1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 00:16:01.81 :smXlupGJ0

千早「お早うございます。」ガチャッ

貴音「・・・」スッ

春香「・・・」ドヤッ

P「・・・」プルプル

千早「・・・し、失礼しましたっ!!」バンッ

千早「・・・(間違いない・・・765プロよね?じゃあさっきの状況は何?!」

千早「(異様な気配を纏った春香が四つんばいになったプロデユーサーの上に座りその横で四条さんが跪いていた・・・)」

千早「(何がどうなったというの!?)」 


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 00:22:20.81 :smXlupGJ0

響「ち・・・千早ぁ・・・」ブルブル

千早「!?我那覇さん!大丈夫?震えが止まらないようだけど・・・」

響「うぅ・・・自分ひとりで寂しかったさー。春香が・・・春香が・・・」ウワー

千早「落ち着いて・・・取り合えず今までの状況を簡単に説明して。話をしているほうが落ち着くわ。」

響「うっ・・・じ、実はさっきまでは貴音がキャピキャピしてたんだ・・・でもそれが治ったと思ったら今度は春香が・・・」

千早「・・・?(キャピキャピしてる四条さん?)」 


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 00:27:06.32 :smXlupGJ0


春香「貴様・・・余の名を呼び捨てたうえにあまつさえ手を差し伸べるなどと愚行・・・」

春香「ここまでの屈辱を受けたのは初めてだ・・・それも貴様のような者に・・・だ」

P「あっ・・・あのぉ・・・」

春香「・・・まぁよい。これを許すのもまた王としての責務。許そうではないか。寛大な心でな。」

P「・・・どちら様ですk」ドギャン

春香「流石に今のは許せぬなぁ・・・王たる余の名を知らぬとは・・・」 


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 00:29:52.67 :smXlupGJ0

春香「余の名は天海春香。この名、しかと胸に刻み込め」

P「・・・・」ピクピク

響「・・・(なんだ!?この春香・・・いつもと違うぞ・・・」ブルブル

貴音「おやめなさい春香。あまり暴力を振るうのはよくありません。」 


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 00:38:11.56 :smXlupGJ0

春香「・・・まさかとは思うが・・・今、身の程もわきまえず余に私見をもうしたか?四条貴音。」

貴音「春香、何があったのかはわかりませんが今までの行為は明らかに度を越しています。」

貴音「今ならまだ許してもらえるでしょう。さぁ早くお謝りなさい。」

春香「・・・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ

春香「・・・ふっ。」

響「ビクッ」

春香「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

春香「アーッハッハッハッハッハッハッハ・・・久方ぶりだ。」 


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 00:42:35.55 :smXlupGJ0

春香「久方ぶりに余に反する輩が現れたぞ!」

春香「四条貴音。残念ながらそなたの話を聞き入ることはできぬ。」

春香「だが、どうしてもというならかかってまいれ!・・・余はいつでも良いぞ・・・」スッ

貴音「・・・」

響「たったかねぇ・・・」

貴音「致し方ありません。」スウッ 


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 00:48:18.02 :smXlupGJ0

一応キャピキャピになった貴音の続編のつもりです。よろしくお願いします

春香「・・・・」

貴音「・・・・」

春香「・・・・」

響「・・・・」ゴクリ

貴音「・・・・」

貴音「・・・・・グッ」グラリ

響「!?たかねっ!!」ダッ

春香「・・・安心しろ。急所は外しておいた。」

貴音「うう・・・」

響「よくも貴音を・・・許さないぞ!!春香!今度は自分と戦え!!」




14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 00:53:33.80 :smXlupGJ0

春香「余に逆らう者は殺す・・・だがそれは相手が無能だったらの話だ・・・」

春香「どうだ四条貴音?余の配下に加わらないか?」スッ

響「コ、コラー自分を無視するなー!!」ガウゥ

貴音「・・・断ります。敗北をきした以上、生き恥を晒すつもりはありません。殺しなさい!!」

春香「・・・で、あるか・・・」 


