

P「幸子ー! 仕事とってきたぞ!」

幸子「本当ですか? へぇ……流石はボクのプロデューサーさんですね。お仕事の内容は?」

P「幸子は可愛いものが好きだったよな?」

幸子「えぇ、そうですね。まぁボクが一番カワイイというのは当然ですが、カワイイものを見るというのは癒しにもなりますし」

P「だからさ、可愛いものを愛でる企画に出させてもらえることになったんだ!」

幸子「へ、へぇ……どんな動物ですか?」

P「アナコンダ」

幸子「」

P「いやぁ、ニョロニョロしててかわいいんだぞ? じゃれてきたりとか……あれ? 幸子?」

――

―――― 


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 22:53:03.74 :4GkiQdjC0
このPはタンクトップ 


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 22:56:42.62 :IWn77scG0

――――
――

P「幸子、仕事とってきたぞー!」

幸子「……今回はまともですよね?」

P「ん? あぁ、アナコンダと幸子の絡みも好評だったな!」

幸子「あぁいうお仕事はやめてください。流石のボクといえど爬虫類は専門外ですから、できれば小動物系でお願いします」

P「わかった、次回から気をつけるよ」

幸子「まぁわかってくださればいいんですけれど……それで、今回のお仕事はなんですか?」

P「幸子は実は努力家だよな、そんなそぶりは見せないけど」

幸子「なっ……なんのことかわかりませんね! ボクはカワイイので、普通にしているだけで魅力と実力がついてるんですよ!」

P「ははは、照れるな照れるな! それで、どうせなら幸子の努力の片鱗だけでも見てもらえれば人気もアップすること間違いなしだと思うんだ」

幸子「ちょ、ちょっと! やめてくださいよ。オフの姿とかを見られるのはあまり気が進まないというか……」

P「だから早朝タケノコ掘りだ! ロケるぞー!」

幸子「」

――
―――― 


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 23:05:49.08 :IWn77scG0

幸子(……まぁ、努力の方向性を間違っているというか)

幸子(ボクはカワイイだけじゃなく優しいので、つきあってあげていますが……正直体力が持たないというか……)

P「幸子、荷物は家まで運ぼうか?」

幸子「結構です。カワイイボクといえど流石に目立ちすぎるのは困りますから」

P「そうか、わかった……気をつけろよ? 知らないおじさんについて言っちゃだめだぞ?」

幸子「むぅ……バカにしないでください! ボクはもう中学生ですよ?」

P「だがなぁ、中学生といえど小さいわけだしな……それに幸子は可愛いだろ?」

幸子「プロデューサーさんと比べれば大抵の人が小さいと思いますけれど」

P「ははは、そうかもな!」

幸子「……いや、冗談抜きで」 


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 23:16:36.50 :IWn77scG0

幸子「ふぅ……ただいまー」

幸子「結構服買ったなぁ……うーん、買いすぎちゃったかな?」

幸子「でも仕方ないよね、ボクはカワイイし♪」

幸子「はぁ……でもこの前のタケノコ掘りのお仕事は辛かったなぁ……」

幸子「……プロデューサーさんも、もう少し考えてくれてもいいのに……」

母「どうしたの?」

幸子「あっ、お母さん……な、なんでもないから!」

母「本当? お仕事が辛いとか……」

幸子「ぜんぜん! ボクにとってはちょちょいのちょい、屁の河童なんだから!」

母「それならいいんだけれど……」 


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 23:30:03.33 :IWn77scG0

――――

――

幸子「早朝ロケ、って……ふぁぁ……まだ、日も昇ってないじゃないですか……」

P「ははは、早朝だからな! タケノコの成長速度はすごいんだぞー。だからこの時間なんだ!」

幸子「……プロデューサーさんは朝から元気ですね。まぁ、カワイイボクの顔を見れたのもあるんでしょうけれど」

P「そうだな、幸子はカワイイからなー! 元気にもなるさ! 足元気をつけろよー、危ないからな!」

幸子「わかってます……というかスタッフの人は」

P「いるぞ? だけどほら、どうせだから俺も機材持ちとか手伝いたくてな」

幸子「……なるほど。体力はありますもんね」

P「ははは、プロデューサーだからな」

幸子「……プロデューサーってなんでしたっけ?」 


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 23:34:20.32 :EFAGa8/i0
幸子はかわいいなあ 


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 23:36:04.77 :IWn77scG0

P「幸子、タケノコ掘りは初めてか?

幸子「あたりまえでしょう。こんなことを日常的にやっているアイドルがいるならあってみたいですよ」

P「そうか、よかった!」

幸子「……何がよかったっていうんですか」

P「だって、幸子に新しい経験をさせてやれるってことだからな。嬉しいに決まってるさ」

幸子「新しい経験って……こういう経験はボクみたいなカワイイアイドルにさせるものじゃなくてですね……」

P「若いうちの経験っていうのは、貴重なんだぞ? 大きくなるのに必要だからな」

幸子「そうですか。でもボクはプロデューサーさんみたいな大きさになる気はありませんよ」

P「ははは、俺程度の大きさで満足されちゃ困るぞ」

幸子「えっ」

P「うん?」 


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 23:37:25.45 :elqshFyo0
きらりよりでかくなるさっちゃん 


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 23:43:19.28 :IWn77scG0

幸子「あの、大きくっていうのは?」

P「もちろん精神的に、強く大きくって意味だぞ?」

幸子「そうですよね、そういう意味ですよね。ボクに世紀末を歩けとでもいうのかと思いましたよ」

P「せいきまつ? あぁ、デーモン小暮閣下のか」

幸子「……いえ、結構です。気にしないでください」

P「そうはいってもな……幸子!」

幸子「なんです、かっ……!?」ズルッ

P「くっ……ぬぅん!」ガシィッ! ブンッ!

幸子「きゃっ!?」ドテッ

P「まったく、気をつけないとダメじゃないか。滑って危うく斜面を転がり落ちるところだ。緩やかでも危ないんだぞ?」

幸子「え、えぇ……ありがとうございます」

幸子(片手で支えてそのままほおり投げられたような……) 


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/12(月) 23:50:53.52 :IWn77scG0

P「さて、ここら辺がポイントだな!」

幸子「へぇ……っていっても、ただの竹林ですけど」

P「実はただの竹林じゃないんだな、これが!」

幸子「いったい、何があるっていうんですか?」

P「黄金のタケノコの生える竹林だ!」

幸子「……は?」

P「あぁ、たとえ話だよ。なんでもここのタケノコは特にやわらかくて絶品らしい」

幸子「あぁ、そういう意味ですか……ふふん、なるほど? ボクがやるからには特別なものをってことですね」

P「そうだな。だけど難易度も高いんだ」

幸子「え?」 


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:00:12.89 :PSlQUwv20

P「通常のタケノコも成長は非常に早いんだ」

幸子「ふふん、常識ですね」

P「流石幸子、予習もしてきたんだな? それで、頭が少しだけ出ているタケノコを探して根元を掘って……というのが通常のタケノコ掘りだ」

幸子「そうですね、あまりにも頭が出ているものは既に硬くなってしまっていて美味しくないから注意深く探さないといけないんですよね?」

P「そう、その通りだ! 流石幸子だな!」

幸子「ふふん、ボクはカワイイだけではなく博識なので!」

P「だが、ここのタケノコはちょっと特別なんだよ」

幸子「特別? すぐに硬くなってしまって小さなものを根気よく探さないといけないとかですか?」

P「それもあるな。地面からわずかに頭が出る程度がボーダーでそれ以上は無理なんだ」

幸子「やれやれ、まったく……とんでもなく重労働じゃありませんか。ボクは優しいですけど流石に1人じゃ」

P「そして、硬くなる程度の大きさからは秒速30cmで伸びる」

幸子「それ、武器か何かですか?」 


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:03:19.85 :7FTLth150
それは本当にたけのこなのか 