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 00:58:55.93 :smXlupGJ0

春香「だが、貴様はもう余の言葉に逆らえぬはずだ・・・のう?そうであろう?四条貴音。・・・『余の配下になれ』」キュイーン

貴音「・・・」キュイーン

響「な、何をやってるかわからないけどこれ以上自分を無視すると本当に痛い目見るぞ!!」ウガァ

響「さぁ貴音!今度は自分と一緒に変になった春香と戦うサー!!」b

貴音「・・・はい。貴方に尽くしましょう・・・はるか様」ウットリ

響「」


響「・・・・ってことがあって今自分も逃げてきたところサー・・・」

千早「」 


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 01:10:21.43 :smXlupGJ0

千早「・・・とても信じられない話だけど事実なのよね・・・ということは今ここで正気なのは私と我那覇さんだけってことなのね・・・」

響「そうだぞ・・・その後プロデューサーも命令されて春香専用の椅子にされちゃったんだ・・・」

千早「取り合えず春香を元に戻さないと・・・でも。かなり厳しい状況ね・・・」

千早「(まさか春香がこんなことになるなんて・・・ここは親友として助けてあげないと・・・)」

千早「(でももし私も四条さんのように春香の下僕にされてしまったら?私は我那覇さんのお陰で春香の危険性に気づけたけどきっと他の人たちはそうは行かない・・・)」

千早「(私がなんとかしないと・・・765プロのみんなのために!!)」

千早「(ガンバレ!ちーたん!!。負けるな!ちーたん!!)」ウフフ

響「・・・(もしかしてまともなの自分だけか?)」 


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 01:16:58.66 :smXlupGJ0

千早「・・・」ハッ

千早「と、とにかくこれからどうするか一緒に考えましょう。このままだと犠牲者が増える一方だわ。」

響「そうなんだ・・・だから自分も仲間を増やそうと階段で待ってたんだ。」

千早「そうね・・・まずはここで待機して、みんなが揃ってから反撃に出ましょう。」

やよい「うっうー!おはよーございますぅー」イッエーイ

千早・響「」 


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 01:23:18.06 :smXlupGJ0

千早「ダ、ダメよ高槻さん!今事務所に入った・・・」

響「いや、これは案外イケるかもしれないぞ・・・」

千早「?どういうことかしら?」

響「確かに今の春香は悪魔のようだぞ・・・でも、流石にやよいみたいな子供には手を出さないと思うんだ。」

響「そしてやよいの純粋な心に触れているうちに・・・」

千早「!!元の春香に戻るかもしれない!!・・・でもそうじゃなかった場合高槻さんは・・・」アウアウ

響「確かに・・・でも、事務所がダメになるかならないかなんだ・・・やってみる価値はあるはずさー!!」

やよい「はるかさん。おはよーございますー!!」

春香「ああ、よき朝だな。」



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 01:32:17.80 :smXlupGJ0

やよい「?なんか・・・今日の春香さんいつもとちがうかもー?」

千早「ああ高槻さん・・・あまり春香を刺激しないでー」コソコソ

春香「・・・余はいつもと変わらないぞ。だが、そう思うのはそれは高槻やよいが余のことをあまり知らなかったということだ・・・」

やよい「えー!そーなんですかー?」

響「・・・大丈夫だ。問題ないようだぞ」

やよい「確かに私あんまり春香さんのことよく知らなかったかもー」

春香「で、あるか」アシクミッ

やよい「はいっ!!だって私、春香さんがお馬さんごっこが好きだったなんて知りませんでしたー」エヘッ

春香「」ビキッ

千早・響「」アングリ




23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 01:37:58.74 :smXlupGJ0

やよい「私も小さいときにちょーすけとかずみと一緒によくお父さんのお馬さんに乗せてもらいましたもーん」

やよい「春香さんもそういうところあるんですねー」

P「・・・ブフゥ」

春香「・・・・」

春香「・・・ふっ仲の良い家族だな・・・大事にするがよい。」

やよい「はいっ!!」

千早「流したわ!!」

響「流したぞ!!」 


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 01:43:48.90 :smXlupGJ0

やよい「・・・」ジーッ

春香「・・・・・・」

やよい「・・・」ジーッ

春香「・・・乗るか?」

やよい「・・・いいんですかぁ!!」パーッ

春香「よいぞ・・・さぁ近うよれ・・・」

やよい「はいっ!!おじゃましまーす」チョコン