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:06:46.68 :PSlQUwv20

P「いやぁ、すごいぞ? 一夜城のように一日で竹林が増殖するところ!」

幸子「見たことあるんですか?」

P「昔修行でなー」

幸子「修行!?」

P「ほら、俺。プロデューサーだし」

幸子「……いえ、もういいです。突っ込みませんよ」

P「そうか、とりあえず安全には気をつけろよ? 伸びていくのにひっかかったりしたら宙づりだからな」

幸子「タケノコ掘りで聞くワードじゃないと思うんですが」

P「ははは、大丈夫だ。刺さりはしないからな」

幸子「それ、プロデューサーさん基準じゃありませんよね?」 


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:15:54.14 :PSlQUwv20

幸子「地面からわずかにって、うーん見つからないなぁ」


幸子「……あそこの地面が盛り上がって……きゃぁっ!?」


幸子「ひっ……ちょ、ちょっと待って! こんなの流石に無理です! 死んじゃいます!」


幸子「あぁっ!? 帰り道がふさがれた!?」


幸子「も、もうこうなればヤケだ……えぇい! 適当に地面を掘ってやればそこからは生えてこないでしょう!」


幸子「あ、あれ? ……これって、タケノコ?」


幸子「や、やった……あ、ふふん! ボクにとっては朝飯前ですけれどね! ……文字どおりの意味で」


幸子「料理して、食べるんですか? ……へ、へぇ。まぁ、自分でとったものですからね、当然自分で食べないと!」


幸子「……お、おいしい……」グスッ


――

―――― 


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:27:12.52 :PSlQUwv20

幸子「……ん、ふぁ」

幸子「んー、ふぅ。よく寝た……今日は朝からお仕事だっけ」

幸子「まぁ、あのタケノコ掘りの日に比べたらゆっくりできていいけれど……いってきます!」

母「はーい、気をつけてね」

幸子「大丈夫、プロデューサーさんもいるし」

母「あらあら」

幸子「……一応言っておくけど、物理的な意味での大丈夫だから。勘違いしないでね!」

母「はいはい、いってらっしゃい」 


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:30:30.96 :PSlQUwv20

幸子「おはようございます、プロデューサーさん!」

P「おぉ、おはよう幸子!」

幸子「おや、なにかいいことでもありましたか? 嬉しそうですね……ふふん、さては朝からボクにあえて嬉しいんですね?」

P「あぁ、そうだな! 凄く嬉しい!」

幸子「まぁ、当然ですね。ボクはカワイイので!」ドヤッ

P「そして、いい知らせがあるんだ!」

幸子「いい知らせ、ですか?」

P「新しいお仕事が入ったぞ!」

幸子「……」 


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:32:01.87 :PSlQUwv20

幸子「一応聞いておきますけれど」

P「なんだ?」

幸子「触れあい企画ですか?」

P「いいや、違うな」

幸子「じゃあ、ロケ系ですか?」

P「それも違う」

幸子「……それなら、いったい?」

P「ライブだ!」

幸子「なるほど、ライブですか……」

P「ああ!」

幸子「ライブ!?」 


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:38:28.93 :PSlQUwv20

P「うん? どうした、嫌だったのか?」

幸子「ラ、ライブ……ですか?」

P「そうだ、ライブだぞ?」

幸子「ライブってあの、歌って踊ったりする……」

P「そうだ、それだ!」

幸子「さては、場所が漁船の上だったりするんですね!?」

P「うん? そういう場所の方がよかったのか? それなりに大きめの会場がとれたんだが」

幸子「結構です! ……ほ、本当に、ライブを……」

P「幸子はアイドルだからな!」

幸子「そ、そうですよね。ボクはアイドルですものね! カワイイですし!」

P「あぁ、可愛い幸子のためにがんばったぞ!」 


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:44:41.76 :PSlQUwv20

P「で、登場の仕方とか希望はあるか?」

幸子「登場の仕方、ですか?」

P「あぁ! 今回は合同ライブだから忍者風に爆破と共に現れたりとか、そういう趣向のアイドルもいるみたいなんだ」

幸子「へぇ……忍者風ですか」

P「そうだな」

幸子「じゃあボクは天使なので空から舞い降りないといけませんね」

P「なるほど! そうだな!」

幸子「えっ」

P「ちょっと待ってろよ、ヘリの手配してくるから!」

幸子「ちょ、ちょっと待ってくださいプロデューサーさん!?」 


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:50:46.79 :PSlQUwv20

 バラバラバラバラバラバラ……

幸子「ボボッボ、ボクはてっ、ててて天使なのでそ、そそ空から舞い降りますが」

幸子「ま、まっままさか本当に降りることになるとは、おっ、おお思いませんでしたよ! き、きき聞いてますかプロデューサーさん!」