P「はうぅ・・・」プルプル

やよい「えへへ、高いですー」ニコニコ

春香「ふふふ・・・」ナデナデ

千早「・・・失敗ね・・・」

響「それどころか可愛がられてるぞ・・・」

美希「おはようございますなのー」

千早・響「!?」





27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 01:55:25.52 :smXlupGJ0

千早「しまった完全に油断したわ!」

響「美希・・・がんばってくれぇー」

美希「・・・あれ?貴音はどうしてそんなところでずっと座ってるの?」

美希「あーっそれに春香とやよい!ハニーお馬さんにして座っただめなのー!!ハニーの背中は美希専用なの!!」プクー

春香「今のは聞き捨てならんなぁ・・・星井美希よ・・・それは、余の所有物を奪うということ・・・か?」

美希「ビクッ・・・」

千早「終わったわ・・・」

響「・・・終わったぞ」



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 01:59:58.19 :smXlupGJ0


美希「(・・・なんなのなの!?今日の春香いつもと違うの・・・なんだか逆らえないって感じ・・・)は、春香・・・さんのなら仕方ないの・・・美希あきらめるね」ガタガタ

春香「・・・チッ・・・まぁ賢明な判断だ」

春香「それよりも小腹が空いた・・・何か買って来てくれぬか?」

美希「はっハイなの!!都内で一番のチーズケーキ買ってくるのー!!」ダッシュ

やよい「あーっ私はモンブランがいいですー」

響「・・・美希・・・でも、犠牲は無駄にしないぞっ!!きっと・・・きっといつかは・・・」

千早「・・・もう無理よ・・・」ボソッ

響「・・・え?」

千早「あの四条さんが勝てなかった相手ですもの・・・私たちでどうにかなるはずなかったのよ・・・それに・・・」

響「それに?」 


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 02:06:02.02 :smXlupGJ0

千早「始めは話を聞いていて元の春香に戻って欲しいと思ったわ。・・・けどこうしてみて考えが変わったの」

千早「今あそこにいるのも春香なんだって。」

響「・・・」

千早「だから私、春香について行く。そしてあの春香と一緒にトップアイドルを目指す。」

千早「・・・それがちーた・・・私の出した答えよ。」

響「・・・・・」

響「・・・そうだよな」

響「春香は春香なんだ!自分、さっきも同じこと考えてたのにすっかり忘れてたぞ。」

千早「たとえどんなに相手が変わろうと。それが間違っていない限り一緒に目標に向かって歩いていく。」

響「それが・・・」

二人「仲間だもんげ!!」 


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 02:13:22.59 :smXlupGJ0

>>29
一応続編という形で書いているのでそのことをわかってもらおうとしたのですが・・・今後は控えます

あずさ「皆さんお早うございますー今日は迷わず来れたわ」うふふ

千早「!!あずささんいつの間に!?」

響「てかさっきから自分たち見逃しすぎだぞ・・・」

あずさ「・・・あらまぁ春香ちゃんそんなことしてちゃプロデューサーさんがかわいそうよ。」

千早「あ、あずささんこれには理由が・・・」

あずさ「ダメよ千早ちゃん!いくら友達でもいけないことはいけないって言ってあげないと!!」



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 02:18:22.09 :smXlupGJ0

春香「・・・なるほど。余に意見するか・・・ちょうど退屈だったところだ。少し相手してやろう。」スッ

響「は、春香様!あずささんは悪気があったわけじゃないぞ!!自分が変わりに謝るから許してくれー」土下座

あずさ「春香ちゃん・・・おイタはだめよ・・・」ズイ

春香「・・・な、中々やるではないか・・・ど、どうだ?余とともに世界を・・・」

あずさ「ダメよ・・・・」ズイッ

春香「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ご、ごめんなさぁい」ボロボロ

あずさ「うふふ。春香ちゃんはいい子ね。」うふふ

おわり 


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/29(月) 02:21:55.58 :smXlupGJ0

遅くまでありがとうございました。閣下ものは自分もよく目にするので上手く差別化できたらいいなと思いましたが上手にできませんでしたね・・・
次ぎやるとしたらまたそれまでに無いキャラをやってみたいと思います
それではありがとうございました。 


元スレ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1351437361