P「大丈夫だ、最初はインストラクターの人と一緒に慣らしていこう。そして本番では単独飛行を目指すんだ!」

幸子「そ、そそ、そうですね、インストラクタ……あれ、ど、どこに?」

P「そう、俺だ」

幸子「プロデューサーさんが……?」

P「ちゃんと免許もあるぞ? 固定するぞー」

幸子「……は、ははは。プロデューサーさんが背中にくっついてる……」

P「幸子は小さいなぁ」

幸子「プロデューサーさんが大きいんです」 


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:55:41.62 :PSlQUwv20

幸子「あぁぁぁああああああああああ!!!」

P「幸子ー、舌噛むぞー! 気をつけろー!」

幸子「むっ、むり、むりぃぃっ! こんな、あっ、はやぁ……うわぁぁぁぁん!」

P「大丈夫だ、慣れるから! いけるいける!!!」

幸子「だっ、あぁっ、むっ……」ガクッ

P「幸子? 幸子ー? ……いかんな、オちてる。うーん、やっぱり回数こなして慣れないとな」

幸子「」

P「まだ時間はあるしな! がんばるぞ、幸子!」 


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:56:54.21 :Aeaqo4wKO
何かしらんけど興奮した 


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 00:59:42.01 :PSlQUwv20

幸子「……プロデューサーさん」

P「なんだ?」

幸子「あれから何度も飛びましたね」

P「あぁ、だいぶ慣れたな」

幸子「おかげ様で……まったく。天使も楽じゃありませんね」

P「ははは、そうだな。でも流石幸子だ!」

幸子「ふふーん、ボクにやってできないことはないんですよ」

P「そうか……よし、いってこい!」

幸子「はい、いってきます……ボクを待っている人達が下にいますからね!」 


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 01:01:50.06 :ROjU6JSa0
一人で飛ぶには最短でも25回飛ぶ必要があるそうな… 


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 01:05:39.70 :PSlQUwv20

 \ワァァァァァ/

あやめ「皆様、ありがとうございましたー! わたくし、精進いたしますゆえこれからもよろしくお願いいたします!」

「いいぞー!」 「あやめちゃん忍者可愛いー!」 「アイエエエ!? ニンジャ!? ニンジャナンデ!?」

ちひろ「ありがとうございました! えー、次の楽曲は……自称・天使? 輿水幸子ちゃんです!」

 \ワァァァァァ……?/

ちひろ「……あれ? 幸子ちゃんは?」

 ヒュゥゥゥゥ……ガシャッ! バリバリバリッ!

「な、なんだ!?」 「何かが降ってきたぞ!?」 「い、いったい何が……」




幸子「……ふ、ふふーん! こんなサプライズ演出が決まるなんて、さすがボクですね!」

\サッチャンダァァァァァァ!/ \サチコォォォォォ!/ 


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 01:17:04.90 :PSlQUwv20

幸子「ふふん! まぁ、ボクのサプライズな登場に驚いたとは思いますが、本番はこれからですよ!」

幸子「歌います……Do-dai!」

~~~♪ ~~♪

幸子「準備万端♪ だったはずなのに」

幸子「羽根はぐしゃぐしゃ……角も折れた♪」

P(幸子……成長したな……)

「……おい、あのおっさん、今空から降ってこなかったか?」 「まさかだろ」

P(衣装の装備が完璧ではないのに、完璧ではないからこそ響く歌だ……うん。流石幸子)

幸子「あははっ! さぁ、ボクのかわいさに見とれてないでもう一曲いきましょうか!」

ちひろ「あの、時間が……」

幸子「退場できないんですよ! こんなに呼びとめられちゃ、ね?」

ちひろ(……あ。パラシュートひっかかってる) 


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 01:21:18.35 :PSlQUwv20

幸子「ふふーん、まぁまぁのライブでしたね」

P「流石幸子は向上心があるな! ははは!」

幸子「まぁ、ボクですから……ってあれ? プロデューサーさん、いつの間に降りてきたんですか?」

P「あぁ、ちょっと飛び降りただけだ」

幸子「なんだ、なるほど」

P「ははは、しかし大盛況だったな!」

幸子「まぁ、ボクが天使だというのは周知の事実でしたけれど。それを改めて認識し直したんでしょうね!」

P「そうだな! ははは!」

幸子「あははは!」

P・幸子「「あはははははは!」」

ちひろ(何あの事務所怖い……)


おわり 


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/13(火) 01:22:16.93 :PSlQUwv20

書きたいもの書けなかった感
次回はもう少しまとめてから書きます

保守支援ありがとうございました 


元スレ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1352727226